【仕事ができない人の9つの特徴】どうすれば自分が頼られる存在に?対処法

Edit by mayan

自分は仕事ができない人?自信がない…

外部とのやり取り、社内でのコミュニケーション、業務量はみんなと変わらないのに終わらないタスク…。社会人になってしばらく経つけど、うまく管理できている気がしない仕事のこと。周りを見れば、みんななんとなくうまくできていそうだし、もしかして私、「仕事ができない人」って思われている?

日々の中で欠かせない仕事。就活・転職など、多くの仕事に関する嘆きをSNSでも見かけるでしょう。同時に「仕事ができる人は〜」「〇〇ができない人は、仕事もできない人」という言葉も多く見かけます。

近年、残業を減らして定時で帰ることが推奨されていますが、残業となってしまったり、周りと比べて自分は仕事が遅い、仕事ができない人なのではないかと不安になったりすることもあるでしょう。ここでは、仕事ができない人の特徴や対策などをまとめてご紹介します。

仕事ができない人の9つの特徴

「仕事ができない人」と思われているのは、自分にとっても大きな負担です。自分ではタスクや仕事をこなしているつもりでも、周りから見たら「仕事が遅い」「仕事ができない」と判断されているのでは…と、ふとしたときに気になる人も少なくないでしょう。

では、「仕事ができない人」には、具体的にどのような特徴あるのでしょうか?

報連相ができない

「社会人になったら報連相ができないと」と、良く耳にします。報告・連絡・相談が社会人の基本と言われているのは、多くのことを自分一人で対応しつつも、周りとの連携が重要なためです。

仕事は一人ではできません。会社員であってもフリーランスや個人事業主であっても、関わる人とコミュニケーションをとりつつ協力する必要があります。進め方に悩んだときや少しでも納期が遅れそうなときなど、報連相を徹底できているかどうかは仕事ができる人・できない人の判断基準となります。

スケジュール管理が苦手

仕事もプライベートもスケジュール管理ができていないと、うまく回りません。いつから始まるのか、いつまでに提出するのか、自分の仕事の進め方を逆算すると何日かかるのか…。仕事ができない人は、このスケジュール管理が苦手な傾向にあります。

「仕事の優先順位がつけられない」「自分のスキルや現在抱えているタスク量の管理ができず、とりあえず仕事を受けてしまう」というのは、スケジュール管理ができない・苦手な人は必ずといっていいほど当てはまるでしょう。

スケジュール管理がうまくできないと、納期や提出期限が守れない、時間を間違えたり遅刻が多かったり…と、社会人としても信用を失ってしまうことにもつながります。

ミスが多い

ミスは誰にでもあるものです。しかし、同じミスを繰り返したり、何度も指摘されたりするのは、仕事ができない人の特徴の一つといえます。細かいミスは、積み重なると大きなミスにもなります。

会社や仕事では、大きなお金が動いています。些細なミスが損害につながってしまうこともあるでしょう。ミスをそのままにして、毎回同じことを繰り返せば、周りからは「仕事ができない人」と判断されてしまいます。

自分がやりがちなミスをまとめて、毎回チェックをするなど対策を考えることが大切です。

言い訳が多い

ミスが多いことと同じく、指摘やミスに対しての言い訳が多いことも仕事ができない人の特徴です。仕事に対しての責任感や熱意を感じられず、依頼者が上司であってもクライアントであっても、良い気はしないでしょう。

ミスや誤った処理を謝罪するのであれば、改善策を考えたり、建設的な話し合いをしたりと、前進するために対応できるでしょう。しかし、指摘されたことを認めず「でも…」「だって…」といった言い訳ばかりだと、指摘した側もどうしようもなく、以降の仕事を割り振るのに不安を抱いてしまいます。

仕事やレスのスピードが遅い

「仕事ができる人はレスや返信が早い」といった話をSNSでも見かけたことがあるでしょう。仕事が早い人や、レスが早い人は、常に多くのアンテナを張っているだけでなく、優先順位をつけるのが上手です。連絡が来ればその連絡を返すことが優先事項になるだけでなく、自分の手元にある仕事の進捗状況を把握できているため、レスが早いのです。

しかし仕事ができない人は、優先順位の付け方や進捗状況の把握が苦手な人が多いため、連絡の一つひとつが遅くなってしまう傾向にあります。

指示待ちになっている

業務に対して積極的ではなく指示待ちになっているのも、仕事ができない人の特徴です。勝手に何かを進めるのは必ずしも良いわけではありませんが、周囲に対して手が空いていること、何か手伝えることはないかなどを伝えることはできるでしょう。

自分で責任を負いたくない、という気持ちが強いと指示待ち人間になってしまいがちです。仕事では積極性も大切であるため、「あの人は言ったことしかしてくれないよね」と周りからの評価も下がってしまう可能性があります。

知ったかぶりが多い

振られた仕事に対して、知ったかぶりをするのも仕事ができない人の特徴です。全容を正確に把握できていないため、業務が中途半端になったり抜けが多かったりと、修正する手間が余計にかかってしまうこともあります。

業務内容によっては、些細なミスが致命的になってしまう可能性もあるでしょう。「ここまでは知っている、聞いたことがある、やったことがある」と自分が知る範囲を提示できる場合はともかく、知ったかぶりが続くと仕事を頼みづらくなります。

誠実に人や仕事に向き合っていないと判断されて、人としての信頼も失いやすくなるため、注意が必要です。

目標や目的が定まっていない

仕事ができない人は、長期的な目標や目的が定まっていないという特徴もあります。どのような立場であっても、長期的な目標や目的がある人は、一つひとつの業務にどのような意味があるのかを考えながら身につけていきます。

しかし、仕事ができない人は目的や目標がないと「ただの作業」「ただのタスク」となってしまい、なにも身につけることなく進めてしまうでしょう。

目の前の作業の目的を考えながら進められるかどうかで、周りからの見え方も変わってくるでしょう。

プライドが高い

自分に対して、プライドを持っていることは大切です。しかし仕事の面では、プライドが高さによって仕事を頼みづらく、場合によっては「あの人は仕事ができないから」などと距離を置かれてしまう可能性もあります。

プライドが高い人は、周囲のアドバイスや協力体制を素直に受け入れられないことも多く、周囲から扱いにくいと感じられてしまいます。

持つべきプライドと、持たなくても良いプライドを使い分けられるようにしましょう。

仕事できない…そう思っている人必見!頼られる存在になるための対処法

誰もが最初は、仕事ができない状態から始まります。しかししばらくすると、スタートが同じでも「あの人は仕事ができる」「困ったらあの人に頼ろう」と周りの評価も気になってくることでしょう。頑張っているのに、やるせなさを感じる人もいるかもしれません。

「仕事ができない」と思われている人が、今から頼られる存在になるための対処法はあるのでしょうか?

報連相や確認をマメにおこなう

まずは報連相を徹底しましょう。「今はここまで進んでいる」「この進捗具合で問題ないのか」「ここでつまずきそうなので確認してほしい」など、報告の内容をわかりやすくすることも、報連相を徹底する上で大事な要素です。

報連相のタイミングや頻度を自分で判断できない場合は、上司や同僚、あるいはクライアントに確認してみましょう。場合によっては、相談するタイミングを見計らうことが難しいかもしれません。そんなときは、「今はここまでできた状態だけど、相談をしてもいいか」といったように打診してみましょう。

身の回りやスケジュールの整理を心がける

たとえばデスク周りが散らかっていると、どこに何があるかわからない状態になりがちです。また、データや資料がフォルダ内で乱雑になっていれば、すぐに人に提示することも難しいでしょう。仕事をする上で身の回りが乱れていると、効率が悪くなるだけでなく、周りからも「あの人は頼れない…」と感じさせてしまう可能性もあります。

同様にスケジュールを整理することも重要です。日程をすぐに確認できるように設定し、仕事の予定や納期を定期的に整理することを心がけましょう。仮で何日か確保したい場合も、「(仮)」といった区別をしておけば、混乱せずにスケジュール管理ができます。自分なりに、アプリやシートなどで管理するのもおすすめです。

身の回りから意識して、仕事ができる人間を目指そう!

「仕事ができない人」と言われたり、思われたりはしたくない…でも、今の自分は果たしてどうなんだろう。頼られることは少ないけれど、もしかして仕事ができない人と判断されている…?

「仕事ができない人」と判断されるのが怖い人は少なくないでしょう。周りに比べて頼られることが少ないなと感じているかもしれません。たとえ仕事ができないとは思われていなくても、自分の仕事のやり方を定期的に見直し、自分の苦手と向き合うことで、仕事ができる人へとつながります。

自分で見直すだけでなく、周りから「あの人は仕事ができる」と言われている人に、どのように管理しているか聞いて真似してみるのも良いでしょう。素直に聞いて実行することは、仕事ができる人やできない人にかかわらず、好印象を与えることにもつながります。

まずは、身の回りから意識していくことが大切です。目の前の机から、仕事の優先順位の付け方から始めて、仕事ができる人間を目指していきましょう。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。