嫉妬しない方法11選「嫉妬をやめたい…」嫉妬心をなくすコツ

Edit by Ryo

嫉妬をやめたい…

「わたしの彼氏、私よりも友達といるほうが楽しそう……」

「なんで同僚の方が評価されるの……?」

誰もが感じたことのある、嫉妬。恋愛・仕事・SNSなど、嫉妬を感じる場面はさまざまです。

仲良かった友達のことも、信じていたパートナーのことも、嫉妬心のせいで嫌いになってしまう。だから嫉妬するのをやめたい、でもなかなか嫉妬心を手放せない。

気づいたら、心がざわざわして不安になってしまう。嫉妬することがなかなかやめられない自分のことも、さらに嫌いになってしまう方もいらっしゃるでしょう。

嫉妬心が湧く主な原因

嫉妬心が湧く原因は一つではなく、さまざまな理由が考えられます。嫉妬しない方法を知るために、嫉妬してしまう原因についてきちんと知ることが大切です。

まずはじめに、嫉妬心が湧く主な原因について6つご紹介します。あなたに当てはまっているものがないか、嫉妬してしまった瞬間を振り返りながらチェックしてみましょう。

SNSの情報を真に受けてしまう

SNSの投稿内容を真に受けてしまうのは、嫉妬の原因になりやすいです。

現代のSNSは、お金をかけた旅行やおしゃれなファッション、豪華な食事などがタイムラインに並びがち。しかし裏を返せば、人々はSNSで「良い部分」だけを強調して投稿する傾向があるともいえます。

例えばインスタグラムの投稿は、楽しい出来事や美しい風景が多いですよね。しかし、その裏には様々な悩みや苦労が隠れていることも。SNSを真に受けすぎると、不必要に嫉妬心を感じることにつながります。

負けず嫌い

負けず嫌いな性格も、嫉妬の要因の一つです。

競争心が強い人は、他人と比較して自分の優劣を確認したくなる傾向があります。しかし競争心が強い分、他人の成功に敏感に反応してしまい、自分の方が劣っていると考えてしまいがちです。

そのような考え方は、そのまま嫉妬として心に残り続けてしまうことも。

嫉妬対象と自分が似ている

自分と似ている人が近くにいると、嫉妬を感じやすくなります。

似ている人に対して、そうでない人よりも自分を重ねてしまいがちです。つまり、自分が似ている人が自身よりも優れていると感じた場合、「自分と似ているはずなのに……!」と嫉妬しやすくなります。

例えば仕事の能力が自分と同じ位だと思っていた同僚が、自分よりも上司から評価されていることを知ったとき。考えただけで、モヤモヤしてしまう人も多いのではないでしょうか。

不安になりやすい

不安感が強い人は、他者との比較によって嫉妬しやすくなると言われています。

不安が強い分、自分が周囲の人々より優位に立っていると認識することで、安心感を得ようとします。そのため「自分は周りより劣っていないか」「誰かに負けていないか」と他人と比べてしまいがちです。

しかし、他者と比べることは実は落とし穴。誰かより劣ってしまうのではないかと、さらに不安になってしまいます。そのような不安は、さらなる嫉妬のもとになります。

自分に自信がない

自信がない人は不安を強く感じることが多く、嫉妬心を抱きやすくなります。

自分に自信を持っていない人は、「自分が周囲の人より劣っているのではないか」という恐怖を感じやすくなります。そのため他人の成功や幸せに敏感に反応し、劣等感を持つ傾向が強いです。

その結果、他人に嫉妬を抱きやすくなります。

相手を信じることができない

パートナーや友人など、大切な人のことを信じられない人は、嫉妬心を抱く可能性が高くなります。

嫉妬心は、不安の表れ。相手を信じられない場合、どんなに相手があなたを安心させようとしても「でも本当は……?」と不安が止まらなくなってしまいます。

不信感がエスカレートしてしまうと、何も関係ないことまで自分の不安と結びつけるようになってしまいます。例えば、会社の懇親会に行ったパートナーを見て「自分より会社の人が好きなんだ」と考えてしまう。これも不信感によるものですね。

同性に対する嫉妬…恋愛での嫉妬…全てから解放されたい…

嫉妬は、さまざまな形で現れます。同性の友達・恋愛関係・職場の同僚。さまざまな人が嫉妬の対象になります。

しかし嫉妬を手放せばもっと豊かな人間関係が築けることも、きっと頭では分かっているはず。だからこそ、嫉妬から解放されたい。でもなかなか嫉妬の感情が消せない……。

嫉妬という感情は、実は思っているよりも根深いものです。そのため嫉妬を手放すためには、表層的な対処法では不十分。悩みやシチュエーションに応じた「本当に有効な手段」が必要になります。

Ryo

Writer

心理学部卒。金融系の正社員ライターとして勤務しながら、メンタルヘルスやライフスタイルといったジャンルでも執筆。珈琲は自分で淹れる派。