彼氏との同棲のタイミングはいつから?失敗談から学ぶベストな時期

Edit by mayan

彼氏と同棲を始めようか悩んでる…

付き合った期間が長くても短くても、「大好きな彼となら同棲できる気がする!」と思うことは多いですよね。同棲することで見えてくる相手の一面や共同生活の注意点もたくさんあり、現在は結婚前に同棲することも一般的といえます。

彼氏と同棲するタイミングや、同棲を考えるタイミングは人それぞれだからこそ、「みんなはいつから同棲を考えてる?」「同性=結婚?」など、疑問も多いですよね。

ここでは、恋人と同棲を考えるタイミングやきっかけ、同棲した方がいいカップルの特徴などをご紹介します。彼との同棲を考えるときの参考にしてください。

世間の声を聞かせて!恋人と同棲したきっかけは?

わかりやすいきっかけは「結婚」ですが、他にも同棲を考えるタイミングはいくつかあります。男女で考え方が違うだけではなく、育ってきた環境や生活へのこだわりが異なる人と住むのは大変なこと。「同棲しよう」と提案するのは、どちらにとっても勇気が必要です。

ここでは、すでに同棲を経験した人の体験を踏まえ、恋人と同棲したきっかけをご紹介します。自分達の「同棲」への意思やタイミングを確認するためにも参考になるでしょう。

お互いのライフスタイルが一致しているとわかった時

同棲とは、恋人とはいえ他人同士の人間が一緒に住むこと。育った環境や、こだわりも一つ一つ違います。

  • 洗濯に使う洗剤の量
  • 服の畳みかた
  • 料理の味付けや盛り付け
  • 部屋の掃除の仕方

小さなことから大きなことまで、考え方や癖が違うでしょう。お互いのラフスタイルが一致している、価値観が一致していると話し合いなどを通してわかったときが、同棲を考え始めるタイミングの一つです。

半同棲状態が続いている

どちらかの家に帰宅し、一緒に過ごすことが多い半同棲のような生活になっているのなら、同棲を考えるタイミングかもしれません。一人暮らしをしていて、自宅に帰らない日がどんなに多くても、家賃は払わなければなりません。

半同棲状態を長めに続けられているのであれば、同棲になっても衝突やすれ違いが増えるとは考えづらいでしょう。半同棲が1〜2ヶ月続いているのであれば、現在一人暮らししている部屋を解約し、同棲を考えるタイミングといえます。

今の家の更新のタイミング

現在一人暮らしをしている場合は、家の更新を同棲のタイミングにするカップルもいるでしょう。お互い今の一人暮らしで更新料を払うより「もう少し広いお部屋に二人で家賃を分担」の方が経済的にも良いと考える人も多く、同棲を考える良いきっかけです。

更新のタイミングで、引っ越しをする場合は退去日や引っ越し作業の日を新居側などとすり合わせる必要があるため注意が必要です。

経済的に安定してきた時

同棲に限らず、家を借りる、引っ越しをするにはお金がかかります。経済的に自立し、お互いの貯金や仕事がある程度落ち着いたタイミングで同棲を考える人が多いでしょう。

就職や転職をして数ヶ月後、1年後などに、経済力が安定したことで「同棲してもやっていける」と考え、物件を探し始めるカップルが多いといえます。

合わせて読みたい:同棲の初期費用はいくら必要?平均費&内訳|毎月の生活費も

結婚を見据えるようになってきた時

結婚を見据え、将来のことを考えるようになったときが、同棲のタイミングとして一番多いでしょう。今後、一生を2人で過ごすための予行練習として同棲をするカップルが多く、結婚生活のシミュレーションと考えられます。

恋人とたまに会うことと、毎日一緒にいること・暮らすことは別物。この先ずっと一緒に暮らしていけるのかどうかを確かめるため、同棲を考えるカップルが多いです。

彼氏との同棲のタイミングはいつからがベスト?

同棲するのに適切なタイミングは何度かありますが、果たしていつがベストなのか悩む人も多いですよね。上記のタイミングに限らず、同棲のタイミングはカップルや恋人との関係によって異なります。

一番は、2人の同棲への価値観や、条件が一致していることが大切です。「とりあえず同棲しよう!」「ずっと一緒にいたいし!」と安易な考えで始めるのではなく、話し合いを重ね、お互いにとってのメリット・デメリットなども加味した上で合意を取ってから、同棲を始めるための準備に取り掛かるのがいいでしょう。

お互いが住んできた環境や、生活へのこだわりが違う2人が一緒に住む以上、不安に思っていることなども全て話しておいてから同棲を決めると良いでしょう。

同棲した方がいいカップルの特徴

同棲を始めるにはさまざまなタイミングがありますが、「あれ?気づいたら同棲していた」というカップルも中にはいます。また、「同棲したことで関係が良くなった」というカップルも、「同棲して失敗した」というカップルもいるため、「自分たちはうまくいくのだろうか?」と悩んでしまいがち。

ここでは、同棲した方がいいカップルの特徴をご紹介します。

喧嘩した時も解決策が決まっている

喧嘩や言い争いがないカップルはとても素敵ですが、多くのカップルには少なからず喧嘩や言い争いの経験があるでしょう。喧嘩をすることが悪いわけではなく、喧嘩した後の解決法が決まっていることが大切。「喧嘩したときの2人のルール」が決まっているカップルは、同棲に向いています。

同棲するということは、他人が同じ家に住み、ほぼ毎日一緒に過ごすことです。一人暮らしなどであれば、喧嘩をしても各々の家に帰り、冷静さを取り戻す時間を作ることができますが、同棲ではそうはいきません。

合わせて読みたい:彼氏と喧嘩しちゃった…|仲直りする方法は?悪化させる5つの行動

一緒にいる時間の方が幸せに感じる

一緒にいる時間が長くなると「1人になりたい」「なにもない時間が欲しい」と考えてしまいがち。それでも、1人でいるときよりも2人でいるときの方が幸せだと感じている場合は、同棲に向いているといえます。

同棲すると、ほとんどの時間をパートナーと一緒に過ごすことになります。カップルといえど、相手は他人。自分の時間やスペースを確保することは難しく、ストレスをためてしまう人も少なくありません。

2人で一緒にいる時間が、1人でいる時間よりも重要だと感じている人は、同棲に向いていると言えるでしょう。

将来設計が似ている

将来設計が似ていたり、すでに将来に向けて行動していたり、将来について共有できることがあるカップルは同棲に向いています。将来設計とは、仕事についてはもちろん、家族や子供の有無、住居などの細かな部分です。

男女で将来設計の違いが大きいことも少なくありません。パートナーと将来について話してみると、「え?そんな程度しか考えていないの?」と思う人もいれば、「そんなところまで?」と驚くほど詳細まで考えている人も。

今後2人で過ごす中で出てくるであろうトラブルやイベントごとなども、話し合えるようにしておきましょう。

結婚したいと思っている

お互いが結婚を考えたときが同棲のタイミングと上記でも解説しましたが、結婚したいと思っている場合は同棲に向いているでしょう。

結婚してから初めて一緒に暮らす夫婦もいますが、現代では多くのカップルが結婚を前提に同棲を始める傾向にあります。結婚生活のシュミレーションや価値観のすり合わせをしていくのに同棲は必要といえます。

同棲したいと思っている

お互いの生活習慣や考え方を知るために同棲したいと思っている2人であれば、同棲した方がいいでしょう。生活を共にするのには勇気がいりますが、2人の合意があれば問題ありません。漠然としていても、2人が同じ考えであることは大切です。

2人とも「同棲したい」と思っている場合は、同棲をしない理由がありません。2人とも同棲を視野に入れているのであれば、向いている方向が一緒であるため、同棲をした方がいいといえます。

ただし、お互いが「なぜ同棲したいのか」をはっきりさせておくといいでしょう。

恋人との同棲で失敗した5つの例

「同棲をすれば好きな人と一緒にいられる」「相手に結婚を意識させられる」など、同棲を始めるにはさまざまな理由がありますが、同棲はいいことばかりではありません。2人で住むためには、妥協することや協力し合う部分もたくさんあります。

恋人との同棲で失敗した5つの例をご紹介します。失敗例を先に知っておくことで、自分たちがその失敗をしないように備えましょう。

早く同棲を始めすぎて、価値観の違いが埋められなくなった

付き合ってからすぐ同棲を始めるカップルもいれば、数年付き合ってから同棲するカップルもいますよね。同棲の失敗談の中には、「早すぎた」という声があります。

数年付き合ってから同棲をするカップルであれば、価値観の違いを埋め、すり合わせた状態で暮らしが進みます。しかし、あまりにもタイミングが早いと価値観をすり合わせる時間もないまま同棲が始まってしまい、戸惑うだけでなく許容できないことも出てくるでしょう。

価値観の差を埋められなかったとしても、賃貸をすぐに解約することは難しく、時間やお金もかかります。

一緒にいる時間が長すぎて、お互いストレスが解消しきれなくなった

2人で過ごすのはとても幸せなことですが。それはデートのたびに会えるから。たまに会うのと一緒に暮らすのとは大きく違います。恋人と一緒にいる時間が長くなり、ストレスを解消できなくなることが同棲の失敗につながります。

着替え、筋トレや美容ケア、勉強やちょっとした手癖足癖の悪さまで、いままで一人暮らしや実家暮らしだったときは気兼ねなくできていたことが、同棲するとできなくなる可能性もあります。

特に、「恋人の前ではいつでもご機嫌でいたい」と考えている人にとっては、うまくストレスの発散方法を家の中で見つけられないという懸念も考えられるでしょう。

ライフスタイルが合わず、気を遣い過ぎて疲れた

一言でライフスタイルと言っても、多種多様です。仕事を家でするか、朝型か夜型か、洗濯の回数や食事の時間など、2人で生活する中でお互いにとって「ちょうどいい」ライフスタイルを見つけていかなければいけません。

すり合わせや妥協を重ね、自分たちならではのライフスタイルを作るのは一筋縄ではいかず、最初はお互いに気を遣うこともあるでしょう。気を遣いすぎることで同棲自体が失敗に終わってしまう例も少なくありません。

家事分担がうまくいかず、負担と不満が偏ってしまった

家事をどう分担するかは、大きな問題です。SNSなどでは「分担ルールを決めた方がいい」「分担せず気づいた方がやる」などさまざまな意見が飛び交っていますが、家事分担が原因で同棲生活がうまくいかない例も多くあります。

洗濯・料理・掃除などわかりやすい家事だけでなく、ゴミの分別やストックの買い出しなどの細々したことも「家事」の一部。分担がうまくいかないとどちらかに負担が偏ってしまい、喧嘩や不信感などにもつながります。

家事分担について事前に話し合い、実際に同棲し始めた際は、都度修正したり家事負担について話したりしましょう。

自分の時間を失い、仕事や趣味を謳歌できなくなった

1人で過ごす時間が大切な人は、同棲によってストレスをためてしまい、うまくいかなかったという例もあります。

一人暮らしや実家では自分の好きなものやことに時間もお金も使えますが、同棲を始めるとスペースや家具、インテリアなども「2人のもの」です。推し活や在宅勤務などにも、今までとは異なる支障が出るでしょう。

趣味や仕事を謳歌できなくなることでストレスがたまる、憂鬱になるなど、生活にも影響が出て同棲生活が失敗に終わってしまうことも少なくありません。

ベストな時期を図って、より良い同棲生活を始めよう

恋人との同棲は新たなスタートでもあり、結婚やこれから先のことを考えるタイミングでもあります。カップルのスタイルにより、同棲のタイミングはさまざまです。

周りが同棲や結婚をしていると焦りがちですが、焦って同棲をしても話し合いやすり合わせが足りず、悲しい結果を招くことにもつながりかねません。自分たちのスタイルに合ったタイミングがあり、ベストな時期があります。焦らずに自分たちのペースを大事にしましょう。

いいこともあれば、良くないことや悲しいこともあるのが同棲です。今までの一人暮らしとは大きく変わってくるでしょう。

2人で話し合い、すり合わせなどを十分に行った上で、ベストなタイミングでより良い同棲生活を始めましょう。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。