自分に自信を持てない…誰かを見返したい時は…?
SNSをみれば、自分に自信がありそうな人たちや毎日キラキラしている人たちばかり。そんな人たちでも「自分磨きをしないと」と言っている。やるべきだってわかっているけれど、何をどうすればいいんだろう。自信がない自分を自分磨きで変えられるだろうか。
友達からの何気ない一言、恋人との別れや些細な言葉、仕事や学校でのトラブル…、自分磨きをして正面から向き合いたいけれどどうしていいかわからない。自分磨きとは何から始めればいいの?外見の美しさから?内面の美しさが大事?自分磨きして見返したい。
毎日のように聞く「自分磨き」という言葉。さまざまな意味で使われる自分磨きとは、どのようなことをどのように磨くべきなのでしょうか。本質的な自分磨きと内面を磨く方法をご紹介します。
表面的ではない、本質的な自分磨きとは?
「自分磨き」と聞くと、外見的な部分にフォーカスされがち。サラサラの髪、毛穴のない肌、キラキラな爪先…、外側の自分磨きはもちろん大事ですが、本質的な自分磨きとは言い切れません。外見の美しさとは、中身を知りたいと思う入り口なので磨くべきではありますが中身も一緒に磨いていく必要があります。
本来、自分磨きとは今の自分をアップデートし素敵に変身していくこと。外見を磨き、美人になることだけに留まりません。
- いつでもニコニコと笑顔で対応できる
- 人の短所より長所を見つけられる
- 楽しむ時は全力で楽しめる
- 老若男女、分け隔てない態度
など。目に見えないことのほうが多く、本当に磨かれているか不安になることもあるでしょう。しかし、こういった「目に見えないこと」や「ふとした時の対応」が自分磨きで磨かれた内面の美しさです。
何から始める?外見より内面を磨く方法・7つの習慣
「外見だけじゃないことはわかっているけれど、じゃあどうやって内面は磨けばいいの?」「自分で内面を磨く自分磨きとはどういうこと?」
外見と違って目に見えることが少ない内面部分は「本当にこれでいいのか」「どこから始めたらいいかわからない」と悩んでしまうこともありますよね。ここでは、自分磨きのなかでも今から始められる内面の磨き方をご紹介します。
まずは、今できそうな自分磨きから始めていきましょう。だんだん他の方法を取り入れられるようになります。
相手の長所を探すように心がける
相手の嫌なところは、すぐに目につきますよね。しかし、長所はなかなか目につきにくいもの。「あの人はここが」「こうじゃなかったら」と考えてしまいがちですが、相手の長所に先に目を向けるようにしましょう。
- 話すのが遅い人は、相手のことを考えてから話しているのかも
- マルチタスクができない人は、1つのことへの集中力が高い
など、一見短所に見えても長所として捉えることができるものもあります。相手の悪いところではなく良い面に目を向けることができれば、自分磨きにつながり、人間関係にも変化が現れるでしょう。
社会貢献活動を行う
自分磨きとは、自分だけで完結するものとは限りません。社会貢献やボランティアなど「誰かのために何かをする」と、他者の気持ちや境遇を考えることにつながります。今までの生活の中では出会わなかった人に出会い、視野を広げるのも自分磨きのひとつです。
社会貢献とは、個人・企業に関わらずよりよい社会を作るために行動することを指します。個人であればフェアトレードなものを選ぶ、資源を大事にするなど今まで見てこなかった背景に目を向けることも社会貢献につながるでしょう。
自己肯定感を高める
自己肯定感を高めることは自分磨きに直結します。近年は特に、SNSの影響もあり自己肯定感が低い人も多く見受けられます。「私なんて」「どうせ」など否定的な言葉で自分のことを評価しがちです。自己肯定感が低いのは悪いことではありませんが周りや人間関係にも影響します。
日々の中の小さな成功体験やできたことに目を向け、自己肯定感を高めていきましょう。ナルシストになる必要はありませんが「自分にもできる」「今日の自分はちょっといい感じかもしれない」と自分の良いところにも目を向けていくのが大切です。
合わせて読みたい:「自己肯定感が低い…自分を愛せない…」自己肯定感が低いのはなぜ?
生活に瞑想を取り入れる
仕事、学校、育児…、日々に追われて自分と向き合う時間がなく、ついつい焦った判断や誤った判断にもつながることも。
1日数分でもいいので、瞑想の時間を取り入れ自分と向き合う自分磨きの時間を作りましょう。頭の中をクリアにして過ごす時間を確保できると、他の情報を受け入れる余裕にもつながります。頭の中や心に余裕があれば、人と話したり何かを始めたりするときも自分のペースを作ることができるでしょう。何かを尋ねられたときも、柔軟に対応できるようになります。
自己啓発本や哲学書から学びを得る
自己啓発本はイメージが良くない人もいますが、読むと自分に足りない部分や別の視点を持つことができます。また哲学書や自己啓発本とは「普段生活しているだけでは意識しない点」について描かれていることが多いため、さまざまな見方を学ぶきっかけに。
自分磨きとして内面を磨くのに必要なのは「さまざまなところから学び取る力」です。勉強などで培われるものではなく、自分の日常と向き合うときの視点をたくさん持つことで自分磨きでの変化を感じられるでしょう。
SNSや自分の心を忙しくする媒体から離れる
自分磨きというとSNSを見る人も多いでしょう。SNSには、さまざまな情報が溢れています。すべてが充実していそうなキラキラした生活や写真、「何歳で〇〇なんてやばい」「今これを知らないなんて」などと否定的なものも多いでしょう。しかし、SNSとは一瞬の切り抜きであり、すべての人に当てはまるものではありません。
自分に必要な情報だけを手に入れられればいいので、SNSをみて「自分はなんてだめなんだ」と比較してしまうくらいなら離れて生活しましょう。SNSから離れても、世界から切り離されることはありません。
健康的な食事・適度な運動を取り入れる
健康的な体や思考は、健康的な食事と適度な運動などの生活習慣でできています。ジャンクフードやカップ麺ばかりなど偏っていると健康に良くないだけではなく、ネガティブな思考ややる気が出ないなどにもつながります。
自炊を毎日する必要はありませんが健康的な食事を心がけ、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動を取り入れるのも自分磨きのひとつ。健やかな心や身体、ちょっとした余裕は日常の生活習慣から作られます。
外見はすぐ飽きられる。内面を磨いて人格者になろう
外見を磨くことも大事です。自分の理想とするところや、自分に似合うものを見つけることは自分磨きのひとつでしょう。しかし表面だけ磨いていても、光らずそれらはいつか内面にも影響していきます。
外見だけ自分磨きをしても自信にはつながりにくいのです。内面から自分磨きすることは自分に自信を持ち、他者への気配りや気遣いをする余裕が生まれます。また、自分磨きで内面を磨いていると今まで見えてこなかった、気づけなかった部分が増え、そこから学ぶこともあります。見えないからこそ、内面を磨いて人格者になることで人としてスキルアップできるでしょう。