国際恋愛|外国人彼氏と付き合うメリットやデメリット、愛情表現の違いとは

Edit by 羽莉花南

気になる人が海外の人…国際恋愛って実際どうなの?

日本にもたくさんの外国人が増えています。さらにインターネットでの出会いが身近となっているため、外国人と知り合う機会が前よりもずっと増えましたよね。そのなかで、外国人のお相手を好きになることもあるでしょう。

海外の人を好きになるのは、今までとは違う刺激を感じてワクワクする反面、不安を感じることもあるかもしれません。お付き合いを始める前に、国際恋愛が実際にどんなものなのか知っておきたいものです。

今回の記事では、外国人の彼氏と付き合うメリットとデメリットについて詳しく解説します。日本人との愛情表現の違いについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

外国人彼氏と付き合うメリット

国際恋愛と聞くと大変な面のほうばかりを考えて心配してしまいがちですが、外国人の彼氏と付き合うときにはメリットもたくさん存在します。

言語を覚えられる

海外の人と恋愛するのが、言語を覚えるための1番の近道です。言語は独学で勉強したり教室に通ったりしても、いま一つ思うように身につかないことも多いですよね。

外国語は、必要にかられるほど早く身につくものです。「相手に自分のことを伝えたい」「相手のことをもっと知りたい」と思うからこそ、しっかりと相手の言語を習得できます。

参考書からは学べないような、生きた言語を身につけられるのも貴重なメリットです。

レディファーストを実感できる

海外では、女性に対して礼儀正しく振る舞う習慣としてレディファーストが根付いている国が多い傾向です。日本は世界的に見てもレディファーストが浸透していない国といえるでしょう。

彼氏が外国人の場合、レストランでさりげなく椅子を引いてくれたり、ドアを開けて先に通してくれたりする行為が非常にスマートです。

細やかな気遣いから、自分への愛情を感じられますよね。少し淡泊な日本人男性の態度に慣れている場合には、特に新鮮に感じられるでしょう。

日常的にお姫様扱いされて、ロマンティックな恋愛が楽しめそうです。

愛情表現が多い

海外では、日本に比べてストレートに自分の感情を表現することが多い印象です。長く付き合ったり、結婚してしばらく経ったりした夫婦でも「愛してる」と言い合うのが普通です。

自分の思いをあまり表現せずに相手の気持ちを察しようとするのは日本人の美徳といわれています。反面、相手の気持ちがわからず不安になることもありますよね。

相手に愛情表現をしてもらいたい、自分も気持ちを伝えたいと思っている人ほど、外国人の彼氏とは安心して付き合える可能性が高くなります。

異文化に触れられる

国際恋愛では、自然と相手の文化に触れることができます。良い関係を築こうと思えば、お互いの文化や考え方を尊重することが欠かせません。

ときに今までの自分の常識から外れる相手の文化を受け入れるのは難しいこともあるでしょう。しかし、相手の文化を知ろうと努力することはあなたの世界が広がることにもつながるため、人間として大きく成長できます。

お互いに理解しようと努力を重ねることで、2人の絆も深まるでしょう。

海外に行く機会が増える

外国人の彼氏と付き合えば、相手の国を訪れる機会も増えるはずです。

海外で好きな人の生まれ育った環境を見たり、相手の家族や友だちに会ったりするのは、ただ海外旅行に行くだけでは味わえない楽しさや深さがありますよね。

現地に詳しい人が案内してくれるだけでも、自分一人で海外を訪れるのとはずいぶん違います。外国人の彼氏がいるからこそ特別な海外での滞在を楽しめるでしょう。

外国人彼氏と付き合うデメリット

国際恋愛には、同じ国の人同士で付き合うときには経験しないような悩みにぶつかることもあります。

ここからは、外国人の彼氏と付き合うときに困難に感じられやすいことについてご紹介します。

言語の壁がある

国際恋愛では、お互いに違う言葉を母国語とすることが壁となるケースも。同じ言葉を使う日本人同士の恋人でも、意味がきちんと伝わらなかったり誤解が生まれたりすることがありますよね。

何気ない会話のときには問題がなくても、真剣な話し合いや大事なことを決めるときには、細かい表現ができなかったり伝わらなかったりして困ることも少なくありません。

文化の違いに悩む

海外と日本では「当たり前」と思われている常識や文化が違うことがあります。好きな相手の文化は理解したいし、尊重したいと思いますよね。

それでも、あまりに自分の考えとかけ離れているときは、受け入れがたいものです。同時に、自分の文化を相手に理解してもらえないケースも考えられます。

二人の感覚をすり合わせていくには、時間も根気も必要です。

日本人同士の恋人でも育った環境が違うことで悩むことがあるでしょう。まったく違う国の文化で育った者同士であれば、なおさらです。

結婚に対するハードルが高い

国際結婚したいと思ったら、日本人同士で結婚するよりもハードルが高くなることが考えられます。

まず、自分の親族に理解してもらわなければなりません。相手が日本人だったらスムーズにいくところが、外国人であることで反対を受けることもあるでしょう。

相手の家族に関しても同様です。相手の家族から見れば、あなたが外国人です。外国人への抵抗感からなかなか受け入れてもらえない可能性もあります。

また、国際結婚の手続きはとても煩雑です。数ヶ月かけて、二人で協力し手続きしなければなりません。さらに、結婚した後も家族や親族との接し方が日本と大きく違って悩む人も多いのです。

日本人と外国人の愛情表現の違いとは

外国人の彼氏は、日本人の恋人と比べて愛情表現が異なります。相手の愛情表現の仕方を理解しておくと、想いを伝え合うのがスムーズです。

愛をまっすぐ伝えてくれる

海外では、日本のように「言わなくても察して」という文化があまりありません。恋人への愛情表現はスムーズです。

恋人だけでなく、家族や友だちにも愛情表現する人が多く「愛してる」と伝えることにも照れくささを感じないことが多いでしょう。

日本だと恋人同士であっても気持ちを伝えるのが恥ずかしく感じることがありますよね。

しかし「言わなくてもわかってくれるだろう」と相手への愛情を言葉に出さずにいると、外国人の恋人を不安にさせることにつながるかもしれません。

ボディタッチやスキンシップが多い

相手の国によっては、ボディタッチやスキンシップが多いケースも。普段から肌を触れ合う文化圏にいる場合、ボディタッチやスキンシップに対して抵抗がないでしょう。

挨拶としてハグをかわすアメリカや両頬をくっつけるフランスの文化を見ても、日本よりも日常的にスキンシップが多い文化であることがわかります。

恋人同士の間であれば、なおさらスキンシップが多いことが考えられます。

お互いの時間を尊重する

外国人の彼氏は、相手の女性に自立していることを求めるケースが多いものです。付き合っているからいつもべったりというよりは、お互いの時間を尊重することを好むでしょう。

あなたの時間を大切にしてくれる一方で、自分の時間も大切にしてほしいと考えるはずです。

相手のことを束縛しようとするのではなく、相手を尊重することが、外国人彼氏の愛情表現の仕方となります。

外国人彼氏と愛情たっぷりの日々を過ごそう

国際恋愛に対して不安を感じるのは、それがどんなものなのかよくわらかないからですよね。付き合ってみて相手自身のことをよく知っていけば、不安な気持ちは解消されていくでしょう。

外国人の彼氏と付き合うのは日本人の恋人とは違う大変さがあると同時に、特別なときめきや楽しさもあります。

お互いを大切に思う気持ちがあれば大丈夫。ぜひあなたにたっぷりと愛情を注いでくれる恋人と素敵な時間を過ごしてください。

羽莉花南

Writer

はとりかな|キャバ嬢、アジア女性研究機関勤務、さまざまな国の男性との交際経験を活かして恋愛を中心に女性のお悩みに寄り添う記事を執筆中。アメリカ→フランス→ベトナムと海外生活11年目。外国人夫、愛犬1匹、愛猫2匹と暮らしています。