自分を愛するには…?自己愛を手にいれる方法とマインドを5つ解説

Edit by Chie

自分を愛することはできるのかな…?

自分に自信がなく、自分を愛してあげることができない…そんな風に悩む日々は辛いですよね。自分を愛せない人は周りの人から褒められ理解されても否定しやすいので、素直に喜べる機会を見失っているのではないでしょうか。

「周りからの意見を素直に受け止め、自分でも良いところを見つけて愛する努力をしたい」

いきなり自分を愛するのは難しいですが、受け入れようとする気持ちが大切です。

今回は、家庭環境や友人関係、恋愛などさまざまな経験により自己肯定感が低くなってしまった、どうしても自分を好きでいられないという方に向け、自己愛を手に入れる方法やマインドを紹介していきます。

この記事が自分を愛するための一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

自分を愛せないと、人を愛し、信じることはできない…

自分を愛せないと、胸を張って人を愛することはできません。人を大事に想うなら、愛することの本質を知りましょう。

自分を自分で肯定できない、愛してあげられない人は、他人からの評価でしか自分を肯定してあげられないことがほとんど。結果的に愛を与えるのではなく「認めてほしい」「愛してほしい」と相手に愛や理解を求めてしまうのです。

大切に想う人から愛されたいと思うのは当然ですが、相手にばかり求めてしまうと「こんなに愛しているのになぜわかってくれないの」と責めらる事態が起きるかもしれません。

人を愛するためには、まず自分で自分を満たし、愛してあげることが大切です。自分を愛すことができれば、相手に求めるだけではなく、他人の良い部分や悪い部分を含めて愛せるようになりますよ。

自己愛とは

自己愛とは、自分自身を愛し、信頼し、誇りを持つこと。

自己肯定感の高さも自己愛の有無に直結するため、自分の強みを受け入れることが大切です。自己愛を持つと、自尊心や自分への自信にもつながり、自己を肯定する力がついていきます。

元から自己愛を持てている人もいますが、過去に起きたさまざまな経験により自分を愛する自信が持てなくなってしまったり、減ってしまったりするケースもあります。

自己愛を高めるためには、周りの人の意見を受け入れたり日記に想いを書いたり言葉に出して聞き入れたりすることが効果的です。

参考:大阪・京都こころの発達研究所「自己愛とは」

自己愛を手に入れる5つの方法とマインド

「自分を愛せるようになりたいけれど方法がわからない」とさまよってしまう人も多いでしょう。

自己愛は、自分の考え方や行動次第で手に入れられます。

最初は自分の魅力を受け入れるのに時間や忍耐がかかりますが、自分のペースで実践していきましょう。ここからは、自己愛を手に入れる5つの方法とマインドについて紹介します。

毎日自分を褒める

毎日小さなことでも自分を褒める習慣をつけましょう。自分の悪い部分だけではなく、自分の良いところや達成できた部分、失敗してしまったとしてもチャレンジをした過程に目を向けて自分を褒めることが大切です。

自己愛を持てない人は、他人が褒めてくれないなら自分を褒める必要がないと思いがち。まずは、他人から褒められない=自分を評価してあげられないと解釈することからやめてみましょう。

どんなに小さなことでもいいので生活している中でできたことを見つけ、自分を認め、褒めていけば自然と自己愛を持つことができるでしょう。

自分を好きになる方法については、以下の記事もあわせてご覧ください。

自分を好きになる方法8選!自分のことを好きになるポジティブ新習慣!

自分をけなす人・さげすむ人・傷つける人から離れる

自己愛を持つためには、自分をけなす人や傷つける人と距離を置くことが大切です。自己肯定感が低く、自己愛を持てない人は他人からの評価で自分を評価してしまいがち。

そのため、自分をけなす人やさげすむ人からの心無い言葉を受け入れてしまい、「自分はダメな人なんだ」と思い込むことで自己否定につながるのです。自分を愛するというのは、自分を守ること。不快な思いをさせる人との関わりは必要ありません。

他人からの評価だけで自分の価値を決めつけないのはもちろん大切ですが、自分を傷つける人から離れ、人間関係を見直すことも自己愛を持つための選択肢です。「自分は大切にされるべき存在」だと自分自身で守りましょう。

自分なりのストレス軽減する手段・方法を手に入れる

自分なりのストレス軽減方法を見つけ、手に入れることも自己愛を持つための一歩です。

自分を愛することができない人は、ネガティブな感情を抱きやすく、人よりもストレスを感じてしまう傾向に。ストレスを感じ、気持ちが落ち込んでいる状態だと、自分の悪い部分ばかりに目を向けてしまうため自己否定につながります。

自分なりにストレスを軽減させる方法を見つけておくと、気持ちを落ち着かせ、冷静な状態で自分と向き合えるようになるでしょう。ストレスをうまく発散できる事実は、自分を肯定してあげられるひとつの材料になるはずです。

過去の失敗やミスを許す

過去の失敗やミスを許してあげることも、自己愛につながります。自分を愛することができない原因として、過去にした失敗やミスを引きづり続けている場合があります。

「あのときこれができなかったから、自分はダメな人間だ」「あんなミスをしてしまうなんて、この先も自分は何もできないだろう」などと考えてしまい、過去の失敗により今の自分や未来の自分までを否定してしまう人も少なくありません。

自分を許すということは難しいこと。

ですが、過去に失敗してしまった自分すらも受け入れ、許してあげることで自分を丸ごと愛する力につながっていくのです。失敗は決して悪いことではありません。失敗から学ぶことも多く、成長につながる要素が詰まっています。

失敗を許し、そして学び、自分に優しくなりましょう。自分に対して優しくなれたら、他人にも優しくなれますよ。

自分のスキル・才能・強みを理解し、大切にする

自分を愛するために、自分のスキルや才能・強みを理解して大切にしましょう。自己否定が強い人は、自分のスキルや才能を自分で認めてあげられない場合が多く、「自分には何も強みなど持っていない」と思い込んでしまいがちです。

自己分析や友人にヒアリングをしてみて、自分のスキルや才能、強みを思い返し、ノートに書き出してみてください。自分が思っている以上に、できることや得意なことが多く、新たな自分を発見できるかもしれません。

強みを認知し、大切にするのは自分を愛することにつながります。何もできないと決めつけてしまう前に、まずは良い部分を見つけるところからはじめてみましょう。

良いところを見つけると、長所を活かして周りの人の役に立ちたいと思うようになるかもしれません。前向きになれたときは、良いところを伸ばして自己愛を高めていきましょう。

自分を愛そうとすることに意味がある

自分を否定してしまう。認めてあげられない。好きでいられない。自分を愛せないと頭を抱える人は少なくありません。自己愛を持てていない人がいきなり自分のすべてを受け入れ、自分を愛するのは難しいもの。

そんなときは、自分を愛そうとする気持ちを持つことからはじめましょう。自分を愛するための気持ちを持てれば、ゆっくりでも必ず前に進み自分を愛してあげられる日が来るはずです。

自分を愛するというのは、ありのままの自分を受け入れ、成長を手助けすること。どのような欠点があっても自分を確立するためには必要だったと受け入れましょう。

「自分を愛してあげたい」

そんな気持ちを持てた自分をまずは褒めてあげて。

Chie