自己肯定感が高いと、どんないいことがある?
自己肯定感は高い方が良いと言われることが多いですが、なぜでしょうか。
ここからは、自己肯定感が高いことで起こるいいことを具体的に紹介していきます。
1.自分のことを愛せる・大切にできる
自己肯定感が高いと自分のことを愛し、大切に思うことができます。
自己肯定感を持つことで、ダメな部分も全て含めて自分であると受け入れられるようになっていきます。
何かに失敗してしまった場合でも、努力してきた過程をしっかりと自分で評価でき、「この失敗を次につなげていこう」と前向きに捉えられるようになっていきます。その結果、自分のことを愛し、自分を大切にできるようになっていくのです。
2.自信を持つことができる
自己肯定感が高くなると、自信を持つことができます。
自己を肯定できる状態であれば、何かにチャレンジする際も「自分であれば達成できる」と考えられ、何事にも自信を持って行動に移せるようになるでしょう。
自己肯定感をあげていくことで自分への自信につながっていけば、過去のトラウマやコンプレックスも徐々に薄れていき、さらに自分に自信を持てる状態になります。
3.毎日が楽しくなる
自己肯定感が高まることで、毎日が楽しくなっていきます。
自己肯定感が低いと、頻繁に不安を感じてしまい毎日が辛い気持ちになることが多いでしょう。自分だけでなく他人に対してマイナスな感情を抱いてしまうことも。
しかし、自己肯定感が高ければ自分をしっかりと受け入れられ、前向きに物事を捉えられるようになるので、ネガティブな感情や不安を感じることが少なくなり、幸福感を感じ毎日が楽しくなっていきます。
4.新しい挑戦に積極的になれる
自己肯定感が高いと、新しい挑戦に積極的になれます。自己肯定感が高ければ、困難や問題があったとしても乗り越えられる自信につながっていきます。
自分にしっかりと自信を持てている状態であれば、新しい挑戦であっても「自分は大丈夫だ」と考えられ、さまざまなことに恐れずにチャレンジできるようになります。
5.魅力がアップする
自己肯定感が高いと魅力がアップします。
ありのままの自分を愛することができれば、安定した精神状態で毎日を過ごせて、自分自身の機嫌をしっかりと取れるようになります。いつも笑顔で、機嫌が良い状態を継続できている人は周囲にとっても魅力的な存在となります。
魅力がアップすることで、より自己肯定感も高まっていき良いサイクルを作れるようになっていくでしょう。
自己肯定感を高める方法とは
自己肯定感が高まると、精神面が安定して多くの良いことが起きるでしょう。
では、実際に自己肯定感を高めるにはどうすれば良いのか、具体的な方法を紹介していきます。
自分を理解しようと努める
自己肯定感を高めるには、自己理解が大切です。
自己理解を深められると、自分の大切にしている価値観を知ることができ、他人と比べることなくありのままの自分を受け入れやすくなります。
自己理解の方法としておすすめなのが、自分の感情を紙に書き出してみる方法です。どのようなときに落ち込んでしまうのか、楽しいと感じたときはどのような場面だったか、自分の特性や感情を紙に書き出して整理することで、自分自身を深掘りして考えられるようになります。
毎日自分を褒めてあげる
小さなことでも毎日自分を褒めてあげることで、自己肯定感があがっていきます。
自己肯定感が低い人は、他人の評価が良くなければ自分を肯定してあげられない傾向にあります。そのため、自分のダメな面にばかり目を向けてしまい、自己嫌悪に陥ってネガティブな思考が続く悪循環になってしまうことも。
まずは小さな事でも良いので、一日の終わりにできたことや頑張ったことを思い出し、自分を褒めてあげられると自己を肯定する力が少しずつ上がっていくはずです。
成功体験を振り返る・積み重ねる
自身の成功体験を振り返り、積み重ねることも自己肯定感を上げるための方法のひとつです。
成功体験と言っても、誰もが驚くような成功である必要はありません。「毎日継続してランニングできた」「早起きを一週間継続できた」など、小さくても自分にとって成功だと感じられるものを振り返り褒めてあげることが、自分への自信につながっていきます。
小さな成功体験を振り返りながら新たに挑戦したいことを考え、継続してより多くの成功体験を積み重ねていきましょう。
好きなこと、やりたいことをする
自己肯定感をあげるために、好きなことややりたいことに積極的にチャレンジしていきましょう。
自分の好きなことややりたいことを目標を決めながら行えば、目標達成までの過程も楽しめて、達成した際には自信にもつながっていきます。
できなかったらどうしようと悩む前に、小さなことからでも良いので興味があったりやってみたいことにはすぐにチャレンジし、成功体験を積み重ねて自己肯定感を育んでいきましょう。
否定的な口癖を改善する
自己肯定感をあげるためには、否定的な口癖を改善していきましょう。
自己肯定感の低い人は、「自分じゃできない」「自分には何もないから」というようにネガティブな言葉を発しがちです。
自分に自信がないとしても、まずは否定的な口癖をやめて「自分ならできる」「自分なら大丈夫」と口に出してみるところから始めてみてください。言葉にすることで前向きな気持ちになり、今まではできなかったことにチャレンジしてみようと行動的になれることもあります。
感情を押さえ込もうとしない
無理に感情を抑え込もうとしないことが、自己肯定感をあげるためのポイントです。生きていれば不安な気持ちになったり、マイナスな感情を抱いてしまうことがあるのは当たり前です。
マイナスな感情を抱いてしまう自分すらも受け入れることで、ありのままの自分を愛せるようになっていきます。