自分を好きになる方法8選!自分のことを好きになるポジティブ新習慣!

Edit by Ayaka

自分のことを好きになれない

「自分を好きになろう」「自己肯定感を上げよう」そんな言葉を見るたびに「自分のことを好きになれない私はどうしたらいいの?」と思って苦しくなる。何もしていないわけじゃない。でも、私が私に愛情を与えられない。自分を好きになる方法がわからない。

だって、私よりもすごい人が周りにはたくさんいるのに、自分を好きになるのっておかしくない?もっといろいろなことができるようにならないと、自分を好きになるのは違う気がする。

自分を好きになるって単純そうに見えて、考え出すと案外難しいですよね。育ってきた環境によっては、そもそも自分を好きになることがわからないと感じる人もいるかもしれません。

自分を好きになれたら、きっと世界が充実するだろうとわかっているから、そうなれないことに悩むのです。

嫌いじゃないけど、好きでもない…これっておかしい?

仕事をそこそこ頑張っているし、休日の趣味もある、私が私でいることは嫌いじゃない。でも、好きとはまた全然違う。自分のことを嫌いじゃないけど、好きでもないのっておかしい?

私だけ自分を好きになることがわからないのではないか、嫌いじゃないけど好きでもない状態に悩んでいるのは自分だけではないかと考えている人は、実はとても多いのです。国の調査でも、他の国の同世代の人よりも、自分に満足していない日本人はとても多いと報告されています。「自分を嫌いじゃないけれど、好きでもない」は皆が胸の内で抱えている悩みです。

今のあなたが、自分への評価のあいまいさにゆらゆら揺れてモヤモヤを抱えていても、それは自然なことだと受け入れてあげるところから始めてみませんか。

自分を好きになれない原因とは?

自分を好きになれないのには、必ず原因があります。自分では当たり前だと思っていることが、実は自分を好きになるのを阻んでいるのかもしれません。原因がわかれば、自分を好きになるために必要なこともおのずと見えてきます。やるべきことがわかると、気持ちも楽になりますよね。

ここからは、あなたが自分を好きになれない原因を一緒に探っていきましょう。原因を見つけることは、自分を好きになるための大きな一歩になりますよ。

自分に厳しい

自分を好きになれない人は、自分に厳しい傾向があります。

成果が得られたか否かで物事をジャッジする人は、自分がどんなに頑張ってきたとしても、成果を得られなければ今までの努力を評価できません。そこまで頑張ってきた健気な自分に優しいまなざしを向けてあげましょう。

また、自分に厳しい人は、小さなミスでも自分を責め立ててしまいます。失敗したとしても、あなたの価値は揺らぎません。反省はほどほどに、失敗して落ち込む自分を抱きしめてあげてくださいね。

理想が高い・完璧主義

理想が高く、完璧主義な人も、自分を好きになるのが難しいと感じるようです。

手に届かないほど高い理想を掲げてしまうあまり、成し遂げる前に疲れ果ててしまう、実力が及ばず諦めてしまう。そして、理想を達成できなかった自分を責めて、嫌いになる。

完璧主義でいるあまり、中途半端な結果では納得できない。少しでもミスがあれば、自分を認められない。

理想が高く、完璧主義だと、成功体験が少なく、自分を好きになる機会を持ちにくいのです。

他人と比べて自分はダメだと思ってしまう

他人と比べて自分はダメだと思ってしまう人は、劣等感が強く、なかなか自分の頑張りを認められません。他人と比較し、常に自分に非難の目を向け続けているため、自分を好きになるどころか、どんどん自分を嫌いになってしまいます。

自分には持っていない要素のある他人を羨ましいと思うのは当然です。でも、他の面で見れば、その人にはないものをあなたは持っていることを忘れないでください。

他人ではなくて、過去の自分と今の自分を比較してみると、成長を実感できるはずですよ。

過去に自分を否定されたことがある

過去に自分を否定された経験があり、自分を好きになることがわからない人がいます。

親から褒められた経験がなく、愛されたと感じられない。学生の頃いじめにあった。仕事のミスで上司に激しく叱責された。大好きだった恋人に裏切られた。

自分を受け入れてもらえない、否定されたと感じる経験がある人は、私はダメだと存在ごと否定してしまう癖を持つケースが多く見られます。

誰にでも存在価値があるといわれても信じられずに、自分の価値を実感できず、好きになれないのです。

自分の良いところや魅力に、まだ気づいていない

自分を好きになれない人は、自分の悪いところにしか目を向けていないことが考えられます。

自分に良いところや魅力があるはずがないと信じ込んでいませんか?

本当は素敵な魅力があるにもかかわらず、今まで目を向けずにいたために、良さを発揮できていない人が多いのです。「自分にも良いところがあるかもしれない」という視点に立って自分を見つめ直してみると、次々と魅力が見つかるはず。

もし自分で見つけられない人は、信頼できる人にあなたの素敵な部分を聞いてみてくださいね。きっとたくさん教えてくれるはずですよ。

自分のことを好きにならないとダメ?

自分を好きになろうと声高に叫ぶ人を、あまのじゃくな私がどこか冷めた目で見てしまう。自分のことを好きにならないとダメ?自分を好きになる努力に意味はあるの?今のままじゃいけないの?

絶対に自分を好きにならないとダメなわけではありません。

ただ、これから何十年も一緒にいる自分のことを好きになった方が、少し人生が楽しくなるような気がしませんか?

人生をより彩り豊かにしたいと思うなら、自分を好きになる方法を試してみることをおすすめします。

自分のことを好きになることのメリット

人生を彩りにあふれたものにするために、自分を好きになってみたい。でも、具体的にどんなメリットがあるのだろう。自分を好きになったら、どんなうれしいことが待っているんだろう。

せっかく自分を好きになる努力をするなら、未来にワクワクしながら取り組みたいですよね。

ここからは、自分を好きになることのメリットを5つ紹介します。恋愛や友達との関係で悩んでいる人や、愛されたいけれど愛されないことに悩んでいる人ほど、自分を好きになるメリットが大きいと感じられるはずですよ。

自分の行動に自信がつく

自分を好きになると、自分の行動に自信がつき、周りに流されなくなります。

自分を嫌いな人は、自分の言動を信頼できずに、周りに合わせてしまいがち。でも周りに合わせ続けると、だんだん自分の輪郭が薄れて「本当はどうしたかったんだっけ?」と不安になってしまうことも。

自分を好きになることは、自分軸を手に入れることでもあります。人生の指針を手に入れ、自分の言動に自信を持ち、責任を取れるようになるのです。

「あの人、素敵だな」と思ってもらえる、芯のある凛とした魅力を発揮できますよ。

人間関係が良好になる

自分を好きになると、人間関係が良好になり、悩む回数が減ります。周りの人を見て一緒にいるべきか、離れるべきかをきちんと判断でき、居心地のよい人間関係を築けるようになるのです。

誰にでもいい顔をすることがなくなり、本当にお付き合いしたい人と一緒に過ごす時間が増えていきます。

良好な人間関係の中では、のびのびと自分を表現でき、ますます素敵な人とのご縁が深まります。「あなたが好き」と言ってくれる人に囲まれて毎日をイキイキ過ごせるようになりますよ。

良い出会いや人に恵まれやすくなる

自分を好きな人のそばには、ポジティブなエネルギーをまとった素敵な人が集まります。

類は友を呼ぶという言葉のとおり、自分のことを好きでいる人に引き寄せられてくる人は、あなたの人生にプラスの影響をもたらしてくれる人ばかりです。

自分自身にしてきたことが、まわりまわって人から返ってくるのが、この世の法則。

自分を嫌えば、あなたを雑に扱う人ばかりに囲まれますし、自分を好きになれば「あなたが好き」と言ってくれる魅力的な人との出会いに恵まれやすくなりますよ。

自己犠牲を減らせる

自分のことを好きな人は、いい意味で周りの目を気にしていません。故意に人を傷つけることはなくとも、機嫌をうかがい、何でも相手の言うとおりにすることがなくなります。自己犠牲せずに、自分のやりたいことに集中できるのです。

あなたを大切にしてくれる人にだけ囲まれるため、嫌われる恐怖に怯えなくなり、自分らしく過ごせるようになります。周りにいるのは好きな人ばかりなので、あなたの心も自然と思いやりにあふれて、無理なく周りを大切にできるのです。

人のいいところを見つける能力が上がる

自分のことを好きな人は、周りの人のいいところを見つけるのが上手です。なぜなら他人と比較して落ち込むことがないため、心に余裕があり、自然と素敵なところに目を向けられるからです。

自分を嫌いな人は、他人との比較に苦しんで、魅力的な人から目を背けてしまいがち。自分の心を守るために、人のあら探しをしてしまうことも。

自分を好きでいられると、周りの人の長所に目を向けて、素直に尊敬できるようになるのです。

自信がない自分を卒業したい、自己肯定感を上げて生きていきたい

自分を好きになると、周りの人の目に怯えて自分を犠牲にすることがなく、のびのびと自己表現をしながら生きていける。自分で行動の指針を決めて、自由に動き回ることができる。周りには素敵な人ばかりいて、ありのままのあなたを好きでいてくれる。あなたも周りの人の良いところや魅力に目を向けて、尊敬を抱いて自分を磨いていける。

自分を好きになるメリットは、人間関係のトラブルから解放されて、自分らしく生きられるようになることに集約されます。恋愛も仕事もすべてが順調になり、あなたの目に映る世界がとても明るく、希望に満ちたものになるはずです。

もっともっと自分に自信をつけたい。自分にいいねと思えるようになれたら、自己肯定感が上がって自分を好きになれたら、きっと素敵な世界が待っているはず。

まだ見ぬ素敵な世界に思いを馳せながら、今日から自分を好きになる努力を始めてみませんか?

自分のことを好きになる方法8選

自分を好きになりたい。でも、どこから始めたらよいの?私にもできるのかな?

今まで自分を好きになる心がけをしてこなかった人は、何から手をつけたらよいか戸惑いますよね。自分を好きになるって難しいのかも?と思うと、せっかくのやる気もしぼんでしまいます。

自分を好きになるのは難しくありません。自分との対話を続けていけば、必ず自分を好きになれます。

ここから紹介する自分を好きになる方法を取り入れて、自分を愛するスタートを切りましょう。

今の自分を受け入れる

自分を好きになる方法のファーストステップは、今の自分を否定せずに受け入れることです。

どんな自分もまるっと受け入れる。人を羨んでしまう自分も、自分に自信を持てない自分も、すべて大切な自分自身。丸ごと受け入れることを自己受容と呼びます。

自分を好きでいる人は、欠点がない完璧な人ではなくて、ダメな自分がいることを許してあげている人のこと。

今は、嫌いなままでもかまいません。

ただ好きでない自分も「そこにいていいんだよ」と存在を許してあげると、きっと心が緩むはずです。

理想を修正する

理想を修正することも、自分を好きになる方法の一つです。

理想が高いと、達成できなかったときに自分を責めてしまいがちです。「よくやったね」と声をかける回数を増やすことが、自分を好きになるために必要です。

今の時点で叶えるのが厳しいと感じるものは、早めに修正すると今後の計画が立て直しやすくなります。

また、親や世間の押しつけから、無理な理想を設定していることも。理想を設定するときは、理想に向かって努力している自分を好きになれるかを基準にして選ぶのがおすすめですよ。

ポジティブな人たちと関わる

自分を好きになる方法として、ポジティブに過ごしている人たちとのかかわりを増やすこともおすすめです。

ポジティブな人は周りの人の素敵なところを見抜くのがうまく、常に心温まる声かけをしてくれます。あなた自身を否定することなく、魅力にフォーカスして、あなたよりもあなたの未来を信じてくれるでしょう。

ポジティブな人のエネルギーに触れていると、次第と気持ちが前向きになるはず。

自然と自分の良いところに目が向き、自分を愛せるようになるでしょう。

外見や自分磨きに時間を使う

自分を好きになる方法の4つ目は、外見や自分磨きに時間を使うことです。

勇気を出してメイクカウンターに行き、プロのメイクを受けてみる。今まで気になっていた資格の勉強を始めてみる。簡単な自炊を取り入れてみる。

興味があることに積極的にチャレンジすれば、自分がどうありたいかがだんだん定まってきます。なりたい自分像が見えてくれば、ますます外見や自分磨きが楽しくなるはずです。

最初は目指す先が見えなくても大丈夫。心がときめくものに取り組んでみることをおすすめします。

周りの人や些細なことに感謝を伝える

どんな小さなことでも周りの人に感謝を伝えることは、自分を好きになる方法でとても大切なステップです。

感謝できると、心にゆとりを持てて、前向きに物事に取り組めるようになります。また、自分が恵まれていることに気づけて、さまざまな機会や気遣いを与えてもらえている自分に価値があると思えるでしょう。

感謝を伝えることは、やる気を上げる効果があるともいわれています。

感謝の持つポジティブなエネルギーを使って、ますます自分を好きになれるのです。

自分だけの特別な時間を作る

自分だけのために特別な時間を作ってあげるのも、自分を好きになる方法として効果的でしょう。

忙しい毎日を過ごしていると、自分を労わるのを忘れてしまいがちですが、1日5分でもよいので、自分のためだけに時間を使いましょう。

自分のために使う時間は「あなたは特別な存在だよ」と伝える大切な儀式。

たとえば、好きなアロマを炊く、丁寧に体をマッサージするなど、小さなご褒美を与えてあげるだけでも、あなたの心身が喜び、自分の価値を実感できるようになりますよ。

ポジティブな口癖を作る

あなただけのポジティブな口癖を作るのも、楽しいでしょう。言霊というように、言葉が自分にもたらす影響はとても大きいものです。

ポジティブな口癖を1つ決めて、ネガティブな言葉が出てきたら、その後に呟いてみましょう。ネガティブな言葉の影響が消え、ポジティブなエネルギーをまとえるようになりますよ。

「どうせ」「できない」と言いたい場面でも「それなら」「〇〇してみよう」と前を向ける言葉に言い換えるのもおすすめです。

小さな成功体験を重ねる

自分を好きになる方法として、小さな成功体験を重ねることが挙げられます。

成功体験は、自分に価値を感じ、次のステップに進むためのパワーになるもの。成功体験が少ない人は、自己肯定感が低い傾向にあります。

たとえば、いつもより5分早く起きる、1駅歩く、いつもより丁寧にスキンケアをする、1日1回は感謝の気持ちを伝えるなど、どんな小さな体験でもかまいません。

自分にちょっとでもいいねと思える範囲の出来事を積み重ねれば、次第と自分を好きになれるのです。

ありのままの自分でも大丈夫なんだ

自分を好きになる方法は、どれも今の自分を一気に変えようとするのではなくて、捉え方や日常の行動に小さな変化を与えるものばかりです。

自分を丸ごと受け入れて、その自分を活かして生きていく。

自分のことを好きな人は、自己受容の土台が整っていて、そのうえで努力ができている人のことです。自己否定を隠したまま素晴らしいことを成し遂げても、何かの拍子で土台が崩れて、簡単に自分を嫌いになってしまいます。

すぐに自分を好きになる特効薬はないけれど、1日1日を丁寧に積み重ねていけば「今の私が好き」と思える日が必ず訪れます。

あなたは、本来のあなたのままでよいのです。すごい人にならなくても、あなたには素晴らしい価値があります。

ありのままのあなたを活かせないでいるから、現実がうまくいかないだけ。自分を好きになることは、今の自分を活かしつつ、心身によい影響を与える小さな心がけを積み重ねることです。

その積み重ねが、今ある悩みを吹き飛ばし、心地よい世界を創っていくのです。

自分らしく生きるため、自分を好きになってみるのもいいかも

自分を好きになることは、自分らしくのびのびと人生を送るためのステップです。自分の魅力や長所を活かしつつ、欠点やコンプレックスを受け入れて、優しいまなざしを向けてあげる。ありのままの私が素敵だなと思える感性が、充実した人生を送るコツといえるでしょう。

欠点やコンプレックスしかない人は存在しません。目を向けていないだけで、あなたにはたくさんの素晴らしいところがあります。逆に、自信に満ちあふれている人も完全無欠ではなく、必ず欠点を抱えているのです。

いろいろな面があるから、人間は愛おしいものです。

自分の欠点を受け入れる優しさは、周りの人への寛大な姿勢につながります。

愛し愛される毎日を送るために、まずはあなたが自分を好きになるところから始めましょう。

Ayaka

Writer

ライター。今のパートナーとの復縁経験があり、復縁を叶えたい女性を応援したくて文章を書き続けて5年。どうやらHSPらしい。