好きだったはずなのに…彼氏と別れたいと考えてしまう
彼氏と別れたい…。そんな気持ちに気づいたら、自分でも戸惑ってしまいますよね。「好きだったはずなのにどうして」と悲しい気持ちになるでしょう。
しかし、人の感情は時間の経過や状況によって移り変わっていくのが自然です。一度好きになった彼氏でも、ずっと好きでいられるとは限りません。
同時に、別れたいと思う気持ちが一時的である場合もあるため、勢いに任せて別れては後悔する可能性もあります。
今回の記事では、彼氏と別れたいと思ってしまう理由について解説します。
また、別れてから後悔しないためのポイントと円満に別れるための方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
彼氏と別れたいと思ってしまう理由
まずは彼氏と別れたいと思うときに多くの人が抱えている理由について解説します。当てはまるものがないかどうか、ぜひチェックしてみてください。
一緒にいても楽しくない
会話が盛り上がらなかったり、デートで行きたい先が違ったりすると、一緒にいてもつまらないと感じるようになります。彼氏のネガティブな発言が多かったりいつもスマホばかり見ていたりする場合も、一緒にいて楽しいとは感じられないでしょう。
多くの人は、忙しく過ごしている中で恋人との時間を作り出しています。本来はいつも一番にに会いたい存在であるはずです。しかし、一緒にいて楽しくないと、日々の生活の中でわざわざ会う時間を捻出することも億劫になるでしょう。
モヤモヤした気持ちで、彼氏を嫌いなわけではなくても、別れたいという感覚を抱えている人も多くいます。
興味がなくなった
彼氏に興味がなくなるケースも存在します。
付き合い始めた頃は、相手のことをもっと知りたくて気持ちが盛り上がっています。しかし少し長く付き合って相手のことが見えてくると、興味をなくしてしまうことも。
「彼氏に興味がない」というと薄情に感じられて、自分でもその気持ちを認められない人も多いかもしれません。
しかし、同じ人に対して興味を持ち続けるのはとても難しいことです。お互いに興味を持ち続けるには、お互いがずっと成長して変化し続ける必要があります。
付き合った当初から何も変化がない彼氏の場合は、興味をなくすのも自然といえるかもしれません。他の人が彼氏よりもっと魅力的に見えて、今の彼氏と別れたいと思う場合もあるでしょう。
相手の気持ちが重い
彼氏の気持ちの大きさが負担になって、別れたいと思うようになった人もいるかもしれません。
相手に愛されるのは本来幸せなことですが、過度に依存されるとプレッシャーとなります。自分ではまだ意思や決意が固まっていないのに、相手が当然あなたと結婚する気持ちでいて話を進められると戸惑いますよね。急かされれば、なおさらです。
あるいは彼氏の嫉妬や束縛によって、仕事や友人関係に支障が出ることも考えられます。自分の考えや生活が尊重されない状況では、彼氏から離れたくなるでしょう。
喧嘩が増えた
顔を合わせれば喧嘩になるような状況だと、彼氏と会うのが億劫になります。喧嘩をすれば傷つくし、気力も体力も削られますよね。
喧嘩をして問題が解決したり改善したりするのであれば良いですが、毎回同じような内容で不毛な喧嘩を繰り返していれば、誰でもむなしい気持ちになるものです。
喧嘩が多いのは、それだけ2人の意見が合わなくてぶつかっている証拠でもあります。「喧嘩ばかりしている相手は自分と合っていないのでは?」「喧嘩ばかりの相手とずっと一緒にいていいのかな…」と不安な気持ちにもなるでしょう。
会う頻度が減った
会う頻度が減ることで、彼氏と付き合っている意味がわからなくなることもあるかもしれません。
彼氏の仕事が忙しくて会えない日が続くこともあれば、異動や転職などで距離が離れて会うのが大変になることもあるでしょう。あるいは特に理由もないのに付き合った当初に比べて会う頻度が減っていれば、「自分は大切にされていない」と考えて気持ちが冷めるケースも考えられます。
相手の「時間がない」「忙しい」は言い訳に聞こえることもあります。自分のために時間を使ってくれない相手と別れたいと思うのは自然なことです。
価値観が合わない
価値観が合わないことは、多くのカップルが別れを選択するきっかけとなる理由です。
付き合ったばかりで気持ちが盛り上がっている頃は、なかなか価値観の違いに気づけません。違和感を抱いても、何となく打ち消してしまいます。
しかし、長く一緒にいる時間が増えて冷静になるほど彼氏との価値観の違いが見えてきます。実際にまったく同じ価値観の人間は存在しないので、それなりに気が合う相手であっても価値観の違いに戸惑う瞬間はあるでしょう。
お互いに価値観をすり合わせて、歩み寄れる程度の違いかどうかがポイントになります。
別れた後に後悔しないためのポイント
大好きだった彼氏と別れたいと考えるようになったように、今の別れたい気持ちが一時的である可能性もあります。
勢いで別れて後悔するケースは珍しくありません。ここからは、後悔しないためのポイントについてお伝えします。
嫌な部分を書き出す
別れたいと思ったとき、まずは彼氏の嫌な部分を書き出してみましょう。頭の中だけで考えていると、なかなか自分の気持ちを整理できません。
ぼんやりと「何だか嫌だな」と思っていると、無意味に「彼氏が嫌だ」という気持ちだけが膨らんでいくこともあります。
自分の気持ちは、紙に書き出して整理するのがおすすめです。一つずつ確認すると、実は大したことではなかったと気づく場合もあります。
別れの原因は解決できるか
彼氏の嫌な部分や問題を書き出したら、その原因は解決できるかどうかについて考えてみてください。
問題を抱えて悩んでいるときには、解決するのが億劫になりがちです。蓋をして逃げてしまったほうが楽に思えます。しかし解決できる問題であれば、別れを選択した場合に後悔する可能性が高くなります。
恋人同士はさまざまな問題を解決しながら絆を強めていくものです。解決できる問題を避けていては、今の彼氏と別れて違う人と付き合っても、関係を長く続けるのは難しいでしょう。
相手に不満や自分の気持ちを伝える
彼氏への不満や自分の気持ちをきちんと整理できたら、相手に言葉で伝えましょう。
「一緒にいるのだから、これくらいわかるよね?」と思うことでも、相手はまったく気づいていない場合が多いのです。恋人同士であっても、言葉にしていないことは思った以上に相手に伝わっていないと考えるほうが良いでしょう。
伝えれば案外すんなりと受け入れてもらえることもあります。あなたが別れたいと考えていることを知れば、慌てて問題を解決しようと努力してくれるかもしれません。
少しずつ距離を置く
別れたいと思ったら、まずは距離を置いてみるのもおすすめです。いきなり避けると相手もびっくりしてしまうので、少しずつ距離を置くようにしてみてください。
付き合っている相手の存在は、当たり前のものになりがちです。離れてみて、その大切さに気づけることは少なくありません。また相手との距離を置いて1人の時間を増やすことで、自分の本当の気持ちが見えやすくなります。
あなたの気持ちが離れていることに気づいて、彼氏が態度を改めてくれることも考えられます。
別れた後に後悔しないか考える
別れたいと思ったらすぐに別れるのではなく、実際に別れた後のことを想像してみましょう。彼氏のいないあなたの生活はどのようなものになるのか、細かく思い浮かべてみてください。
彼氏のいない新しい生活では、今は当たり前にあるものがなくなります。そのときに後悔しないかどうか、しっかりと想像力を巡らせることが大切です。別れてすっきりする部分もある分、寂しさや困りごとが出てくる可能性もあります。
良い面と悪い面、どちらにも目を向けるようにしましょう。
彼氏と円満に別れる方法|トラブルを防ぐためには
自分の気持ちを確認できて別れたい気持ちが固まったら、彼氏に別れを伝えなければなりません。
別れ方を雑にしてしまうと、後のトラブルにつながる可能性があります。また、せっかくの2人の思い出自体がつらいものになってしまいかねません。
最後に、別れたいと決めたときに彼氏と円満に別れる方法についてご紹介します。
直接会って話をする
別れたい意思は、直接会って伝えるようにしましょう。話しづらいことではありますが、電話やLINEで済ませるのはおすすめできません。
大切な話だからこそ、直接会わないと表情や細かい表現によって伝えられないことが問題となる可能性があります。
また、直接会うことで彼氏に伝えられる誠意もあります。相手に「最後まで自分のことを大切に考えて丁寧に対応してくれた」と思ってもらうことが大切です。
理由をきちんと説明する
話をするときには、別れたい理由をきちんと説明しましょう。結論だけ伝えても、彼氏は納得できません。
「別れたい」というのが、あなたの中でしっかりと考えて出した答えであっても、相手にとっては初耳です。相手が理解して別れに納得できるように丁寧に説明する必要があります。
彼氏にも考える時間を与える
自分の中で別れを決意すると、つい気持ちが焦ってしまいがちです。別れた気持ちばかりに意識がいくことで、急いで終わらせてしまわないように気をつけましょう。
彼氏との別れを決断するまでにさまざまなことを考えてたように、彼氏にも自分の気持ちを整理する時間が必要です。
彼氏が考える時間が必要だと言ったときには、相手にも時間を与えてあげるようにしてください。
彼氏の意見も尊重する
別れ話では、彼氏の意見もしっかり聞くようにしましょう。
別れたいという気持ちを決めているからといって、相手の言い分を無視してはいけません。彼氏も自身の気持ちを話すことで、頭の中を整理して納得することにつながります。
「どうせこう考えている」「解決できるわけがない」と決めつけないで、フラットな気持ちで彼氏の意見を聞くことも大切です。
優しさや気遣いを見せない
別れたいと決めたのであれば、必要以上に優しさや気遣いを見せないことも意識するようにしてください。
冷たくするのはよくありませんが、決意を固めたならはっきりした態度を示すことが大切です。優しさのつもりでも、相手にとっては思わせぶりに見えることがあります。結果として彼氏を余計に傷つけることになりかねません。
中途半端なことはせずに、覚悟を持って話をするようにしましょう。
後悔しない恋愛をしよう
彼氏と何となく別れたいという気持ちをモヤモヤと抱えたまま付き合い続けていては、なかなか幸せな恋愛はできません。同時に、一時的な感情で別れてしまっても後悔することになります。
後悔しない恋愛をするためには、自分の気持ちをしっかり見極めることが大切です。自分の気持ちをはっきり把握できれば、相手に伝えて解決できることもあります。
彼氏と別れるにしても、関係を続けるにしても、まずは自分の素直な気持ちと向き合うようにしましょう。