気分の浮き沈みが激しい性格を改善する3つの習慣
ここからは、気分の浮き沈みが激しい性格そのものを変えるための3つの習慣について解説します。
これまで対処法について解説してきましたが、気分の浮き沈みが激しい性格を根本から変えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
気分の浮き沈みが激しい自分が嫌なのに、なかなか変えられずに疲弊してしまっている方も多いはず。しかし上述した通り、考え方や感情そのものをコントロールすることは非常に難しいことです。
大切なのは、毎日の習慣や行動を見直すこと。日々の中で気をつけてみるべきことについて、詳しく解説していきます。
生活リズムを整える・生活習慣を改善する
気分の浮き沈みが激しい方は、生活リズムを整えて、生活習慣を改善することが重要です。
生活リズムが乱れると、体内時計が狂い、ホルモンバランスや自律神経のバランスが崩れてしまいます。その結果、気分の浮き沈みが激しくなったり、イライラしやすくなったりします。
さらに睡眠不足や栄養不足、運動不足などの原因にもなるため、生活習慣はとても重要です。
毎日決まった時間に起きて寝る、バランスの良い食事を取る、適度な運動をする、ストレスをため込まないなどの習慣を身につけることが大切です。
瞑想・ヨガなどのマインドフルネスを実践する
瞑想・ヨガなどのマインドフルネスを実践することで、気分の浮き沈みが激しい性格を少しずつ変えることができます。
マインドフルネスとは、今この瞬間に意識を向け、自分の感情や思考を客観的に観察する技術です。マインドフルネスを実践できるようになれば、気分に振り回されない考え方や感情との新しい向き合い方を身につけられるでしょう。
- ストレスや不安の軽減
- 感情のコントロール力の向上
- 集中力や注意力の向上
- 自己肯定感の向上
上記のように、マインドフルネスには様々な効果があります。1日5分からでもいいので、瞑想やヨガ、深呼吸などを実践してみましょう。
人間関係を改善する・ポジティブな友人と話す
気分の浮き沈みが激しい性格は、人間関係を改善することで変えられる可能性があります。
良好な人間関係は、ストレスや不安を軽減し、気分の浮き沈みを抑えてくれます。信頼できる人、自分を受け入れてくれる人と過ごすことは、そのまま心や気持ちの安定につながるでしょう。
人間関係はすぐに変えられるものではないかもしれません。ですが、信頼できる大切な人に悩みを打ち明けてみることで、人間関係が良い方向に変わっていく可能性もあります。
まずは身の回りにいるポジティブな友人や家族に、素直な気持ちを打ち明けてみましょう。
しんどい時は、我慢せずに涙を流そう
気分の浮き沈みが激しいときは、我慢しすぎないことがもっとも大切なことです。
本当はもっと落ち着いた人になりたい、他人に迷惑をかけたくない、ちゃんとしないといけない。そのように、我慢するべきだと考えている方も多いかもしれません。
でも、そのような「我慢しないといけない」という考えは、かえって自身の感情や思考とフラットに向き合えなくなる原因でもあります。たとえ我慢しなければならないと思っていても、あなたの感情が揺れ動くこと自体を止めるのは難しいでしょう。
その結果「やはりどうしようもない」と感じてしまい、感情をコントロールできない状態につながりやすくなります。
しんどいときは、きちんとしんどい感情を受け止めてあげること。つらさを大げさに感じることも、無視することもなく、ありのまま感じることが大切です。
つらいときは、我慢せずきちんと泣く。まずは自分の感情を、まっすぐ見つめてみましょう。