彼女がいる人を好きになった…｜諦める？諦めない？あなたにできること

彼女がいる人を好きになった時は諦めた方がいい？

「好きな人に恋人や彼女がいないとは限らない」なんて自分には関係ない。彼女がいる人を好きになることなんてないと思っていた。だけど好きになった人には彼女がいて、せっかく好きになったのに、私の気持ちは届かなさそう……。そんな思いをしたことはありませんか。

彼女がいる人を好きになってしまった経験がある人も少なくないでしょう。「好きな人」や「片思いの相手」のように不確定な間柄ではなく、彼女という絶対的な存在がいる人を一方的に好きになるのはとても苦しいですよね。

好きな人に彼女がいれば、自分の気持ちを伝えるのは難しく、気持ち自体を消そうと奮闘することもあるでしょう。彼女がいる人を好きになったとき、その気持ちはどうすべきなのでしょうか？

彼女がいる人を好きになった時に諦める方法

彼女がいる人を好きになると、好きな人ができて嬉しい瞬間も増える反面、ショックや驚きでどのように対応すればいいかわからなくなりますよね。彼女がいてもせっかく好きになった人だからこそ、できれば自分との未来を描きたいけれど難しい。

好きな人に彼女がいれば、そのまま好きでい続けて想いを伝えるのもなんだかはばかられますよね。気持ちの整理をつけるのにも、さまざまな方法があります。ここでは彼女がいる人を好きになったときに諦める方法をご紹介します。

好きな人に彼女がいる現実を受け止める

「好きな人に彼女がいる」「彼女がいる人を好きになった」という事実をまずは受け止めましょう。どんなに受け止めたくないことだとしても、好きな人に彼女がいるのは事実です。まずは好きになった相手に彼女がいるという事実を受け止めることが第一歩です。

まず事実を受け止めることで、自分はどうすべきか、どうしたいのかを考えることができます。事実が受け入れられないうちは、気持ちの整理をして諦めることもできません。相手に彼女がいる現実を受け止めることから始めるようにしましょう。

自分にとっての幸せを追求する

彼と付き合うこと、彼の彼女になることだけが幸せではありません。彼と付き合えて彼女になれるのも幸せですが、他にも多くの幸せの形があることを忘れず、自分なりの幸せを見つけましょう。

自分にとっての幸せと他人にとっての幸せは別物です。好きになった相手に彼女がいても、たまに何人かで飲みに行ったり、たまに2人で話したりすることもあるでしょう。

彼とのことに限らず、友人関係や趣味など自分なりの幸せがあることで、彼女がいる人を好きになったとしても、諦めて前を向こうという気持ちや次のステップへの一歩を踏み出す勇気が生まれていきます。

幸せになる方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

気持ちに整理がつくまで、好きな人と距離を置く

「好きな人に彼女がいる」という事実は、衝撃が大きいもの。すぐに受け入れて「よし！彼女いるし諦めよう！次！」などと切り替えるのは難しいかもしれません。

彼女がいる事実は受け止めつつ、気持ちの整理がつくまでは好きな人と距離を置き、次に会ったときには普段通り接するようにしましょう。相手に彼女がいることや、自分が相手を好きになったこと、どれも悪いことではありません。だからこそ彼に彼女がいることを含め、気持ちの整理をつけるために自分を優先する時間を作りましょう。

新しい男性と出会う場に出かける

「恋愛の傷は新しい恋愛で」と言いますが、新たな出会いの場に行くのも一つの方法です。好きな人に彼女がいるのであれば、今日明日でお別れしてあなたの元にきてくれるなんてことは少ないでしょう。相手が彼女と別れるのを期待してずっと待つのではなく、新しくあなたを大事にしてくれる人を探してみましょう。

好きな人に彼女がいることは事実です。「彼女がいるし縁がなかったのかな」「もしかしたらタイミングが違ったのかも」と少し無理やりにでも考えて新しい場へと出かけてみましょう。

 

友人に相談し、気持ちが消化するまで助けてもらう

「彼女がいる人を好きになった」なんて、なかなか友人にも言えないという方もいるでしょう。しかし、話をすることで気持ちが消化できる場合もあります。また、友人も知らないうちに同じ経験をしていることや、彼女の立場だったことがあるかもしれません。さまざまな人と話すうちに、気持ちが消化され自分でもどうしたいのかを考えられるようになるでしょう。

友人に話すことで見えてくることや、話しながら整理できることもあります。「彼女がいる人を好きになった」こと自体は悪いことではないので、自分の気持ちを素直に吐き出しましょう。

諦めずに好きでいるのも、一つの正解

彼女がいる人を好きになったら、諦める方法や気持ちの整理をして新たに一歩踏み出す方法はたくさんあります。しかし「相手に彼女がいる上で、そんなに簡単に諦められるほどの軽い気持ちで好きになったわけではない」という人もいるでしょう。人を好きになるのは簡単かもしれませんが、一度好きになってしまうと変化させるのが難しい気持ちでもあります。

彼女がいる人を好きになったのは事実。ですが、諦めずに好きでいるのも正解の一つです。恋愛の気持ちに正解や不正解はなく、気持ちの整理がつくまで、彼と彼女のことを願える日まで、好きでい続けることは悪いことではありません。

ただし、彼女がいる人を好きになったことで苦しい気持ちも多くなるでしょう。自分と対話をしながら「自分なりの正解」を見つけられることが大切です。

彼女がいる人を好きになった時にしてはいけない行動

好きな人ができて、相手に彼女がいる状態でも諦めずにいることはできるでしょう。しかし、諦めないでいることと、相手の嫌がることやわざと別れさせるための行動を起こすのは別物です。諦める方法は多々あり、気持ちの整理をつける方法もたくさんあります。しかし、彼女がいる人を好きになったときにしてはいけない行動もあることを忘れてはなりません。

ここでは、どのようなことをしてはいけないのか解説します。

好きな人に彼女の悪口を言う

彼女がいる人を好きになったとき、振り向いてもらいたいがために、好きな人にその人の彼女の悪口を言うのは絶対にやめましょう。自分のことを見てもらいたい気持ちはわかりますが逆効果となります。

彼女に限らず、友人や大切な人のことを悪く言われて良い気持ちになる人はいないでしょう。そして他人の恋愛には口出しできないのも事実です。どんなにあなたにとってかけがえのない人であっても、同じように彼にとっては彼女がかけがえのない人かもしれないことを忘れずにいましょう。

彼女に嫌がらせをする

彼女への悪口と同じように、嫌がらせなども絶対にやめましょう。特に現代ではSNSが発達しているため、匿名アカウントでの嫌がらせや監視なども簡単にできてしまいます。どんなにインターネットの技術が発達していても、アカウントの所有者などを暴くことができるのです。彼女にも恐怖感を与えるでしょう。

自分に振り向いてほしいからと彼女への嫌がらせをしていることが彼にわかれば、自分の評価も落ちてしまいます。彼や彼女にバレなければいいわけではありません。嫌がらせをしても彼女が彼と離れる可能性は低いですし、人としてしてはならないことです。

彼女との関係を崩すような行動をする

「相手の彼女との関係が崩れれば、彼は私を優先してくれるかもしれない」と考えてしまうことがありますが、行動に移すのはやめましょう。

自分が起こした行動で彼女との関係が崩れても、自分との関係がうまくいくとは限りません。彼女への嫌がらせなどがあなたのせいだとわかれば逆に軽蔑や離れるきっかけにもなってしまうでしょう。彼女との関係を崩すのではなくl見守りつつ「彼女となにかあったら自分もいる」と伝える程度にしましょう。

自分の気持ちを何度も押し付ける

「あなたのことが好きです！」とアピールするのは、大事なことですがアピールと押し付けは違います。彼女がいるのであればなおさらです。

「こんなに好きって言ってるのに何でわかってくれないの？」「彼女よりも、私の方があなたのことが好きだよ」といったことを何度も言われると、「俺の気持ちは考えてくれないの？」と思われ、身勝手な人という印象につながってしまうでしょう。

彼女がいても好意をもち、伝えるのは大切であると同時に、彼女がいるからこそ配慮しなければいけない度合いがあります。

彼女よりいい女性だとアピールする

好きな人の彼女がどのような人なのかわかっていてもわかっていなくても、彼女を下げるような言動は慎みましょう。「彼女より自分の方が彼を幸せにできる」と自信をもつのは良いことですが、すでに彼にとって彼女は特別。自分の大事な彼女を悪く言うことは、あなたの評価を下げることにつながります。

好意を伝えたりアピールすることと、彼女や彼を傷つけることは紙一重でついつい口に出てしまいがち。自分の評価や、相手との関係に亀裂を入れないためには、気持ちの伝え方やアピール方法に注意が必要です。

好きな人に偽らなくてもいい。自分らしくいよう。

「好きになった人に彼女がいる」というのは、片思いをする上でとても大きな壁です。彼に好意を伝えることもはばかられるでしょう。しかし、好きな人に自分の性格や気持ちを偽る必要はありません。彼女がいる人を好きになったこと自体はなにも悪いことではないのです。その後、どうするのかは彼次第であり、またあなたの気持ちはあなた自身のものです。

「私はあなたが好きです」とはっきり伝えるのも、また「彼女がいるの知ってるけど、好きなことは知っておいてほしい」とやんわり伝えるのもあなた次第。

好きな人が彼女がいる人だったとしても、あなた自身が後悔のない決断をしましょう。そこから彼との関係が気まずくなってしまうのは悲しいかもしれませんが、相手に彼女がいても自分の気持ちを伝えられたことをまずは誇りに思うなど、彼女がいる人を好きになった自分の気持ちと向き合えるかどうかが大切です。

自分を好きでいられる恋愛をしよう。

彼女がいる人を好きになったとき、気持ちの整理がつかず「なんで好きになってしまったんだろう」「彼女になれる確率はないのかも」とさまざまな気持ちが浮かびますよね。中には彼女に申し訳なさを感じる人もいるでしょう。

彼女の有無に関わらず、恋愛とは自分と相手のことをよく知り、お互いにさまざまなことを積み重ねていくことです。その中で大事なのは、やはり自分の気持ちや考え方です。お互いのことを尊重し、理解できなければ、彼女になってもうまくはいかないでしょう。彼女がいるのであれば尚更、彼の大事にしている人を否定すべきではありません。

彼女との関係を崩したり、明らかな嫌がらせなどは論外ですが、自分の気持ちを大事にし、好きになった人に彼女がいるいないに関わらず、自分を好きでいられる恋愛をしましょう。