異性の地位や外見を重視する
最後に、恋に恋する女性は、恋愛対象である相手の社会的地位や外見を過度に重視するという特徴を持っていることが多いです。
長く関係を続ける恋愛においては、地位や外見などの表面的な魅力よりも、心の深いつながりが重要となります。表面的な魅力も相手に好意を持つ上では重要なことかもしれませんが、相手の性格や価値観に対する理解といった深いつながりが、恋愛を持続させる鍵となります。
しかし、恋に恋する女性は「かっこいい人と恋愛できている私」や「みんなが羨む経歴を持つ彼と付き合っている私」に憧れを抱いてしまいます。
恋愛相手の地位や見た目に対し高い理想を持ってしまう場合、それは恋に恋する状態かもしれませんね。
恋に恋している状態から抜け出すヒント
ここまでご紹介してきたように、恋に恋する女性とは、「相手に対する愛情」よりも「恋愛そのものに酔っている」人のことです。そのため、恋に恋する状態を卒業しなければ、相手との愛情を育み、長期的な関係を築くことは難しいでしょう。
恋に恋する自分から卒業するために必要なのは、自分の本当の欲求に向き合うこと。
なぜ恋の刺激が欲しいのか、誰かを追いかけたい理由とは何か、そのような欲求や動機を深ぼってみると、恋に恋するあなたが本当に求めていることがわかるはずです。
「誰かにもっと愛されたい」「もっと特別な存在になりたい」など、人によって求めるものもさまざまでしょう。
もしあなたが、愛情や承認を求めているなら、恋に恋するよりもまずは自分自身を愛するところから始めましょう。本当に自分を満たせるのは、他人ではなく自分自身です。時間をかけてゆっくりと、自分に対する愛情を育んでみましょう。
もし刺激を求めているなら、本当に自分を満たしてくれる活動を探してみるのがおすすめです。一時的な恋愛の刺激は、少しの間だけ満たしてくれても、その後に空虚な孤独感を連れてきます。もっと深く長く、自分を満たせることは何なのか、一度立ち止まって考えてみましょう。
恋ではなく、相手に恋ができるように─
恋愛において、まず必要なことは「相手に恋をする」こと。恋愛そのものではなく、相手に深い愛情を抱いているなら、それが本来の恋なのかもしれません。
相手を深く愛するために必要なのは、まずは自分が自分自身を愛することです。自分を満たせているからこそ、相手にまっすぐ向き合えるようになるでしょう。
そして、相手への深い愛情を育むことは、自分を満たしてくれることでもあります。
あなたが本当に求めている恋とは、どのような恋愛ですか?一度立ち止まって、じっくりと考えてみましょう。