「楽に生きる方法が知りたい…」毎日が生きやすくなる19のヒント

Edit by mayan

もっと楽に生きたい…そう感じているあなたへ

ふとした時に感じる心の疲れは、何が原因なのかわからない。気づいたら疲れている毎日で、自分の時間も持てない。「毎日疲れて何もできない」「朝から夜まで気を張っているからか、家に帰ったらすぐに寝てしまう」自分以外の人は、なんだか楽しそうだし、生きるのも楽そう。どうして自分だけ何かに囚われているような状態なのだろう。もっと楽に生きる、楽に過ごせる方法があれば、少しは変わるんだろうか。

仕事に、学校、子育て、目に見えるものだけではなく、さまざまなものと葛藤している人がほとんどでしょう。「もっと楽に生きるといいのに」と言われても、どんな方法で過ごせばいいのかわからない。今よりも楽に生きる方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

今日からできる!毎日がもっと生きやすくなる方法19選

「楽に生きるほうがいい」とアドバイスされても、実際のところ楽に生きる方法は教えてくれないことが多いですよね。「楽に生きる」の基準もさまざまで、自分がどんなことで楽になりたいのかわからない人も多いでしょう。ここでは、さまざまな要因や関係に分けて、楽に生きる方法を19個ご紹介します。自分に当てはまったもの、当てはまりそうなものなど、見つけてみましょう。

楽に生きる方法【仕事】

1日の多くを過ごす職場や、仕事でのストレスは自覚がなくとも大きくなります。同期、部下、上司と、さまざまな立場の人と関わることになり、言葉選びや仕事の方法などで気を張ることも多いでしょう。ここでは、仕事をする上で楽に生きる方法をご紹介します。毎日のことだからこそ、ふとした時に思い出して実践できると良いでしょう。

誰かと比べない

仕事には比較対象がたくさんいます。給与や評価に直結するため、まったく気にしない方法は少なく、ほとんど不可能に近いと感じるかもしれません。SNSが発達した現代では、仕事内容においても「好きな仕事で楽しそう」「遊ぶように仕事していていいな」などの気持ちが出てくることもあるでしょう。

「◯◯はこうなのに」「同い年でこんなに頑張っているのに」など比較対象が自分以外だと、闘争心を燃やし続けなければならず、争うことにもつながります。誰かと比べるのではなく、昨日の自分やできなかった頃の自分と比べるのが楽に生きる方法の一つです。

自分の限界を把握する

人にはそれぞれ限界があります。そしてそれらは人によってラインが違うため、周りの人にとっては余裕でも自分にとっては限界になってしまうことも少なくありません。周りに限界値までのラインが高い人がいると「こんなことくらいで」と思ってしまいがちですが、人それぞれ限界値が違うため、自分の限界や「ここで休憩しないと」などのボーダーラインを優先しましょう。

自分のボーダーラインを把握しておくことは、楽に生きる方法の中でも、心も体も両方大事にする方法の一つ。心や体は一度限界を超えてしまうと、元に戻るまで時間や体力が必要です。楽に生きるためには、まず自分の限界を知る方法が必要といえます。

強みや得意を伸ばす

楽に生きる上で、強みや特技を伸ばすことも一つの方法です。弱点は誰にでもあります。苦手なことや得意ではないこともたくさんあるでしょう。しかし、できないことに目を向けるのではなく、できることや強み、自分が得意なことを伸ばす方法に着目するのが重要です。ポジティブな思考を持てば自己肯定感が上がり、今よりも「できること」に目を向けられるようになります。できないことばかり見つけてしまうと、改善しないといけないことが多すぎてしんどい状況に。楽に生きるとは逆の方法になって、どんどん自信を失ってしまうでしょう。

できることや得意なこと、強みを伸ばすことで、できないことがある自分を認められ、「なんだ、やればできるんだ」「こういうのは得意」「これは苦手」とわかり、できることがある自分を肯定し、楽に生きることにつながります。

目標はスモールステップで立てる

仕事であれば、予算、他のタスクや業務との折り合い、立場などさまざまなものが関わります。ついつい「この数字を上げる」「ここを必ず達成する」など高い目標を立てて、なんとか達成する方法を模索しがちですが、今日やって明日叶う目標は少ないでしょう。

目標を立てる際は、小さなものから始めてスモールステップを踏むことが楽に生きる方法の一つです。いつもは10時出社だけれど明日は9時に来てみる、リサーチだけは午前中に終わらせるなど、できそうなこと・日々意識しなくてもやっていることなどから始めましょう。

できたことに目を向けてみる

スモールステップと同じく、「できたことに目を向ける」のも楽に生きる方法の一つ。できないことは、人から指摘も受けるため自分でもついつい目について、いつまでも気にしてしまいがちです。しかし、一方でできたこともたくさんあるはず。楽に生きるためにはできたことに目を向け、小さな成功体験を重ねていくことが重要です。

たとえば「指摘される前に直せた」「提出の前に気づいて修正できた」など当たり前だけれど、できている人はですよね。仕事では些細なミスが命取り。憂鬱になったり「私はなんてダメなんだ」と落ち込んだりとしてしまうでしょう。できたことに目を向けられれば、自ずと自分の得意と相手の得意が違い、うまく協力したら早く終わるかもなどと楽に生きるアイデアも出てきます。自分一人で背負い込むよりも楽に生きることができる方法です。

楽に生きる方法【人間関係】

会社・学校などだけではなくママ友や習い事など、何にでも人間関係はつきもの。一度でも人間関係で悩んだことがあると「もっと楽に生きる方法があれば」と感じることも多く、人間関係を相談すれば「もっと楽に生きるといいよ」などと言われることも多いでしょう。人間関係において楽に生きるとはどのような方法なのでしょうか。

他人に合わせすぎない

自分の意見がないわけではないけれど、自分より他人の意見を優先したり他人に合わせたりすることは、ある意味で楽に生きる方法ですよね。しかし、他人に合わせ過ぎてしまうと、今度は自分の意見がまったくない状態や、あっても言えない関係性になる可能性があります。

他人の意見に耳を傾け、意見を受け止めることはコミュニケーションを取る上で大切ですが、他人の意見に合わせ過ぎてしまうと自分を見失う原因にもなりかねません。本当はラーメンが食べたいけれど、合わせていたら焼肉になってしまった…と後悔することも。自分の意見を言っても大丈夫、私の意見はこうだけれどどうだろう、と相手とコミニケーションを取るようにすると楽に生きることにつながります。

必要以上に期待しない

楽に生きることができているように見える人にコツを聞くと「他人に期待しない」と返ってくることがありますよね。これはストレスなく楽に生きるために必要な方法の一つです。仕事でも恋人などであっても、過度な期待をすると、期待通りではなかったときに裏切られたと感じる人や期待してしまった自分が悪いと自責にする人もいます。

「こうしてくれたらいいのに」「ここまでできたら最高だったのに」など、適度な期待にとどめておくことが楽に生きる方法です。

相手を許す気持ちを持つ

偶然でも、わざとでも、嫌なことや不義理をされたら腹が立ちますよね。簡単には許せず、数時間、あるいは数日引きずってしまう人もいるでしょう。しかし、怒りや許せないといった気持ちは楽に生きるのとは真逆の方法です。

許せないというネガティブな感情は、負担になり「いつまで怒ってるの?疲れない?」などと聞かれる原因に。相手を許す気持ちを持つことで、楽に生きるきっかけになります。楽に生きるには、感情的なままいるよりも「なぜこんなに怒っているのか」を分析し、それが必要なものかどうかを精査する必要があります。

固定概念や先入観を手放す

楽に生きることができていない人は「こうでなければならない」「こうあるべき」「こうなるはずだ」と先入観や固定概念があることで、生きるのに疲れている場合も多いかもしれません。日本人はとても真面目で、勤勉で楽に生きることに抵抗がある傾向と言われています。しかし、社会や人間関係は、その場その場での柔軟で応用の効いた対応・方法を求められることが多いもの。

たとえば「あの上司はいつも高圧的だし、私のことが嫌いなんだ」「あの人はいつもこちらをみて私を見下してる」など、人気関係においてはとくにネガティブな先入観を持ちがちです。楽に生きるには、そういった固定概念や先入観を取り除く必要があります。

嫉妬しない

SNSの向こうのインフルエンサー、友人、兄弟、恋人などの楽しそうな様子や、仕事の成果や仕事内容に嫉妬することもあるでしょう。嫉妬は、楽に生きることを邪魔する厄介な感情です。

嫉妬しなくなる方法はいくつかあります。自分自身を受け入れ、足りないところをどう埋めるか考え、なぜ嫉妬したのかを考えるなど。これらは嫉妬に限らず、楽に生きるために自分の意志や感情をコントロールする方法でもあります。

断る勇気を持つ

ここ数年、SNSや書籍でもよく見かける言葉です。しかし、楽に生きる方法を探している人の中には、相手によく思われたい・人間関係を壊したくないなどさまざまな理由から、断るのが苦手な傾向があります。

しかし、一度断ることができると、その後は楽に生きることができるでしょう。断ったからといって、人間関係や友情、恋人関係が崩れることはほとんどありません。断るときは、相手にも自分にも負担にならないスマートな方法である「素直に伝える」ことが一番大切です。

楽に生きる方法【自分自身】

仕事や人間関係での楽に生きる方法をご紹介してきましたが、ここでは自分自身が楽に生きる方法にはどんなものがあるかをご紹介します。自分自身にとって楽に生きる方法は以下の通りです。

目的もなく頑張りすぎない

目的や目標もなく、がむしゃらに走っていると、ふとした時に「なんで頑張っているんだっけ?」と気持ちが迷子になってしまうことも。頑張る方法はたくさんありますが、頑張りすぎない楽に生きる方法となると、何をすればいいのかわからないですよね。

頑張るのはいいことですが、楽に生きるために目指すべきところを決めて、正しい方法で努力や日々を積み重ねることが重要です。目的や目標を書き出し、そこに辿り着くにはどのような方法が必要なのか考えてみるところから始めてみましょう。

自分を愛してあげる

楽に生きる方法のなかでも難しく感じますが、自分のことを愛してあげることで、今までコンプレックスやあまり良いと思っていなかったことも「そういうところ、ほんと偉いな自分」と考える方法へと変えられるでしょう。

「楽に生きると思ってもいいじゃん」「楽に生きるのも悩んで生きるのもいいじゃん」と受け入れて愛してあげるのが楽に生きる上で大切なマインドです。自分の欠点や、足りない部分についても受け入れ、愛してあげる・認めることはダサいことでも負けたことでもありません。自分としっかり向き合えている証拠です。

否定したり傷つけたりしない

うまくいかないことや、他の人よりもペースが遅いと、ついつい自分を否定し、自分が傷つくような言葉を放ってしまいがち。しかし、楽に生きる上で否定したり傷つけたりすることは最も遠ざかってしまう方法の一つです。自分が傷つく言葉は、自分が一番よく知っています。

ついつい自分への喝を入れるつもりや、なんでダメなんだという気持ちから放ってしまう言葉は、自分だけではなく、いつか他の人にも投げかけてしまうでしょう。楽に生きるつもりでいたのに、楽に生きる方法を知りたいはずなのに、どんどん心の負担を増やすきっかけにつながっているかもしれません。否定したり傷つけたりするのではなく、「今日も頑張った」「前はできなかったのにできるようになった」など、小さな積み重ねをして肯定感を上げていきましょう。

自分の気持ちに嘘をつかない

ご紹介した「他人に合わせすぎない」と同じく、自分の気持ちに嘘をつかないことも楽に生きる上で大切です。もちろん、自分の気持ちに嘘をつかなければいけないシーンもありますが、友人や恋人との時間で自分に嘘をつき、我慢して押し殺してしまった気持ちはその日だけでなく、この先も残ってしまって楽に生きる上では逆効果。

自分の気持ちに嘘をつかないで「私はこう思う」「こういうのも実は好きなんだ」など気持ちを伝えられると楽に生きることができるでしょう。気持ちに嘘をつかず誰かに伝えるときは、お互いに嫌な気持ちにならない言い方・伝える方法を考えてみましょう。

楽に生きる方法【考え方】

楽に生きる方法の中でも、今すぐできる「考え方」の部分は大切です。考え方を修正して生きていくのは大変ですが、一度身につけてしまえばふとした時に肩の力を抜くことで、楽に生きる方法になるでしょう。楽に生きる方法の考え方を4つご紹介します。

強いこだわりを捨ててみる

強いこだわりを持たないのも楽に生きる方法の一つです。こだわりを持たないのではなく、固定概念と同じく「こうだ」と思ったことや方法以外を試してみるなど、こだわりすぎずにさまざまな角度から物事を見てみましょう。

楽に生きるというのは、さまざまな物事に対して柔軟に受け入れて自分なりに解釈し、理解することでもあります。強いこだわりがあることで独自の楽しめるものや思いつく方法があるかもしれませんが、一度強いこだわりを捨て、さまざまなことをフラットな目で受け入れてみることも楽に生きる方法です。

執着心を手放す

恋愛などでも「執着を手放すとよい」「執着心を離す方法」などがSNSでも広がっていますよね。執着心は良い方向に向くこともありますが、ネガティブな方向に進んでしまうことが多い感情です。執着心があると、楽に生きることから遠ざかってしまっているかもれません。

執着心を手放す方法はさまざまですが、まずは執着してしまう原因を分析してみましょう。執着している間は周りが見えなくなりやすいので、あなたにとってのチャンスや出会いを見逃しているかもしれません。自分で執着を手放してさまざまなものを取り入れてみることで、楽に生きることができるでしょう。

物事シンプルに捉える

仕事の失敗や友人とのトラブルでも、さまざまな人や要因があるから複雑に見えてしまっているだけかもしれません。しかし実際はシンプルで、落ち着いて考えれば解決することがほとんどです。

楽に生きるためにもっとシンプルに捉えてみましょう。物事に対し「ああかも」「こうかも」「こんなこともあるかも」など余計な考えや雑念を捨ててみてください。楽に生きることにつながります。

「今」にファーカスする

過去は取り戻せず、未来はどうなるかわからない不透明なものも多いでしょう。楽に生きることができない人の中には、昔の失敗に囚われ、未来の不安に怯えている人も少なくありません。人生は「今」、この瞬間の積み重ねです。楽に生きる方法や楽に生きるマインドも同じく、今が一番若く今が楽に生きるために変化するのに相応しい時期といえるでしょう。

過去の栄光や楽しかったこと、未来のどうなるかわからない部分を考えるのではなく、今の自分がどうしたいのか・今の自分が楽に生きるにはどうしたらいいのかだけにフォーカスしてみてください。

楽に生きるためのコツを掴んで、楽しい人生を過ごそう

楽に生きる方法のヒントを19個ご紹介しました。「楽に生きるほうがいい」「楽に生きるほうが人生は楽しい」楽に生きると一言で言っても、実際の楽さは目に見えるものではなく、楽に生きるための感情や考え方を自分でコントロールする必要があります。

繊細な人や気を遣う癖のある人は、とくに人の気持ちに寄り添い、深く考えられる一方で、自分が苦しくなる選択をしてしまって楽に生きることから遠ざかりがち。今の自分は楽に生きることができているのかを問い、どこまで何をすれば楽に生きることができるか、まずは見つけるところから始めてみましょう。

疲れるくらい何かを気にかけられる優しい心の持ち主であることは、あなたにとっての強みです。しかし、それだといつか限界がきてしまいます。あなたらしさはそのままに、さまざまなタイミングで楽に生きるためのコツや方法を掴んで、楽に生きる楽しい人生を過ごしましょう。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。