仕事の気分転換の方法15選!ストレスの原因から探す、メンタルケアの秘策

Edit by Ryo

気分転換をすることで得られるメリットは?

気分転換すると、さまざまなメリットが得られます。

たかが気分転換と感じるかもしれませんが、実は脳や内分泌系においてさまざまな効果を発揮してくれるのです。この記事では、気分転換による次の3つのメリットについて解説していきます。

  • 頭がスッキリし、思考が整理できる
  • ポジティブに考えられるようになる
  • 時間を無駄にしない

頭がスッキリし、思考が整理できる

気分転換することで、頭がスッキリし、思考や感情が整理されます。

気分転換によって、集中力や記憶力・判断力などが低下する原因となるコルチゾールが抑制されます。一方で、幸福感をもたらすセロトニン、集中力を高めるドーパミンの分泌が促進されるわけです。

さらに脳に血流や酸素が行き渡るため、認知機能も向上。気分転換によって頭がすっきりする感覚には、実は科学的エビデンスがあります。

ポジティブに考えられるようになる

気分転換することで、ポジティブに考えられるようになるというメリットもあります。

気分転換によって、ストレスレベルが低下し、気分や感情がよりポジティブに。先述したような生理的メカニズムはもちろん、ストレスフルな環境から一旦離れるだけでも気分に変化が生まれますよね。

行き詰まってしまっていると感じていても、距離を置くことでまた違った考え方ができるのです。

時間を無駄にしない

気分転換することで、時間をより有効に使えます。

低下した集中力や生産性を再度向上させるうえで、気分転換はやはり効果的。内分泌系や神経系、血行を整えることによって脳の働きも活発になり、新たなアイデアや発想も生まれやすくなります。

仕事のペースが落ちてきたときは、休憩や気分転換が必要な合図です。仕事の手を止めるのは時間の無駄だと感じるかもしれませんが、より長期的に考えればむしろ効率的かもしれませんね。

手軽にできる気分転換の方法15選

ここまで気分転換が必要なシチュエーションや気分転換のメリットについてご紹介してきました。それでは、具体的にどうやって気分転換をするのが効果的なのでしょうか?

いよいよ、本題である「気分転換の方法」を15個ご紹介します。手軽にできるものをチョイスしたので、生活の中で試しながらご自身に合ったものを見つけてみましょう。

アロマを炊く

アロマを炊くことは、手軽にできる気分転換の方法として人気です。

アロマの香りは、脳に直接作用してさまざまな効果をもたらすと考えられています。脳の神経細胞が刺激されるため、交感神経と副交感神経のバランスが整い、心身のリラックスや集中力の向上といった効果が期待できます。

香りによって、もたらされる効果もさまざま。リラックスしたいとき、集中したいときなど、シチュエーションに応じた香りを楽しんでみましょう。

作業の間に仮眠をとる

気分転換の方法として、作業の間に仮眠をとってみるのもおすすめです。

15分程度の仮眠をとることで、疲労回復や集中力・創造性の向上に繋がります。仕事の手を止めて短時間の仮眠を取るだけで、さまざまなメリットが得られると研究によって証明されています。

たくさん寝ればいいというものではなく、15~20分程度に抑えるのが重要です。長すぎる昼寝は、逆に頭がぼーっとしてしまうでしょう。

掃除や、整理整頓をする

掃除や整理整頓は、手軽にできる気分転換の方法のひとつ。掃除や整理整頓することで、ストレス解消はもちろん、達成感や創造性の向上に繋がります。

乱雑な環境では、頭の中も落ち着かないものです。定期的に部屋をきれいにすることで達成感が得られますし、集中力や創造性にもポジティブな影響が生まれます。

無理のない範囲で、まずは自分が好きな場所からきれいにしてみましょう。

軽いストレッチやマッサージをする

軽いストレッチやマッサージも、手軽にできる気分転換の方法としておすすめです。

ストレッチやマッサージによって筋肉の緊張が緩和され、副交感神経が優位になります。そのため、心身ともにリラックスした状態になるわけです。

また、血行が促進され疲労物質が排出されやすくなる、脳がリフレッシュされ集中力が向上するなど、メリットがたくさん。好きな音楽やアロマも一緒に楽しむことで、気分転換の効果が更に高まるでしょう。

コーヒーなどで一息入れる

手軽にできる気分転換の方法として、コーヒーなどの飲み物を片手に一休みするのも有効です。

コーヒーに含まれるカフェインは脳を覚醒させる作用があり、気分転換や集中力の向上に役立ちます。またコーヒーでなくても、お気に入りの飲み物を味わうのは気分が良くなりますよね。

飲み物を味わう際は、いつもの仕事場所から離れて休憩をとるケースも多いでしょう。そのため、環境の変化によるリフレッシュ効果も期待できます。

コーヒーを楽しむ際は、自分の体調に合わせて適量のカフェインを摂るようにしましょう。

Ryo

Writer

心理学部卒。金融系の正社員ライターとして勤務しながら、メンタルヘルスやライフスタイルといったジャンルでも執筆。珈琲は自分で淹れる派。