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仕事行きたくない時におすすめの対処法|生活とマインドを変えるには?

Edit by Ryo

仲のいいメンバーを作る

仕事の楽しみは、仕事内容そのものだけでなく、チームメンバーとの関係性からも影響を受けます。同じ部署やプロジェクトのメンバーとの良好な関係は、仕事の質や効率を上げるための大事な要素となります。

仕事に行きたくないときこそ、ランチや休憩時間におしゃべりする、共通の趣味や関心を共有するなど、積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。親密なメンバー同士で協力すれば、チーム全体の雰囲気や成果を向上させる要因につながります。

コミュニケーションを活性化させる

親密なメンバーを作る目的でなくても、仕事に行きたくないと感じたときには、ともに仕事をするメンバーとのコミュニケーション量を増やしてみるのも有効な手段です。

定期的な進捗報告や目標の共有、悩みの相談など、コミュニケーション量を増やすことは、孤独感の解消や信頼関係の構築につながります。仕事の中でメンバーと協力する機会も増える可能性も高くなり、新たなやりがいを見つけるきっかけになるでしょう。

自分にご褒美を作る

仕事を頑張った後のご褒美は、モチベーションを保つための大切な要素です。

仕事に行きたくないと感じたら、仕事の疲れやストレスを解消するために自分へのご褒美を用意してみましょう。「好きなスイーツやドリンクを楽しむ」「休日に趣味を満喫する」「欲しかったアイテムを購入する」などのご褒美は、次の仕事へのモチベーションアップにつながるはずです。

マインドを変えてみよう

仕事に行きたくないと感じたときこそ、自分のマインドを変えることが重要です。もし、仕事に行きたくないと感じるなら、仕事の中での楽しみややりがいを探すことで、仕事に対する考え方を変えることができるはず。

とくに、日本では勤勉さやストイックさを美徳とする文化が根強く存在します。そのため、仕事に行きたくないと感じても「我慢して頑張らなきゃいけない」と考える人も少なくないでしょう。

ですが、もっと大切なのは、自分がのびのびと頑張れる環境を作ること。マインドを変えるための行動も、自分のための環境を作る重要な手段のひとつです。

ここまでご紹介した対処法は、どれも仕事に行きたくないときのマインドを変える上で効果的です。ご自身の特性や状況に合わせて、仕事の中に取り入れてみてください。

会社・仕事に行きたくない時に避けたいNG行動

会社や仕事に行きたくないと感じたとき、私たちはついネガティブな行動や言動を取ることがあります。それは自然なことではありますが、結果的に自身をさらに追い込んでしまう可能性も高く、注意が必要です。

ここからは、会社や仕事に行きたくないときに避けるべき行動について解説していきます。心当たりのあるものはないか、自身の行動を振り返ってみましょう。

ネガティブな発言を繰り返す

仕事に行きたくないと感じることによる不満やストレスを、ネガティブな発言として発散したくなることも多いでしょう。

しかし、「仕事が嫌だ」「もう無理だ」「誰も助けてくれない」という言葉は、逆にそのような考え方をさらに強固にしてしまいます。そのため、仕事に行きたくないという気持ちから立ち直ることが余計に難しくなってしまうのです。

そのような発言は、自分の気持ちだけではなく、周囲の人たちにも悪影響を及ぼし、対人関係が悪化してしまう可能性があります。

ネガティブな発言をする代わりに、自分の感情や考えを第三者視点で観察してみるのがおすすめです。感情や思考にとらわれる前に、自分で把握しコントロールしやすくなります。

自分を追い込む

仕事に行きたくないと感じていても、無理して仕事に行こうとする人も多いでしょう。ですが、自分を過度に追い込むのはストレスや不安を増加させる原因となります。その結果、仕事に行きたくないという思いがどんどん強くなってしまうことも。

とくに、「完璧にやらなければならない」「役に立つ人間でなければいけない」といった過度な期待やプレッシャーは、心身の健康を損なう可能性があります。

自分の限界を理解し、適切な休息を取ることで、自分を追い込むことなく仕事を続けられるようになります。仕事に行きたくないと感じたら、より自分に優しくするように心がけましょう。

自分を責める

仕事に行きたくないと感じると、つい自分を責めてしまうことも多いはず。しかし、「自分はダメだ」「普通の人より劣っている」といった自己否定的な思考は、自信や自尊心を低下させます。その結果、仕事に行きたくないという感情を変えることが逆に難しくなってしまうのです。

過度に自分を責めてしまうと、「『自分を責めている』ことについて自分を責めてしまう」という負のループにはまってしまうことも。

仕事に行きたくないと感じることは、珍しいことではありません。責めるのではなく、それだけストレスが溜まっているサインとして認識し、自分自身をケアできるようになるのが理想的です。

職場の人に当たる

仕事に行きたくないと感じるほどのストレスや不満は、時に他人に対して攻撃的になる原因にもなります。「あなたのせいで仕事が遅れるんだ」「もっとちゃんとやれ」といった攻撃的な発言は、職場の雰囲気を悪くし、人間関係を悪化させる原因になります。

もし職場の人にイライラしていたら、それはもしかしたらあなた自身の調子が優れていないサインかも。仕事に行きたくないときこそ、一旦立ち止まって、自分を労ってあげる必要があるかもしれません。

一人で全てを我慢してしまう

仕事に行きたくないと考えてつらくなってしまっても、一人で抱え込んでしまう方もいらっしゃるでしょう。他人からのイメージが悪くなってしまうことを恐れて誰にも相談できずにいると、孤独感が増していき、さらに大きなストレスを抱く原因となります。

信頼できる同僚や上司、または友人や家族に相談することに、大きな抵抗を感じるかもしれません。ですが、きっとあなたを支えてくれる人はいるはず。仕事に行きたくないときこそ、誰かに頼って安心感を体感することが大切です。

Ryo

Writer

心理学部卒。金融系の正社員ライターとして勤務しながら、メンタルヘルスやライフスタイルといったジャンルでも執筆。珈琲は自分で淹れる派。