「会話が続かない…」会話が弾まない理由とは?悩みの原因&続ける方法

Edit by 羽莉花南
目次
  1. 会話が続かないことで悩んでしまう…
  2. 会話が続かないことで起こってしまうこと
    1. 気まずい状態で終わる
    2. 相手と深い話ができなくなる
    3. 自分の中で話したかったことが伝えられない
    4. 相手の考えていることがわからない
  3. 会話が弾まない原因とは?
    1. お互いに一方的に話をしているから
    2. 相手に対して興味や関心がないから
    3. 会話に対して緊張しすぎているから
    4. 話の内容に惹かれないから
  4. 会話が止まる…そんなときについやってしまうNG行動
    1. 焦って一気に喋る
    2. その場の気まずい空気を放置する
  5. 会話が続かないことで起こる3つの悩み
    1. 輪の中に入っても会話が止まってしまう
    2. 自分だけ会話に入れない
    3. 自分の興味がない話題のときは居心地が悪い
  6. 会話をうまく続ける方法を7つ紹介!
    1. 相手の反応を見ながら話す
    2. 相手が話すときには聞き役に徹する
    3. 会話のネタをいくつか準備しておく
    4. 目の前にあるものを話題にしてみる
    5. 表情や声色も意識する
    6. 緊張しすぎない、頑張りすぎない
    7. 会話したいなと思った相手と話す
  7. それでも会話が続かない場合は
    1. 他にも話題がないか考えてみる
    2. 相手に興味を持つことから始める
    3. 大人数で会話しているところに参加してみる
    4. 続かない相手との会話は諦める
  8. 会話が続かないときは、無理しない程度に会話を楽しもう!

会話が続かないことで悩んでしまう…

人と会話が続かない…。会話を続けるのが苦手で、人と話すのが億劫…。慣れている友だちとだと何も考えずにできる会話も、初対面だったり仕事関係の人であったりすると、とたんに会話を続けるのが難しくなることがありますよね。

「会話を続けなくちゃ」と身構えると、余計に何を話したら良いかわからなくなって困ってしまうことも。何度か会話が続かない経験をすると「自分は会話が苦手」と思えて人と話すのが不安になるかもしれません。

今回の記事では、会話が弾まない原因や会話を続ける方法について詳しくご紹介します。ぜひ、会話が続かなくて悩んでいたり、誰とでも話が盛り上がる人がうらやましいと思っていたりするときの参考にしてください。

会話が続かないことで起こってしまうこと

会話が続かないと、いろいろと都合のよくないことが起こります。他の悩みと比べればものすごく深刻なものではないのかもしれませんが、日常生活の中で小さなひっかかりを感じるのではないでしょうか。まずは、会話が続かないことで起こるデメリットについて見ていきましょう。

気まずい状態で終わる

会話が続かない空間は、お互いにとって居心地が悪いもの。せっかく話す機会があったのに会話が弾まないと、気まずい雰囲気で終わってしまいます。その場にいるときもつらく、思い出しても恥ずかしい気持ちになるでしょう。

初対面の人であれば「自分とは合わないかな」と判断される可能性が高く、仕事上の会話であれば信頼を得られないおそれがあります。気まずい雰囲気で終わった相手と改めてまた会おうとはあまり思いませんよね。

相手と深い話ができなくなる

会話を続けられずに表面的な話だけで終わってしまうと、相手と深い話がしたいと思っていてもそこまでつなげられません。せっかく会話しても、相手との仲を深められないでしょう。

仲良くなりたいと思っていた人との会話が弾まなければ、がっかりしてしまいますよね。相手との距離を縮めたいときには、会話を続けることが欠かせません。

自分の中で話したかったことが伝えられない

会話が続かないと、本当に自分が伝えたい本題まで話をつなげる前に会話が終了してしまうかもしれません。特に話すのに勇気がいったり話しづらかったりする内容である場合、前置きが長くなりがちです。そこで会話が途切れてしまうと、本当に伝えたかったことが伝えられません。

伝える必要があることを相手に伝えられないままになると、現実に生活を送る上で困ります。後々物事が大きくなって、トラブルに発展することも考えられます。

相手の考えていることがわからない

会話が続かないと、自分のことを伝えられないだけでなく、相手のこともわかりません。相手が何を考えているのかがわからないと、良い関係を築きたい場合でもどのように接していいか判断が難しくなります。

相手のことを知っておかないと、自分の無意識の行動や発言で相手を傷つけたり怒らせてしまったりするかもしれません。相手が本当はとても伝えたいことがあったのに、大切なことを聞き漏らしてしまう可能性もあります。

会話が弾まない原因とは?

会話を続けたいと思っているのに、なかなか会話が弾まないのはなぜなのでしょうか。会話が続かない原因がわかれば、対策を考えやすくなりますよね。ここからは、会話が続かない主な原因として考えられるものをご紹介します。

お互いに一方的に話をしているから

相手との会話が続かないのは、お互いにキャッチボールができていないからかもしれません。会話しているつもりでも、お互いがバラバラの話をしているのはよくあることです。

相手が話していた内容を、自分の話題にすり替えてはいないでしょうか。相手がまだ話をしているときに「次、自分は何を話そうかな」と考えている場合は、相手の話をよく聞けていない可能性があります。会話を続けるためには、自分が話す以上に相手の話をしっかり聞くことが大切です。

相手に対して興味や関心がないから

相手に対して興味がない場合は、相手の話を熱心に聞くのが難しいですよね。しかし「相手に興味を持ちましょう」といわれても、自分で自由にコントロールできるものでもありません。

相手に興味がなければ、相手の話の中に自分が知りたいことはきっとあまりないでしょう。しかし、自分にとって興味がない人の話の中にも、誰かが知りたい情報があるはずです。他の人と会話するときのネタを探そうという気持ちでいれば、興味がない人の話でもきちんと聞けるようになります。

会話に対して緊張しすぎているから

緊張しすぎていると、会話が続かない状況に陥りがちです。特に初対面の人や親しくない人、目上の人と話すときは緊張しますよね。「自分が言ったことで相手を不快にさせたらどうしよう」と思うと、話せなくなってしまいます。

人との会話に緊張する人も、自分が話すことを意識するより相手の話をしっかり聞くことに気を配るのがおすすめです。きちんと話を聞いて適切なあいづちを打てれば、こちらがたくさん話をしなくても相手は気持ちよく話せて会話が続くようになります。

話の内容に惹かれないから

相手に興味がないのと同じように、話の内容に興味がないと会話が続かないことがよくあります。あまり聞きたいと思っていないと、相手の話のどこに反応して話を膨らませれば良いのか判断が難しいものです。

惹かれない話に無理やり興味を持とうとしても、かえって話の内容が頭に入ってこなくなりますよね。この場合も、自分が知りたいことを探すよりも誰かが知りたいことを意識して会話を続けるのがおすすめです。

会話が止まる…そんなときについやってしまうNG行動

会話が止まると居心地の悪い空気になります。思わず焦って何とかしようとすると、かえって気まずい空気を作ってしまいかねません。会話が続かないときにやってはいけない行動についても確認しておきましょう。

焦って一気に喋る

会話が止まってしまった状況を何とか脱却しようと焦って一気に話すのは、かえって空回りとなってしまいがちです。会話は相手がいてはじめて成り立つもの。一人でまくしたてても、その後また会話が続かずさらに気まずくなってしまいます。

会話が止まってしまったときこそ、ゆっくりとペースを取り戻すことが大切です。無理やりたくさん話をしようとするよりも、少しずつ質問して一つひとつの相手の返事をしっかり聞きましょう。

その場の気まずい空気を放置する

気まずい雰囲気に頭がフリーズしてしまい、どうしたら良いかわからないと思考を停止してしまいたくなりますよね。しかし、会話が続かなくて気まずくなっている雰囲気を放置するのもよくありません。

ついスマホをいじってその場をやり過ごそうとすると、相手はますます会話しづらい状況になります。笑顔やあいづちなどを大切にして、その場の雰囲気をやわらげていくことを意識しましょう。

会話が続かないことで起こる3つの悩み

自分は会話が下手…。そう思って悩んでいる人は多いものです。会話が続かないとさまざまな悩みが生まれます。ここからは、会話が続かないことで生まれる3つの悩みについて見ていきます。

輪の中に入っても会話が止まってしまう

複数人の会話の輪に入るとき、自分に話を振られたところで話を止めてしまうと罪悪感を抱きます。「自分が入ると会話が盛り上がらなくなる」と感じるのは、寂しいものですよね。いつも会話を続けられないので誰も話を振ってくれなくなっても悲しいし、気を遣わせるのも心苦しく感じます。

「自分は会話が苦手」だと思うとますます緊張して話せなくなり、話せないことで「自分はやっぱり会話が下手だ」と実感する負のループに陥ってしまいます。

自分だけ会話に入れない

みんなが話している中で自分だけが会話に入れないと、気まずい気持ちになるでしょう。周りからも「どうしてここにいるのだろう」と思われている気がして、楽しくないだけではなく、申し訳ない気持ちになるかもしれません。

会話している人たちの中に話さない自分がいることで、雰囲気を盛り下げてしまっていると感じると、いたたまれない気持ちになります。また、みんなが自分の意見を言っている中で自分だけ何も言えないと「何も考えがない人」のように判断されてしまうおそれもあります。

自分の興味がない話題のときは居心地が悪い

自分の興味がない話題のとき、会話を続けられないと居心地が悪い思いをすることになります。自分だけ独身で周囲の友だちが子育ての話をしていたら、話に入っていきづらいもの。あるいは、自分が仕事を休んでいるときにみんながキャリアの話をしていても疎外感を感じますよね。

自分にとって興味のない話題のときに何も話ができないと、周りにどう見られているのかも気になります。

会話をうまく続ける方法を7つ紹介!

会話を続けるのにはコツがあります。少しのコツを意識することで、会話が続かない悩みを解決できることは多いもの。ここからは、会話をうまく続ける7つの方法についてご紹介します。

相手の反応を見ながら話す

自分が話をするときには、相手の反応を見ながら話を進めるようにしましょう。緊張から一気にまくしたててしまっては、相手が会話についてきていない可能性があります。一方通行で進めても、会話は続けられません。

相手はその話題に興味がありそうか、不快には感じていないかと気持ちを推し量ることが大切なのはもちろんですが、相手のペースをつかむのも会話を続けやすくするポイントです。ゆっくりあいづちを打つ相手であれば、話をする側も意識してゆっくり話を進めるのが良いでしょう。

相手が話すときには聞き役に徹する

会話を続けるためには、自分が話すことにばかり気をとられずに相手の話をしっかり聞くことが大切です。相手の話の途中で割って入るのは避けましょう。相手が話している間は、遮らず最後まで耳を傾けるようにしてください。

「話さなきゃ」という気持ちが強くなりすぎて前のめりになると、かえって相手に話をしづらくさせてしまいます。自分と意見が違っても、あるいはすごく気持ちがわかって賛同したくなっても、相手が話している間は聞き役に徹しましょう。

相手が話している間はあいづちを打つだけにとどめて、自分の意見や考えを言うのは相手が話し終わってからです。

会話のネタをいくつか準備しておく

話が途切れたときのために、会話のネタをいくつか用意しておくと安心です。会話が続かないときには焦ってしまいがちなので、その場でネタを探すのは大変ですよね。緊張すると会話がぎこちなくなるので、安心して会話に臨むためにも事前の準備は効果的です。

相手のことがよくわかっていれば、相手の趣味などにあわせて話題を用意しておくと良いでしょう。誰にでも通じる鉄板ネタを持っておけば、どんな状況でも慣れた話題でスムーズに会話を進められます。

目の前にあるものを話題にしてみる

どうしても話題に困ったときには、ないものから探そうとする前にとりあえず目の前にあるものを話題にしてみましょう。たとえばコーヒーを飲んでいる場面であれば「コーヒーに詳しくなりたくて」と話を始めることで会話を膨らませていきます。

または時計やバッグなど相手が身に着けているものを褒めれば、褒められた側も悪い気はしないはずです。こだわって選んだものであれば、相手が自然と話を広げてくれるでしょう。

表情や声色も意識する

会話するとき、話の内容よりも相手の表情や声によって印象が左右されるもの。会話を続けるためには、笑顔を見せたり柔らかい口調を心がけたりして、リラックスした雰囲気を作り出すのも効果的です。

口数が少なくても笑顔で話を聞いてくれる人に、嫌な気持ちを感じる人は少ないでしょう。目の前の相手が笑顔で優しい雰囲気だと、自然と自分もそのように話すようになるものです。お互いに良い雰囲気を作り出すことで、会話が進めやすくなります。

緊張しすぎない、頑張りすぎない

「会話を続けるぞ」と気負いすぎることで、空回りしてしまうことは少なくありません。緊張したり頑張りすぎたりしてしまうのは、話をしている自分に意識が向きすぎているからか。自分に向いている意識を相手に向けるだけでも、気持ちの在り方は変わってきます。

自分が緊張していると感じたら、ゆっくり呼吸してみたり飲み物を一口飲んだりして、一度落ち着きましょう。緊張した雰囲気を一度区切ることで、自分のペースを取り戻せます。

会話したいなと思った相手と話す

まずは会話したいと感じる人と話をするのも一つの方法です。興味のある人やリラックスして話せる人と会話を重ねることで、そうでない状況でも自然と会話を続けやすくなります。

どんなことでも慣れていないことは苦手に感じるものですよね。無理やり一気に何とかしようとせずに少しずつ慣らしていけば、自分にも負担がかかりません。

それでも会話が続かない場合は

さまざまな方法を試しても、やはり会話が続かないことがあるかもしれません。会話は相手ありきのものなので、すぐに解決とはいかないこともあるでしょう。どうしても会話が続かない場合に最後に試してもらいたい方法についてお伝えします。

他にも話題がないか考えてみる

話題が多いほど、会話は続きやすくなります。とにかく普段からアンテナを張って、会話の引き出しを増やしておくのがおすすめです。

自分にとっては日常の出来事であっても、相手からしたら珍しい場合もあります。普段の生活のちょっとしたことであっても、相手にとってはおもしろい話題となる可能性がありえるのです。日頃から小さなことにも目を向けて、話題のストックをためておくようにしましょう。

相手に興味を持つことから始める

相手に興味があれば、知りたいこともたくさん出てきますよね。ただ、これまで関心のない相手に対していきなり興味を持てといわれても難しいものです。。

いきなりその人自身に興味が持てない場合には、相手のどこかから興味のある面を見つけるのがおすすめです。たとえば、その人の仕事、ファッション、美容、ペットなど、何でもいいのでどこか興味が持てそうな部分を探してみましょう。

大人数で会話しているところに参加してみる

2人きりで会話するときには、どちらかが話をしていないと沈黙になってしまい気まずいですよね。まずは大人数での会話に参加して、会話に入れそうなところから練習していくのも一つの方法です。

大人数での会話では、たくさんの人の話が聞けるので、次に誰か他の人と会話するときの話題探しにも良いでしょう。人から聞いた話は「こんな話を聞きました」とそのまま違うシーンでの会話の話題にできます。さまざまな人からいろいろな話を聞くのは、会話を続けられる人になるために効果的です。

続かない相手との会話は諦める

必要にせまられていない状況であれば、会話が続かない相手との会話を諦めてしまう方法もあります。世の中にはさまざまな人が存在します。どんなに頑張っても、会話が盛り上がらない相手もいるでしょう。

無理やり会話しようとして、自分を追い詰める必要はないのかもしれません。どうしても会話が続かないようであれば、本当にその相手と会話する必要があるのかどうかを一度考え直してみましょう。

会話する以外にも一緒に楽しく過ごす方法はあります。一緒に映画を見たりスポーツをしたりするのであれば、会話しなくても楽しい時間を共有できます。

会話が続かないときは、無理しない程度に会話を楽しもう!

会話が続かない状況は、なかなかに気まずいですよね。気まずい雰囲気を何とかしなければと思うほど、空回りしてしまいがちです。まずは、気持ちを落ち着けて、会話を続ける方法を一つずつ試してみてください。

ただ、会話を続けることばかりに意識を向けていると、他のことを見落としてしまうこともあります。一緒にいる相手のことをしっかり見るようにしましょう。雰囲気さえ良い状態を保てるのであれば、無理に会話を続けようとする必要はないのかもしれません。

本来会話は楽しいもの。無理のない範囲で気を配って、相手との会話を楽しむようにしてみてください。気楽に挑むことで、かえってスムーズに会話が続くようになるものです。

羽莉花南

Writer

はとりかな|キャバ嬢、アジア女性研究機関勤務、さまざまな国の男性との交際経験を活かして恋愛を中心に女性のお悩みに寄り添う記事を執筆中。アメリカ→フランス→ベトナムと海外生活11年目。外国人夫、愛犬1匹、愛猫2匹と暮らしています。