結婚しないと決めている人の特徴|結婚しなくてもいい時代の生き方

Edit by mayan

結婚はしない方がいい?した方がいい?

「結婚しないの?」「もうそろそろ結婚だね」そんなことを言われるたびに不安になる。結婚に適齢期と呼ばれる年齢があることも、結婚するのがセオリーなこともわかっているけれど。

パートナーの有無にかかわらず、ある程度の年齢を機に「結婚」の文字が浮かぶことは必然かもしれません。

時代は進み、結婚するのも結婚しないのも幸せになれる時代でもありますが、やはり世間の目もあり、気にしてしまうこともゼロではありません。

男女関係なく結婚しない人も増えているからこそ、結婚について考える機会も増えてきています。結婚しないことを既に決めている人も年齢を問わず増加傾向にあります。

結婚する幸せ、結婚しない幸せ、幸せの形は人の数だけあるはずなのに気になってしまう。

自分の選択に、自信を持てていない気がする。結婚は、したほうがいい?しなくてもいいの?

「結婚しない」と決めて生きること

「結婚」を意識し、話をしていく中で「結婚しない」ことを既に決めている人もいるでしょう。今は、多くの幸せの形があり結婚だけが人生の幸せやゴールではありません。

結婚で得られる幸せと、結婚しないことで得られる幸せに差はなく、一人の人生を大切にできるのは素晴らしいことでしょう。

男性であれ女性であれ、結果的に結婚しないことも、結婚しないと決めて生きることも選択肢の一つです。

結婚することで得られる幸せだけではなく、仕事・友人・趣味など自分の好きなことと過ごす人生も素晴らしいもの。そして今は、それができる時代でもあります。

結婚し、誰かと共に生きていくのも結婚しないと決めて生きることも、尊重されるべき一つの人生の選択です。

結婚しないと決めている女性に共通する特徴

結婚をするかしないかは人生の選択の一つですが、幼少期のトラウマや、大事にしている優先順位などから結婚しないことを決めている若い世代も増えつつあります。

しかし、女性には未だに「結婚は?」「いい年なんだから」などと聞かれる場面が多く、正直に言いにくい空気が残っているのも事実。

それでも、時代は確実に変化し、結婚以外の幸せの形が認められるようになってきています。

ここでは、結婚しないと決めている女性に共通する特徴や心理について7つの視点から解説します。

1.社会的に自立している

経済的にも精神的にも自立している女性は、「結婚しない」という選択を前向きに捉えています。

かつては「結婚して一人前」という価値観もありましたが、今は自分の力でキャリアを築き、好きな働き方を選ぶ時代。フリーランスや自営業、リモートワークなど多様な働き方が浸透しています。

収入面の不安がなければ、「誰かと一緒にいる必要はない」と考えるのも自然です。自立しているからこそ、自由に生きる選択ができるのです。

2.一人の時間を大切にしている

一人の時間が何よりも心地よいと感じている女性も、「結婚しない」と決める傾向があります。

趣味に没頭したり、推し活を楽しんだり、自分のペースで過ごす時間が何よりの幸せ。結婚すればパートナーとの時間が優先される場面も増え、一人の時間が減ってしまう可能性も。

自分の好きなことを好きなタイミングでできる今の自由な生活を手放したくないと考えるのは、とても自然なことです。

3.時代にあった価値観を持っている

数年前までは結婚は「したほうが良いもの」であり「ある程度の年齢になったらするもの」という認識が世間一般的にもありました。しかし、某ウエディング広告のように「結婚しなくても良い時代」になってきつつあります。

結婚という形式に縛られず、自分の人生にとって本当に必要なことを選び取る柔軟な価値観を持っているのが特徴です。

誰かのための幸せではなく、自分の幸せを大切にしているのです。

4.自己成長やキャリアに重きを置いている

「自分の人生は自分のために使いたい」と考え、仕事やスキルアップ、自己実現にエネルギーを注いでいる女性も少なくありません。結婚や出産によってキャリアが中断されるリスクを避けたいと考えることも。

今は女性の働き方が多様化し、年齢やライフステージに縛られずキャリアを築ける時代です。

自分の成長や成功体験こそが、何よりの幸せだと感じる女性が「結婚しない」と決めているケースも多いのです。

合わせて読みたい:「結婚したくない理由なんて、聞かれても…」女性として生きること

5. 人間関係のストレスを避けたい

結婚はパートナーとの関係だけではなく、相手の家族や親族との付き合いも避けられません。

義家族との価値観の違いや、親戚付き合いの煩わしさにストレスを感じることを事前に想像し、「だったら結婚はしない」と選ぶ人もいます。

一人でいれば、面倒な人間関係に悩まされることなく、自分のペースで穏やかに暮らせる。心の平穏や、自分だけの安心できる空間を守りたいと考えているのです。

6. 恋愛と結婚は別と考えている

恋愛は楽しみたい。でも、だからといって結婚しなければならないわけではない。そう考える女性も増えています。

恋愛は心の潤いであり、ドキドキや安心感を与えてくれる存在。一方で結婚は生活の共同体としての側面が強く、責任や制約が伴います。

「今のままの距離感が心地いい」「恋愛は自由に楽しみたいけれど、結婚は求めていない」と感じる女性も自然と「結婚しない」という選択に至っています。

7. 自分らしく生きることを最優先にしている

結婚という枠に縛られることなく、自分の人生を自分らしく生きたい。そう強く願っている女性は、「結婚しない」という選択を迷わず取ります。

仕事、趣味、人間関係、すべての選択肢を自分の価値観で選び取りたい。誰かと暮らすことで生まれる制約や妥協をするくらいなら、今の自分のままで自由に、自分らしく生きるほうが幸せ。

そんな明確な自己基準を持っているのが特徴です。

結婚しないと決めている男性の特徴

現代では、男性の中にも「結婚はしない」と自分の意思で決めている人が増えています。

結婚に対する価値観は人それぞれであり、誰もが「結婚=幸せ」と感じているわけではありません。

自由な生き方や、自分らしい人生を優先したいと考える男性が多い時代だからこそ、結婚を選ばないことはごく自然な選択肢のひとつです。

ここでは、結婚しないと決めている男性に共通する特徴や心理について、代表的特徴を解説します。

1.趣味が多く人生が充実している

多趣味な男性は魅力的に映りますよね。アウトドアでもインドアでも、趣味が多様な人は、お金も時間も自由に使いたい人が多いことからも、多趣味な男性は「結婚しない」と決めている人も多い傾向にあります。

趣味が多く、挑戦することが多いことで人生が充実しておりこれ以上を望んでいない人も多いでしょう。

また、現在の趣味に費やす時間やお金を制限されたくないことから「結婚しない」と決めている場合もあります。

2.目的意識が高い

仕事での目標や人生においての目的を持ち、目的を達成するの意識が高いと恋愛や結婚は後回しにしがちです。

年齢と体力を踏まえて若いうちから仕事や目的のために時間を費やして行きたい男性には「結婚しない」と決めている人も多いでしょう。

フリーランスや起業家などが増えてきた時代であることも、大きな要因の一つといえます。

働き方が増えたことで、仕事を優先する・仕事で人生を楽しんでいるなど目的意識が高さによって結婚しないと考える人も増えています。

3.時代にあった価値観を持っている

これまでは男性のほうが「結婚」への価値観は強いとされ、「出世するには結婚していないと」などの男性の人生において結婚は大事と言われてきました。

しかし「結婚しない」と自分の意思で決めている男性は、時代に即し「自分にとっての幸せ」や「自分の人生を優先する」ことを決めている人が多いでしょう。

男性女性関係なく、時代の流れに沿った価値観で大事にしたいものを決めていると言えます。

4.人間関係や責任を負いたくない

結婚には、相手との人間関係だけでなく、家族や親族との付き合い、さらには経済的・精神的な責任も伴います。そうした「責任」や「人付き合い」にストレスを感じる男性は、あえて結婚を選ばないケースが少なくありません。

「一人でいる方が気楽」「誰かのために自分の時間を使うことに抵抗がある」と感じているのです。

誰かと暮らすことで生まれる安心感よりも、自分だけの生活の快適さを選びたい。そんな価値観が、結婚しないという選択につながっています。

自分らしく生きる。結婚しない人生の魅力とは?

「結婚しない」という選択が、少しずつ当たり前になってきた今。誰かと一緒に人生を歩むことが幸せな人もいれば、自分のペースで自由に生きることが何より心地いいと感じる人もいます。

結婚する・しないに正解はなく、大切なのは「自分がどんな人生を送りたいのか」ということ。

ここでは、結婚しない人生を選んだときに得られる3つの魅力をわかりやすくご紹介します。「こんな生き方も素敵だな」と感じてもらえたら嬉しいです。

1. 自分の時間を思いきり楽しめる

結婚しないことで得られる一番の魅力は、自分の時間を自由に使えることです。

誰かの予定に合わせる必要がなく、好きなときに趣味を楽しんだり、ふらっと旅行に出かけたり。仕事に集中したいときも、ひとりのんびり過ごしたいときも、すべて自分のペースで決められます。

自分だけの時間が豊かに流れることで、心にも余裕が生まれ、「自分らしく生きるって、こういうことなんだ」と実感できるのです。

2. 人間関係のストレスが少ない

結婚すると、パートナーとの関係だけでなく、その家族や親族との付き合いもついてきます。もちろん、それが心地良い場合もありますが、人によっては「人間関係のストレスが増える」と感じることも。

結婚しない生き方を選べば、自分が本当に大切にしたい人との関係にだけ時間とエネルギーを注げます。

無理に合わせたり、気を遣いすぎたりしなくていい。心地よい距離感で過ごせるのは、大きな魅力です。

3. 自分の人生を自分でデザインできる

結婚という枠組みにとらわれないからこそ、自分の人生を100%自分の意思でデザインできます。

キャリアの選択も、住む場所も、趣味やライフスタイルも、すべて自分次第!

「やってみたかったこと」「挑戦したかったこと」に思いきり挑めるのです。

誰かの価値観に合わせるのではなく、自分が心から納得できる生き方を選べるのは、結婚しない人生ならではの自由であり、大きな魅力です。

結婚しなくてもいい時代に生きるということ

結婚は、必ずしなければいけないものではないとわかってる。

今は自分を優先できる時代で、結婚しない人もいるし、結婚しないと決めている人すらいるくらい、寛容で個人の人生が尊重される時代。

結婚が全てではないからこその悩みや苦しみもあるかもしれません。

しかし結婚しなくてもいい時代を生きるのは、結婚しない人のことを否定せず「そういう人生もあるよね」「そんな人生も楽しそうだね」とお互いを認め合うことでもあります。

結婚しないと決めている人には男女関係なく様々な考えの人がいて、多彩な人生の選択肢があります。結婚しなくてもいい時代、自分の人生を最大限の豊かさで進んでいくことが重要です。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。