

せっかくの休日…泣ける映画を見て発散したい!

休日や寝る前の楽しみとして、映画を鑑賞している人も多いでしょう。映画のほとんどがフィクションですが、その世界観に没頭できたり、物語の内容に笑ったり泣いたりできるのが魅力的。近年では、映画館に限らず、サブスクリプションサービスなどでも、過去の映画を見ることができるため、日常的に楽しめるようになりました。
映画にはコメディや恋愛もの、アニメなどさまざまなジャンルがありますよね。ふとしたときに見たくなるのが「泣ける映画」。たとえ過去の映画であっても、悲しい内容はもちろん、感動したり胸を締め付けられたりする話が定期的に話題になる映画ほど、さまざまな人の心に残るものです。
予定のない休日、涙する映画を鑑賞して感情やストレスをデトックスするのもおすすめです。
号泣するのは身体にいいって本当?涙活のメリット

「涙にはデトックス効果がある」「泣いた後はスッキリして前向きになれる」とよく聞きます。号泣した後は身体も心も前向きになれるそうで、涙は医学的にも有効といわれています。号泣することが身体にいいといわれる理由を簡単にご紹介します。
ストレスホルモン「コルチゾール」の値が低下する
ストレスホルモンと呼ばれている「コルチゾール」。この値が高くなると心身に悪影響を及ぼします。泣くことで涙とともにコルチゾールが体外に排出され、デトックス効果があるとされています。
涙を流すことでコルチゾールの値が低下し、さらにはストレス値をも下げてくれるため、泣いた後にスッキリした気持ちになるのです。
混乱や怒りの感情が軽減する
怒りや混乱は人間らしい感情ですが長く続くと自分自身でさえも、疲弊してしまう要因となります。
泣いて涙を流すことで、自分の気持ちに気付いたり、不安感と向き合ったり、自分の中にある感情と向き合うことができます。我慢していたことや混乱していたことに対し、冷静になるためにも泣くことは重要です。
脳内ホルモン「エンドルフィン」が増加する
エンドルフィンとは、苦痛を和らげるホルモンのことです。エンドルフィンは、モルヒネなどよりも強く作用するといわれていて、痛いときや苦しいときに涙を流すことで、その痛みや苦しみを緩和する効果があります。
悲しい物語を見て胸を痛めたり、なんだか苦しい気持ちになったりするのは、涙を流すことでエンドルフィンが増加し、その効果によって緩和へとつながるからです。
免疫力が高まる
泣くことで、体内の免疫力を左右するリンパ球が活性化し、病気の原因となるウイルスや細菌などを撃退するといわれています。
また、泣くことで目などから入り込んでくる粒子や小さな病原体などを洗い流せるため、体の内側からも外側からも免疫力を高めることが可能です。
すっきりして冷静になれる
泣くことで副交感神経が優位となり、身体がリラックスした状態になります。気持ちが落ち着き、モヤモヤしていたものがスッキリとした感覚になれるでしょう。
睡眠以外で副交感神経を優位にするには涙を流すことがいいといわれているほど、効果的な方法です。睡眠と同じくらいリラックス効果があるようです。
ボロボロ泣ける感動の名作!泣ける映画15選【邦画】

美しい描写や繊細な作りが話題になる日本の映画。海外でも配信されるのを待ち望んでいる人が多い名作をはじめ、アニメや日本ならではのエモさのある作品など、その世界観は多岐にわたります。ここでは邦画のおすすめを15本ご紹介します。
すずめの戸締まり(2022年)
世界中で知られる新海誠監督の作品。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出た少女とその少女の成長物語です。
コロナ禍に公開されたこともあり、苦しい日々を映画に重ねて見る人が続出。あらゆる災害や震災、穏やかだった日々、戻ってくるかわからない日常、後戻りできない現実、そしてその災害のなかで揺れ動く大きな感情は、涙なしには見れないアニメーション映画です。
花束みたいな恋をした(2021年)
YouTubeをはじめとするSNSでの感想・コメントが話題を呼んだ、エモさとリアルが時代の男女の等身大に近い物語。同世代の若者からは共感の声が続出しました。
趣味や価値観が合って付き合い同棲するようになった、どこにでもある恋人の話と思いきや、どこかですれ違った歯車を戻すことができず、二人の未来のために別れることに。別れるまでの過程と付随する複雑な感情は一言で言い表せないからこそ、泣くことしかできない作品です。
糸(2020年)
中島みゆきのヒット曲「糸」をモチーフに作られた名作。平成元年に生まれた男女の18年間、平成の移り変わりとともに描かれた男女の物語は「あの頃はこうだった」と、思いを馳せるシーンが多いかもしれません。
人間としての成長や断ち切れない思い、進んでいく時間や時代、平成から令和まで多くのことが変化し、自分たちの変化にも戸惑う二人と周りの人間模様を「私」視点から見れることで世界観に没入して涙することでしょう。
万引き家族(2018年)
小学生以下の子どもが視聴する際、保護者の助言・指導が必要とされるPG12レイティングがされた映画です。
不穏なタイトルではありつつも、現代社会のどこかで起こっているかもしれない現実に近い話です。年金だけでは足りない生活費を犯罪と知りながらも家族ぐるみで万引きすることで補いつつも、笑顔あふれる一家族の日常。ある事件をきっかけに、家族がバラバラになりこれまでの関係性やちょっとした違和感に気づき始めます。子どもたちの思いや表情に涙すること間違いなしです。
君の膵臓をたべたい(2017年)
衝撃的なタイトルと中身の繊細さが話題となり、大人から子どもまで涙する人が続出した恋愛を含めた青春小説が原作です。
とあることをきっかけに、クラスメイトの女子と仲良くなった「僕」。10年のときを経て教師になった「僕」が、生徒との会話をきっかけに思い出す10年前のこと。最後まで見るとタイトルの意味がわかるとともに、涙が止まらない理由もわかるでしょう。
8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年)
結婚式を控え幸せの絶頂だったはずの二人。突然訪れた、僕のことだけを覚えていない恋人。少しずつ少しずつ疲弊していく主人公と、自分の気持ちや周りから聞く自分と彼との関係が思い出せず、罪悪感を募らせる彼女の心情を描いています。「気を強く持つこと」それがどのくらい難しいのか、ただただ過ぎていく時間の流れを止められない無力さ…。
親、子ども、友達、恋人、どの立場となって見ても涙の止まらない実話を元にした感動作です。
そして父になる(2013年)
もしかしたら身近で起こっているかもしれない「赤ちゃんの取り違え」を、リアルな心情とともに描き出した映画です。出産・育児、産院での話を母親ではなく父親が主題になった映画は、珍しく話題となりました。
6歳の誕生日に自分の息子が取り違えられたことを病院から知らされます。これまで我が子と思ってきた息子、血のつながりがないこと、誰を責めればいいのかわからない葛藤、子どもを交換することの不条理さと罪悪感…。最後まで見れば「涙が止まらない」意味もわかるでしょう。
永遠の0(2013年)
忘れてはいけない戦争の歴史。自分と同じ年齢のときに特攻に志願し、命を散らせた祖父。零戦乗りとしての凄腕であったにもかかわらず、生還することにも執着し周りからの非難を浴びていた祖父。
命を守るとは、自分だけでなく家族を守るとは、そして生きて立て直していくとはどういうことなのかを学ぶ映画です。戦時中の心情や環境、想像するしかできない現代の若者である「僕」の視点から描かれる二つの世界線と、今生きていることがどういうことなのかを考えるきっかけにもなるでしょう。
八日目の蝉(2011年)
ヒューマンサスペンスでありながら、そこには確かに人の絆や情というものを感じることのできる作品です。
自らが母親になれない絶望から、不倫相手の子を誘拐し自分の娘として育てていく主人公。のちに実の母親の元に戻った子どもは、その事実を知り心を閉ざす。大人たちの勝手な感情で振り回された子どもの複雑な感情と、男女の気持ちの揺れを表す映画です。
余命1ヶ月の花嫁(2009年)
がんのため24歳6カ月で生涯を閉じた一人の女性の物語。涙なしでは見られない名作として、公開された2007年から現在に至るまで「泣ける映画の代表作」といわれています。
出会った頃には、すでに乳がんで手術も決まっていた千恵。幼い頃からの夢「ウェディングドレスを着ること」はこのままでは叶わない。友人たちは彼女の恋人・太郎とともに結婚式の準備を進め、千恵の夢を叶えようと奮起します。
友人・恋人・親・周りの人たちに感謝したくなる名作です。
容疑者Xの献身(2008年)
推理小説ながら、感情や人間関係が大きく揺れ動き、気持ちも揺さぶられる作品です。愛情とは何か、どのように使い、どう表現すればいいのか、人を愛するとはそもそもどういうことなのかを涙とともに考えたくなります。
見つかった惨殺死体、天才物理学者で通称“ガリレオ”の湯川(福山)に助けを求めた内海刑事(柴咲)。容疑者として上がっている人間が自分の関係者だった…湯川と周りの人間関係にも注目です。
おくりびと(2008年)
喜びの結婚式は映画になっても、お葬式がメインとなる映画は少なく、これまでの常識を覆した作品です。ひょんなことから、元チェリストの大悟は遺体を棺に納める「納棺師」という職業の見習いに。職業を通してさまざまな死と死の周りの家族と向き合います。
忌み嫌われがちな遺体を棺に納める「納棺師」という職業だからこそわかる、死と向き合うこと、尊厳や人と向き合うことの重要性に触れられるでしょう。
ALWAYS 三丁目の夕日(2005年)
舞台は昭和33年の下町。まさに「街全体で子どもを育てる」なんて時代の下町で暮らす人々の日常や悲喜を描いています。
何でも便利になった時代、お金がかかる時代になった現代。もちろん良いことですが、疲弊してしまいそうなタイミングもあるでしょう。
この映画を見れば、なんとなく、どこか懐かしくも温かい、その時代に生きていたわけではなくとも「帰りたいな」と思える温かみのある映画でしょう。
世界の中心で、愛をさけぶ(2004年)
公開された後、日本中に“セカチュー”ブームを巻き起こした伝説の作品。主人公・朔太郎と初恋相手アキの甘く切ない純愛、原作を元に二つの時間軸を交錯して描かれる恋愛作品です。
愛する人とのかけがえのない時間、迫る病魔、現実は変えられない、観客全員が「変えられたらいいのに」と願ってやまないシーンばかりです。お互いを想い合いながらもどうしていくのが最善なのか、二人にとっての未来はどのようなものだったのか、美しい愛でありつつ、この世に魔法があるわけではなく別れが来ることを考えさせられます。
いま、会いにゆきます(2004年)
死んだはずの妻と再会を果たした夫と息子、かけがえのない時間を過ごすのにはタイムリミットがあります。自分を産んだことで、母の寿命を縮めたことを後悔する息子の絵本には「雨の降る季節に戻ってくる」という母の言葉が残されています。
「人は死んだら、生き返ることはない」「もう一度、会えるなんてことはもうない」そんなことはわかっているからこそ、この時間は愛しいものだと再認識させられる映画です。
ボロボロ泣ける感動の名作!泣ける映画14選【洋画】

海外の泣ける映画は、感動するものや悲恋なものだけではなく、ユーモアのある作品や笑って泣ける映画も多く存在します。ここでは、数多くの洋画の中から泣ける洋画を14本ご紹介。洋画ならではの泣ける作品の世界観に浸れるでしょう。
ラ・ラ・ランド(2016年)
売れない女優とジャズピアニストの恋を描いたミュージカル映画。コロコロと変化するカメラワーク、ユニークでフレンドリーな仲間、コミカルな会話と、泣く要素がなさそうな作品なのに、なぜか涙が止まらない不思議な作品。
明るくPOPな音楽ではありつつも、甘さや幸福感だけでなく、切なさや悲しさも含んだ音楽が二人の関係を引き立てます。
最強のふたり(2011年)
時代背景から交わることはないであろう二人が、人生をともに歩み、友情を育んでいく物語です。
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年。共通点もなく、特別な関係もない二人。異なる家庭環境や変化する心情は、多くの人の心を揺れ動かします。
私の頭の中の消しゴム(2004年)
韓国で公開されたのち、日本でも人気となった作品。ある日恋に落ちた二人、結婚し順調な日々を過ごしていたなか、襲い来る病魔。診断名は「若年性アルツハイマー」。自分の家への帰り方すらもわからなくなってしまった奥さんと歩むことはどういうことなのか。
これからも続いていく「生活」と病気との戦い。愛情だけではどうにもならないけれど、愛情がなければ何もできない、二人と周りの人間の葛藤を描いています。
きみに読む物語(2004年)
全米でロングラン・ヒットを記録した感動作。邦画「世界の中心で愛を叫ぶ」に並ぶ純愛だと評された作品です。
療養施設で暮らす記憶を失っていた初老の女性に、1940年代のアメリカ南部の町で良家の子女と地元の貧しい青年の間に生まれた一人の男性が、純愛の物語を読み聞かせる。愛するということの大事さ、その愛の伝え方は多くの人の涙を誘います。
グリーンマイル(1999年)
大恐慌時代の1935年、刑務所の看守主任を務めていたポール。刑務所には、グリーンマイルと呼ばれる通路があり、そこを通って電気椅子に向かう受刑者たち。彼らに安らかな死を迎えさせてやることが仕事です。とある日に出会った死刑囚は、ひょんなことからポールが患っていた病気を治します。
死刑囚に治してもらった自分、これから死を迎える準備をすべき死刑囚、生きるとはどういうことで、生かされているとはどういうことなのか、今一度考える作品です。
海の上のピアニスト(1998年)
船上で生まれ育ち一度も船を降りることがなかったピアニストの生涯を描いた作品です。
豪華客船ヴァージニアン号の機関士ダニーは、ピアノの上に残されていた赤ん坊を見つけ育て始めます。成長したある日、乗客たちは世にも美しいピアノの旋律を耳にするのです。その美しい音色は、ピアノの上に置き去りにされ成長したあの赤ん坊が奏でた演奏によるもの。
鳴り響く音色、観客たちのうっとりとした顔、それらが幸せであると同時に人生の影でもあることに気づいていく、心情を写した物語です。
アルマゲドン(1998年)
ヒューマン・アドベンチャーでありフィクションでありながら「もしかしたら、未来でこういうことがあるのかもしれない」と固唾を飲んで見てしまう作品です。
「隕石の衝突・接近で人類滅亡の危機」「最後の希望はたった14人に託される」と、泣く要素がなさそうな映画ですが見終わった頃には泣いている人が多い作品。人類を救うことは、自分の家族を救うこと、これが成功するかしないかたった14人にかかる期待と不安。
「守る」とは「託される」とはどういうことなのか、愛しい人を守り、これからの未来を想像する幸福がどれほどのものか痛いほどわかるでしょう。
ライフ・イズ・ビューティフル(1997年)
強制収容所に送られたユダヤ人の父親が、幼い息子を守るためにとった行動からすべては始まります。私たち日本人が知ることのない、ユダヤ人の迫害や強制収容についても色濃く描かれ、不安や恐怖とともに過ごす日常。
優しさと愛情、そしてそれだけではどうにもならないことが世の中にはあると教えてくれる、美しくも残酷で泣ける映画です。
タイタニック(1997年)
船尾でのシーンを覚えている人も多いでしょう。実際に北大西洋上で氷山に衝突し、20世紀最大の海難事故となった豪華客船タイタニック号の悲劇をラブストーリーとともに描いた作品。
美しくチャーミングな恋愛は、誰もが憧れるロマンティックさ。洋画の美しいシーンが満載なだけでなく、タイタニック号の引き上げシーンから始まる切ない回顧は、時代を超えて美しい恋愛、儚くも二人でいることの尊さを教えてくれます。
フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年)
知能指数が人よりも劣りつつも、誰にも負けない俊足と清らかな心をもった男、フォレスト・ガンプの数奇な人生を描いた作品。多くのことを「俊足」が解決し社会人となった彼。小学校で出会った美しい少女ジェニー。運命的に出会いつつも、再会と別れを繰り返してしまう。
まっすぐで誠実、前を向いて一直線に走っていくのは素晴らしいことなのに、どこかで抱える孤独感と「人に合わせられない」ことへの疎外感。ジェニーと彼の関係は、常にどこかで交わりどこかで離れる、人と歩むとは、人の人生に関わるとはどういうことなのか知れる映画といえます。
レオン(1994年)
家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダ。家族を殺した相手への復讐を決意した、たった一人の12歳の少女と寡黙な凄腕の殺し屋レオンの奇妙な日々。
たった12歳、これから多くのことを吸収し楽しむ年齢とは思えない大人びた発言と眼差し、多くの不幸や出来事がマチルダを頑なにしたのでしょう。たった一人の少女が「家族を殺した相手に復讐する」という判断をしたその先を描いています。
ショーシャンクの空に(1994年)
あまりにも人間臭く、あまりにも感情が揺れ動く人間ドラマとして知られる作品。真っ当に生きていれば交わることのない二人の主人公。長年ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッドと無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディが、互いのことを受け入れつつ友情を育みます。
日本では1995年に初公開され、2022年には4Kデジタルリマスター版で公開されるなど、20年以上愛されている作品です。
ゴースト/ニューヨークの幻(1990年)
世界的大ヒットを記録したロマンティックファンタジー。時代が少し古いからこそのロマンティックさがあります。
銀行員のサムと恋人の陶芸家モリーは、プロポーズの日の夜、暴漢に襲われサムは息を引き取ります。自分を殺した暴漢がモリーを狙っていることを知ったサムは霊媒石の力を使い、危険を知らせようとするのです。
死してもなお自分の愛する人を守りたい「なんだかそばにいてくれる気がする」とは、きっとこういうことなのだと二人の愛を前にして泣ける作品です。
シザーハンズ(1990年)
ファンタジーながらも切ない要素がたっぷり詰まった本作は、日本でも公開後話題になり未だ多くのファンがいる作品です。
丘の上の屋敷に住む発明家に作られた、人造人間のエドワード。主人はエドワードを未完成のままこの世を去ります。ハサミの手(シザーハンズ)を持つエドワードは、セールスでやってきたペグに連れられて町に出ることに。
人と向き合う、自分以外と向きあい暮らすこと、周りと自分の乖離に気づき切なくなる気持ちは、世界共通です。
どれを見ようか悩む…映画を選ぶときのポイント

邦画・洋画だけではなく、アニメや韓国などの海外もの、学生の恋愛や病気などの悲恋ものなど、ジャンルごとに選んでも良いでしょう。また、好きな俳優やアーティスト、好きな国から選んでみるのもおすすめです。好きな俳優やアーティストがいなくても「この俳優さんが出るやつはいつもおもしろいな」「この俳優さんの演技好きだな」など、出演作品や出演俳優から選んでみるのも良いでしょう。
特に恋愛ものや刑事ものには同じ人が出ていることもあるため、自分が好きだったおもしろいと思った映画に出演している人の顔ぶれを確認してから、これからみる映画を選んでみるのもおすすめの方法です。
感動する映画を見て、涙活しよう!

涙活とは、意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことをです。つまり「映画や悲しい話を見て、泣いてストレスを発散しよう!」という活動です。
現代の社会で多くの人がストレスを抱えています。無理やり閉じ込めていたり、その体制に慣れてしまいストレスを抱えていることに気づかなかったりと、ストレス発散を意識的にしないといけない傾向にあります。
自分だけの空間、あるいは親しい人・信頼できる人だけの空間で、泣ける映画を見てリラックスしながら涙を流せば、日頃のストレスを軽減できるでしょう。
泣いた後には、スッキリと前を向けるような映画で涙活をしてみましょう。