本物の自分磨きとは?何から始めるべき?外見より内面を磨く7つの習慣

Edit by mayan

自分に自信を持てない…誰かを見返したい時は…?

SNSをみれば、自分に自信がありそうな人たちや毎日キラキラしている人たちばかり。そんな人たちでも「自分磨きをしないと」と言っている。

やるべきだってわかっているけれど、何をどうすればいいんだろう。自信がない自分を自分磨きで変えられるだろうか。

友達からの何気ない一言、恋人との別れや些細な言葉、仕事や学校でのトラブル…、自分磨きをして正面から向き合いたいけれどどうしていいかわからない。

自分磨きとは何から始めればいいの?外見の美しさから?内面の美しさが大事?自分磨きして見返したい。

毎日のように聞く「自分磨き」という言葉。さまざまな意味で使われる自分磨きとは、どのようなことをどのように磨くべきなのでしょうか。

この記事では、本質的な自分磨きと内面を磨く方法をご紹介します。

表面的ではない、本質的な自分磨きとは?

「自分磨き」と聞くと、外見的な部分にフォーカスされがち。サラサラの髪、毛穴のない肌、キラキラな爪先…、外側の自分磨きはもちろん大事ですが、本質的な自分磨きとは言い切れません。

外見の美しさとは、中身を知りたいと思う入り口なので磨くべきではありますが中身も一緒に磨いていく必要があります。

本来、自分磨きとは今の自分をアップデートし素敵に変身していくこと。外見を磨き、美人になることだけに留まりません。

「いつでもニコニコと笑顔で対応できる」「人の短所より長所を見つけられる」「楽しむ時は全力で楽しめる」「老若男女、分け隔てない態度」など。

目に見えないことのほうが多く、本当に磨かれているか不安になることもあるでしょう。しかし、こういった「目に見えないこと」や「ふとした時の対応」が自分磨きで磨かれた内面の美しさです。

何から始める?外見より内面を磨く方法・7つの習慣

「外見だけじゃないことはわかっているけれど、じゃあどうやって内面は磨けばいいの?」「自分で内面を磨く自分磨きとはどういうこと?」

外見と違って目に見えることが少ない内面部分は「本当にこれでいいのか」「どこから始めたらいいかわからない」と悩んでしまうこともありますよね。

まずは、今できそうな自分磨きから始めていきましょう。だんだん他の方法を取り入れられるようになります。

相手の長所を探すように心がける

人と接する中で、つい相手の短所ばかりに目がいってしまうことってありますよね。ですが、その人の良いところにもきっと目を向けられるはずです。

「話すのがゆっくりな人」は丁寧に言葉を選んでいるのかもしれませんし、「不器用な人」は真剣に一つのことに向き合っている証拠かもしれません。

一見短所に見えても長所として捉えることができるものもあります。相手の悪いところではなく良い面に目を向けることができれば、自分磨きにつながり、人間関係にも変化が現れるでしょう。

社会貢献活動を行う

自分磨きは、自分の内面だけでなく、他者や社会と関わる中でも育まれていくものです。

ボランティア活動や地域イベントに参加することは、他人の視点や想いに触れる貴重な機会。普段の生活では出会えない人たちとの交流は、視野を広げるきっかけになります。

また、寄付やエコ活動のように身近な社会貢献から始めるのもおすすめです。「誰かのために何かをする」ことで、自分の心も豊かになっていきます。

自己肯定感を高める

自分を肯定することって、意外と難しいもの。ですが、ほんの少しでも、できたことに目を向けるだけで、自己肯定感は少しずつ育まれていきます。

たとえば「夕食後、すぐに洗い物ができた」「今日は人の長所を多く見つけられた」「普段しない読書をして、有意義な時間を過ごせた」そんな日々の中の小さな積み重ねが、自信に変わっていきます。

「自分にもできる」「今日の自分はちょっといい感じかもしれない」と自分の良いところにも目を向けていくことで、自分自身をもっと大切にできるようになるはずです。

合わせて読みたい:「自己肯定感が低い…自分を愛せない…」自己肯定感が低いのはなぜ?

生活に瞑想を取り入れる

忙しい毎日の中では、自分の心と向き合う時間がなかなか取れないこともありますよね。そんなときにおすすめなのが、1日数分の「瞑想」です。

静かに目を閉じて深呼吸をするだけでも、心の中がスッと整っていくのを感じられるでしょう。気持ちが落ち着くことで、自分の本音にも気づきやすくなり、人との関わりもより柔らかくなっていきます。

また、さらにダイエットや身体を整えたい方は、簡単なヨガやストレッチするのもおすすめです。

焦らず、少しずつ、心に余裕を持つ時間を作ってみてください。

自己啓発本や哲学書から学びを得る

日々の生活の中では気づけない視点に触れたいとき、自己啓発本や哲学書が心のサポートになってくれることがあります。

たとえ難しそうに見えても、一文一文の中に「自分はどう感じたのか」を見つめるヒントが隠れているもの。

自分磨きとして内面を磨くのに必要なのは「さまざまなところから学び取る力」です。勉強などで培われるものではなく、自分の日常と向き合うときの視点をたくさん持つことで自分磨きでの変化を感じられるでしょう。

SNSや自分の心を忙しくする媒体から離れる

SNSは便利で楽しい一方で、自分と誰かを無意識に比べてしまい、心が疲れてしまうこともあります。

「あの人みたいにできない…」「自分には何もない…」そんなふうに感じたときは、少し距離を置いてみるのもいいかもしれません。

リアルな日常を丁寧に味わうことで、自分にとって本当に大切なものが見えてくるはずです。心のペースを取り戻す時間、大切にしてあげてください。

健康的な食事・適度な運動を取り入れる

心と体はつながっています。バランスの良い食事と、気持ちの良い運動を取り入れることで、心も自然と元気になっていきます。

毎日自炊をして、毎日ランニングしようなどと無理に完璧を目指す必要はなく、「今日は野菜を多めにしてみた」「散歩して気分転換できた」そんな小さな習慣の積み重ねが、心にも良い影響を与えてくれます。

自分の体を大切に扱うことが、自分を大切に思う気持ちにつながっていくのです。

ありのままの自分を育てるヒント

「もっと魅力的になりたい」「人として成長したい」と思うことは、とても素敵な気持ちです。でもその一方で、「今の自分じゃダメなのかな」と感じてしまう瞬間もあるかもしれません。

自分磨きというと「何かを変えなきゃ」と焦りがちですが、まずは「すでにある自分」に優しく目を向けてあげることが大切です。ここでは、飾らない自分を少しずつ育てていくためのヒントをご紹介します。

完璧じゃない自分も受け入れてみる

どんなに頑張っていても、うまくいかない日や思うように動けない瞬間は誰にでもあるものです。そんなときは自分を責めるのではなく、「今日は災難だったな」と自分以外に矛先を向けましょう。

完璧じゃない部分もあなたの一部であり、そこには人間らしい魅力が詰まっています。ありのままの自分を受け入れることで、心にゆとりが生まれ、自分自身を大切にする土台が育っていきます。

感情に素直になる練習をする

嬉しい・楽しい・悲しい・寂しい…どんな感情も、大切な自分の感情です。

自分の気持ちを我慢しすぎてしまうと、自分が本当に感じている感情に気づけなくなってしまいます。

我慢しすぎたり無理にポジティブにしようとするよりも、「今こう感じているんだ」と認めてあげることが、ありのままの自分を育てる第一歩。

自分の感情に鈍感にならないように、自分の素直な感情を大切にしてあげましょう。

自分の「好き」に素直になる

自分を変えようと努力している時は、盲目になってしまう時もあります。本来自分が好きだったもの、大切にしたい性格を忘れてしまうことも。

例えば、感情の起伏が激しいから治したいと思っている時は、自分が感受性豊かな素晴らしい性格であることを忘れてしまっていることがあります。

「私はこの人といる私が好き」「これをやってる時の自分が好き」と、自分ににとって心地よい時間や好きな状態を忘れないようにしましょう。

ありのままの自分を育てるには、自分の感覚や喜びを無視しないことがとても大切なのです。

他人の正解を手放す

「あの人みたいにならなきゃ」「こうあるべき」と思うたびに、心がぎゅっと苦しくなっていませんか?

他人の基準や世間の普通は、あなたが生きるための正解ではありません。

誰かと比べて焦るよりも、自分にとっての心地よさや幸せに目を向けてみましょう。他人の正解を手放すことで、本来の自分の声が少しずつ聞こえるようになります。

自分の歩幅で進むことこそ、もっとも自然で美しく、あなたらしさあふれる生き方です。

ひとり時間を味方にする

人と過ごす時間も楽しいけれど、ときにはひとりで過ごす時間も、自分らしさを育てるために大切な時間になります。

好きな音楽を聴きながら散歩する、カフェで本を読む、自分の気持ちを書き出す…。そんなささやかな時間が、心の深呼吸になります。

ひとり時間を「寂しい」と感じるのではなく、「自分を整える時間」と思えたとき、あなたはきっと、ありのままの自分と穏やかに向き合えている証です。

外見は内面の一番外側。内面を磨いて本当の美人になろう

自分磨きと聞くと、何か特別なことを始めなきゃと思ってしまいがちですが、大切なのは「自分と丁寧に向き合うこと」。

誰かと比べるのではなく、昨日より少し前向きになれた自分、小さな一歩を踏み出せた自分を、やさしく認めてあげましょう。

日常の中で感情を大切にしたり、人に思いやりを向けたり、自分の心や体に優しくしたり…。

それらすべてが立派な自分磨きです。焦らずに、今の自分を受け入れながら、なりたい未来へ少しずつ近づいていきましょう。あなたのペースで、あなたらしく進めば大丈夫です。

また、急に全ての習慣を直すのではなく、あなただけが持つあなたの魅力も捨てずに取り入れたいものだけ取り入れましょう。

「私はこの考え方を忘れていたな」「これを取り入れてみるともっと幸せかもしれない」そう思えるものだけ上手に取り入れて、自分の大切な人生を謳歌してください。

自分に自信が持てず、自分磨きを頑張りたいと思っているあなたにとって、何かヒントになっていたら幸いです。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。