幸せとは─定義に捉われず、自分らしい人生の幸せを見つける7つの方法

Edit by mayan

幸せとは?幸せって何?

「幸せとは、なんだっけ?」とふと思うことはありませんか。科学的な幸せの定義や、セロトニンという幸せホルモンがあって…などと細かな説明があることはわかっているけれど、そうではない「自分にとっての幸せ」って、なんだろうと。

SNSが発達した現代では、お金・地位・名誉・容姿、何を誰にどのくらいしてもらえるか、尽くしてもらえるかばかりが話題になり、幸せの定義となりつつあります。しかし、本当にそれだけが幸せなのでしょうか。忙しい日々の中で「幸せになりたい」と願っているけれど、自分にとっての幸せが何かわからないのも本音ですよね。

恋愛・結婚・子供・地位・名誉・お金…、目に見えるものばかりが幸せとされるけれどそうじゃないと思うのは自分だけなの?「自分にとっての幸せ」どうやって見つければいい?

本記事が、そんなモヤモヤが少しでも晴れるきっかけになれば幸いです。

共通認識できる「幸せ」の形

「幸せ」とは、どのようなものでしょう。「幸せ」と一言で言っても、さまざまな形や感覚があります。しかし、近年ではSNSの発達により「幸せ」が定義されてしまい、その型にはまっていない自分に劣等感を感じてしまう瞬間も少なくありません。

幸せとは本来、個人個人で感じ方が違うものだったはずなのに、世の中が幸せと定義しているものばかりを求めてしまう。SNSなどを通してあらゆる人が分かりやすく認識できる「幸せ」の形はどのようなものなのでしょうか。

1.容姿の美しさ

幸せとはなにか、の答えにあたる形として「綺麗な髪」「二重」「顔の小ささ」「足の細さ」など、わかりやすく「容姿」が評価されることの多い時代。特にSNSでの発信ができるようになったことで、美醜へのハードルが上がっていると感じる人も多いかもしれません。

美しさ=幸せと定義され、コンプレックスを感じる人も増えています。しかし例え容姿が良くても、悩みが何もない人はほとんどいないでしょう。幸せであると決めつけられてしまうことで「悩みを話せない」という人も多くいます。

2.経済力・お金

経済力やお金は幸せの形としてわかりやすいものの一つです。SNSで買い物した様子を載せ、ハイブランドのものを持っている写真を見ると幸せの象徴のように感じてしまいがち。

「●●歳で年収いくらはちょっと…」「たった数万円で生活するなんて…!」と、非難する声もSNSでは多く見かけます。お金は生活していくためにもちろん大切ですが、お金の有無に関わらず、幸せを感じる瞬間は多くあるはずです。

3.恋人

恋人の存在は、自分を認めてくれる大切なものです。共に時間を過ごし、お互いといると本来の自分でいられるのであれば、それで十分なはず。しかし、SNS時代の現代では「恋人にどんなことをしてもらったのか」「恋人のスペック」などを幸せの定義とされがちです。

ちょっといいランチや、なんでもない日のプレゼント、サプライズで何かしてもらったこと…。特別なことばかりが重要視されつつありますが、日々を一緒に過ごし、ちょっとした感謝を伝えられることも十分に幸せな要素でしょう。

4.結婚

幸せの象徴であるとされる結婚も、全員にとっての幸せの定義とされがちです。周りが結婚・出産していると、まだ結婚していない自分を惨めに感じることもあるでしょう。また、SNSでは、「結婚できない人は〜」「●●歳なのに結婚していないなんて」といったように、結婚しているかいないかで幸せが決まるかのような発信も見受けられます。

しかし、結婚が幸せを決めるとは限りませんし、結婚は強制されるものでも義務でもありません。仕事や趣味、自分のために時間を使うことを楽しむのも幸せの重要な要素です。

5.多趣味・時間の余裕

お金や時間を趣味に費やし、時間的余裕がある人は幸せそうに見えます。自分の好きなことややってみたいことに挑戦できていることもSNSでは幸せの定義とされています。もちろん多趣味で時間の余裕があるのは、とても素晴らしいことです。好奇心や向上心にもつながるでしょう。

しかし、多趣味でなくとも、自分のペースでただ何気ない日常を過ごせることも、幸せの一つではないでしょうか。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。