

彼氏がいるのに他の男性にドキドキしてしまう…

恋愛のドキドキや優しくされたとき、緊張した、怖いとき、さまざまなシーンでドキドキを体験することはあるけれど、最近の私は彼氏以外の他の人にドキドキしてしまう。
恋人との時間とはまた違う?他の人へのときめき?優しくされたから?今まで向けられなかった優しさや私にはないものへの憧れ?「彼氏がいるのに他の人にドキドキするなんて…」これはどんな意味の「ドキドキ」なの?
彼氏がいるのに他の人にドキドキするなんて、いったいどうして?
恋人がいるのに異性にドキドキする人は意外と多い!

彼のことは大好き、彼からの愛情も感じている、なのに時々比べてしまう。あの人を見たときのほうが私ドキッとするかも。そう感じる人は少なくありません。どんなに恋人が好きでも大事な人だと認識していても、他の人にドキドキするタイミングは誰にでもあります。
彼への罪悪感や後ろめたさを抱く人が多いようですが、相手が異性であれば他の人にドキドキすること自体、不思議なことではありまん。ドキドキの対象はさまざまです。アイドル・俳優などを「推し」であったり、尊敬する上司や頼れる男友達の余裕部分に対してだったり、長所や良い部分を見つけられれば見つけられるほど、彼氏以外の他の人にもドキドキすることが増えていくでしょう。
異性にドキドキしやすい人の特徴

彼氏がいるのに、彼氏以外の他の人にドキドキすることや、、異性に対してドキドキすることが変ではないとわかっていても「でも友達はそんなことありえないって言ってたな…」と比較することもあるでしょう。他の人にドキドキすることが多い人にはどのような特徴があるのでしょうか?
自己肯定感が低い
「彼氏がいるのに自己肯定感が低い?」と感じる人がいるかもしれませんが、根底にある自己肯定感が低いと、優しくされたり女性扱いされたりするだけでも、ドキドキしてしまいがちです。
自己評価が低いと寂しいと感じたり、異性への関心が高くなりやすかったりするため、異性からのちょっとしたことにときめきを感じてしまいます。
恋愛に対して強い憧れや理想がある
恋愛経験が少なく、恋愛に対して強い憧れ、理想や、「こんな恋愛してみたいなあ」と言った気持ちがあると彼氏がいても他の人にドキドキすることは増えるでしょう。
自分の彼氏と、相手を比べ、相手の方が自分の理想の恋愛に近ければ、ドキドキとした気持ちになりやすいのは当然です。
恋愛経験が少ない
恋愛経験が少ないことは悪いことではありません。しかし恋愛経験が少ないと、彼氏がいてもいなくて異性にドキドキすることは多いでしょう。恋愛経験が豊富な人は、さまざまなタイプの相手との恋を経験しているため「あ、これは何に対するドキドキだ」がわかります。
急に別れたり態度を変えたりしてしまうこともなく「自分はああいうところにときめくんだな」と冷静になれる一方で、恋愛経験が少ないと「ドキドキしているから好きなのかも」と勘違いしてしまいがちです。
感受性が豊か
喜び、怒り、哀しみ、楽しみといった感情が周りに伝わってしまうほど、表情に表れやすく感受性が豊かな人は、相手の行動一つひとつにドキドキすることでしょう。感受性が豊かな人は共感しやすい傾向であり、相手の気持ちに寄り添うことも得意なため、距離感が近くなりやすく、モノごとにもハマりやすいもの。ドキドキしたことに対して意識を持っていかれてしまう可能性もあります。
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なぜ彼氏がいるのに他の異性にドキドキするの?

「自分には彼氏がいるのに、なぜ他の人にドキドキしてしまうの?」と疑問に思うことがあるはず。「好きな人=彼氏のはずなのに…」と悩む人が実は多いといわれています。ここでは、なぜ彼氏がいるのに他の異性にドキドキするのかをご紹介します。
1. 新鮮さを感じるから
長く付き合っていればいるほど、片思いが長ければ長いほど、一緒に過ごす時間があればあるほど、彼氏や彼女の存在は当たり前のように日常に溶け込んでいきます。二人の関係性が続けば続くほど、刺激よりも安定感や安心感が増え、穏やかな時間が増えていくでしょう。
彼氏がいるのに他の人にドキドキするなんて、最初はなかったはず。二人で築き上げてきたはずの安定感や安心感に慣れてしまい、新鮮味がなくなるからです。
2. 現在の恋愛に満足していないから
例えば「昔はああだったのにな」「こういうことしてくれる彼氏いいな」など、彼氏への不満がない人は少ないでしょう。SNSが当たり前になった現代では「彼氏にしてもらった」「買ってもらった」「こういうことをしてくれた」などを目にする機会が増えるため、比較してしまうのです。
現在の恋愛に満足していないと、彼氏がいるのに自分に優しくしてくれたり、ポジティブなエネルギーをくれたりする人にドキドキしてしまうのかもしれません。
3. 相手が自分を特別扱いしてくれるから
誰かに特別扱いされるのは誰でもうれしいものですよね。自分を特別扱いしてくれる人に心が揺れて、ドキドキしてしまう人も少なくないでしょう。
彼氏との時間が長ければ長いほど、また多ければ多いほど、当たり前のようになり、サプライズや相手のことを考えて少し特別なことをするのも、減っていってしまう傾向にあります。彼氏がいるのに他の異性にドキドキするタイミングが多い人は、なにかのアクションがあったとき「自分が特別扱いされている」と感じているのかもしれません。
4. 自分の魅力を再確認したいから
「自分磨き」「女磨き」といった言葉がSNSでも多く見かけますよね。いつまでも特別扱いしてもらいたいために、自分の魅力を再確認したい女性がたくさんいるのです。
彼氏と彼女であれば、同僚や同期、友達とは違って一線超えた特別で大事な存在のはず。「他の人よりも魅力的である」ことを自分で再確認したいと感じ「特別扱いをしてもらえる対象」であることを他の人の言動を通して確認している可能性があります。
5. 刺激が欲しいと感じているから
穏やかな恋愛は、それだけでとても素敵なものですが、中には「刺激が少なくてつまらない」と感じる人もいるでしょう。刺激を求めている人は、自分に対する行動一つひとつにときめいたりドキドキしたりすることが多いもの。そのため「あれもしかしてこの人のこと好きなのかな?」と勘違いしてしまうことも少なくないといわれています。
今の彼氏との始まりも刺激を求めた結果だったり、今までも似たような刺激を求めていたりしたことがある人は注意しましょう。
6. 理想のタイプに近いと感じるから
「タイプと現実は別」とよく言われますが、理想のタイプと付き合えている人も少なくありません。タイプの人と付き合っている人を見て羨ましいと感じたり、理想のタイプがどこかにいるのではと考え始めたりしてしまう人は、異性の行動にドキドキとしてしまいがちです。
「もしかしてこの人なのかも?」と思ったり「こういうのをサラッとできる人がタイプ…」と、理想と重ねて自分の都合の良いように捉えたりしてしまう傾向にあります。
7. 無意識に恋愛対象を探してしまうクセがあるから
中には、彼氏がいても無意識に恋愛対象を探してしまう人もいます。惚れやすい人やすぐに誰かを好きになりやすい人は一定数いるため、何かサポートしてもらったり、好印象だったりすればするほど「この人が彼氏だったら…。」と考えるようになるでしょう。
無意識なので恋愛のストライクゾーンも広く「こういうところがいいな」と、良いところばかりに目がいく傾向にあります。
異性にドキドキするからといってすぐに別れるべきではない理由

例えば、彼氏がいるのに他の人にドキドキすると自覚したことで「私はこっちの人が好きなんだ」と勘違いしたり、罪悪感に駆られたり、逆に彼氏に相談して「浮気」を疑われたりすることもあるでしょう。しかしどのような状態であれ、早急に別れを選択するべきではありません。ここではその理由をご紹介します。
一時的な感情である可能性が高いから
例えば仕事をしているときや困ったときに、上司や同期がそれらのトラブルをサッと解決してくれたら…。いつもは無愛想なのに落ち込んだときに励ましてくれたら…。彼氏がいるのに他の人にドキドキすることがあっても仕方がないでしょう。
ドキドキする気持ちは、困ったときの自分を救ってくれた、あるいは見えてない部分が見えた喜びからくる一時的な感情の可能性が高いため、一時の気の迷いやトキメキのみでの判断は時期尚早といえます。
彼氏との関係に改善の余地があるから
彼氏との間で何かしらトラブルがあったり、長く付き合っていることでときめきが失われてしまったり…。カップルや夫婦にはさまざまな気持ちや関係性の変化が訪れるでしょう。
しかし、少しとはいえ他の人にドキドキするからとすぐに別れるのではなく、お互いの関係性や気持ちの変化にどのようなものがあったのか、二人で話し合ってから決めても遅くはありません。彼がしてくれないことを、他の人がしてくれたのであればそれを伝え、二人にとって何が問題なのか、改善の余地はあるのかなども話し合いましょう。
異性へのドキドキが彼氏への愛情の欠如とは限らないから
異性にドキドキすることは、彼氏がいてもいなくても起こりうるもの。そのドキドキが、彼氏への愛情の欠如や愛想を尽かしたことで起こるものとは限りません。
推しを見れば顔のよさに、アニメやドラマなどでの役柄や声に、自分好みのスタイリングや髪の長さに、ときめくことは誰にでもありえます。冷静になったとき、別れを選択してしまったことが後悔につながることも少なくないため、安易に別れを選択しない方が良いでしょう。
異性にドキドキするときの対処法

彼氏がいるのに他の人にドキドキするのが悪いことではないとわかっていても、なんだか罪悪感を抱いてしまう人がほとんどでしょう。では、異性にドキドキした場合どのように対処し、どのように気持ちを落ち着かせれば良いのでしょうか?
1. 感情について冷静に考える
ドキドキした感情をそのまま受け取るのではなく、そのドキドキを俯瞰的・客観的に見ることが大切です。どのような行動にドキドキしたのか、なぜドキドキしたのかを分析することで、自分の気持ちやその一瞬の感情を整理できるでしょう。
うれしい!楽しい!といったエネルギーが長続きしないことも、逆に悲しい、苦しいといったネガティブなエネルギーは引きずりやすいと体感したはず。この一瞬のドキドキはどんな意味を持つのか冷静になって考えてみましょう。
2. 彼氏とのコミュニケーションを大切にする
ドキドキしたことに罪悪感を抱き続けるのではなく、その分彼氏とのコミュニケーションを増やしたり自分にとってどんな存在なのかを再認識したりしましょう。彼氏がいるのに他の人にドキドキしたことは、彼氏との時間が少なかったりコミュニケーション不足だったりと、自分たちの関係性からくるものかもしれません。
一緒にご飯を食べる、今日あったことを話す、1日とびっきりオシャレなデートをする…彼氏との時間やコミュニケーションで、寂しさや空白をまずは満たすところから始めましょう。
3. 彼氏のいいところや魅力を見つめ直す
お付き合いしたきっかけはなんであれ、いいところや素敵なところを知っているからこそ、彼氏彼女として過ごしていることを忘れないようにしましょう。彼氏のいいところや魅力を見つめ直し「前はこういうところにときめいていたけれど、当たり前になっていたのかも…」と自分の認識も見つめ直してみましょう。
彼氏の行動にもドキドキする瞬間が増えるかもしれません。
4. 自分の恋愛観や価値観を再確認する
恋愛観や価値観は人それぞれで、10人いれば10個の価値観があります。自分の恋愛観や価値観がどのようなものなのか、何を大事にしていて、なぜ彼と付き合ったのかを考え再確認しましょう。自分が思っていたよりも、彼氏のことが好きだと感じる部分が増えたり「こういうところに惹かれたんだった」と思い出したりするきっかけにもなります。
5. 他の異性との距離を保つ
いくら刺激が足りなくても、自分の魅力を再確認したくても、他の異性との距離感はある程度保つようにしましょう。彼にとって特別な存在であることは変わりません。他の異性との距離が近ければ近いほど、不信感を抱かせることにもつながります。自分がドキドキしやすいことを自覚し、距離感を保てるとよいでしょう。
6. 自分の中に不満が溜まっていないか考える
いくらカップルや夫婦であっても、他人であり別の価値観や環境で育った人同士です。すべてがうまくいくことはほとんどないでしょう。自分の中で彼氏への不満が溜まっていないか、なぜあの行動にドキドキしてしまったのかを考え、改善できることであれば彼氏にも伝えて二人の関係性を深めましょう。
不満が溜まったまま異性にドキドキすることを繰り返すと、彼氏の存在自体がストレスや不満につながってしまうかもしれません。彼と自分の価値観で不満に思っていることがないか、確認することも大切です。
7. 自分磨きや自己成長に集中する
ドキドキしたことを利用し、自分磨きや自己成長に繋げるのもよいでしょう。さらに美容を頑張る、勉強を頑張る、何かに集中して成果を出すことで、自分自身への自信にもつながります。自分が頑張ることで周りや彼からの見え方・大事にされ方も変わってくる可能性があります。
彼氏がいるのに!?異性にドキドキしたときのNG行動とは

罪悪感は抱きつつも、行動派の人は特に「ドキドキが続くうちに!」と素直に行動してしまうこともあるでしょう。一歩間違えば罪悪感をさらに増長させ、今後の彼との関係や彼の周りとの関係はもちろん、自分の人生観や友人関係にも影響を及ぼします。ここでは、彼氏がいるのに異性にドキドキしたときのNG行動をご紹介します。
1. 彼氏に内緒で他の男性と会う
「浮気ではない」と自分では割り切っていても、浮気相手や彼氏、周りの人からの見え方はわかりません。街中で誰かが自分を見かけ、彼氏に告げ口したとしても、彼が知っていれば問題はありませんが、知らなかった場合彼は不信感を抱くでしょう。
今後の二人の関係性に悪影響を及ぼすかも。彼氏に内緒で自分が他の男性と二人で会うのはやめておきましょう。
2. 異性に甘えたり依存したりする
彼氏がいるのであれば、甘えたり依存したりする相手は彼氏であるのが普通です。彼氏以外の異性に甘えたり依存したりすることで、相手にも「この人は自分に気がある」と勘違いさせるだけでなく「誰にでもそういうことをするんだ」と彼氏に思わせてしまうことにつながります。
二人の関係が別れる寸前や別れが決まっている状態なら良いかもしれませんが、そうでない場合、二人の関係を崩す原因となります。
3. 異性に好意を示す
相手に好意を伝えるのは良いことですが、彼氏がいるのに他の人にドキドキする状態で、その相手に好意を伝えるのはNGです。二股や浮気、男好きといった印象にとられかねません。
「この行動でドキッとした」「こういうことしてくれたときにドキドキした」など、ドキドキの原因がわかっていても、相手に伝えることで相手も自分のことを異性として意識してしまうからです。
4. 異性とのやりとりを秘密にする
彼氏がいるからといって、異性とやり取りをまったくしないとは言い切れませんが、自分がドキドキした相手と連絡を取るのは避けておきましょう。自分から連絡を取ることで相手との距離が自然と近くなり、そのやり取りを秘密にすることで共犯的な意識が生まれます。ただのドキドキでは済まなくなる可能性もあるでしょう。
別れることが決まっている段階でなく、彼氏とも付き合い続けている、気持ちがまだあるのであれば、秘密にしておくのはNGです。
5. 彼氏以外の男性を過剰に褒める
彼氏がいるのにも関わらず、他の男性を過剰に褒めたり距離が近かったりすると、彼氏もいい気分ではありません。気疲れしてしまい、次第にふとした瞬間「別れよう」と決断をしてしまう可能性もあります。
褒められれば誰でもうれしいものですが、一番身近で褒めるべき対象やポジティブな言葉をかける対象は彼氏です。褒めることで距離感も縮まり、相手の勘違いを招いたり、ただのドキドキでは済まなくなったりすることもあるでしょう。
6. 彼氏の前で異性の話題を出す
彼氏にとっては、急に自分の彼女から別の異性の話が増える状況は、気持ちが良いものではありません。気持ちの整理がついた後に話すのなら問題ありませんが、彼氏の前で異性の話題をメインに出すのは良いとはいえないでしょう。
彼自身、プライドや自信を無くしてしまうことにもつながるだけでなく「じゃあなんで俺と付き合っているんだろう」と考えるきっかけになってしまい二人の関係性に亀裂が生じてしまうかもしれません。
7. 彼氏がいることを隠す
ドキドキした相手と距離が近づいたり、会社などの組織の人であれば食事に行ったりすることもあるでしょう。「彼氏いるの?」と聞かれたときに隠したり曖昧な返事をしたりするのはNGです。
少なくともお付き合いしている彼がいる以上、相手にも誠実に向き合いましょう。自分がどんなにドキドキする相手であっても、浮気につながる、あるいは疑われるような行動・言い回しは避けるようにするのがベストです。
一時的なドキドキと本気の恋、きちんと見極めよう

彼氏がいるのに彼氏以外の異性にドキドキすることは、誰にでもあり得ること。恋愛や憧れ、頼り甲斐のあるシーンに遭遇したり相手の良いところが見えたりすれば、尚更です。
大切なのはそのドキドキがどんな意味を持っていて、自分でどのように収めるのかです。他の人にドキドキするケースが多々あっても、その一時的な感情のままに動いてしまうと、さまざまなものを失ったり壊したりしてしまいかねません。
自分の気持ちを大事にするべきだからこそ、冷静に向き合い判断する必要があります。一時的なドキドキと本気の恋、きちんと見極めましょう。