モラハラ彼氏の特徴とは?見下す彼氏を見返す5つの方法

Edit by mayan

私が付き合ってるのは、モラハラ彼氏かもしれない…

彼氏との仲を聞かれるたびに、言い淀んでしまう。「いい人だよ」「優しいよ」嘘じゃないけれど、しっくりこないのはどうしてだろう。

平等で公平だったはずの彼との関係が、いつからか彼の機嫌を伺うようになってしまっているとその不平等さに慣れてしまいモラハラと気づかないことがあります。つい八つ当たりしてしまったり暴言が出てしまったりと、恋人同士でなくとも喧嘩すれば起こってしまうこともありますが、本来であればそれらは「人を傷つける最低な行為である」ことはわかっているはず。しかし、この「最低な行為」を日常的に行い、精神的にも追い詰めてしまうのがモラハラです。

暴言、機嫌が悪いとたてる大きな音、上から目線でなんでも否定から…。もしかして私の彼氏、モラハラですか?

モラハラとは

SNSでも「それってモラハラでは?」といったコメントが飛び交うのを目にすることも多い中で、モラハラとはどのようなことを指すのでしょうか。

モラハラとは「モラルハラスメント(Moral harassment)」の略称です。「モラル=道徳や倫理」と「ハラスメント=嫌がらせ・心ない行動」からできた言葉で、相手が嫌がる言動や行動を指します。怒鳴ったり、暴力などわかりやすいものではなく、精神的に追い詰めていくことから「見えない暴力」とも言われている言葉です。

また、モラハラは恋愛や結婚などで取り上げられることが多い一方で、実は職場や親子関係など様々なところで成り立ちます。職場を辞める理由の一つにもなるため、近年さまざまなシーンで注目され、多くの関心が寄せられています。

モラハラ彼氏5つの特徴

「私の彼氏は、ちょっと口が悪いだけ」「ちょっと感情表現が苦手で不機嫌になるだけ」と納得させているものの中に、モラハラが含まれています。周りから「モラハラでは?」と言われても「そんなことないよ」「私も悪いところがあるし」などと納得・理由づけしてしまいがち。

ここでは、モラハラ彼氏5つの特徴をご紹介します。

仕事やステータスについて見下してくる

どのような仕事も、需要があり仕事や職業として成り立っています。しかしモラハラをする人は、それらの仕事や社会的地位、ステータスなどを見下し馬鹿にしてくる傾向にあります。見下す種類は様々ですが、例えば以下のようなものです。

  • 仕事の種類(営業・事務・経理等)
  • 会社の規模
  • 学歴や語学スキルなどの技術面
  • 会社での立場や部下数
  • 仕事の有無(専業主婦など)

「中卒だから・高卒だから」「そんな仕事誰にでもできる」など、自分の方がすごい・偉いを前面に出して否定してくるのはモラハラの特徴です。

言い返したり反論することを許してくれない

何かを言われた時に「いやそれは」「そうじゃなくてね」など、言い訳や反論をしようとすると、許してくれないのもモラハラ彼氏の特徴です。

「そんなことない」「いやそれは」などと口にした途端、

  • 機嫌が悪くなる
  • 「うるさい」と一喝される
  • 無視する

上記のように、自分が言っていることが正しいと強要しています。自分の意見を否定され、今までの固定概念を変えることを怖がっている場合もあります。

女性としての自尊心を傷つけてくる

女性としての自尊心は、男性からすると女性としての自信です。モラハラは、女性としての自尊心を傷つけることで「この人しかいないんだ」と思わせ、自分から離れないようにコントロールする傾向にあります。

女性の自尊心を傷つける方法は、普段のメイク・服装・体系についての外見的な部分だけではなく、行動や結婚や出産に関する思考などまで多岐にわたります。モラハラな言動として、女性の自尊心を傷つけてくるのは、一番多いとされています。

大声で怒鳴ったり暴力を振るう

大きな物音は、男女関係なく不快感を示します。喧嘩などでついついドアを「バタンッ」と大きな音を立ててしまうことはありますよね。しかし回数が多かったり、喧嘩ではなく機嫌に左右されたりする場合あれば、それはモラハラに近いと言えます。

大声で怒鳴る・暴力を振るう・不機嫌を露わにするなどの行動は「自分の気に入らないことをするな」という支配的な欲求を表にすることで、コントロールしようとしてると考えて良いでしょう。一般的には怒る前や感情を露わにする前に、少し考えて傷つかないか適切かを判断しますが、モラハラの場合はちょっとしたことでもすぐに感情的になるため、自制がききません。

孤立させて脅迫してくる

依存や束縛といったわかりやすいものではなく、じわじわと頭角を表すのがモラハラです。だんだん友人と会う時間や家族との時間を制限するなど、孤立させることで「お前には俺しかいない」という意識を刷り込みます。

人によっては連絡を絶つようにすることで、自分から離れないようにするだけでなく「俺がいなくなったらどうなるか」といった脅迫をすることもあります。通常であれば、彼氏と別れたことでなにかがダメになってしまうことはありませんが、モラハラな言動で慣れてしまうと「この人が離れたらひとりぼっちになってしまう」という意識を持ち、正常な判断ができなくなることにつながるでしょう。

見下してくる彼氏に立ち向かうには…?

「これはモラハラかもしれない」「なんでこんなことばかり言われるんだろう?」

あるときふと気づいた彼氏のモラハラな言動。見下され、自尊心を傷つけられてまで一緒にいて成り立つのは、平等で公平な恋人関係ではありません。あまりにもモラハラが日常になり過ぎて受け入れてしまっていたけれどこれではダメと気付けたのなら、立ち向かう勇気が必要です。

勇気を出して、モラハラに立ち向かうことで自分のことを大事にしてくれる人を、見つける第一歩にもなるでしょう。まずは「これはモラハラなんだ」と、しっかり認めることから始めてみて。

少しだけ出た勇気をもとに、立ち向かいたい。見下してくるモラハラ彼氏どう見返したらいいの?

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。