カップルの連絡頻度はどれぐらい?関係性で変化する連絡の目的や注意点

Edit by Hanayo

恋人との連絡頻度ってどれぐらいがベストなの……?

出会った当初や付き合いたてのときは毎日連絡をとっていたけど、最近減ってきた…。世の中のカップルの連絡頻度ってどれくらいなの?

お互いが忙しくてなかなか会えないときは、連絡が恋人とつながる唯一の手段なのに、なかなか返事が来ない…とモヤモヤ。「もっと連絡してほしいと伝えると、重いと思われる…?」と、スマホと睨めっこ。付き合ってから月日が流れ、恋人からの連絡が減ったときや、付き合い始めのときに、恋人とのベストな連絡頻度について悩んだ経験はありませんか?

今回は、恋人との連絡頻度について迷っているあなたに、2人の絆を深めて、ずっと仲良くいられるための連絡のコツなどについてご紹介します。

連絡頻度の平均は?関係性で変化する連絡の目的

連絡頻度は、カップルによってさまざま。それはわかっていても、平均は一体どのくらいなのか気になりますよね。ここでは、カップルの連絡頻度の平均や関係性で変化する連絡の目的についてご紹介します。

1. 個人差があるので、正解はない

恋人との連絡頻度には人それぞれの価値観があるため、正解はありません。たとえば日々の忙しさから、1日1回連絡が取れれば十分だと考える人もいます。中には、1週間に1回でも問題ないという人もいるでしょう。一方で、連絡を取れる時間帯であればずっとLINEをしていたいといったように、日常的なコミュニケーションを大切にしている人もいます。

このように、連絡頻度についての考え方には個人差があるため、標準といえる目安はありません。

2. 付き合いたてのカップルは毎日連絡する人が多い

カップルの連絡頻度に正解はないとはいえ、2人の関係性によって主なパターンはあります。たとえば付き合いたてのカップルは、毎日連絡する人が多いでしょう。

付き合いたての頃は、お互いのことをもっと深く知りたいと思っていたり、まだ信頼関係が築けていなかったりすることから、不安になりやすいもの。好きだからこそ安心したい気持ちが強いため、挨拶や今日の出来事など、他愛もない話題をLINEや電話で毎日伝え合うカップルが多いようです。

3. 付き合いが伸びるにつれて頻度が減るケースも

付き合いが長くなるにつれて、連絡頻度が減るケースもあります。たとえば、仕事にもプライベートにも忙しい社会人カップルは、毎日連絡を取り合うことが負担になる場合もあるでしょう。

「必要なときだけ連絡を取る」という考えで、LINEで次のデートについて決めたり、声が聞きたいときに電話で声を聞いたり、お互いの生活スタイルを尊重しながら連絡を取るようになります。付き合いたては毎日だった連絡頻度が、週に2、3回程度に落ち着いてくるのが一般的です。

4. 一緒にいる時間が長いとほとんど連絡を取らない場合も

交際年数が長いカップルでは、ほとんど連絡を取らない場合もあります。週に1回程度LINEや電話で伝えておきたいことなどを共有するのみで、実際に会ったときの会話を大切にしているのでしょう。

これは、一緒に過ごした時間が長いからこそ、お互いを信頼できている証です。信頼関係が築けているカップルは、連絡の回数を重視するのではなく、相手を尊重しながらお互いの心地よいペースを大切にしています。

2人で正解を決めていくことが大切

繰り返しになりますが、カップルの連絡頻度は個人の価値観によって異なるため、正解はありません。連絡頻度については、2人で正解を決めていくことが大切です。

付き合っている期間や2人の関係性によって、連絡の目的も異なるでしょう。たとえば、付き合って年数は経つけど、お互いが忙しかったり遠距離恋愛だったりするカップルの場合は、マメに連絡をとったほうがより安心し、お互いを信頼できるかもしれません。一方で付き合いたてではあるものの、付き合う前まで友人の期間が長く、信頼関係が築けているカップルの場合は、連絡頻度が少なくても問題はありませんよね。

お互いの価値観やライフスタイルを尊重し、2人が心地よい連絡頻度を決めましょう。

連絡によって喧嘩が起こるきっかけとは

恋人との連絡がきっかけで、喧嘩になった経験がある人も多いのではないでしょうか。せっかく大好きな人と付き合っているのですから、喧嘩せずにずっと仲良く過ごしたいものですよね。ここでは、連絡によって喧嘩が起こるきっかけについてご紹介します。

1. LINEの既読無視

恋人にLINEを送ったのに既読無視されてモヤモヤ…。こんな経験は誰しも一度はあるはず。伝えたいことがあってLINEを送ったのに、既読無視されるとその気持ち自体がスルーされたようで傷ついてしまいますよね。

一向に待っても返事が来ないことから、「なんで返事してくれないの?」と追いLINEする人も少なくありません。責められたように感じた相手が怒り、喧嘩に発展してしまいます。

2. 返信内容が雑

相手からの返信内容が雑だと感じることも、喧嘩のきっかけになります。たとえば「了解」や「うん」などの短文や、スタンプだけというような内容ばかりの場合、雑だと感じてしまうでしょう。

雑な返信が喧嘩のきっかけになってしまう理由は、返信内容が雑だと感じることで、自分自身も雑に扱われたような気持ちになってしまうから。とくに、付き合う前や付き合いたてのときに相手から長文LINEが送られてきていると、なおさら雑な印象を感じてしまいます。

3. 返信スピードの違い

連絡の頻度だけでなく、返信スピードも個人によって大きく異なります。たとえば即レス派の人もいれば、十分内容を考えてから送るために返信に時間を要する人もいます。

返信スピードの違いがきっかけで喧嘩が起きる場合は、返信が速い人が遅い人に対して苛立ちを感じることが多いでしょう。自分の返信スピードが基準になるため、返信が遅いことで「大切にされていない」「好かれていない」と感じてしまいます。

4. 連絡頻度の考え方の違い

カップルの喧嘩のきっかけとして、連絡頻度の考え方の違いも挙げられます。連絡頻度についての考え方は、人によってさまざま。「毎日連絡を取ることで安心したい」という人がいる一方で、相手を信頼しているからこそ「連絡を頻繁に取る必要はない」と考える人もいます。またLINEが苦手で、短い内容であっても文章を考えるのが面倒くさいという人もいるでしょう。

連絡頻度の考え方に違いがあればあるほど、喧嘩に発展する可能性が高まります。

円満に付き合うための連絡のコツ・注意点

カップルが連絡を取り合うことは、本来幸せなことであり、これから一緒に過ごしていくためにも大切です。恋人と円満なお付き合いを続けていくためには、連絡においていくつかのポイントがあります。

ここでは、カップルの連絡におけるコツや注意点についてご紹介します。

1. 連絡頻度について話し合う

まず、連絡頻度について話し合いましょう。このとき、「お互いが負担に感じない連絡頻度」を意識するのが大切です。

たとえば、あなたは毎日連絡を取り合いたい、しかし恋人はなかなか連絡をくれない…という場合、「毎日連絡を取ること」をルールにしてしまうと、相手は負担が大きいと感じるでしょう。あなたが恋人に合わせて連絡を控える、というのもまた然りです。

お互いが心地よく感じる連絡頻度について、しっかりと話し合うことが大切です。

2. 「返信が遅い=嫌われた」と思いこまない

恋人からの返信が遅いとき、「嫌われたのかな?」と思い込んでしまい、何も手がつかなくなってしまった…という経験はありませんか?

恋の始まりは、カップルの「好きの熱量」に比例して連絡頻度が多くなる一方で、時間が経つことで「好きの熱量」は落ち着くため、連絡頻度が減るのは自然です。返信が遅くても、あなたのことが嫌いではないため、落ち込む必要はありません。恋人からの返信が遅いときは、気持ちや関係が安定しているからこそ。ポジティブな意識に切り替えることが大切です。

3. 相手の生活リズムを尊重する

相手の生活リズムを尊重することも大切です。朝型や夜型といった体質や、仕事の時間は人それぞれであるため、忙しい場合はマメに連絡するのは難しいかもしれません。

カップルが円満に付き合っていくためには、お互いが無理をしない前提で尊重し合うことが大切です。事前にスケジュールを共有し、お互いの状況を把握することで、コミュニケーションがスムーズになり、不満や不安が生じにくくなるでしょう。

4. 気になることがあれば、感情的にならず素直に伝える

恋人の連絡頻度や返信スピードなどについて気になることがあれば、素直に伝えてみましょう。たとえば、恋人からの連絡が減って寂しいと感じたときは、「連絡が少ないと寂しい」とあなたの気持ちを素直に伝えるのがおすすめです。このときのポイントは、感情的にならないこと。

不安や不満を抱くのは、恋人のことを好きな気持ちが大きいからこそです。しかし、あなたが感情的に伝えてしまうと相手が萎縮したり、喧嘩に発展したりする可能性があるため、気持ちが落ち着いてから連絡してみてください。

5. LINE以外でのコミュニケーションも利用する

恋人のLINEの返事が遅かったり、既読無視や未読無視が気になったりする場合は、LINE以外のコミュニケーションも利用してみましょう。LINEは即時的なコミュニケーションが魅力的ですが、返信の速度や未読・既読というステータスが気になってしまうことも。

電話したり直接会ったりすることで、返信を気にする機会が減るため、LINE以外でのコミュニケーションを利用するのも手段の一つです。

「連絡が少ない…」不安にならないための対処法

恋人からの連絡が少ないと、「忙しいだけだよね!」とポジティブに考えようとしても、心がモヤモヤし、気になってしまいますよね。ここでは、恋人からの連絡が原因で不安にならないための対処法をご紹介します。

恋人を信じる気持ちを持つ

恋人からの連絡が少なかったり、返信が遅かったりすることで不安になってしまう原因は、恋人への信頼が大きく影響します。不安にならないためには、恋人を信じる気持ちが大切です。

恋人からの連絡が多いから愛されている、少ないほど愛されていない、とはいえませんよね。連絡が少なかったとしても、恋人の心の中にはあなたへの愛情があるはず。連絡頻度で愛情を測るのではなく、恋人を信じる気持ちを持つことが大切です。

自分の時間を充実させる

恋人からの連絡が少ないことが気になって仕方がないときは、恋人から意識を逸らし、自分の時間を充実させることが大切です。

映画鑑賞や読書、推し活などの趣味に没頭したり、ジム通いやジョギングなどの運動に挑戦したりしてみましょう。とくに、運動はおすすめです。体を動かすことで心のモヤモヤが晴れ、健康的に美しくなれて一石二鳥です。自分の時間を充実させてキラキラしているあなたを見て、恋人は焦ってしまうかもしれません。

ネガティブな考え方をやめる

恋人からの連絡について悩んでいるときは、どうしてもネガティブになりやすいですよね。しかし、不安を取り除くためにはネガティブな考え方をやめることが重要です。

恋人のことを好きな気持ちが大きいほど、不安も大きくなるもの。とはいえ、ずっとネガティブなままでいると、負のループに陥ってしまうこともあります。ネガティブ思考を改善するためには、自己肯定感を高めることが大切です。あなたの良いところを見つけて、自分自身を褒めてあげましょう。

お互いに心地よいと感じるペースで連絡を取り合おう

カップルの理想とする連絡頻度は、人によってさまざまです。最初から価値観が合っていれば悩むことはありません。もし違いがある場合は、お互いの連絡に対する価値観やライフスタイルを尊重しながら、話し合ってみましょう。話し合うことでお互いの理解が深まり、より強い信頼関係を築けます。

恋愛スタイルは、カップルの数だけあるもの。あなたたちカップルが、お互いに心地よいと感じるペースの連絡頻度やルールを見つけてみてください。

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Hanayo

アパレル、広告代理店勤務を経て、フリーのライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事を中心に執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。