別れ話されたけど別れたくない!彼氏に「やっぱり別れたくない」と思わせる行動

Edit by 羽莉花南

彼氏から「別れよう」って言われた…どうすればいいの?

大好きな彼氏から別れ話をされてしまった…。

本当は薄々勘付いていたけれど、気づかないふりをしていたかもしれません。予想もしていなかった突然のことで、大きなショックを受ける人もいるでしょう。

どちらにしても自分が別れたくないときには、相手の別れ話は受け入れがたいものですよね。

今回の記事では、別れたいサインを出している彼氏に「やっぱり別れたくない」と思わせる行動の仕方や別れ話をされたときの説得方法についてご紹介します。

また復縁を望む場合に別れ話のときや別れた後にやってはいけない行動についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

相手から別れ話を切り出される人の特徴

彼氏の気持ちが変化する理由や状況はそれぞれですが、別れ話を切り出されやすい人に共通してよく見られる特徴も存在します。

まずは、別れ話を切り出されやすい人の特徴を確認してみましょう。

価値観が合わない

付き合っている相手と価値観が合わないと感じたときには、別れる選択を考える人が多くなります。

付き合ったばかりで気持ちが盛り上がっているときは、自分たちにとって都合の悪い部分には意識がいかないことも少なくありません。しばらく付き合ってみて気持ちが冷静になってきたときにこそ、相手と自分の違いがよく見えてくるものです。

まったく同じ価値観を持つ人は存在しないので、歩み寄れる程度の違いであればきっと問題はありません。しかし、あまりに違いすぎて一緒にいることがストレスに感じるほどであれば、別れる方向に考えが進むのは自然なことです。

いつも考えが合わずに喧嘩が続いている状況であれば、別れ話を切り出されても不思議ではありません。

束縛が激しい

彼氏を強く束縛していた自覚がある場合には要注意です。絶対に別れたくないと思うほどの大好きな彼氏だからこその行動ではあるとは思いますが、相手にとっては負担になります。

一方的に押し付ける愛情表現は、相手を尊重しない行動になることも。彼氏を縛り付けようとすればするほど、相手の気持ちはあなたから離れてしまうでしょう。

少しの嫉妬はかわいいと好まれることもあります。付き合ったばかりで気持ちが盛り上がっているときの束縛は、愛情表現として受け入れられることもあるでしょう。

それでも激しい束縛に長い間耐えられる男性はあまりいません。自由になりたい思いから、別れ話を切り出されるケースが多くなります。

自己中心的

自己中心的な態度を取っていると、長く愛してもらうのは難しいでしょう。

最初のうちはかわいいわがままも、慣れてくれば気分の悪いものになります。「彼氏は自分のことが好きだから」とあぐらをかいていると、足をすくわれることもあるでしょう。

彼氏がどこまで許してくれるかと試し続けるのも同様です。どこかで愛想をつかされてしまいます。

振り回され続ければ疲れるのは、男性も女性も同じです。長く付き合うためには、お互いを思いやる心が欠かせません。

彼女と別れたいときに出がちな彼氏からのサイン

突然のように感じられる別れ話だったとしても、別れる前には彼氏からのサインが出ていたかもしれません。

ここからは、彼女と別れたいときに彼氏が取りがちな行動について解説します。

会う頻度が減る

彼氏が彼女と別れたいと思い出したら、会う頻度が少なくなる傾向にあります。

別れを見越してわざと会うのを避けているケースも考えられますが、彼氏に自覚がなくとも会いたくなくて自然と会う頻度が減っているケースも少なくありません。

気持ちというのは、割と素直に行動に表れるものです。

「今彼氏は忙しいのかもしれない」と自分に言い聞かせていても、以前と様子が違う違和感は彼女にも伝わります。見て見ぬふりをしていても、相手が自分に会いたがってないことに本当は気づいている人も多いでしょう。

連絡頻度が減る

連絡の頻度についても同様です。会う頻度は普段からそれほど多くないカップルでも、連絡の頻度が減ったと先に気づくケースが多いのではないでしょうか。

彼氏が別れたいと思っていれば、彼女に連絡する頻度は自然と落ちていきます。

あまり話をするのに気が進まないと思うこともあるでしょう。また、別れたいと思っている罪悪感からどんな話をしていいかのかわからずに、以前のように連絡ができなくなるケースも考えられます。

会話が盛り上がらない

彼氏が別れたいと思っている場合、一緒にいても会話が盛り上がらなくなります。

別れたい相手との時間が楽しいはずはありませんよね。彼氏と一緒にいても彼氏の気持ちがどこか違うところにあるような感覚を抱くでしょう。

相手はどのように別れ話を切り出そうかと考えていて、上の空ということも考えられます。

約束を決めるのを避ける

別れを考えている人には、先の予定を決めたり約束をしたりするのを避けたがる傾向が見られます。

もうすぐ離れるつもりの相手と予定を決めては、後ほどややこしいことになってしまいますよね。「その約束まで守らなければ」と考えれば、別れるタイミングを逃してしまう可能性もあります。

ただでさえ別れ話をするのは億劫なものです。自分を縛り付けるようなものは少しでも減らしておきたいと考えるでしょう。

彼女以外を優先する

彼女以外のことを優先するようになるのも、要注意のサインです。残念ながら、彼氏にとってあなたが1番大切なものではなくなったということです。

他の予定を優先するようになるのは、彼女と過ごす時間を避けているからとも考えられます。

小さなことでも「以前と変わった」と感じる相手の行動は、別れたいと考えているサインになり得ます。

「やっぱり別れたくない」と思わせる行動5つ

彼氏の別れたいサインに気づけたのであれば、そこから冷静に対処して相手の気持ちを取り戻していきましょう。

「やっぱり別れたくない」と思わせるための5つの行動についてまとめました。

よき理解者になる

彼氏の話をよく聞いて、よき理解者になることを意識するようにしてください。「やっぱり別れたくない」と思ってもらうためには、彼氏にとって唯一無二の特別な存在にならなければなりません。

あなたほど彼氏のことを理解できる女性は他にいないということをアピールしましょう。

まずは彼氏の話に耳を傾けるようにしてください。言いなりになる必要はありませんが、相手を否定せずに寄り添うことを心がけましょう。

彼が無条件で信頼できる居心地の良い存在になれば、簡単には手放せなくなります。

一途に愛する

彼氏が自分のことをもう必要としていないと感じたら、「もういい!」と投げやりな気持ちになりがちです。しかし、一時的な感情で行動すると後悔することも。

彼氏の気持ちが離れている寂しさを他の男性で埋めても、大抵の場合はうまくいきません。後からもっと寂しくて虚しい気持ちになるでしょう。

彼と別れたくないと思うのであれば、つらくても相手の気持ちが戻ってくるまで一途に愛しましょう。

見返りを求めず、優しさを与える

自分本位であった自覚がある場合には、思いやりを持って接するようにしてください。

ただ「優しくすれば、また好きになってくれるかも」と打算があると、そのような気持ちは相手にも伝わってしまいます。

「こうしてほしいから優しくする」という気持ちは一度捨てて、無条件の愛を注ぐようにしましょう。打算や邪念を手放せば、意識しなくとも好きな人には尽くしたくなるものです。

きちんと気持ちを伝える

相手への愛情や感謝の気持ちは素直に口に出して伝えるようにしましょう。「彼氏なのだから言わなくてもわかってくれる」というのは、都合の良い思い込みです。

いくら心で思っていても、言葉にしなければ案外相手には伝わっていないことのほうが多いのです。

恥ずかしがらずに、気持ちを伝えるようにしてください。いつも素直な言葉を口にしていると、自然と彼氏と一緒にいるときの行動や性格も素直になってきます。

自分磨きを怠らない

別れたくないのであれば、彼の気持ちを取り戻すための自分磨きは欠かせません。

どんなに魅力的に思っていた相手でも、現状維持が続けばいつか飽きがきます。彼氏の気持ちを再度あなたに向けるには、今よりもっと魅力的な女性になることが必要です。

きれいになるために生活習慣を見直したりダイエットを始めたりするのにも良いタイミングです。彼の好みに寄せたスタイルにイメチェンするのもよいでしょう。

自分磨きをしている間は彼氏のことばかり考えずに自分に集中できます。ずっと執着しないのも、状況を好転させる要素のひとつです。

別れ話をされたときの説得方法|再構築の成功例

自分は別れたくないのに別れ話をされたら、ショックでパニックを起こしそうになりますよね。

しかし、別れ話をされたらそこで終了ではありません。彼氏に考え直してもらうためにも、あるいは1度別れたとしてもまた復縁するためにも、別れ話を切り出されたときにどのように対応するかがとても重要です。

ここからは、別れ話を切り出されたときの対応の仕方についてご紹介します。

相手の話をしっかり聞く

「別れたくない」という気持ちが先行し、つい自分の話をして相手を説得したくなりますが、まずは相手の話をよく聞いてみてください。

相手に考え直してもらうのは、今相手が考えていることをしっかり理解することが大切です。人は誰かの話を聞いてもつい自分目線でフィルターをかけて考えがち。特にパニックになっていると相手の話をうまく汲み取れない可能性があります。

彼氏が話している間は自分の感情をはさまず、相手が言いたいことや思っていることをきちんと理解しようとすることに集中してください。

感情的にならない

彼氏に別れ話を切り出されても、感情的になってはいけません。別れ話をする側は、多少なり罪悪感を抱えているものです。そこで彼女に感情的になって責められたりヒステリーを起こされたりすると、本当に逃げたくなってしまいます。

彼氏が別れたいと思っている事実は受け入れがたく、感情的になりそうな気持ちはよく分かります。しかし、その場の感情で投げやりになって今後の可能性を自分で潰さないようにしてください。

理由を聞いて改善する

彼氏が別れたがっている理由を聞いたら、原因を改善するようにしましょう。彼氏に考え直してもらうカギは、別れたいと思った原因となっている部分を取り除けるかどうかです。

あなたがこれまでと何も変わらず付き合い続けたいと主張しても、相手には受け入れてもらえません。あなたに原因がある場合には、これから変わることを相手と約束しましょう。

自分の気持ちを伝える

相手の話を聞くことは大切ですが、あなたの考えを主張してはいけないわけではありません。あなたの気持ちも素直に伝えましょう。

ただし、自分の気持ちを伝えるときに相手を責めたり「かわいそうな自分」に浸ったりするのは避けるべきです。気持ちの冷めている相手に対して同情心を引く方法は大抵うまくいきません。

あなたがまだ相手を好きなこと、別れたくないと思っていることを、あなたの立場から素直に伝えてください。

冷却期間を置いてもらう

相手が1人になりたがっている場合は、冷却期間を置いてもらうようにお願いしてみましょう。

すぐに別れるのではなく、しばらく距離を置くことを提案します。それでも相手の気持ちが変わらなかったり、状況が改善したりしなければ、そのときに別れれば大丈夫だと伝えてみてください。

別れを決めている彼氏に対して、考えを改めてまたすぐに一緒にいてほしいというのは難しいと考えられます。1度距離を置く方法は、相手にも納得してもらいやすいでしょう。

今までの感謝、楽しかった思い出を伝える

別れ話の際には、今までの楽しかった思い出や感謝の気持ちを伝えるようにしてください。もしもすぐに別れを考え直してもらえなかったとしても、良い印象で別れることが大切です。

後から復縁したいを思ったときには、最後の印象が重要になります。今がつらくても、長いスパンで考えてみましょう。

別れ話されたときのタブーとは

別れ話を切り出されたときに、やってはいけない行動も存在します。適切に対応するのを心がけるのと同じくらいに、やってはいけないことをやらないことも大切です。

避けるべき行動についても、しっかり押さえておきましょう。

相手を責める

別れ話のときに相手を責めてはいけません。ものすごくつらいと、ついすべてを相手のせいにしてしまいたくなる気持ちはよくわかります。

きっとあなたにだって、相手に対する不満があるでしょう。文句を言いたいこともいろいろ思いつくでしょう。

しかし、前述したように別れ話をしたときの男性は罪悪感を抱えている可能性が高くなります。そこを責めてしまうと、今後関係を修復するのはかなり難しくなるでしょう。

しつこくすがりつく

1度「別れたくない」と自分の素直な意見を主張するのは大切ですが、受け入れられなかったときにしつこくするのはおすすめできません。

あなたの提案を受け入れられなかったということは、今の彼の中では気持ちが固まっているということです。そこにすがりついても、考えは変えてもらえません。

気持ちが冷めている彼に泣いてすがりついて同情心を引こうとしても、相手は不快な気持ちになるだけです。「みっともない女性」という印象が最後に残ってしまう可能性もあります。

他人を巻き込む

2人の別れ話に他人を巻き込むことも避けましょう。

相手の友人や先輩などを巻き込むことは彼の立場を悪くし、あきらかなルール違反です。自分の周囲の人を巻き込まれれば、温厚な人でもあなたのことを許せないと感じるかもしれません。

あなたの友人を巻き込んで彼に接近するのも、相手にとっては鬱陶しいでしょう。

必死になるほど、周りが見えなくなりがちです。自分の都合で周りを振り回さないように注意してください。

復縁したい!別れた後にやってはいけないこと

復縁を望む場合には、別れた後のあなたの行動もとても大切です。

ここでも感情的になるのはよくありません。相手の立場に立って冷静に考えながら行動するようにしてください。

何度もしつこく連絡をする

彼の気持ちを何とか変えさせようとしてしつこく連絡するのは、かえって相手の気持ちを遠ざけることになり逆効果です。

別れたカップルが復縁するには、冷却期間が欠かせません。別れることを決めた彼には、あなたと離れる時間が必要なのです。

あまりしつこくするとブロックされてしまう可能性もあります。1度拒絶されれば、復縁への難易度が上がります。

相手の悪口を吹聴する

別れた後に相手の悪口を言いまわるのは絶対に避けなければなりません。

振られた恥ずかしさから、相手を責めて自分の立場を守ろうとする人がいます。あるいは、心が弱っているときには「かわいそうな私」を周囲の人にわかってもらって優しくされたいと思う人も。

しかし、あなたが相手の立場を悪くする行動を取れば、あなたの印象は最悪なものになります。そうなれば復縁は絶望的です。

あなたが1番気持ちを向けてほしい相手は誰なのか、冷静に考えるようにしてください。

別れたくないと思わせる女性になろう

好きな人と付き合えたときには、幸せいっぱいでそこがゴールのように感じられるものです。しかし、実際にはそこから続いていきます。

付き合っている間、別れはずっとセットで隣に存在します。いつ訪れるものかわかりません。「別れたくない」と思われる女性であり続ける努力はずっと必要なのです。

同じように、別れ話をされたときも「そこで終了」ではありません。人の気持ちは時間の経過や状況によって常に変化していきます。

別れ話のときにどのように対応したかが、その後の彼とあなたの関係性や復縁の可能性を左右することを忘れないようにしてください。

いつでも相手の立場に立って思いやりを持って行動することで、彼にとって別れたくない大切な女性であり続けましょう。

羽莉花南

Writer

はとりかな|キャバ嬢、アジア女性研究機関勤務、さまざまな国の男性との交際経験を活かして恋愛を中心に女性のお悩みに寄り添う記事を執筆中。アメリカ→フランス→ベトナムと海外生活11年目。外国人夫、愛犬1匹、愛猫2匹と暮らしています。