好きなことを仕事にするのは正解?好きを仕事にするメリット・デメリット

Edit by mayan

仕事は楽しみたい…好きなことを仕事にしたい…

「毎日やらなければいけないなら、楽しめる仕事がしたい!」、「好きなことを仕事にすれば、きっと毎日楽しく仕事ができて、充実するんだろうな」、「好きなことを仕事にするのって、実際どうなんだろう?」などと考えたことはありませんか。

生きていく中で必ずしなければならない仕事。近年では、SNS上で「好きなことを仕事にする」といった発信が多くなっています。もちろん好きなことを仕事にするのは、とても有意義で仕事のモチベーションにもつながります。また、好きなことを仕事にしている分、苦しいことや不満があっても乗り越えやすいでしょう。

好きなことを仕事にするのは一見難しそうですが、人が好きであれば接客業、何かを作り出すのが好きであれば商品企画など、好きなことや職業の捉え方によっては、意外と実現できるものです。

好きなことを仕事にするのはやめといた方がいいって本当?

「好きなことを仕事にする」のをいいという人もいれば、やめておいた方がいいという人もいますよね。現在の社会では、好きなことを仕事にしている人が多く、SNSや動画配信などのプラットフォームも整っているため、さまざまな活躍の仕方があります。

好きなことを仕事にするのはとても素敵でやりがいがある一方で、見えない苦労や知らなかった現実と直面しなければいけない瞬間も少なくありません。思っていた世界と違う、想像していたよりもずっと地味など、理想との乖離は特に大きく映るでしょう。

例えばその仕事がどんなに好きでも、対価としての給与がかなり低く、生活もままならない状況であれば、その仕事を選ぶ人は多くありませんよね。好きなことを仕事にした人の中でも意見が分かれているのは、そういった「好き」だけではうまくやっていけない現実もあることを、身をもって経験しているからかもしれません。

好きなことを仕事にするメリット

とはいえ、「好きなことを仕事にすることでこんないいことがあった!」と感じている人も多いからこそ、SNSでそのような発信をよく見かけるのも事実です。好きなことを仕事にするメリットはいくつかあり、日々の過ごし方も変わってくるかもしれません。

ここでは、好きなことを仕事にするメリットをいくつかご紹介します。生活や仕事にどんないい影響があるのか、参考にしてみましょう。

自己スキル向上につながる

好きなことや興味のあることは、自分から学ぶ姿勢になります。積極的にスキルの向上や知識のインプットに取り組めるでしょう。スキル磨きや勉強を怠らず、常に自分を成長させられるのは、好きなことを仕事にするメリットです。

本やテキストだけではなく、情報交換や世の中の動きを予想することなどもスキル向上の手段の一つ。「さらにいいものにしたい」と高い向上心を持ち続けることができます。

常にやりがいを感じられる

好きなことを仕事にすると、常に好きなことに向き合っている状態になりますよね。自分の好きなことをとことん楽しめる環境ともいえます。やりがいを常に感じられ、仕事自体を楽しめるようになるでしょう。

多くの人が仕事に対して持つ悩みである「やりがいや手応えがない」、「毎日が淡々と過ぎる」といったこととは無縁で、毎日何かしらの発見や楽しみを持ちつつ仕事をこなせます。

ストレスを感じづらい

好きなことを仕事にすると、常に楽しんで仕事ができるため、ストレスを感じにくい傾向にあります。ストレスを感じづらいと、仕事へのやる気やモチベーションにもつながり、より高い成績や評価につながるでしょう。

また、好きなことを仕事にしていてストレスが少ないと、メンタルや体調の安定にもつながります。

熱量が高く仕事に向き合える

好きなことを仕事にすると、ゲームに没頭するように仕事にも夢中になって取り組めます。熱量が高い状態で仕事と向き合うことができるでしょう。熱量が高いと意欲的に改善や提案などを行うことができ、スキルアップや勉強、結果につながるのも早いといわれています。

熱量高く仕事に向き合えることで結果がついてくると、上司や取引先からの信頼にもつながり、結果として多くのメリットを得られるでしょう。熱量が高い状態をキープするのは通常難しく、特に仕事ともなれば理不尽なことも多いためさらに難しくなります。しかし、好きなことを仕事にしているため、熱量もずっと保ち続けていられるでしょう。

苦労を苦労と感じづらくなる

ストレスを感じにくくなるのと同じく、苦労を苦労と思わずに仕事に向き合うことができるメリットもあります。「好きなことを仕事にする」とは言っても、常に好きなことだけをするとは限りません。好きなことをするために、困難に立ち向かうことや悔しい思いをする瞬間もあるでしょう。

しかし「好きなことだから」と思えば、そのような苦労も苦労だと感じずに、さまざまな経験を重ねられます。新たな挑戦や苦労する過程も楽しみながら仕事に向き合えるのは、好きなことを仕事にするメリットの一つでしょう。苦労も苦労だと感じずに、さまざまな経験を重ねられるため、成長やアップデートなども早く、どんどん成績を伸ばしていく可能性もなくはありません。また失敗しても、「なぜそうなったのか」を冷静に考えることができるため、改善などへの反映も早いでしょう。

「遊ぶように働く」を実現できる

「遊ぶように働く」とよく聞くようになりましたが、好きなことを仕事にすると、毎日自分の好きなことやものに触れられるので、遊ぶような感覚で働けるかもしれません。

好きなことを仕事にする働き方は、フリーランスや起業など個人で頑張るものから、好きなことを会社に所属して行う方法までさまざまです。いずれにしても仕事へのモチベーションを保つことができ、「もっとこうしたい」とアイディアも豊富に出てくるでしょう。

好きなことを仕事にすると、仕事の時間や仕事のことを考えるのも楽しく、遊ぶように仕事を進められます。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。