自分に自信がない…堂々と生きるために今すぐできる9つのこと

Edit by Ryo

自分に自信がある人の特徴

次に、自信がある人はどんな特徴を持っているかについて解説していきます。

自信がない人からすれば、どれもうらやましい特徴ばかりかもしれません。 自分と違って生きやすく、 つらい場面でもポジティブに乗り越えることができそうだと感じる方もいらっしゃるでしょう。

自信がないとしても、少しずつ自信を手にしていくことで、さまざまな変化が生まれていくはず。自信がある人はなぜ力強く感じるのか、詳しくご紹介していきます。

自己評価が高い

自信がある人は、自分に対する評価が高い傾向にあります。自信がない人よりも自分の能力や知識に対して高く評価しているため、その結果自信の高さにつながるのです。

自信を持つ上では「自分自身を肯定的に捉えること」は重要な要素のひとつ。自信がある人にとっての自己評価の高さは、他者より優れているかどうかは関係なく、自分が受け入れているかどうかによって決まります。

「自分は優秀だ」だけでなく、「自分が好き」や「頑張ればなんとかなる」といった自己評価にも、自信を感じますよね。

ポジティブ思考

あなたの周りで自信がありそうな人は、考え方もポジティブであることが多いのではないでしょうか?

自信がある人は、挑戦や行動を起こす際に、「きっとうまくいく」と考える力である「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」が高いのが特徴です。

自己効力感が高いと、自信がない人よりも失敗や困難に直面しても粘り強く立ち向かい、不確実な状況においてもポジティブ思考を保って行動することができます。

参考:e-ヘルスネット「セルフ・エフィカシーを高めるポイント」

成功体験が多い

自信がある人は、自信がない人よりも成功体験を積んできていることが多いです。過去の成功が自分の能力を証明するものとなり、自信につながると考えられます。

成功体験を積んで自信を持てば、新たなチャレンジや行動につながり、さらに成功体験を増やしていくという好循環が生まれます。自信がない人とは対照的に、他者からの評価に左右されない、強固な自己評価が形成されていくでしょう。

また、決して大きな成功である必要はなく、小さな成功体験を積み重ねていくことでも自信は形成されます。

幼少期から褒められてきた

幼少期から褒められてきた人は、自信を持っている傾向があります。褒められることを通じて自分に対する肯定や承認が育まれ、自分自身に価値があるという感覚を持ちやすくなります。

もちろん、幼少期に褒められなかった人が自信を持てないわけではありません。ですが、小さい頃から褒められてきた人は、自然と自己肯定感も高くなりやすいです。

他者からの評価に依存してしまうのは逆効果ですが、大切な人からの賞賛や受容は自己評価を形成する上でも重要な役割を持ちます。

自分の強み・長所を活かすことが得意

自信がある人は、その人の強みや長所を活かすのが得意であることが多いです。自分の長所や強みが発揮された場面を経験することで、人は自信を持つことができます。

自分のことを過度に高く評価することはかえってナルシシズムを促進してしまいますが、客観的に自分を見つめ、長所を認識することは自信を持つ上で大切なことです。また、そのような自分の強みや長所を存分に発揮できる環境に身を置いている人は、自信を持ちやすいと考えられるでしょう。

自分に自信を持つには…?

では、自信を持つためにはどうすればいいのでしょうか。このことについて悩んできた方もきっと多いはず。

「自信がないのは、考え方が違うからだ。もっとポジティブに考えよう。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、考え方を変えるのはそう簡単なことではないはず。ネガティブなことを考えないようにしようとすればするほど、むしろ頭から離れなくなってしまうことも多いのではないでしょうか。

そう簡単に自信を持つことはできないからこそ、日々の習慣を少しずつ変えていくことが大事です。自信を持つのは難しくても、毎日の行動をちょっとだけ変えることは可能です。そのような変化を通じて、自分自身との向き合い方を変えていくこと、それが自信を持つ上でのいちばんの近道でしょう。

Ryo

Writer

心理学部卒。金融系の正社員ライターとして勤務しながら、メンタルヘルスやライフスタイルといったジャンルでも執筆。珈琲は自分で淹れる派。