メンタルが不安定な時にしてはいけないNG行動
ここまで、心を落ち着かせる方法についてご紹介してきました。しかしほとんどの人はすでに、心を落ち着かせる方法を自分なりに探したことがあるはず。
ですが、一般的に心を落ち着かせる方法だと考えられていても、中には逆効果となってしまうものもあります。
ここからは、メンタルが不安定なときについしてしまいがちなNG行動についてご紹介します。
カフェインやニコチンを摂取する
リラックスや気分転換のために、コーヒーを飲んだりタバコを吸ったりする方も多いでしょう。ですが、カフェインやニコチンは興奮作用や依存性のある物質です。そのため喫煙やコーヒーの摂取は、実際にはリラックスとは逆の覚醒状態につながってしまいます。
特にカフェインは、興奮作用が強く不眠や動悸の原因にもなります。メンタルが不安定なときは、かわりにハーブティーのようなリラックスできる飲み物を選ぶといいでしょう。
声を荒げる・暴れる
大きな声を出したり、身の回りの物を壊すほど暴れることは、短期的には解放感を得られるかもしれません。
しかし、長期的にはさらなるストレスの要因になります。具体的には、周囲の人との関係が悪化する、余計にストレスに敏感になるなど、実はデメリットも多い行動でもあります。
理性だけで感情を抑え込むのは難しいものです。しかしその場で発散しようとせず、上記で紹介したような方法を試してみたほうが効果的でしょう。
自分の中で溜め込み我慢を繰り返す
「他人に迷惑をかけたくない」「我慢するのが立派な大人」という考えから、感情や悩みを溜め込んでしまう人は少なくありません。しかし、ひとりで我慢しすぎると心がパンクするリスクが高くなってしまいます。
適度な発散も必要不可欠です。誰にも言わずに我慢しすぎるのではなく、誰かに話を聞いてもらったり日記や紙に定期的に書き出したりするのがおすすめです。
自分らしさを見失わないで
メンタルのバランスを取り戻すことは、自分らしさを取り戻すことでもあります。
精神的なバランスを崩してしまうと、自分が大切にしたい価値観や好奇心を見失ってしまいます。ストレスばかりに注目するあまり、本当に大事にしたいことがわからなくなるかもしれません。
しかし、ストレスや不安でいっぱいになっているときは、自分のことまで意識が回らないことも多いでしょう。だからこそ、定期的に心を落ち着かせる時間は欠かせません。
今回ご紹介した方法を試しながら、自分らしい生き方を大切にしましょう。