

友達を好きになったけど、関係が恋人に変わることってあるの……?

ずっと仲が良い友達だと思っていたけど、あの人のことを恋愛対象として好きになったみたい…。
友達から恋人になれるかどうかは難しいケースもあるでしょう。振られたらその後の関係に影響が出そうだし、付き合えたとしても別れてしまったときに友達に戻れないかもしれないし…。心配が多くて不安を抱えている人もいるのでは。
友達から恋人に変わることがそもそもあるのかと疑問を抱いている人もいるかもしれません。友達から恋人に関係を進展させるためには何が必要かをチェックしていきましょう。
友達から恋愛に発展するきっかけとは?

友達から恋愛に発展するのにはきっかけがあります。何かしらのイベントがあれば恋愛関係に進むことが可能です。
しかし、どんなきっかけがあるかわからないこともあるのでは?ここでは、友達から恋愛に進展するためのポイントを見ていきましょう。
1. グループではなく、2人きりの時間が増えたとき
仲の良いグループとして行動することが多かったのに、2人きりで過ごす時間が増えてくると異性として意識することがあります。ほかの友達抜きで一緒にご飯を食べたり、どこかへ買い物に行ったりしていくうちに2人だけの共通点を見つけて関係が深くなることも。
友達関係であっても、2人きりの時間を重ねていくことでお互いが気になりだすこともあるでしょう。タイミングを見て2人で出かける時間を作り、さらに距離を縮めてみるのも良いのでは。
2. 相手の弱みや本音を知ったとき
友達の関係では見えなかった相手の弱さや本音を知ったとき、こんな一面があったんだとギャップを感じて好きになることがあります。ほかの人と比べて心の距離が縮まるため、特別感が生まれることも。
誰にも言えない悩みを話すことで自己開示につながっていきます。いつもと違う姿を見ることでドキドキして恋愛へと発展するように。日常のちょっとした不安を打ち明けるところからスタートしてみましょう。ほんの少しだけ弱みや本音を見せると距離が縮まる可能性があります。
3. 相手の恋愛話に嫉妬したとき

友達から恋愛に発展するきっかけの一つに「相手の恋愛話に嫉妬した瞬間」があります。
あの人が楽しそうにほかの女性の話をする姿を見て、なぜかモヤモヤする…。そんな複雑な気持ちになっていませんか?
もしかしたらそれは、あの人のことを特別に思っている証拠かもしれません。その違和感に気づいたのであれば自分の気持ちを見つめ直してみましょう。今までただの友情だと思っていた関係が恋に変わる第一歩になるかもしれません。
4. 異性としての魅力を感じたとき
異性としての魅力を感じたときも、友達から恋愛に発展するきっかけの一つです。今まで気にならなかったのにふとした仕草や笑顔に胸ときめいたり、あの人が発する頼りがいのある一言にドキッとしたりしたら、それはただの友達ではなく異性として意識し始めたサインかも。
今まで見えていなかった魅力に気づいたとき、関係性が変わるチャンスです。異性として意識し始めた気持ちを大切にすることで、友情から恋愛へと自然にステップアップする可能性が出てきますよ。
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友達期間を経て恋人になるメリットは?

友達から恋人になることを考えるとハードルの高く、一歩踏み出すことに迷ってしまうかもれません。しかし、友達の期間を経て恋人になるのにはメリットがあります。どんなメリットがあるのかを知って、恋愛を楽しいものにしていきましょう。
お互いの性格や価値観を理解している
友達期間を経て恋人になる最大のメリットとして、お互いの性格や価値観を理解していることが挙げられます。
友達として過ごすなかで相手の考え方や癖、好き嫌いなどを自然と知ることができるため、恋人同士になってからのギャップが少なく無理のない関係構築が可能です。
また、すでに安定した関係が築けているのなら、素直に気持ちを伝えやすいのもメリットとして挙げられるでしょう。恋愛において最も大切な相性を友達として時間をかけて確認してきたからこそ、長続きしやすい関係になれるのです。
自然体でいられる
自然体でいられるのも、友達関係を経て恋人になるメリットの一つです。すでに友達として長く一緒に過ごしているため、気取ったり背伸びしたりする必要がなく自分らしくいられるのが大きな強みでしょう。
緊張せずに素直な気持ちを伝えられることで、恋愛においてもストレスが少なく安定した関係を育てることができます。お互いが無理しなし関係性は、長く続く恋愛には欠かせない要素の一つです。
信頼関係がすでに築かれている

友達期間を経て恋人になるメリットの中でも大きいのが、すでに信頼関係が築かれていることです。友達としての時間内で喜びや悩みを共有し、お互いに支え合ってきた体験があるからこそ、相手への信頼感が自然と深まっていきます。
恋愛関係において信頼は必要不可欠です。小さなすれ違いや不安があっても、しっかりとした信頼があれば冷静に向き合うことができます。ゼロから関係を築く必要がない分、安心感のある恋愛が始められるのが友達からスタートする恋の大きな強みです。
友達期間を経て恋人になるデメリット

ここまでメリットをじっくり見てきましたが、友達から恋人になるのにはもちろんデメリットも存在します。友達期間を経て恋人になるデメリットを知り、今のあの人との関係性や自分の気持ちを冷静に見極めるポイントを学んでいきましょう。
一度恋人関係になると友達に戻りにくい
友達期間を経て恋人になる際のデメリットの一つとして、恋人関係になると友達に戻りにくいことが挙げられます。恋人としての距離感や感情を経験すると万が一別れた場合、今まで築いてきた気軽な関係に戻るのが難しくなるかもしれません。
関係に恋愛という特別な要素が加わることで友達だった頃の自然さが失われることも。またグループで仲が良かった場合、ほかの人との人間関係にも影響を与える可能性があります。
恋人になる前に今までの関係性が崩れてしまうリスクもきちんと考えておくことが大切です。
ときめきが少ない可能性がある
友達関係が長いと相手の性格や行動パターンに慣れてしまい、恋人になっても新鮮さやドキドキ感を感じにくいことがあります。出会って間もない恋愛によくある刺激やサプライズが少ないため、恋をしているという実感が薄くなることも。
安定感のあるお付き合いができる一方で、恋愛の高揚感を求める人にとっては物足りなさを感じる場面が出てくるかもしれません。もし恋愛関係にときめきを求めるのなら、意識的に変化や特別感を取り入れる工夫が必要です。
友達としての接し方に慣れ、恋人として接しにくい

友達として長く付き合ってきた相手には気軽でフラットな接し方に慣れているため、いざ恋人関係になると甘え方や距離の取り方に戸惑うことがあります。スキンシップや愛情表現など恋人ならではの関わり方を考えるあまり、ぎこちなくなったりどう接すればいいのかわからなくなったりと、悩む人も少なくありません。
関係性が変わったことを意識しすぎて、逆に距離ができてしまうことも。恋人としての時間を新たに築いていく意識を持つことで、恋がより一層楽しめるようになります。
友達から恋愛対象として意識させる7つの方法

友達関係が長く続いていると、恋愛対象として見られにくいという壁が立ちはだかります。そんな相手に異性として意識させるためには、ちょっとした工夫や変化がカギ。ここではその具体的な方法をご紹介します。
1. 2人で過ごす時間を増やす
友達から恋愛対象として意識させたいのなら、2人きりの時間を意図的に作りましょう。
2人きりになるとお互いの表情や言葉に自然と意識が向くため、特別な存在として認識できるはず。いつも以上に会話も深まり価値観や感情の共有が進んでいくので、友達から恋愛へステップアップしやすくなるでしょう。
タイミングを見計らって食事や買い物など目的を明確にした誘い方で、距離感を縮めていきましょう。
2. 異性として意識してもらうために自分磨きする
異性として意識してもらうために自分磨きすることも、友達から恋愛の空気を作るポイントです。いつもと違う雰囲気の外見に整えることで印象が変わり、相手の中にある友達というイメージにちょっとした衝撃を与えることができます。
さらに内面も磨くことで、会話や接し方に自信が生まれてくるので自然と魅力が伝わるはずです。新しい趣味を始めたり話し方を意識するのも自分磨きの一つ。変化に気づかせることで今までとは違う存在としてあの人を意識させましょう。
3. 「〇〇が特別」「〇〇が安心する」特別感を出す

「〇〇だけは特別」「〇〇といると安心する」とあの人に特別感を抱いてもらうことで、友達から恋愛にステップアップすることができます。
誰にでも見せる顔ではなく相手にだけ見せる一面や言葉を意識的に使うことで、もしかして…?と期待を持たせることが可能です。悩みを打ち明けたり、ほかの人には見せない表情を見せたりするといった小さなことを積み重ねるところからスタートしてみましょう。
安心感と特別感が重なることで、恋愛へと発展しやすくなります。
4. 相手の趣味や好きなものに興味を持つ
あの人の趣味や好きなものに興味を持ってアプローチするのも一つの手です。人間は自分の好きなことを理解し共感してくれる相手に対して、親近感と特別な感情を抱きやすくなります。
好きなゲームや音楽、スポーツなどに軽く触れるところから始めて、いつか一緒に楽しんでやってみたいという姿勢を見せることで、この人とはわかり合えると思わせることができるわけです。共通点が増えるほど心の距離も近づいていくので、恋愛感情が芽生えやすくなりますよ。
5. さりげなくボディタッチを取り入れる
コミュニケーションを取るときにさりげないボディタッチを取り入れて、一気に距離を縮めてみましょう。軽く肩に触れる、笑いながら手に触れるといった自然なスキンシップは、無意識に異性としての存在を感じさせることができます。
身体的な接触を通じて親密さやドキドキを感じやすくなるため、友達関係を超えた感情が芽生えやすくなるはず。ただしやりすぎは逆効果なので、あくまでナチュラルなタッチを心がけましょう。
6. 相談したり相談されたりする関係性を築く

相談したり相談されたりする関係を築くことで、友達から一歩踏み出すことができます。悩みや本音を共有する相手に対して自然と心を開き、特別な存在として少しずつ意識するように。
自分から軽い相談を持ちかけたり、相手の話にしっかり耳を傾けたりすることで信頼関係が深まり、2人の心の距離が一気に縮まります。誰にも話せない悩みを打ち明けて作ってきた信頼と安心感の積み重ねが、やがて友情を超えた恋愛感情に変わっていくのです。
7. 思い切って恋愛対象として好きなことを伝える
友達から恋愛対象として意識されたいのなら、思い切って「好き」という気持ちを伝えるのも一つの方法です。相手が自分を恋愛対象として見ていない場合、はっきりと言葉にすることで恋を意識するきっかけを作ってくれることも。
曖昧な関係のままでは友情の枠を超えにくいため、気持ちを伝えることで相手に異性として見られていると認識させることができます。タイミングや伝え方は大切ですが、勇気ある一歩が関係を進展させる大きな鍵になりますよ。
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友達関係をできるだけ壊さずに気持ちを伝えるコツ

あの人に対する気持ちがどんどん大きくなって、もう自分の気持ちを伝えたい人もいるでしょう。友達関係をできるだけ壊さずに気持ちを伝えるコツがあります。コツを知ったうえで好きな気持ちを伝えるかどうか考えてみましょう。
タイミングは関係性が安定しているとき
友達関係を壊さずに気持ちを伝えるには、お互いの関係性が安定しているタイミングを見極めることが大切です。信頼関係がしっかり築けている状態なら突然の告白でも相手の動揺が少ないため、関係が崩れるリスクを最小限に抑えられます。
また、お互いの性格や距離感を理解できているので、気持ちを伝えたあとも自然な会話や関係を続きやすいのがメリットです。焦らず、心の距離が近づいたと感じるときに伝えるのが成功のコツです。
伝える内容は今までの関係性も配慮する
気持ちを伝えるときは今までの関係について配慮するよう心がけましょう。いきなり好きと伝えてしまうと相手を戸惑わせてしまう可能性があります。友達としての時間も本当に大切だったけど、気づいたらそれ以上に思っていたといった伝え方をするように考えてみましょう。
これまでの友達関係を大事にしてきた誠実さが伝わり、相手も冷静にあなたの話を聞いて想いを受け止めやすくなります。丁寧な気持ちを表現することで、あなたに抱く印象がより良いものになるかもしれません。
断られたあとの関係性はあなたと相手次第

友達関係を壊さずに気持ちを伝えると決めたのなら、断られた後の関係性についても考えておくことが大切です。告白した後も友達でいたいと思うかどうかは自分の気持ち次第なところもありますが、同時に相手の意思も尊重する必要があります。
無理に今まで通りを求めるとかえってあの人との間に距離ができてしまうことも。大切なのは自分の感情に正直であることと、相手の反応に柔軟に対応する心構えです。告白した後の関係をどう築いていくかは、2人の選択に委ねられていることを忘れないようにしましょう。
友達から恋人になるには“意識させる”ことがカギ

友達から恋人になるには、恋愛を意識させることが最大のカギです。どんなに仲が良くても、恋愛対象として見られなければ関係はなかなか進展しません。
2人きりの時間を作ったり特別感を演出したりといった小さな行動が相手の心に変化を生み出します。
恋愛感情はふとした瞬間に芽生えるもの。自然な形であの人に対して「女性としてのあなた」を印象づけることで、友情から恋愛へとステップアップするチャンスが生まれるのです。好きになったのであれば友達関係が壊れるのを恐れず、うまく利用して恋を楽しんでみてください。