

遠距離恋愛…ズルズルと続けたくない…

思わぬきっかけでなってしまった遠距離恋愛、お付き合いを始めるときからわかっていた遠距離恋愛…。2人の気持ちは同じでも、遠距離になることを考えると結婚や会う頻度と不安要素が山積み。遠距離を乗り越えて結婚した人はたくさんいるけど、自分たちにもできるの…?
仕事の都合などから遠距離恋愛になることは少なくありません。遠距離恋愛の定義は曖昧ですが、県を跨いだり、国を跨いだりと、状況はカップルによりさまざまです。いつの間にか時間が経過してしまい、結婚を考える2人にとっては難しい問題でもあります。
ここでは、遠距離恋愛をズルズルと続けたくない…と悩む人に向けて、遠距離恋愛から結婚を決めるタイミング、交際期間や結婚までの流れ、決断の仕方をご紹介します。
遠距離恋愛から結婚を決める5つのタイミング

会いたいと思ったときに会えない遠距離恋愛は、会う瞬間は幸せではありつつも、今後について不安になることも少なくありません。結婚やお互いの価値観について顔を合わせて話す時間も限られていて、タイミングをうまく掴めないこともあるでしょう。
ここでは、遠距離恋愛から結婚を決める5つのタイミングをご紹介します。
1.交際期間が一定期間を超えたとき
遠距離恋愛で何年か続いているカップルであれば、一定期間を超えたときに結婚を考えて行動する人が多いでしょう。交際期間が一定の期間を越えれば、お互いの信頼度や貯金などの部分も少し余裕が出てきます。
遠距離恋愛は会えない分、ずるずるダラダラと続いてしまいがち。転勤などで遠距離の期間が決まっているのであればその転勤が終わるとき、あるいは国や県を跨いでの遠距離恋愛などの場合は「何年続いたら」「何歳になるまで」など期間を自分たちで設けるのも良いでしょう。
2.経済的に安定したとき
遠距離恋愛は、会いたいときにお互いの行き来が必須です。新幹線や飛行機での移動費用はもちろん、国が離れていればさらにかかります。また。寮や単身者用など規制がある場合は相手の家に泊まることができない場合もあるでしょう。
お互いの経済状況が落ち着いたタイミングをきっかけに、結婚を考える人も多くいます。
3.転勤や転職が決まったとき

転勤や転職が決まると、恋人のことだけではなく自分の周りが忙しなくなりさまざまな決断を迫られます。
とくに転勤は、自分の意思のみでは決められず会社の決定によって左右されます。場合によっては今後も転勤を余儀なくされることもあるでしょう。転勤や転職は、互いの仕事や環境について話し合うきっかけになります。
4.子どもを授かったとき
「順番が逆」と言われることもある授かり婚は、遠距離のカップルであれば結婚のきっかけになることも少なくありません。子どもを授かった場合は、遠距離恋愛を続けていくことは生活するうえでも難しいでしょう。
どちらかの住居へ引っ越し、あるいは中間地点などで一緒に暮らしはじめ結婚して生活することが最善の策となります。子どもができたことで、遠距離を辞めるきっかけになったカップルも少なくありません。
優先順位が子どもになるからこそ、その状況になったときに自分たちの将来をしっかりと考える必要があります。
5.将来に対するビジョンが一致したとき
遠距離恋愛に限らず、恋人は別の環境で育った別の価値観を持った相手です。将来や結婚した後の生活への意識、生活のスタイルや考え方も別かもしれません。
お金のこと、子どものこと、家族のことや仕事・家事など、さまざまな部分を擦り合わせていく必要があります。将来のビジョンが一致したとき、遠距離恋愛ではなく結婚を意識して今後を考えるカップルが多いでしょう。
遠距離恋愛からの結婚までの一般的な交際期間は?

遠距離恋愛に限らず、日本で結婚に至るまでの交際期間は2年から3年が一般的とも言われます。実際に経済的に落ち着き、生活リズムができたタイミングで結婚する人が多いでしょう。
近年では生活スタイルやキャリアの多様化が進んでいるため、結婚を考えるタイミングにも個人差があり、またその結婚スタイルにも変化が現れています。
遠距離恋愛では一般的な結婚までの交際期間よりもさらに長くなることが多く、4年程度の遠距離恋愛の末という人も。コミュニケーション手段や頻度、お互いの気持ちを確認するための努力が必要なため時間がかかる傾向にあります。
あくまで一般的ですが、目安として頭に入れたうえで、2人で決めておくと良いでしょう。
遠距離恋愛からの結婚で意識すべきポイント

とくに遠距離恋愛はすべてが順調というわけではないからこそ、意識的にしっかりとコミュニケーションを取ることが重要になります。
金銭感覚・お互いの家族や友人との関係性、結婚後の生活の拠点、子どもができたときの対応など、あらゆることを話し合っておくことがポイントです。
遠距離恋愛でなくともコミュニケーションを取ることは大切ですが、遠距離恋愛では普段の恋愛よりもより深く、細やかに連絡やコミュニケーションを取るよう心がけましょう。
遠距離恋愛から結婚までの流れ

便利な連絡ツールがあっても、遠距離恋愛では会う回数が少なく、恋愛から結婚までの流れが見えにくいと感じる人もいるでしょう。
遠距離からいきなり結婚してどちらかの住んでいるところへという人も少なくありません。遠距離恋愛をしている人たちの、結婚までの流れはどのようなものなのでしょうか。
同棲婚か別居婚か話し合う
遠距離恋愛から結婚へと進んでいくなかで、すぐに2人で暮らせる場合もあれば、引越しが難しい場合もあります。
同棲婚なのか、別居婚なのかを話し合っておきましょう。婚姻関係にあるものの、すぐに一緒に住むことが難しいというカップルは少なくありません。
引越し資金や結婚資金について話し合う
一緒に住むための引越しや挙式など、結婚を考えるとお金がかかることが増えます。引越し資金・結婚資金、その他どのようにお金を出すかなどを話し合っておきましょう。
2人で住むようになってからも、生活費の割合や何か特別出費があったときの割合、あるいは奨学金を含む返済が必要なものなども擦り合わせておくと良いでしょう。
両親への顔合わせを行う

婚姻関係を結ぶとなったら、相手の両親への挨拶も考えなければなりません。国際結婚であっても両家の顔合わせや挨拶は必須です。
お互いの親へのスケジュール調整や場所の調整、どのような会にするのかなど、2人で話し合いましょう。どちらかに丸投げすると、遠距離恋愛から結婚してもうまくいかないだろうと感じる瞬間になってしまいます。
相手との将来を考えたうえで決断しよう

会いたいときに会えない、話したいことを話すには時間が足りないと感じるのが遠距離恋愛です。
遠距離恋愛であろうと、2人が幸せであることが一番で結婚がすべてではありません。しかし、遠距離恋愛はお互いのことを信頼しているからこそ成り立つもの。最後は結婚を考えている人も少なくないでしょう。
遠距離恋愛からの結婚には、さまざまなハードルがあり、途中で諦めてしまう人もいます。自分の将来と相手の将来ではなく、2人の将来を考えたうえで決断していきましょう。
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