社内恋愛はバレる?職場恋愛のメリット・デメリットや円満に付き合うコツ

Edit by Marie
目次
  1. 社内恋愛…隠そうとしてもバレる?
  2. 社内恋愛がバレやすいシチュエーションとは?
    1. 1.職場の飲み会やイベント
    2. 2.仕事中のコミュニケーション頻度・話し方
    3. 3.昼休憩の時間
    4. 4.急な休暇や有給のタイミングが同じ
    5. 5.SNSの投稿
  3. 社内恋愛・職場恋愛をするメリット
    1. 1.毎日会える
    2. 2.共通の話題が多くなる
    3. 3.相手の人柄を知ったうえで付き合える
    4. 4.お互いの仕事を理解しやすい・相談しやすい
    5. 5.生活リズムが合わせやすい
  4. 社内恋愛・職場恋愛のデメリット
    1. 1.別れたあとが気まずい
    2. 2.噂の対象になりやすい
    3. 3.仕事とプライベートの切り替えが難しい
    4. 4.周囲の目が気になる
    5. 5.結婚のタイミングが難しい
    6. 6.社内恋愛が禁止の場合、転勤や部署異動の可能性も
  5. 会社によっては社内恋愛を禁止にしているところも…
  6. 職場恋愛・社内恋愛を円満に続ける7つのコツ
    1. 1.仕事中は公私を分ける、節度を保つ
    2. 2.仕事に影響を与えない
    3. 3.お互いのキャリア・仕事を尊重する
    4. 4.社内の人に安易に話さない
    5. 5.周囲に気を遣わせないように注意する
    6. 6.職場の飲み会では距離感を意識する
    7. 7.別れたときのことも話し合っておく
  7. 社内恋愛・職場恋愛をするときの注意点
    1. 1.社内ルールを確認する
    2. 2.SNSでの匂わせを避ける
    3. 3.交際をオープンにするか慎重に考える
    4. 4.ほかの同僚と公平に接する
    5. 5.上司と部下の場合は評価に影響しないようにする
  8. 社内恋愛に気づいた周囲の主な心情
    1. 喧嘩は持ち込まないでほしい
    2. 異性の場合、距離感を過度に気にしてしまう
  9. 社内恋愛・職場恋愛が影響してトラブルが起きたら?
    1. 社内のハラスメント問題にならないようにする
    2. 転職や部署異動も視野に入れる
  10. 社内恋愛するときは周りにも配慮しよう

社内恋愛…隠そうとしてもバレる?

「職場の人と恋に落ちちゃった」「毎日職場で恋人に会えて幸せ」

職場では長時間同じ人たちと同じ場所で過ごすため、恋愛に発展する可能性もあります。社内の人と交際できれば、いつもの職場がキラキラして見えて、仕事も今まで以上に頑張れるでしょう。

ただ、職場の人にバレると交際に亀裂が入るかもしれません。噂の対象にされたり、周りに気を遣わせたりして、最悪の場合がトラブルにまで発展する可能性もあります。そのため、社内恋愛をする人たちは必死で隠そうとします。

しかし、周囲の人は想像以上によく見ており、隠していたつもりがバレているかもしれません。どのような言動がバレる要因なのか、社内恋愛のメリットデメリットも知って円満に交際を続けられるようにしていきましょう。

社内恋愛がバレやすいシチュエーションとは?

社内恋愛をしている場合、職場の人には「バレたくない」と思っている人も少なくありません。しかし、意外と人は見ているものです。バレないためには、これから紹介するシチュエーションには気をつけたほうがよいかもしれません。

1.職場の飲み会やイベント

職場の飲み会やイベントは、社内恋愛がバレやすいシチュエーションです。職場以外の場所で行われるため、プライベート空間のような心理になり、職場よりも恋人との距離が近くなってしまう人もいます。また、職場の飲み会などの場で「何気ない言動」や「アイコンタクト」なども意外と周囲の人は見ており、バレてしまう危険性が高いでしょう。

職場の飲み会やイベントに恋人と参加する際は、距離感や言動に気をつけて可能な限り関わりを減らしておいたほうがよいでしょう。

2.仕事中のコミュニケーション頻度・話し方

仕事中のコミュニケーション頻度や話し方でも、社内恋愛がバレやすいです。たとえば、業務内容であっても不要不急なコミュニケーションが多いケースや、馴れ馴れしい話し方をしているケースは、周囲の人は敏感にキャッチするため、すぐにバレてしまいます。

全くコミュニケーションを取らないのもおかしいですが、コミュニケーション頻度は最低限にして、話し方も「同僚」を意識して一線を引いて話すようにしたほうがよいでしょう。

3.昼休憩の時間

昼休憩の時間も社内恋愛がバレやすいシチュエーションです。たとえば、昼休憩を同じタイミングで取っていると、偶然を装っていても周りにはバレています。

別々に昼休憩をとっていても「お揃いの弁当箱」や「手作り弁当の中身が同じ」などでバレるケースもあります。お昼はお弁当を持参すれば節約にもなるうえに恋人の愛情を感じられるでしょう。しかし、バレたくないのであれば、社食やコンビニなどを利用したほうがよいかもしれません。

4.急な休暇や有給のタイミングが同じ

急な休暇や有給のタイミングが同じになることで、社内恋愛がバレるケースは多いでしょう。恋人同士なため、同じ日に休みをとってデートや旅行に行きたくなる気持ちはわかります。しかし、頻繁に休みを被らせていたり、もともと相手が休みだった日に自分も急に休みを取ったりするとバレバレです。2人が同じ部署の場合は、周りの人にも迷惑がかかってしまいます。

社内恋愛でバレずに交際するためには、同じタイミングで休みを取るのは頻度を調整したほうがよいでしょう。

5.SNSの投稿

SNSが盛んな現代では、SNSの投稿から社内恋愛がバレるケースもあります。たとえば、デートした日に2人が同じような写真を投稿すれば「一緒に行ったんだな」とすぐにバレるでしょう。「匂わせ」の言葉もあるように、投稿した写真や文章から「あの人のことを言ってるんだな」とわかってしまいます。

恋人の存在を匂わせたり、特定の人を連想させたりするような内容をSNSに投稿するのは避けたほうがバレるリスクも低くなります。

社内恋愛・職場恋愛をするメリット

社内恋愛はバレると職場の人と気まずくなるケースも少なくありません。しかし、社内恋愛ならではのメリットもいくつかあります。社内恋愛なら恋愛を最大限楽しめて、お互いに支え合えるかもしれません。

1.毎日会える

社内恋愛のメリットは、毎日恋人と会える点です。社内恋愛なら職場で毎日会えるため、相手を近くに感じて安心感があるでしょう。恋人の様子を毎日見られるため、少しの変化にも気づきやすくお互いに支え合うこともできます。

社内恋愛でない恋人同士は、お互いの事情などにより毎日連絡ができたり会えたりするとは限らず、寂しい思いをするケースも少なくありません。その点、社内恋愛は毎日顔が見れて少しでも交流できるため、寂しさを感じにくいでしょう。

2.共通の話題が多くなる

共通の話題が多くなるのも、社内恋愛のメリットです。社内恋愛なら業務内容や職場の人間関係もお互いにすでに把握できています。そのため、共通の話題が多くなり楽しくスムーズなコミュニケーションができます。

また社内恋愛でない場合、職場の話題を話してもいまいち伝わらずにストレスを感じるケースも少なくありません。社内恋愛であればそんなストレスもないうえに、お互いをより正しく理解しやすくなります。

3.相手の人柄を知ったうえで付き合える

相手の人柄を知ったうえで付き合えるのも、社内恋愛の大きなメリットです。友人の紹介やマッチングアプリなどの出会いでもある程度は相手の人柄を知ることができます。しかし、実際には嘘だったケースや価値観が違って合わないケースも少なくありません。

対して社内恋愛は、もともと同じ職場で働いている者同士なため、相手の性格や趣味、価値観などを知ったうえで付き合えます。また、人からの評判も簡単に知ることができるため、安心して交際をスタートしやすいでしょう。

4.お互いの仕事を理解しやすい・相談しやすい

お互いの仕事を理解しやすく、相談しやすいのも社内恋愛のメリットです。社内恋愛でない場合、自分の仕事内容や忙しさをどれだけ語っても、完全に理解してもらうのは困難です。そのため、相談をしてもいまいちスッキリしないかもしれません。

対して社内恋愛は、お互いの仕事内容や忙しさは語らなくても理解できます。仕事の相談も背景を理解したうえで話を聞いてもらえるため、支え合うことで最適な解決策を見出せるでしょう。

5.生活リズムが合わせやすい

生活リズムが合わせやすいのも社内恋愛のメリットです。職場が同じであれば、出退勤の時間や休日も同じである場合もあります。お互いに空く時間が一緒になり、どちらも無理せず2人の時間を確保できます。

また、シフト制の職場であってもお互いの勤務状況が把握できるため、スケジュールを調整しやすいでしょう。生活リズムが異なると2人の時間をつくるのも大変ですが、社内恋愛なら2人の時間を有効に使って円満に交際できます。

社内恋愛・職場恋愛のデメリット

社内恋愛には多くのメリットがありますが、よいことばかりではありません。残念ながらデメリットもあり、それがきっかけでギクシャクしてしまうケースもあります。

1.別れたあとが気まずい

社内恋愛は別れたあとが気まずいのがデメリットだといえます。社内恋愛でなければ、別れたあとに顔を合わせる機会は少ないです。しかし同じ職場の場合、別れたあとも毎日元恋人と顔を合わせなければならず、気まずい思いをするでしょう。

また、別れだけでなく喧嘩中も顔を合わせなければならず、仕事中に悲しみや怒りの感情がこみ上げてきます。感情に左右されて仕事のパフォーマンスが低下してしまい、つらい思いをするかもしれません。

2.噂の対象になりやすい

噂の対象になりやすいのも社内恋愛のデメリットです。職場には噂話が好きな人もいます。そんな人は常に他人の動向に目を光らせているため、社内恋愛しているであろう人物もすぐに見抜いて噂の対象とします。

噂の対象になった場合に毅然とした態度で変わらず過ごせればよいですが、常に好奇の目にさらされて自分の噂をされる環境は想像以上につらいでしょう。精神的に落ち込み、交際に亀裂が入るかもしれません。

3.仕事とプライベートの切り替えが難しい

仕事とプライベートの切り替えが難しいことも、社内恋愛のデメリットです。切り替えがうまい人であれば問題ないかもしれませんが、仕事中も恋人同士の距離感で接してしまう人も少なくありません。そうなると、周囲にすぐにバレてしまいます。

反対にプライベートで恋人との会話が仕事の話題ばかりになってしまうケースもあります。そうすると、恋愛感情が低下しストレスを抱える可能性があり、交際が楽しくなくなってしまうかもしれません。

4.周囲の目が気になる

周囲の目が気になるのも、社内恋愛のデメリットです。もともと周囲の人を気にしてしまうタイプの人は、周りから悪く思われたくないために「どう思われているか」と気になってしまうでしょう。

あまり気にしないタイプの人でも社内恋愛がバレないよう、周囲の目を気にして生活することになります。職場でもプライベートでもバレないよう気を遣いながら過ごすため、今まで以上に疲れを感じてしまうかもしれません。

5.結婚のタイミングが難しい

社内恋愛では、意外にも結婚のタイミングが難しいというデメリットもあります。たとえば、社内恋愛を禁止している会社の場合、結婚を機に交際がバレてしまいます。その結果、どちらか一方が部署を異動しなければならないかもしれません。お互いにやりたい業務がその部署にある場合、タイミングに悩むでしょう。

また職場の状況を考えると結婚に進むタイミングが難しく、ずるずると交際期間ばかりが長くなってしまうケースも少なくありません。

6.社内恋愛が禁止の場合、転勤や部署異動の可能性も

社内恋愛を禁止している会社の場合、バレたときに転勤や部署異動の可能性があるのもデメリットです。転勤や異動になると、これまで築いてきたキャリアを失うかもしれません。これから結婚しようと考えていた場合も、思い描いていた未来は白紙になるでしょう。

また転勤後や部署異動後、好奇の目に晒されてつらい思いをする可能性もあります。社内恋愛をする場合は、転勤や異動はある程度覚悟して将来設計を立てなくてはなりません。

会社によっては社内恋愛を禁止にしているところも…

会社によっては社内恋愛を禁止しているところも少なくありません。深い仲になった人間関係は感情に左右される傾向もあり、業務や職場の人間関係に影響を及ぼします。

トラブルを未然に防ぐために、会社によっては就業規則に「社内恋愛禁止」を明記しているところもあります。そのような会社で社内恋愛が発覚するとトラブルに発展する可能性があり、つらい思いをするかもしれません。

ただ、会社は毎日同じ人同士が長い時間を同じ場所で過ごします。お互いを知る機会も多く、特定の人にポジティブな感情を抱いても不思議ではありません。しかし、禁止されている以上はバレないよう細心の注意を払い、会社では社会人として一線を引いて関わるのが大切です。

職場恋愛・社内恋愛を円満に続ける7つのコツ

交際相手以外とも深く長く関わらなければならない職場の環境で円満に交際を続けるにはコツがあります。お互いだけでなく、職場の人たちと良好な人間関係を続けていくためにも意識しておくとよいでしょう。

1.仕事中は公私を分ける、節度を保つ

仕事中は公私を分ける意識や節度を保つ意識をもっておくのが、円満に続けるコツの一つです。職場に恋人がいると公私混同してしまい、気づいたら「2人の世界」になってしまう人もいます。また、仕事中に恋人のことを考えてしまって業務が疎かになる場合もあるでしょう。

公私混同や節度を欠いた言動をしていると、社内恋愛がバレる可能性が高まるうえに、周囲の人に迷惑がかかって人間関係が悪化してしまいます。仕事中はしっかりと切り替えて業務に集中したほうがよいですね。

2.仕事に影響を与えない

職場恋愛においては、恋愛の影響を仕事に与えないことが求められます。恋愛中は楽しい日ばかりではなく、喧嘩してしまう日もあるでしょう。社内恋愛の場合は喧嘩しても毎日顔を合わせなければならないため、業務中でも悲しみや怒りの感情がこみ上げてきやすいです。

感情に左右されてしまうと、仕事への集中力がなくなりミスにつながります。周囲の人にも迷惑をかけてしまうため、感情をしっかりとコントロールして仕事に集中するように意識しましょう。

3.お互いのキャリア・仕事を尊重する

お互いのキャリアや仕事を尊重するのも大切です。交際が仕事の妨げにならないよう、お互いの仕事を理解して支え合っていく関係を意識しましょう。そのほうがお互いのためになり、長い目で見たときの幸せにつながります。

仕事をしていると、繁忙期や昇給、昇進などの大切な時期もやってきます。大切な時期には恋愛よりも仕事中心になりますが、お互いの「一番の理解者」として応援し合っていけるとよいですね。

4.社内の人に安易に話さない

職場恋愛では、社内の人に安易に話さないように意識しましょう。交際を始めるとうれしさからつい誰かに話したくなります。しかし、話すと周りに気を遣わせる可能性もあり、人間関係がギクシャクするかもしれません。

とくに社内恋愛が禁止の職場では、誰にも話さないほうが得策です。話した相手が「誰にも言わない」と言っても、いつどこで話されるかわかりません。たとえ仲がよい社内の人であっても秘密にしておいたほうがよいでしょう。

5.周囲に気を遣わせないように注意する

周囲に気を遣わせないように注意することも重要です。周囲の人が交際を知っている場合、温かく見守ってくれるとうれしいですね。ただし周囲に受け入れてもらうためには、交際している側が周囲に配慮しなければなりません。

交際しているからといって公私混同し、職場環境を悪くするようでは周囲からの祝福は受けられません。職場では、お互いにただの同僚として関わり、公私混同を避けて周囲の人が仕事に集中できるよう配慮しましょう。

6.職場の飲み会では距離感を意識する

職場の飲み会では距離感を意識しましょう。職場の飲み会では、うっかり距離が近くなってしまったり、交際がバレてしまうような言動が出てしまったり、気が抜けることもあるでしょう。とはいえ、あくまでも職場の飲み会であることを忘れてはいけません。

距離感を意識して、周囲と変わらない態度で接すればバレにくくなります。周囲の人にも気を遣わせずに「皆で飲み会を楽しもう」という意識をもって参加しましょう。

7.別れたときのことも話し合っておく

つらいかもしれませんが、別れたときのことも話し合っておくのも大切です。あえて「別れ」を想像しておくと、職場で「どのような関わり方がベストか」が見えていきます。そうすれば長く続く関係を目指して交際できるでしょう。

また、万が一別れてしまった後のことも考えておけば、お互いの気まずさを少しでも軽減できます。もちろん別れを意識して交際するわけではありませんが、職場で毎日顔を合わせなければならないからこそ、しっかりと考えておくのが大切です。

社内恋愛・職場恋愛をするときの注意点

社内恋愛が禁止されている職場では、とくに周囲にバレないようにさまざまな注意が必要です。人は意外にもよく見ているもので、うっかりするとすぐにバレてしまいます。これから紹介する注意点に気をつけて、楽しく交際をしていきましょう。

1.社内ルールを確認する

交際を始める前に、社内ルールを確認しておきましょう。会社によっては就業規則で「社内恋愛禁止」と明記しているところもあります。バレてしまった場合に転勤や部署異動の可能性もあり、「知らなかった」は通用しません。

また社内恋愛が禁止されていなくても、あまりよく思われていない場合は多いでしょう。社内恋愛は悪いわけではありませんが、会社に所属している以上は、円満に交際をするために社内のルールに従うようにしましょう。

2.SNSでの匂わせを避ける

SNSでの匂わせを避けるように注意しましょう。好きな人と付き合っているうれしさから、SNSで報告したくなるかもしれません。デートの写真やプレゼントの写真などを載せて「匂わせ」をしてしまう人もいるでしょう。

しかし、匂わせをしてしまうとすぐにバレてしまいます。たとえ親しい人しか見られないようにしてあっても、どこで誰が見ているかはわかりません。場合によっては、人からの嫉妬で人間関係に亀裂が入る可能性もあるため注意したほうがよいでしょう。

3.交際をオープンにするか慎重に考える

交際をオープンにするかは慎重に考えたほうがよいでしょう。交際をオープンにした場合、周囲の人が祝福してくれるかどうかは社内の雰囲気や人間関係の良し悪しに左右されます。理解や協力を得られるケースもありますが、周囲が気を遣ってしまいギクシャクするケースもあるでしょう。

また交際直後にオープンにすると、安定していない関係にプレッシャーがかかるかもしれません。周囲に伝えるかどうかはお互いの気持ちや職場の状況を考えて決めましょう。

4.ほかの同僚と公平に接する

交際が始まっても、これまでと同様にほかの同僚と公平に接しましょう。どうしても好きな人に対しては優遇してしまいがちですが、あくまでも職場であり、ほかの人もいることを忘れてはなりません。

社内恋愛は周囲の人に何かしらの影響を与えます。それが悪い影響であれば、周囲の人から嫌がられ円満に交際を続けられなくなります。交際が始まったらこれまで以上に周囲への配慮を忘れず、不公平な言動をしないように注意しましょう。

5.上司と部下の場合は評価に影響しないようにする

交際相手と職場での立場に差がある場合、評価に影響しないようにしましょう。上司や部下の場合、交際相手を優遇するあまり評価をよくし過ぎてしまうケースも考えられます。周囲の人たちは不公平感に気づいて不満が溜まり、結果的に自分たちの首を絞めてしまうでしょう。

また本人たちのパワーバランスも崩れ、度が過ぎればハラスメント認定されてしまうかもしれません。立場に差がある場合は、公平であることをより一層意識するようにしましょう。

社内恋愛に気づいた周囲の主な心情

周囲の人は意外にもよく見ているもので、社内恋愛を公表していなくても実は気づいているケースがあります。では、社内恋愛に気づいた周囲はどのような心情でしょうか?心情を知れば、気をつける点も見えてきます。

喧嘩は持ち込まないでほしい

周囲の人は「喧嘩は持ち込まないでほしい」と思っています。喧嘩自体は仕方ありませんが、交際相手との喧嘩はあくまでもプライベートの問題です。切り替えできずに職場にまで喧嘩を持ち込むと、ギスギスした雰囲気に周囲の人は気を遣います。

職場全体の雰囲気が悪くなり、業務に支障をきたすかもしれません。社内恋愛を理解して応援していても、本人たちが公私をわけられていないと、周囲もだんだんと否定的な言動をしたくなりますよね。

異性の場合、距離感を過度に気にしてしまう

距離感を過度に気にしてしまうのも、周囲な人が抱える心情です。とくに同じチームだと、どうしてもコミュニケーションをとらなければなりません。時には、確認作業などで距離が近くなる場合もあるでしょう。

しかし自分が女性だった場合、男性の交際相手から仲を疑われて嫉妬され、トラブルに巻き込まれる可能性があります。社内恋愛している異性と関わるとき、周囲は距離感を過度に気にしてしまい、円滑なコミュニケーションがとれなくなってしまいます。

社内恋愛・職場恋愛が影響してトラブルが起きたら?

社内恋愛が影響してトラブルにならないようするには、本人たちの意識が大切です。しかし、トラブルが起きる可能性はゼロではありません。万が一、トラブルが起きた場面を想定して考えておくと冷静に対応できます。

社内のハラスメント問題にならないようにする

トラブルが起きたら、ハラスメント問題に発展しないようにしましょう。とくに同じ部署に所属し、上司と部下の関係の場合、交際相手を優遇するあまりほかの社員に冷たくなってしまうケースがあります。そうなると、ほかの社員から「ハラスメントだ」と認識されるかもしれません。

また、別れたあとにパワハラに発展して問題になるケースもあります。職場の立場に上下関係がある場合はとくに注意が必要ですが、上下関係がなくても注意していきましょう。

転職や部署異動も視野に入れる

もしもトラブルに発展した場合、転職や部署異動も視野に入れておきましょう。社内恋愛が原因でトラブルになる場合、すでに本人だけの問題ではなくなっているケースが少なくありません。社内恋愛している側に非がない場合もありますが、周りに噂されて嫌な思いをすることもあるでしょう。

万が一を考えて転職や部署異動も視野に入れておけば、トラブルが起きても冷静に対処できます。そのためにもお互いのキャリアはしっかりと考えておきましょう。

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社内恋愛するときは周りにも配慮しよう

社内恋愛は好きな相手と毎日一緒に過ごせることから、お互いにプライベートでも仕事でも支え合えて「幸せそう」と思うかもしれません。しかし感情に支配されてしまうと、自分たちの交際で周囲の人を振り回してしまいます。はじめは好意的だった周囲も、気づけば厳しい目を向けてくるでしょう。

職場はあくまでも「仕事をする場所」です。長時間同じ場所にいるため、恋愛に発展する可能性は高いですが、職場にはほかの社員も大勢います。社内恋愛をする場合は公私をしっかりと分けて、節度を保って周りにも配慮していきましょう。

そういった周りへの配慮ができる人たちは、円満に長く交際を続けていきます。周りへの配慮が、自分たちの幸せにもつながっていくため、社内恋愛の場合はとくに外に目を向ける意識をもっておきたいですね。

Marie

フリーのWebライター。さまざまな職種や人とのふれあいにより「言葉」や「気持ち」の大切さを考えるようになり、“書くこと”に辿り着く。