蛙化現象の治し方9選|嫌いになる原因&相手をもう一度好きになる方法

Edit by 羽莉花南

 

目次
  1. 蛙化現象に陥ってしまった…
  2. 蛙化現象の語源はグリム童話にあり?蛙化現象とは
  3. 蛙化現象に陥るのは女の人だけ?
  4. 蛙化現象に陥る4つの原因
    1. 両思いになるまでの過程が楽しいから
    2. 理想と現実のギャップを目の当たりにしたから
    3. 自分が振られることで傷つくのが怖いから
    4. 受け身のスタンスで恋愛をしているから
  5. 蛙化現象になりやすい人の特徴
    1. 自分に自信がなく、自己肯定感が低い
    2. 恋愛経験が極端に少ない
    3. 恋愛に関するトラウマを抱えている
    4. 恋人とのスキンシップが苦手
    5. 相手に求める理想が高い
    6. 追う恋愛ではなく追いかける恋愛が好き
  6. これって蛙化現象なの?見極めるためのポイント
    1. 相手の好意を快く思えなくなる
    2. 相手との連絡を拒むようになる
    3. スキンシップが嫌になってしまう
    4. 自己嫌悪に陥ることも……
  7. 相手を好きでいたい…蛙化現象を起こした時の対処法
    1. 自分や相手を責めない
    2. 自分の考えを言語化するために日記をつける
    3. 両思いをゴールとしない
    4. 相手の長所に目を向ける
    5. 自分が相手のためにできることを考える
    6. 恋愛系のドラマや小説・漫画などのコンテンツに触れる
    7. 恋愛に限らず交友関係を広げる
    8. 恋人に自分の気持ちを伝えてみる
    9. 一度恋愛から距離を置くのもあり!
  8. 蛙化現象からの脱却!相手をもう一度好きになる5つの方法
    1. 蛙化現象を乗り越えた人の話を聞く
    2. 自己肯定感を高めて自信をつける
    3. 相手への恋心に気づく
    4. 蛙化現象になった自分を一度受け入れる
    5. 時間が解決する…なんてことも
  9. 蛙化現象と上手に向き合おう

蛙化現象に陥ってしまった…

「せっかく両思いになったのに、急に気持ちが冷めてしまった…」
「彼の何気ない仕草を見て、なぜか一気に興味がなくなった…」

こんな経験をしたことはありませんか?これは「蛙化現象」と呼ばれるもので、思った以上に多くの人が経験している恋愛心理なんです。

一度蛙化現象に陥ってしまったら、以前の気持ちを取り戻せないのでしょうか?今回の記事では、女性が蛙化現象になってしまう原因や治し方について、詳しく解説していきます。ぜひ悩んでいるときの参考にしてくださいね。

蛙化現象の語源はグリム童話にあり?蛙化現象とは

 

蛙化現象とは、好きな相手のことを突然好きではなくなって、嫌悪感を抱いてしまう現象のこと。本来蛙化現象とは、好きな相手も自分に好意を抱いてくれていることがわかると、気持ち悪く感じて嫌いになってしまうのが元々の意味です。

ただ、Z世代の若い人達の間で「好きな人がとった些細な行動やしぐさに幻滅して気持ちが冷めてしまう現象」という意味合いで蛙化現象という言葉が流行してから、現在ではより幅広い意味で使われるようになっています。

好きな相手のちょっとした行動やしぐさで突然相手が嫌になってしまうのは、自分でも混乱してしまいますよね。けれど、蛙化現象という言葉が大流行するくらい、蛙化現象そのものは珍しくないのです。

蛙化現象という言葉の語源は、グリム童話の「カエルの王様」に由来しています。「カエルの王様」には、魔法でカエルの姿に返られた王子様と人間の美しい王女様が登場します。カエルの王子様が王女様と接するうちに、魔法が溶けて人間の姿に戻るお話です。

物語の中で王女様はカエル姿の王子様を気味悪がったり、王子様が人間の姿に戻った瞬間に仲良くしようとしたりします。カエル姿の王子様への王女様の態度はひどいものです。本来は「人を外見で判断してはいけない」という教訓を伝える物語ですが、物語の中で王女様から王子様への急激な気持ちの変化が描写されていることから、蛙化現象の語源の由来と考えられています。

蛙化現象に陥るのは女の人だけ?

 

蛙化現象は、女性が陥りやすい現象だと考えられてきました。けれど、最近では男性にも起こる現象であると考え方が変わってきています。矛盾した感情で悩む蛙化現象は、男女関係なく見られる現象です。

蛙化現象が女性に見られやすいとされてきたのは、女性の方が男性に比べて恋愛の過程を重視したり、防衛本能が強かったりする傾向があるためだと考えられます。結果に重きを置かなかったり、理想と現実のギャップから自分を守ろうとしたりすることで、蛙化現象を発現させることが多かったのかもしれません。

蛙化現象は男性にも女性にも起こり得ますが、蛙化現象が発現する要因に違いがある可能性があります。

蛙化現象に陥る4つの原因

好きだった人を突然嫌いになるなんて、自分でも訳がわからなくて混乱してしまうかもしれません。ですが、蛙化現象に陥ることにも原因が存在します。原因をきちんと把握できれば、頭や心も大分スッキリできそうですよね。

蛙化現象の原因には、主に以下のようなものが考えられます。蛙化現象で悩んでいる人にとって、当てはまる原因がきっと見つかるでしょう。ぜひ自分の状況と見比べて、チェックしてみてくださいね。

両思いになるまでの過程が楽しいから

両思いになるまでの過程に恋愛の重きを置いていることが、蛙化現象に陥る原因となってしまっているのかもしれません。恋愛成就という目標に向かって進んでいくのは、楽しいものですよね。

けれどいざ目標としていた両思いにたどり着いたときに、次の目標を見失って恋愛や相手への興味がなくなってしまっている状態が考えられます。過程に意識が向いていた場合には、いざ相手を受け入れる心の準備ができておらず拒絶の気持ちが芽生えることもあるでしょう。

理想と現実のギャップを目の当たりにしたから

片思いのときに相手に理想を抱いていた場合には、いざ付き合ったときに現実とのギャップを感じて蛙化現象となってしまうことも少なくありません。片思いの相手というのは、美化して考えてしまいがちですよね。

ただあまりに素敵な人として考えすぎていた場合には、そのふり幅の大きさに一人で幻滅してしまう場合があります。片思い中は相手に恋をしていたというよりは、恋に恋していたような状態であったのかもしれません。

自分が振られることで傷つくのが怖いから

自分が振られて傷つくことを避けるために、心が先に対策を打った結果の蛙化現象である可能性もあります。特に女性は、防衛本能が強い生き物です。

例えば彼氏が自分に興味をなくしているのを感じて、相手への気持ちが冷めてしまう瞬間ってありますよね。それがあからさまではなかったとしても相手の行動やしぐさから自分への気持ちが冷めているのを敏感に感じ取って、心が防衛線をはったのかもしれません。

受け身のスタンスで恋愛をしているから

受け身のスタンスで恋愛していると、蛙化現象に陥りやすいものです。受け身で恋愛しているときは、自分が動くことよりも相手が自分に何をしてくれるかということばかりを考えて、相手への期待値が高くなっています。

けれど、実際に相手はそんな思い通りには動いてくれませんよね。自分が何もしなくても、相手ばかりが自分に尽くしてくれるというのも考えにくい状況です。自分の理想通りにならない相手に対して、気持ちが冷めてしまうケースが考えられます。

蛙化現象になりやすい人の特徴

いつも蛙化現象に陥ってしまう…。そんな風に悩んでいる場合は、あなたが蛙化現象になりやすい人の特徴を持っている可能性があります。毎回蛙化現象が発現しては「一生幸せな恋愛ができないのでは…」と不安になってしまいますよね。

もしもあなたに蛙化現象になりやすい特徴があれば、そこを変えることで問題解決の糸口がつかめるかもしれません。蛙化現象になりやすい人の特徴について、一つずつ確認していきましょう。

自分に自信がなく、自己肯定感が低い

自己肯定感が低い人は、蛙化現象になりやすいといわれています。自分に自信を持っていないと、そんな自分を好きになってくれる相手のことも見下してしまうことがあるからです。

「私なんかを好きになるなんて、大した人ではない」と無意識に判断して、相手への気持ちが冷めてしまうのです。自分に好意を向けてくれる人に対して魅力を感じられないことで、蛙化現象に繋がります。

恋愛経験が極端に少ない

蛙化現象を発現させやすい人の中には、恋愛経験が少ない人が多い傾向です。経験が少ないために、恋愛に対して過度な理想を抱いていたり、いざ付き合うとなったときに進め方がわからず混乱してしまったりすることが原因で、蛙化現象を引き起こしてしまいます。

また、恋愛経験が少ないと、恋人同士のスキンシップも不快に感じる場合もあります。不快に感じることで、相手を気持ち悪いと感じて心が拒否してしまうのかもしれません。

恋愛に関するトラウマを抱えている

 

恋愛に関するトラウマを抱えているために、相手から好意を向けられることに嫌悪感を抱く人もいます。そういった場合は、相手が自分を好きなことがわかった瞬間に、蛙化現象に陥りやすいでしょう。

過去に自分のことを好きだった人に傷つけられた経験から、自分に好意を向ける人を警戒して予防線をはってしまうのです。防衛本能が働く結果、蛙化現象を発現しやすくなります。

恋人とのスキンシップが苦手

恋人とのスキンシップが苦手な人もいますよね。その場合には、付き合った後に蛙化現象を引き起こしやすいでしょう。

片思いのときにスキンシップをとることは少ないものですが、恋人同士になるとスキンシップを避けることはなかなか難しいですよね。触ったり触られたりすることが不快で、相手への気持ちが冷めてしまうことが考えられます。

相手に求める理想が高い

蛙化現象になりやすい人は、相手に求める理想が高い可能性があります。自分の理想通りに完璧に行動できる男性がいないために、誰と付き合っても幻滅してしまうのです。

ただでさえ、自分の思い通りに動いてくれる相手なんていませんよね。理想が高ければ、余計にそのギャップが目につくでしょう。自分の理想とのズレにがっかりしてしまい、蛙化現象に陥ってしまいます。

追う恋愛ではなく追いかける恋愛が好き

追いかけられると冷めてしまう…。逃げられると追いかけたくなって、追いかけられると逃げたくなる人もいますよね。男性に多いといわれる特徴ですが、実は女性でもそういう人は少なくありません。

その場合は、相手の好意が自分に向いた瞬間、相手への興味をなくしてしまいます。両思いになったとたんに蛙化現象が発現してしまうのは、このためです。相手から好意を向けられると、突然気持ち悪くなってしまうこともあるでしょう。

これって蛙化現象なの?見極めるためのポイント

最近好きな人や恋人に対して抱いている違和感…。もしかしてこれも蛙化現象?自分ではっきり蛙化現象と認識している場合もありますが、ぼんやりとモヤモヤを感じていて、自覚できていない場合もあるかもしれません。

相手に対してこれまでと違う感じ方をしたら、それも蛙化現象の可能性があります。ここからは蛙化現象を見極めるためのポイントを紹介していきます。悩んだときの参考にしてくださいね。

相手の好意を快く思えなくなる

相手が自分に寄せる好意に対して嫌悪感を覚えたら、蛙化現象である可能性は高いでしょう。蛙化現象が発現していたら、以前はうれしいと思っていた愛情表現を、鬱陶しいと感じたり気持ち悪いと思ったりするのです。

相手が自分を好きであったり優しくしてくれたりするのを嫌だと感じるのであれば、それは気持ちが冷めている証拠です。

相手との連絡を拒むようになる

蛙化現象となったときには、相手と連絡をとるのも億劫になるでしょう。好きな人のことは気になるし、疲れていても無理をしてでも好きな人と話したいと思うものですよね。

けれど、気持ちが冷めていたり相手を不快に感じていたりすれば、連絡をとる労力も時間も惜しくなるのが自然です。相手に対して興味をなくしてしまっているので、連絡をとりたいという気持ちには、なかなかなれません。

スキンシップが嫌になってしまう

それまで嫌ではなかったスキンシップが嫌になってしまうのは、蛙化現象のわかりやすい特徴です。もう気持ちがない相手に触られるのは、誰にとっても不快なものですよね。相手に対して嫌悪感を抱いていれば、なおさらです。

キスしたりハグしたりすることを突然気持ち悪いと感じるようになったのであれば、蛙化現象である可能性が高いでしょう。

自己嫌悪に陥ることも……

蛙化現象になったときには、相手に対してだけではなく、自分に対しても嫌悪感を抱いてしまう場合があります。一人で幻滅してしまうことで、相手に申し訳なさを感じて自己嫌悪に陥ってしまうことも少なくないでしょう。

自分の気持ちが突然変化することで、一番混乱するのは自分ですよね。誰かに相談するのも難しくて、追い詰められた気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

相手を好きでいたい…蛙化現象を起こした時の対処法

蛙化現象になってうれしい人はいませんよね。蛙化現象に陥った状況を、なんとかしたいと考えるはずです。蛙化現象を起こしてしまったらそこで終わりではなく、対処法はありますので心配しないでくださいね。

ここからは、蛙化現象を起こしたときの具体的な対処法について紹介します。相手をまだ好きでいたいと感じる場合には、ぜひ前向きな気持ちで冷静に対処していってください。

自分や相手を責めない

蛙化現象となったとき、誰に対しても責める必要はありません。蛙化現象の原因となった相手の行動やしぐさに責任を転嫁するのはやめましょう。相手もあなたの理想通りには動けません。

また、あなたが悪い訳でもありません。自分の気持ちも自由自在にコントロールできませんよね。どうか自分のことも責めないでください。とにかく蛙化現象は、誰かが責任を負うものではないことを理解しておきましょう。

自分の考えを言語化するために日記をつける

自分の考えをノートに書きだしたり、日記をつけたりするのもおすすめです。蛙化現象は、自分の気持ちがぼんやりした状態で起こりやすいものです。自分の気持ちを言語化、視覚化することで、頭や心の中できちんと整理できます。

そうすると、自分が抱いていた嫌悪感の原因も見えてくるでしょう。はっきりとわかれば大したことでなかったことも十分ありえます。ぜひ自分の気持ちとしっかり向き合う習慣をつけましょう。

両思いをゴールとしない

恋愛するときに、両思いをゴールとしないことも大切です。片思いのときは、つい恋愛成就に強く意識が向き、その先のビジョンまでは思い描けないものですよね。

しかし、恋愛は両思いになったら終わりではありません。むしろその後から、相手との関係を築いていく必要があります。両思いの先にある相手との未来まで、視野にいれておくようにしましょう。

相手の長所に目を向ける

蛙化現象から抜け出すためには、相手の長所に目を向けるようにしてください。蛙化現象を起こしたあとは、相手の嫌なところにばかり意識がいってしまいますよね。意識の向け方を修正するようにしましょう。

無理やりにでも長所を見るようにしていれば、だんだんと意識が長所に向いて嫌悪感がおさまる可能性もあります。頭の中で考えるだけでなく、ノートにはっきり書き出してみるのもおすすめです。

自分が相手のためにできることを考える

 

蛙化現象は相手に期待しているからこそ、起こってしまう現象です。一度相手から意識を離して、自分のことに集中してみてください。相手が自分に何をしてくれるかではなく、自分が相手に何をできるかを考えましょう。

他人のために何かをすることで、相手への愛情を感じられることもありますよね。相手の尊厳も大切に思えるでしょう。相手のことをいろいろ考えるのではなく、自分が相手のためにできることに意識を向けてみてください。

恋愛系のドラマや小説・漫画などのコンテンツに触れる

恋愛系のコンテンツに触れることも、ドキドキする気持ちや相手への思いやりを取り戻すために有効です。恋愛系の映画やドラマ、漫画などは、登場人物の心情が丁寧に描写されていて、気持ちを重ねやすいですよね。蛙化現象を発現してしまった心も、刺激してほぐしてくれるでしょう。

悲恋ものなどを見るのも悪くありませんが、気持ちが沈んでいるときにはますますネガティブになってしまう可能性があるので、明るい作品を選ぶ方がおすすめです。

恋愛に限らず交友関係を広げる

恋愛に意識が傾きすぎて、蛙化現象となってしまった可能性もあります。恋愛以外のことに意識を向けて、バランスをとるようにしましょう。恋愛以外の交友関係を広げれば、新しい刺激を受けて、気持ちにも変化があるはずです。

また、たくさんの人と触れ合う機会を持つことで、好きな人の魅力や長所に改めて気づくことができるかもしれません。この時期は、いつも以上に視野が狭くなってしまわないように意識しましょう。

恋人に自分の気持ちを伝えてみる

蛙化現象について、恋人に素直に伝えるのも対処法の一つです。そんなことを伝えたら傷つけてしまうかもしれない…。恋人の気持ちを考えると、なかなか伝えづらいものですよね。

けれど、伝え方に気を付ければ心配ありません。恋人にとっても、あなたに対しての気持ちが冷める瞬間というものがあるかもしれません。今のあなたの気持ちを理解してもらえれば、恋人とも今より居心地よく過ごせるでしょう。

一度恋愛から距離を置くのもあり!

蛙化現象になったら、思い切って一度恋愛から距離を置いてもいいでしょう。不快な気持ちで無理やり恋愛の中に身を置いていても、嫌な気持ちはどんどん大きくなってしまうでしょう。

離れることで、ネガティブな感情を解消できる可能性もあります。時間を置けば、また前向きな気持ちで恋愛できるでしょう。長い目で見れば、今は焦らずに一度この状況から離れてみるのも効率的な方法です。

蛙化現象からの脱却!相手をもう一度好きになる5つの方法

一度蛙化現象になった気持ちの治し方はあるのでしょうか?蛙化現象を起こしてしまったときには、誰でも不安になってしまいます。けれど、治し方があるのであれば、気持ちが楽になりますよね。

相手が大切であるほど、蛙化現象となっても関係を諦めたくはないはずです。蛙化現象が発現する前には確かに好きだった相手をもう一度好きになるための方法についてご紹介します。蛙化現象の治し方について、一緒に見ていきましょう。

蛙化現象を乗り越えた人の話を聞く

蛙化現象の治し方として、既に蛙化現象を乗り越えた経験のある人の話を聞くのがおすすめです。蛙化現象は誰にでも起こりうる現象で、経験している人も少なくありません。あなたの周りにもきっと蛙化現象を乗り越えた人がいるはずです。

実際に乗り越えた経験がある人の存在を知るだけでも、気持ちが楽になりますよね。実際の経験を踏まえた蛙化現象の治し方のアドバイスは、きっと何よりも参考になるでしょう。

自己肯定感を高めて自信をつける

自己肯定感を高めることも、蛙化現象の治し方として有効です。相手をどうにかして、蛙化現象を克服しようとするのは難しいですよね。自分が変わる方が、治し方として確実です。

自分に自信が持てない間は、どうしても自分に好意を持つ相手を尊敬する気持ちを感じにくいでしょう。また、自信がないために蛙化現象という防衛線も解くことができません。自分のことを好きになることで、自分のことを好きな相手を思う気持ちも取り戻せるはずです。

 

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相手への恋心に気づく

本当は相手のことが好きなのに、蛙化現象が邪魔をして気づけていないのかもしれません。蛙化現象が発現する前の相手に抱いていた気持ちをよく思い出してみてください。当時の写真や日記を見直してみるのも蛙化現象の治し方としておすすめです。

一瞬気持ちが冷めてしまったことを頭できちんと理解できれば、気持ちもそこについてくるはずです。表面的な気持ちにまどわされるのではなく、自分の深い部分にある本当の恋心を掘り起こしてあげてください。

蛙化現象になった自分を一度受け入れる

蛙化現象になった自分を一度冷静に受け入れることも、有効な治し方の第一歩です。蛙化現象は、自分でも受け入れがたいものですよね。ですが、自分が自分の気持ちと向き合わなければ、なかなか状況を変えることはできません。

一度気持ちを受け入れることで、浄化できることも多いはずです。あなたが蛙化現象を受け入れることで、相手へのネガティブな感情を解消するきっかけになるでしょう。

時間が解決する…なんてことも

ただただ時間をおくという治し方もあります。状況がうまくいっていないときに無理やり何とかしても、かえって空回りしてしまうこともありますよね。何もしなくても時間が解決してくれるのは、意外と多いものです。

特に人の感情は時間によって変化します。今抱えている感情も、時間をおけば自然と消えていくかもしれません。蛙化現象の治し方として、時間の力を借りるのも有効な手段です。

蛙化現象と上手に向き合おう

 

自分の気持ちが突然変化してしまう蛙化現象には、自分が一番混乱してしまいますよね。「自分に問題があるのでは…」と自分を責めてしまいがちです。しかし、蛙化現象は誰かに責任がある訳ではないし、対処法や治し方も存在します。必要以上に自分を追い詰めないようにしましょう。

蛙化現象もまた、あなたの感情の動きの一つです。人間の感情は常に変化しています。それまで好きだった人に嫌悪感を抱くのも、感情の流れの一つです。そして、蛙化現象が発現したからといって、そこで感情がストップしてしまう訳でもありません。

蛙化現象と上手に向き合って、あなたの幸せな恋愛に繋げてください。

羽莉花南

Writer

はとりかな|キャバ嬢、アジア女性研究機関勤務、さまざまな国の男性との交際経験を活かして恋愛を中心に女性のお悩みに寄り添う記事を執筆中。アメリカ→フランス→ベトナムと海外生活11年目。外国人夫、愛犬1匹、愛猫2匹と暮らしています。