もう恋愛なんか疲れた……何もしたくない……
本来は楽しくて幸せなはずの恋愛。それでも「もう恋愛に疲れた…」と感じることもありますよね。感情の振れ幅が大きく、気持ちに振り回されがちになる恋愛に対して、疲れたと思うことは決して珍しくありません。
「なんか恋愛に疲れた」ときは気力がなくなって、他のこともしたくなくなってしまうこともあるでしょう。人生を豊かにしてくれる恋愛ですが、疲れを感じたときにはゆっくり休むタイミングかもしれません。
今回の記事では、恋愛に疲れたと感じる原因や対処法について詳しく解説します。ぜひ悩んでいるときの参考にしてください。
恋愛に疲れてしまうのはなぜ?
好きな人と一緒にいたり、好きな人のことを考えたり…本来恋愛は胸がドキドキと踊るような楽しいものであるはずですよね。幸せになるための恋愛に疲れてしまうのは、なぜなのでしょうか。まずは、多くの人が恋愛に疲れたと感じる主な原因について紹介します。
恋人に束縛されるから
恋人に束縛されることで、恋愛に疲れたと感じるのはよくあるケースです。「それほど束縛するタイプの恋人ではないのに…」と思っても、どの程度の制限を苦しいと感じるかは人それぞれです。
恋人がいれば、多かれ少なかれ行動が制限されます。一人でいるときよりは、どうしても自由がなくなりますよね。自分のペースで自由に行動できないことに息苦しさを抱くことで、もう恋愛に疲れたと思うこともあるでしょう。
相手の気持ちがよく分からないから
好きな相手の気持ちがよくわからない場合、恋愛に疲れたと感じることもあるでしょう。好きな相手が何を考えているのか、自分をどう思っているのかはとても気になります。ただ、たとえ好きな人であったとしても、他人の気持ちはなかなか確信をもって読み取れるものではありませんよね。
特に相手が無口であったり、気分を態度にあらわさない人であったらなおさらです。好きな相手の気持ちを探ろうとするうちに、もう疲れたと感じてしまう場合も考えられます。
喧嘩やトラブルが多いから
喧嘩やトラブルが多い場合も、恋愛が嫌になって疲れたと感じる可能性が高いでしょう。喧嘩したりトラブルが起こったりすることは、全然楽しくありませんよね。さらに、解決のためには気力と労力が必要です。四六時中悩んで振り回されるのにも、エネルギーを消耗してしまいます。
どんなに好きな相手でも、いつも大変な状況であればなかなか幸せを感じられません。よほど根気のある人でない限り、もう恋愛に疲れたと思うのが自然です。
恋愛に疲れやすい人の5つの特徴
「恋愛に疲れた」と嫌になるのは誰にでも起こることですが、疲れたと感じやすい人には特徴があります。誰と付き合っても常に恋愛に疲れているという場合には、もしかしたら自分の性格や考え方によって、自分を追い込んでしまっているのかもしれません。恋愛に疲れやすい人の特徴を知ることも、きっと楽に恋愛を楽しむヒントとなるでしょう。
人に依存する傾向にある
依存傾向のある人は、恋愛に疲れたと感じやすいと考えられます。生活の中心が恋人になってしまいがちで、生活全体を振り回されるようになるためです。また、恋人の言動によって一喜一憂することとなり、気持ちも疲れてしまうでしょう。
そして、恋人に依存していると、相手から嫌われるのを過度に恐れるようになります。そのために、ますます相手の言うことに振り回される悪循環に陥ってしまう可能性があります。
気を遣いすぎる・優しすぎる
好きな相手に気を遣いすぎていると、気疲れしてしまうかもしれません。優しい人に多い特徴ですが、相手に気をまわしすぎることで、自分のことを後回しにしてしまいます。恋人だけでなく周囲の人にも常に気を配っている可能性が高く、キャパを超えたときにどっと疲れを感じるでしょう。
相手に合わせすぎると、自然と自分を犠牲にすることになります。そのような状態では恋愛の幸せを感じられず「もう疲れた」と感じてしまうはずです。
強い固定概念がある
固定概念が強いのも、恋愛に疲れる要因です。「恋人には毎日連絡すべき」「愛があるならば忙しくても会いに来てくれるはず」など恋愛への思い込みは、自分も相手も追い込みます。
自分が大変なだけでなく、相手の気持ちも苦しくさせるでしょう。自分が思い通りにできなかったり、相手が自分の思ったとおりに動いてくれなかったりして、苛立ちや寂しさで疲れてしまう可能性があります。
マイナス思考になりがち
マイナス思考なのも、恋愛に疲れやすい人の特徴です。恋愛中は、自分次第でいくらでもネガティブな想像ができてしまいますよね。実際には起こっていない悪い想像に振り回されて「もう恋愛が嫌だ」「恋愛に疲れた」と思うようになるかもしれません。
何でもないことを深読みして、自分で一つひとつにマイナスと意味付けることで、疲労困憊するケースが考えられます。自分に自信が持てなかったり相手のことが信頼できなかったりする場合には、恋愛はすごく疲れるものですよね。
完璧主義
完璧主義な性格も、恋愛では自分を追いつめてしまう可能性があります。固定概念が強い場合と同じように、完璧にしなければという思いは、自分も相手も苦しめます。複雑で繊細なお互いの感情が絡み合う恋愛において、理想どおりに運ぶことは非常に難しいものです。
自分一人ではどうしようもないことを完璧な形にしようと躍起になれば、当然疲れてしまうでしょう。自分を責めて、自信をなくしてしまうことにもなりかねません。
恋愛に疲れたときの対処方法
恋愛に疲れたときに、無理をするのはおすすめできません。最後に、もう疲れたと感じたときに気持ちを楽にするための対処法について紹介します。
自分の思考の傾向を知る
恋愛に疲れたときには、一度立ち止まって自分と向き合ってみましょう。自分の思考の癖がわかれば「またこんなふうに考えてしまっているな」と冷静で客観的な視点が持てることで気持ちが楽になるでしょう。また、意識的に違う考え方をして、心のバランスをとれるようになるかもしれません。
どんなときでも自分を知ることは問題解決の第一歩となります。うまくいかなかった方法を手放すためにも、いつもの自分の思考の傾向について分析してみてください。
恋人としっかり話し合いの場を設ける
恋愛に疲れている原因が一人で解決できない場合、恋人と話し合うことも大切です。恋人との話し合いは、切り出しにくかったり勇気がいったりするかもしれませんが、不満を一人ためこんでいればいつか爆発してしまいます。
恋人であっても他人です。言葉にしなければ伝わらないこともたくさんあります。これからも今の恋人と良い関係を築いていきたいのであれば、お互いの気持ちを理解することは欠かせません。
何かに没頭するなど、1人の時間を楽しむ
恋愛以外のことに夢中になることで、恋愛で疲れた心を癒せることも多々あります。恋人がいなくても、一人で楽しめることを見つけるのがおすすめです。
以前から気になっていたことや新しいことに挑戦するのにも良いタイミングといえます。気力がない場合には、家で一人でドラマを見たりおいしいものを食べたりして、自分を甘やかしてダラダラ過ごすのもありでしょう。
パートナーと距離を置くのもあり!
もう疲れたと感じたときには、パートナーと一度距離を置いてみるのも一つの方法です。距離を置くというとネガティブに聞こえるかもしれませんが、気持ちを立て直してまた良い関係を築くためのステップに過ぎません。ぜひ長い目で考えるようにしてください。
自分の時間がたっぷり取れれば、疲れた気持ちを癒せるでしょう。エネルギーが戻れば、良い解決策が浮かんだり、前向きに未来を考えたりできるようになるはずです。
恋愛に疲れたと感じたときは、休息のサイン
恋愛に疲れたと感じるのは、これまであなたが恋愛を頑張ってきた証拠です。「今はゆっくり休んでくださいね」と心と体があなたにサインを送っています。恋愛に疲れたときには無理をせず、何より自分が心地よく過ごすことを優先するようにしてください。