

恋人にくっつかれるのが苦手…なんだか恥ずかしい…

好きな彼とくっつくの、なんだか恥ずかしくてちょっぴり苦手。自分が彼とイチャイチャしている姿を想像すると、自分のキャラに合っていない感じがして恥ずかしいと思う人もいるのではないでしょうか。
スキンシップは恋人同士だからこそできる特別なコミュニケーション。気持ちが安定したり幸せを感じたり、お互いにとってプラスになる作用があります。
オーソドックスな愛情表現になるので、スキンシップを避けて通ることは難しいもの。しかし無理して積極的に行う必要はありません。あなたのペースで少しずつ、できるスキンシップから克服したり、別の愛情表現をしたりしましょう。
今回はスキンシップが恥ずかしくて苦手に感じる心理や恋人との関係を保つ方法をご紹介します。自分の気持ちや対応方法を知ることで、パートナーとの関係性はより良いものになるでしょう。
カップル同士でのスキンシップが苦手なのっておかしい?

スキンシップと聞くと、手をつなぐ・腕を組む・ハグをする・キスをする……といったものが思い浮かぶ人も多いでしょう。周りのカップルを見たり友達カップルの話を聞いたりしていると、みんな積極的にスキンシップしていて、自分はスキンシップ苦手だけどこれっておかしいのかな?と考えることもあるかもしれません。
結論からいえば、スキンシップが苦手なのはおかしいことではありません。あなたと同じようにスキンシップが苦手という人は一定数います。心のなかでは憧れていても自分のキャラとの葛藤で、なかなか踏み出せず悩みの種になっていることもあります。
つい周りのカップルと比較して自分は変なのではと思うこともあるかもしれませんが、同じように悩んでいる人もいるので必要以上に不安にならなくても大丈夫ですよ。
スキンシップが苦手と感じる人の心理や特徴

ここではスキンシップが苦手と感じる人の心理や特徴について紹介していきます。どうしてあなたがスキンシップに対してハードル高く感じてしまうのか、ヒントが見つかるかもしれません。少しでも自分のことがわかれば、恋人に対するスキンシップの心構えも変わってくるかも。
1.恥ずかしがり屋
どんなに相手のことが好きでも、スキンシップを取るのが恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。この恥ずかしさから、苦手意識を持ってしまうこともあります。
恋人が人前でもスキンシップを取りたいという場合は、余計に恥ずかしさが倍増することもあるでしょう。考えれば考えるほど恥ずかしさの沼にハマって、どんどんスキンシップができなくなるように。
恥ずかしいという気持ちが積み重なるとスキンシップに対する感覚もネガティブになっていきます。
2.自分に自信がない
自分自身に対してコンプレックスを抱えていると、スキンシップに対して消極的になることがあります。コンプレックスを多く抱えていると、自分自身に過度に気を使ってしまうため、素直にスキンシップを楽しむことができなくなってしまいます。
今一度、自分のコンプレックスが何なのかを整理することで、苦手な気持ちを克服する道を探すことが可能に。スキンシップを楽しむ一歩を踏み出すことができるでしょう。
自己肯定感を上げる方法を知ると、人生も恋も楽しくなってきますよ。
3.過去の恋愛でトラウマがある

過去にスキンシップを拒否されたり、嫌なスキンシップをされたことがトラウマになってスキンシップが苦手と思う人もいるかもしれません。無意識のどこかで、過去の恋愛関係が絡んでくることがあります。
前の恋人とのスキンシップに何かしらのトラウマがあるとなると、克服するためにどうしたらよいか考える必要が出てきます。今目の前にいる恋人と過去の恋人は違う人物。あなたのスキンシップをもしかしたら受け入れてくれるかもしれません。
4.パーソナルスペースが広い
パーソナルスペースとは、他人に近づかれると思わず不快になってしまう空間のことをいいます。パーソナルスペースは人それぞれあり、広い人もいれば狭い人もいるもの。
パーソナルスペースが広い人は、無意識に周囲に対して物理的にも心理的にも距離を取りたい傾向にあります。スキンシップが苦手という人は、もしかしたらパーソナルスペースが人よりも広いのかもしれません。
時間をかけて恋人に対する警戒心を解いていけば、パーソナルスペースも少しずつ狭くなっていきますよ。
5.恋愛経験が少ない
恋愛経験が少ないと、そもそもスキンシップ自体に慣れていないため苦手と感じるケースがあります。男性と触れ合うことに対して極度に怖がってしまい、ぎこちなくなってしまうことも。
変な空気になってしまうと二人の間がギクシャクして、せっかくの楽しい付き合いが何だか気まずい雰囲気になってしまいます。スキンシップのイメージがなかなか浮かばない人は、周りがどんなスキンシップを取っているのかリサーチしてみるのもよいでしょう。
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スキンシップが苦手なままだとパートナーはどう感じる?

スキンシップは苦手だし仕方ないよね…と思っていたら思いもよらぬ結末を迎えるかもしれません。あなたはそのままでよいと思っていても、恋人がどう思うかはまた別問題。今の状況を恋人はどう思っているのかを知ることで、二人の関係がより良いものになるヒントが見つかるかも。
1. 「自分は嫌われてるのかな」と不安になる
スキンシップに対して消極的になっていると、もしかして自分は嫌われているのかなと不安になることがあります。不安が積み重なっていくと、後々になって爆発してしまうことも。
その不安を解消するためにより一層、スキンシップを取ろうとすることもあるかもしれません。そうなってくるともっとすれ違ってしまう可能性が出てきます。
恋人の不安をそのままにすることなく、相手が今の状況をどう思っているかを考えることでスキンシップに対する苦手意識が少しずつ減っていくかもしれません。
2. 浮気や心変わりを疑ってしまう
スキンシップが少ないともう自分のこと好きじゃないのかな、と心変わりを疑ってしまうケースもあります。浮気しているかもという最悪なことを考えてしまい、結果的に別れを告げられてしまう可能性が出てきます。
思わぬ誤解を招くと解消するのに時間がかかってしまうことも。解消されず誤解されたままだと、二人の関係がこじれてしまうかもしれません。ネガティブな疑いを持たれる前に、今の自分が打てる先手がないかを考えてみましょう。
3. 自分の気持ちが否定されたように感じる

スキンシップをしようと思っても拒まれてしまうと、自分の気持ちを否定されたように感じてしまうことがあります。自分の気持ちを否定され続けると、この人は自分の存在がなくても生きていけるんだと考えるようになり、付き合っている意味を見いだせなくなってしまいます。
スキンシップが拒まれる状況が続けば、自分の気持ちを受け入れてくれるほかの女性に目が移ってしまうことも。あなたのところから離れてしまう前に対策を考えるようにしましょう。
4. 寂しさを感じる
スキンシップを受け入れてもらえない状況が続くと、寂しさを覚えることもあります。せっかく付き合っているのにどこか距離を感じて、恋人のスキンシップも少しずつ減っていくかもしれません。
恋人からのスキンシップがなくなることで、あなたももしかしたら寂しさを感じるかも。そうなってからでは遅いので、恋人が寂しいと思う前に勇気を出してあなたからも何かを仕掛けるよう心がけてみましょう。二人の関係がまた一歩、前進する可能性が見えてきます。
5. 自分ばかりが努力しているように感じる
恋人ばかりのスキンシップになってくると、自分ばかりが努力しているように感じて虚しさを覚えることもあります。あなたが何もしてくれないことに不満を抱き、いつか怒りが湧いてくるかもしれません。
片方だけに負担が寄ってしまうことで、平等な関係が築けていないと思うように。恋人を頼るのは悪いことではありませんが、あなたからも行動を働きかけることで恋人は「この子なりに努力しているんだろうな」と思い、虚しさを感じることはなくなるでしょう。
恋愛においてスキンシップは重要?

そもそも恋愛においてスキンシップが重要なのかを考える人もいるのではないでしょうか。結論からいえばスキンシップは重要なものです。
スキンシップを通して相手に安心感を与えることができます。また言葉では伝えきれない愛情表現を伝えるためのコミュニケーションとしてもひと役買ってくれます。お互いの距離を縮めてくれるので、勇気を出してスキンシップを取るようにしましょう。
だからといって、無理に頑張る必要はありません。スキンシップはお互いの心地良さを演出してくれるもの。心地良い空気を大事にしたスキンシップをすることで、より二人の関係が進展します。
自分の意識や気持ちと向き合って、スキンシップのあり方について考えてみましょう。
恋人がスキンシップを求めてくるときの向き合い方

恋人がスキンシップを求めてくるけど、どうやって気持ちに応えたらいいかわからない人もいるでしょう。自分がなぜスキンシップが苦手なのかわかったなら、向き合い方についても考えてみるのが吉。恋人との関係がこじれないようしっかり向き合っていきましょう。
1. 恋人が安心できる言葉や態度でフォローする
態度に出すのが恥ずかしいなら、恋人が安心できる言葉を投げかけたり態度を見せたりしてフォローをするようにしましょう。恋人に対するアフターフォローがあるだけでもホッとさせられます。
「好きだよ」と言葉にしてみたり恋人のことを受け入れている態度を出したりすれば、恋人も安心してあなたのことを信頼するようになります。それだけでも二人の関係が安定してくるので、スキンシップが苦手なりのフォローを考えるようにしましょう。
2. 無理に応じず、自分の気持ちを正直に伝える
まだまだスキンシップに対する苦手意識が薄れないようであれば、無理に応じないのも一つの手です。だからといって、何も言わずに応じないでいると恋人からの信頼度が下がってしまうことも。
あなたが本当にスキンシップが苦手ということをあらかじめ伝えておくことで、恋人も理解してくれる可能性があります。ここで大事なのが、スキンシップが嫌というわけではないことをしっかり伝えること。そうすることで恋人も気負いすることなく、あなたに愛情表現を伝えてくれるようになりますよ。
3. 少しずつ慣れていく練習をする

苦手だからといってそのままにしておくと、慣れる機会を逃し続けてしまいます。少しずつスキンシップに慣れていくことで、スキンシップへのハードルの高さを下げることができるかも。
まずは肩を叩いてみたり、服の袖を掴んでみたりといったところから始めてみましょう。そこから少しずつ頻度を増やしてハードルを上げていけば、最終的に手を繋いだりハグをしたり…というところまで持っていけるかもしれません。
そこまでくればキスもできるようになってくるかも。ちょっとした積み重ねでスキンシップも慣れてくるようになりますよ。
4. 自分の「心地よい距離感」を恋人と共有する
恋人と関係を築くうえで、心地良い距離感というものはキーワードになってきます。どのくらいの距離感が心地良いのかを恋人と共有するようにしましょう。
もしかしたら、距離感に対する認識の違いがお互いにあるかもしれません。そこの認識を擦り合わせれば、今まで以上に付き合いやすいムードをつくれるはずです。
二人の付き合い方に対する価値観の擦り合わせにもなるので、今後の二人の付き合い方も変わってくるようになりますよ。
5. 人前ではなく、二人きりの空間で試す
スキンシップを人前でやるのはハードルがちょっぴり高いもの。人の目が気になってなかなかスキンシップに踏み込めないこともあります。
まずはスキンシップそのものに慣れるという意味でも、二人きりの空間で試すようにしましょう。人に見られることなく二人きりの世界になるので、人目を気にすることなくゆっくりスキンシップに慣れていくことができます。
変わろうと努力しているあなたを見て恋人はさらに愛おしさが増えること間違いなし。何から始めたらいいかわからないときは、恋人がしてきたスキンシップをそのままお返しするのもいいですね。
6. スキンシップ以外の愛情表現を工夫する

愛情表現はスキンシップ以外でも伝えることが可能です。言葉で気持ちを伝えるのはもちろん、二人で行きたいスポットを見つけたらデートに誘うのも愛情表現になります。
とくにデートへ誘うのはほかのスキンシップに比べるとある程度の気軽さがあるもの。恋人に対してもあなたと一緒に行きたいという気持ちを伝えることができるので、大切にしているアピールにも繋がります。
スキンシップが苦手なら自分が得意なところでアピールできるように工夫してみましょう。
7. スキンシップを相手からの愛情確認と理解する
スキンシップなんかしなくても恋人のことこんなに好きなのに…と思う人もいるでしょう。しかし、スキンシップというのは相手からの愛情確認サインとも捉えることができます。
もしかしたら恋人は自分からスキンシップを取ることで、あなたに愛情があるかどうかを確認しているのかもしれません。愛があると安心したいからついついスキンシップをする可能性も。
それを拒否してしまうと恋人はもう愛情がないんだと感じるようになります。今、恋人は愛情確認をしているんだなという気持ちで温かく見守るようにしましょう。
恋人との関係を保つためにできる工夫や対処法

スキンシップが苦手なら別のところを突っついて恋人との関係を保つ必要が出てきます。気まずい雰囲気にならないよう、自分でできる工夫や対処法も知っておきましょう。そうすることで、より二人の関係が良いものになりますよ。
1. 定期的に「好き」と伝える
定期的に好きと伝えることで、恋人に対して愛情があることを伝えることができます。スキンシップが苦手なら愛情表現をしっかり口にすることで、恋人を安心させることが大切です。
好きと伝えられれば誰でもうれしいもの。それが恋人となるとうれしさは倍増します。この人は本当に自分のことを好きでいてくれているんだ…と恋人も安心するので、良好な関係を築くことができます。
恋人がスキンシップをしてくるようなら、それに応えるように好きと伝えてみましょう。
2. 感謝の言葉を意識的に伝える
感謝の言葉を意識的に伝えるのも、二人の関係を保つためにできる工夫の一つ。感謝を伝えれば、それだけでも特別感を抱くものです。恋人の心も温かくなるはず。
もし恋人に感謝する場面が出てくるようなら、積極的にその気持ちを伝えてみましょう。何かをしてくれたとき、プレゼントをくれたとき……感謝を伝えるタイミングは意外と多くあるものです。
そのタイミングを逃さず、ありがとうの言葉を伝えて恋人のことを安心させましょう。
3. LINEやメッセージなどで気持ちを補完する

口で言うのもちょっと恥ずかしいなという場合は、LINEやメッセージなどで恋人に対する気持ちを伝えるのもいいですね。文面は残るので、恋人が元気ないなというときに見返して気持ちを回復させることもできます。
もしかしたらあなたが送った愛あるLINEやメッセージに反応して、恋人も同じような愛ある言葉を送ってくれるかもしれません。そうすればお互いに幸せな気持ちに包まれるコミュニケーションを取ることが可能になります。
4. スキンシップ以外で信頼を築ける関係を目指す
恋人関係はスキンシップ以外でも信頼を築くことができます。まだまだスキンシップに慣れるのが遠そうだと思ったら、スキンシップ以外のところで関係を構築するように心がけましょう。
休みの日に家に行くことがあるなら料理を作ってあげたり、恋人が疲れているようなら労いの言葉をかけたりと、もしかしたらあなたが普段やっている行動から愛情を伝えることができます。あなたが普段、恋人にしている行動が意外と愛情表現につながることもあるかも。
5. 「これなら大丈夫」というスキンシップを見つける
数あるスキンシップのなかでも、自分ができることとできないことがあるものです。スキンシップをすべて制覇すると少し気が重くなり、スキンシップに対して消極的になってしまいます。そうなれば、より二人の関係はギクシャクするようになるでしょう。
頑張りすぎて悪化してしまっては元も子もありません。できることとできないことに分けて、これなら大丈夫というスキンシップを見つけていきましょう。
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恋人と考えをすり合わせながら関係を深めよう

スキンシップには二人の関係をより強固にする力が潜んでいます。しかしスキンシップに対する考え方が違うと、そこから少しずつズレが生じてしまいます。
考えをすり合わせることでお互いの恋愛に対する価値観の埋め合わせができるように。埋め合わせがうまくいけば関係も深くなっていくので結果的に仲良いカップルになります。
自分がどうしてスキンシップが苦手なのかをよく考えて、何ならできるかを冷静に見極めれば苦手意識もどんどん薄れていくはず。そうすればいつか自分から恋人に対してスキンシップをとることができるようになっていきます。
一人で悩んでいるとどんどんネガティブな方向に行きがちです。だからこそ素直に自分の気持ちを伝えたりできることをやったりしていくなかで、少しずつポジティブな道をつくることが大切になります。
自分の苦手意識や恋人との関係をよく考えて、スキンシップの克服方法を探してみましょう。