恋人とパートナーの違いとは?恋愛やビジネスにおける正しい使い方を解説

Edit by 氷野 煙

恋人とパートナー…何が違うの?

付き合っている人のことを恋人と呼んだりパートナーと呼んだりと、人それぞれ呼び方が違いますよね。自然と「恋人」「パートナー」と口に出して周りに紹介している人もいるのではないでしょうか。どちらも付き合っている人というのはわかるけれど、恋人とパートナーの違いって何なの?と疑問を抱く人もいるはず。

近年は彼氏というよりパートナーという付き合い方を理想とする人も増えてきています。ここでは恋人とパートナーにどんな違いがあるのか、恋愛における素敵なパートナーの見つけ方について紹介します。あなたの理想の恋愛関係をより明確にするヒントが隠れているかもしれません。

素敵なパートナーを見つけて明るい恋愛をする術を一緒に学んでいきましょう。

恋人とパートナーの違いとは

そもそも恋人とパートナーの違いは何なのでしょうか。似たような意味なのはぼんやり思い浮かぶけれど、明確な違いは意外とわからないものです。早速、恋人とパートナーの違いについてチェックしていきましょう。

恋人はドキドキや刺激を求める関係

恋人というのは恋愛特有のドキドキや刺激を求める関係のことを示します。恋としての愛情が大きい状態で存在するので、二人の時間に対して価値があると認識している傾向があります。

また人間としての欠点を受け入れ、助け合っていく関係も恋人の特徴の一つです。心の底から許し合って親しい仲を紡いでいくのは恋愛の楽しさとも言えます。一緒の時間を共有することにうれしさを覚えるので、恋愛をベースにおいて支え合う関係を恋人と呼ぶといえるでしょう。

パートナーは支え合い、成長できる存在

パートナーは、恋人関係よりも深いところでつながりを覚える関係性の一つです。恋愛的な要素はもちろん、経済面や将来に対する計画といった幅広い部分で協力し合う関係となります。協力関係を築くことでお互いが成長できる存在となるのです。

パートナーとなると時には厳しいことを言うこともあります。相手のことを悪く言いたいからではなく、思いやりを持って言っていることほとんどです。思いやりの持ち方にさまざまな方法があるのもパートナーの特徴といえるでしょう。

恋愛とビジネスでは意味が異なる「パートナー」

恋人とパートナーの違いについて理解できましたでしょうか。関係性によって意味合いは異なりますが、パートナーを使う場面によっても意味は変わってきます。ここでは、恋愛におけるパートナーとビジネスにおけるパートナーの意味と使い方について勉強していきましょう。

恋愛における「パートナー」の意味と使い方

恋愛におけるパートナーは、今後の人生を共に過ごしていくことが前提です。恋人のみならず、配偶者や同棲相手のことを指すこともあります。恋人という型を超えて、お互いの人生観や価値観を共有する相手と考えるのがよいでしょう。

恋愛のパートナーには誠実さや金銭感覚が合うなど、求めるものが多くなってくることも少なくありません。価値観の違いから時にケンカが起きることもありますが、お互いを大切に思っていることから、冷静な話し合いをして仲を取り持つ傾向にあります。

ビジネスにおける「パートナー」の意味と使い方

ビジネスにおけるパートナーは、会社やチームが掲げた目標を達成するために協力する関係を指します。お互いの強みを活かして競争力を高めたり知識の交換をしたりと、高め合える関係性です。

ビジネスパートナーを築くには仕事において心を開いたコミュニケーションをとったり、長期的な目線を持って協力し合ったりすることが大切になってきます。会社の人とビジネスパートナーを構築するには、信頼関係と実績づくりを続けていくことがポイントとなるでしょう。

恋愛の素敵なパートナーを見つけるための7つの方法

恋愛とビジネスでのパートナーの意味や使い方がわかったところで、恋愛における素敵なパートナーを見つけるための方法を紹介していきます。ほんの少し意識をすれば、素敵な出会いがあなたのところに舞い込んでくるかもしれません。

自分の理想や価値観を明確にする

自分の中で考えている恋愛の理想や価値観を明確にすることで、どんな人と付き合いたいかわかってきます。自分の恋愛観に対する理解を深めれば、素敵なパートナーと出会えるかもしれません。

ここだけは譲れないという最低限の価値観、ある程度許せる価値観を明確化すれば恋愛へ前向きになれます。自然と出会うときの見る目も変わってくるので「この人のことが好き」と思える出会いがあるかもしれません。理想をどう明確化したらよいかわからない人は、メモに書き出すなどして整理するとよいでしょう。

さまざまなコミュニティに参加する

インターネットを調べると社会人向けの趣味サークルが出てきます。そのなかで興味のあるサークルがあるなら参加するのも一つの手です。さまざまなコミュニティに参加することで、自然と人間関係の幅も広がっていきます。

人間関係が広がれば、出会いも必然的に増えてくるもの。新しいコミュニティのなかにあなたが好きと思えるような人がいるかもしれません。好きなことを楽しみながら恋愛もできれば、より人生も豊かになっていきます。勇気を出して新しいコミュニティに参加することも考えてみましょう。

自然体でいられる相手を探す

いざ好きな人ができると緊張するものですが、相手からの評価を気にして理想を演じ続けるがゆえの緊張感があると疲れてしまいます。自分のみならず相手も自然体になれる関係が築ける人を探すのがよいでしょう。

少しでも素敵な女性と思ってもらうために努力をするのはよいことですが、頑張りすぎて疲れてしまっては元も子もありません。勘が鋭い男性ならあなたが疲れていることを見抜いてしまいます。自然体でいられる相手と出会えればリラックスしながら一緒にいられるので、パートナーとしての関係を築く一歩を踏み出すことができます。

相手のいいところに目を向ける

相手のいいところに目を向けると、今まで見えてこなかった一面が見えてくることもあります。それがきっかけとなって恋に落ちることも少なくありません。相手のいいところに目を向ける女性に惹かれる人もいるので、ちょっとした習慣として心がけていきましょう。

例えば店員さんに敬語が使える、ありがとうが言える人は素敵ですよね。このような小さな「いいところ」を見つけ、直接伝えると「自分のことちゃんと見てくれている」という印象を与えられます。あなたが素敵だと思ったことはどんどん伝えて、恋愛の相手として見てもらえるように行動していきましょう。

お互い尊重しあえる関係の人を選ぶ

パートナーの関係性はお互いを尊重しあうことで成立することもあります。素敵なパートナーを見つけたい人は、お互い尊重し合えるかという視点で探してみるとよいでしょう。

お互いを尊重し合えない関係だと、今後つらい思いをする可能性があります。好きな人と一緒に過ごす時間はかけがえのないもの。尊重し合える部分が多ければ多いほど、パートナーとしての関係構築ができるようになってきます。自分のことばかりにならず、相手に対する思いやりを忘れないようにしましょう。

自分磨きをする

自分磨きをしてみるのもパートナーを見つけるための一つの策。外見はもちろん、中身も磨くことでより素敵な出会いが訪れる可能性があります。

パートナーとしての関係を築きたいのであれば、生活力を高める自分磨きがおすすめです。積極的に料理をする、お金の管理方法を身につけるなど、生活力が上がるポイントはいくつもあるので一つずつこなしてみましょう。

ほかにも、興味あることを徹底して追求したり、趣味を深掘りして知識を得たりなど、自分磨きにもいろいろな方法があるので実践してみてくださいね。

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焦らずじっくり関係を築く

恋人が欲しいという気持ちが先走って、相手との関係構築に焦ってしまう人もいるかもしれません。パートナーが欲しいのであれば感情的に行動するのではなく、焦らずじっくり関係を築くことを意識してください。

じっくり関係を築くことで相手を見極めることができます。付き合ってから気づくよりも付き合う前に気づけることがあるならそれに越したことはありません。後悔しないためにも、ある程度の慎重さを持ってゆっくり仲を深めていくことを心がけましょう。

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共に成長できる人生のパートナーを見つけよう

お互いを信頼し合って共に成長できる相手こそがパートナーとなります。恋人からスタートしてパートナーへ変わっていくことも少なくありません。

自分なりの理想を明確にしたり、人間関係を広げたりするとパートナーとなる運命の人と出会える可能性が高まります。まだ自分がどんな人と付き合って信頼し合えるパートナーになりたいかあやふやになっている人は、恋愛観を整理するところから始めるとよいかもしれません。

今回の記事を参考に、あなたが心から信頼できるパートナーを探すための道を作ってみてはいかがでしょうか。

氷野 煙

Writer

ひの けむり。心理学科卒のライター。紆余曲折あった恋愛や人間関係の経験から悩める女性の拠り所となる記事を執筆。ニッチな隙間を埋めるマーケターや温かみ溢れる曲を作るボカロP・コンポーザーといった多岐にわたる面を持つ。