将来が不安な時におすすめの対処法
「将来が不安だけど、どう対処していいかわからない」「自分なりの対処法が何かいまだに見つけられない」という人も少なくありません。そうすると不安な気持ちから、行動や自分に向き合うこともできず、ただ不安の渦が大きくなってしまいます。
ここでは、不安の対処法がわからない人向けに、将来が不安な時におすすめの対処法をご紹介します。自分ができそうなものをみつけてみてくださいね。
不安の原因を明確にする
不安の原因を先述しましたが、自分の不安や将来への恐怖心などの原因を明確にしましょう。仕事なのか、お金なのか、体や健康のことなのか。将来が怖いと感じ将来が不安なことには、必ず原因があります。
まずは原因を明確にすることで、自分が行うべき行動がわかるようになるはずです。深呼吸をして、原因を見つけることを始めてみましょう。
現状の不安を書き出す
ノートやルーズリーフ、スマホのメモ帳などでも良いので、現在不安に思っていることを書き出しましょう。
- お金が足りない
- 貯金ができない
- 転職がうまくいかない
- 上司と馬が合わない
上記のように、箇条書きでもいいので書き出して整理をしましょう。書き出すことで、箇条書きした不安に対してどうしたらいいのかを考えられるようになります。
自己投資する時間を作る
将来への不安を払拭する一つは行動を起こすことでもあります。スキルアップや興味があったけれどやってこなかった・できなかったことに投資する時間を作りましょう。
自己投資をすることで、お金面や転職などのキャリア面でも役立つことが増えるでしょう。また、プライベートでも頑張っていることがある人は魅力的に見え、人間関係にも良い影響を与えてくれる可能性があります。
家族や友人に相談する
家族や友人に話をしましょう。人は、不安や恐怖を「話す・動く・書く」ことで整理して問題を明確にできます。家族や友人だからこそ自分のことを理解してくれる可能性も高いでしょう。
また、家族や友人に話しているうちに「私はこれが不安なんだ」とはっきりとさせられるだけではなく、友人や家族からのアドバイスをもらえることもあるでしょう。
できることから一つずつ実行する
不安要素が明確になると、その不安をなくすための行動を起こす必要性があります。しかし、全てのことを一気に行うことはできません。できることや、できそうなことから一つずつ実行するようにしましょう。また、できなかったからといって落ち込むのではなく、なぜうまくいかなかったのか考え改善するのも方法の一つです。
日記やスケジュールに毎日できたことを書くようにしておくと、見返せると自己肯定感を上げるためにも、良いでしょう。
尊敬できるロールモデルを見つける
尊敬できるロールモデルを見つけると、自分もそこに近づいていく行動を起こそうとします。自己投資や、日々の生活の過ごし方までも変わってくるでしょう。
ライフスタイル・仕事への姿勢・考え方など「あの人ならどうするんだろう」と考えて、過ごしていくことで、不安対策になります。SNSのインフルエンサーはもちろん、タレントや身近な人でも良いでしょう。
自分にとってのロールモデル、「こんな女性になりたい」「こんな大人になりたい」という気持ちを持ち続けられる人を、見つけてみましょう。自分なりに近づく行動を起こせるきっかけにすることが大切です。
将来が不安な時にしてはいけない5つのこと
将来が不安な時におすすめの対処法をご紹介しましたが、一方で将来が不安な時にしてはいけないこともあります。将来が不安に感じている時に、NG行動をしてしまうとさらに不安感が募り、心身ともに疲弊してしまいます。
特に不安に襲われやすい夜は、そのまま眠れなくなってしまう可能性やネガティブな思考を引きずってしまい、人間関係がさらに悪化してしまうなんてことにもなりかねません。
ここでは、将来が不安な時にしてはいけない5つのことをご紹介します。
夜に考え事をして結論を出そうとする
夜の考え事はとても危険です。夜は、さまざまな情報がシャットアウトされる上、静かな時間が長いためつい深く考えすぎてしまいます。実際に起こりそうもないことまで派生してしまい、心配や不安の種となります。
夜に出した結論は、不安定なものが多く、翌日の朝などに再度見てみると「なぜこんな決断をしたんだろう」というものも少なくありません。夜の考え事で決断や、結論を出すのはやめておきましょう。
考え事だけではなく、真剣な話し合いや人生の中でも大事な話、感情的になってしまうと成り立たない話は、夜ではなく昼間にするようにしましょう。
自暴自棄になって行動する
将来が不安だと感じていると「もういいや!」と、自暴自棄になってしまいがち。しかし、振り返って後悔する…なんてことも少なくありません。
- 暴飲暴食
- 散財
- 仕事の放棄
- 必要のない断捨離
など。不安からくる自暴自棄では根本的に何が原因かわかっていないので、毎回後悔のみが残ってしまいます。自暴自棄になるほど悩んでしまう前に、誰かに話をするなど対策をとりましょう。
一人で抱え込む
一人で抱え込んでしまうと結論が出ないまま、ループする状態が続きいつまでも将来が不安だという考えから抜け出せなくなってしまいます。一人で抱え込むのではなく、誰かに相談し、軽くでも話をしてみましょう。
話すことで整理されることや、今度どうして行きたいかなどをみつけることができるかもしれません。一人で抱え込んでしまうと、心身の健康にも良くないため、家族や友人、恩師や先生など信頼できる人に話してみましょう。
不満や不安ばかり愚痴ってしまう
不安になるとつい誰かと話したくなることはありますよね。相談することは大切ですが、会うたびに不安や愚痴ばかりになってしまうと友人達もぐったりしてしまいます。不安感は人にも移るといわれているので、不満や愚痴っぽくなることでお互いに気分が悪くなってしまうことも。
また、愚痴っぽくなってしまう人と長い時間過ごしたい人は少ないでしょう。相談や話をする際は愚痴っぽくならないよう話をするようにしましょう。
不安を取り除いてゆっくり生きていこう
たくさんの不安で潰されそうな夜「もうだめなのかも」「これからどうしよう」なんて考えてしまう。でも、もしかしたらみんな思っているのかも。今の私ができることを自分なりに考えていきたい。
将来への不安、恋愛や人間関係からの不安、今抱えている不安にはさまざまなものがあり、それらは全て自分に関わることだからこそ、つい考え込んでしまうでしょう。しかし、考えすぎると今度は大きな不安の渦に飲み込まれてしまいがちです。
不安になることは悪いわけではありません。自分なりに不安を解消する術や、不安に襲われ無いための対策をとれるようにしましょう。ゆっくりと自分なりに不安を取り除き、ゆっくり生きていくことが大切です。