

友達としては好きだけど…勘違いされてる?

「突然二人で飲みに行こうと誘われる……」
「そっけなくスタンプで返事しているのに、しょっちゅうLINEのメッセージが来る……」
単に友達として接している男性から、ちょっと勘違いをした態度を取られることって、よくありますよね。
「その距離感、ちょっと違わない?」と思っても、その人と縁を切りたいわけじゃない。共通の友達がいると冷たい態度も取りにくく、困ってしまう女性も多いのではないでしょうか。
私たちの周りには、ちょっとした優しさや気遣いを「特別な好意」だと思い込んでしまう「勘違い男」がたくさん存在しています。今回は、そんな女性の言動を勘違いしがちな男性の特徴や、対処法についてご紹介します。
【勘違い男性】自分のことを好きだと勘違いする人の特徴

まったくそんなつもりはないのに、ちょっとしたきっかけで「自分のこと、好きなのかも」と思い込んでしまう勘違い男。彼らはどうして、そこまで簡単に思い込んでしまうのでしょうか。
ここからは、そんな「勘違い男」によく見られる特徴をご紹介します。
1.相手の優しさを好意だと勘違いする
勘違い男の一番わかりやすい特徴は、何気ない優しさや気遣いを受けただけで、自分のことを好きだと勘違いしてしまう点です。
- 礼儀正しく笑顔で接しただけなのに、特別扱いされたと勘違いする
- 日常会話が少し盛り上がっただけなのに、自分に興味があると勘違いする
このような男性は、女性の行動を客観的に見ることを苦手としています。ほかの人にも同じように振る舞っていることに気付かないから、社交辞令や礼儀正しさを「自分だけに向けられた特別な対応だ」と思い込んでしまうのです。
2.無意識に自分の男性らしさをアピールする
勘違い男は、女性を見るとすぐに恋愛と結び付けて考えてしまいがちです。そのため、無意識のうちに自分の魅力をアピールしたがる傾向が見られます。大したことのない力仕事を「俺がやるよ」と買って出たり、知識や経験を大げさに語って自分を大きく見せたがったり。
過去のモテ自慢や経済力自慢をしてくるケースもありますが、実はそれも、多くの場合は無意識の行動であることも。マイルドな表現をすれば「恋愛脳」なのかもしれませんが、実際には勘違いにしか見えないのが困るポイントです。
3.感謝の言葉に過剰に反応する

一緒に仕事をしていれば、女性が誰かに「ありがとう」「助かりました」とお礼を言う場面は珍しくありません。その感謝の一言だけで自分のことを好きだと勘違いしてしまうのも、典型的な「勘違い男あるある」です。
普通なら「どういたしまして」で終わるはずのやりとりなのに「いつでも言ってね」「君のためなら何でもするよ」なんて、大げさな反応が返ってくることも。勘違い男にとっては、単なる感謝の言葉すら「自分だけに向けられたスペシャルな言葉」に聞こえてしまうのかもしれません。
4.冗談を真に受ける
勘違い男は、冗談を冗談だと気付かず、真に受けてしまうことがよくあります。「今日はいつもよりイケてるね」「あなたと付き合ったらこうなるんだろうな」とか、そんなちょっとしたセリフでも、彼らは本気で受け止めて舞い上がってしまいます。
こういう勘違いって、彼らがすでにあなたに好意を抱いているからこそ起こりがち。些細な一言でも「脈ありサイン」だと思われる可能性があるので、このタイプの男性とのコミュニケーションには気を遣う必要があります。
5.自己肯定感が高い・自己評価が高い
謎のポジティブさも、勘違い男に共通して見られる大きな特徴です。「自分はモテるはず」という強烈な思い込みがあるので、女性からちょっと友好的に振る舞われただけでも「この子、俺のことが好きなんだ!」と勘違いしてしまいます。
こういうタイプの男性って、あなたがやんわり断っても気付いてくれないので困ってしまいますよね。「照れてるだけ」「遠慮してるだけ」と謎にポジティブに変換されてしまって、「違う!そうじゃない!」と内心叫んだ経験のある女性、案外多いのではないでしょうか。
6.距離が近い・ボディタッチで反応を探ってくる

勘違い男って、物理的な距離まで勘違いしている気がしませんか?話している間に妙に近付いてきたり、こちらの肩や腕をさりげなくタッチしてきたり…困惑した経験のある人も多いでしょう。
厄介なのは、こういうときにきっぱりと拒絶するのが難しいこと。しかもその反応を見て「嫌がらないってことは自分に好意があるのかも」と解釈してしまうのが、勘違い男の恐ろしいところなんです。
7.ほかの異性と比較してくる
「ほかの子よりも、君といるほうが落ち着く」「Aさんよりも、君は優しいね」 など、あなたをほかの女性と比較して褒めてくるのも、勘違い男あるあるです。これは、あなたを特別扱いしていることをアピールして、好意をほのめかそうとしているのかもしれません。
しかし、恋愛対象として考えていない男性からそうやって褒められても反応に困るという人が多いでしょう。比較対象の女性と自分の仲が良い場合には余計に不愉快ですよね。
勘違い男性あるある9選

ここからは、勘違い男性にありがちな行動をさらに詳しく見ていきましょう。当てはまる行動が見られた場合、その男性はあなたの態度を勘違いしている可能性が高いです。思い当たる行動がないか、チェックしてみてくださいね。
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1.ちょっとしたボディタッチを勘違いする
勘違い男性は、ほんの些細なボディタッチでも「脈あり」と思い込むことがあります。たとえば、混雑した電車で偶然肩が触れ合っただけなのに「接近を許してくれている」ようなエピソードはその典型例。
過剰な反応を示されると、こちらに恋愛感情がない場合には、本当に困ってしまいますよね。あとで「あのときは…」なんて蒸し返された日には、怒りすら覚える人もいるかもしれません。
2.「友達だよね?」と言うと急に冷たくなる
不自然に距離を詰めてくる勘違い男に「私たちって友達だよね」と伝えた途端に、相手からの態度を急変された…という経験をした人もいるでしょう。こういう男性は、それまで一方的に抱いていた期待や妄想を破壊されたと感じ、ショックを感じてしまうようです。
勝手に勘違いしておいて「裏切られた」なんて思われても、困ってしまいますよね。しかし、勘違い状態を放っておくのも危険です。しつこくて耐えられないと思ったときには、勇気を出して「友達だよね」と関係性を確かめてみましょう。
3.ほかの男性と会話していると嫉妬する

あなたがほかの男性と楽しそうに話していると、急に不機嫌になったり、無理やり割り込んできたりする勘違い男もいます。彼のなかではあなたはもう「自分だけの特別な存在」。誰かと話している姿を見るだけでも不機嫌になってしまうのでしょう。
しかし、友達ならまだしも同僚と話しているだけでもイライラされていては、こちらの仕事にも影響が出てしまいますよね。目に余るようであれば、先輩や上司に相談してもいいのかもしれません。
4.デートに誘って断られると驚く
勘違い男と呼ばれる人々は、あなたが自分のことを好きだと勘違いしきっています。それゆえ、彼らが映画や食事に誘ってきた際にあなたが断ると、「どうして好きな人からの誘いを断るの?」と、こちらが驚くほどショックを受けてしまう人も。
こちらが断ったあとも「いつなら行ける?」「都合が良い日を教えて」となかなか諦めてくれないケースも多く、対応に困った経験のある人も多いでしょう。
5.嫉妬させようとほかの女性と交流する
ときには、あなたを嫉妬させようと意図的にほかの女性と仲良くしてみたりするのも、「勘違い男あるある」です。「ほら、ほかの女の子と仲良くしてるけどいいの?」とチラチラこちらの様子をうかがってくる彼らの顔を、思い出すだけでもイラっとしてしまいますね。
正直、こちらが特別な感情を持っていない相手にそんなことをされても、「変な人だな」という印象を強めるだけ。早く逆効果だということに気付いてほしいものです。
6.二人きりで会いたがる

「みんなでランチに行こう」と誘っても「今度二人で行こう」と返してきたり、グループの飲み会の計画を立てても「二人で行きたい」と言ってきたりする男性。こちらが好意を抱いている相手ならうれしいアプローチでも、それ以外の男性からでは鬱陶しいだけですよね。
しかも、彼のなかでは「あなたが自分に好意を抱いているから応じてあげている」くらいのつもりだったりするので、さらに厄介です。あまりに頻繁にこのパターンが起きるようであれば、お誘いの発案者は友人や同僚にお願いしたほうが安全かもしれません。
7.褒められた内容を誇張して話す
あなたが何気なく服や小物を褒めただけなのに、その話を大げさに盛って自慢してしまう男性もいます。「すっごく素敵って言われちゃってさ」とニヤニヤする姿を見て「そこまで言ってない…」と引いたことのある女性も多いでしょう。
これは、彼があなたのことを特別な存在として意識しているから起きてしまうこと。アイテム自体を褒めたはずなのに、勘違い男のなかでは「自分が評価された」という話にすり替わっているのです。
8.周りの人の前で彼氏感を出す
勘違い男の世界では、あなたは既に付き合う寸前の女性として認識されている可能性があります。そのため、周りの人の前で親しさアピールをしたり、彼氏感を出したりしてくることも。
グループの飲み会で当然のように隣の席を選んだり、過去に話したエピソードを元に「あなたは昔からこれが好きだもんね」と深い付き合いを演出したり…しつこいと「やめて!」と叫びたくなるほどです。
9.相手が忙しいときにも気にせず連絡する

あなたが忙しいと言っていてもお構いなしに連絡してくるのも、勘違い男あるあるです。返信が遅いとすぐに「既読無視?」「怒ってる?」と確認メッセージを送りつけてくるのもお約束。勘違い男は相手の立場や心理を想像するのが苦手なので「自分がうれしいことは相手もうれしい」と信じているのです。
彼らは、あなたのなかでの自分の優先度は高いはずだと純粋に信じています。「疲れているからこそ、俺からのLINEがうれしいはずだ」と、本気で思い込んでいるのでしょう。
勘違い男にはしっかり意思表示しよう

勘違い男への対応で何より大切なのは、明確な意思表示をすること。優しい言い方や曖昧な表現だと「照れているんだな」とか「遠慮しているんだな」とか、さらに勘違い度を深めてしまうリスクまであります。
ただし、勘違い男は一度「裏切られた」と感じると、態度を一変させることもあります。相手の自尊心を傷つけないように気遣いながら、適切な距離を保つよう心掛けましょう。