

依存せずに共存する

好きすぎるから、不安になる。心配になる。
他の人と連絡を取っていないか、飽きられていないか…。
気づいたら嫉妬しすぎてしまい、束縛してしまうことも…。
仕事に集中できなくなったり、友達に何度も同じ相談をしてしまったり。何もかも空回りしてしまう。
好きすぎるから、信用しようと思っていても不安になる。
自分がこれだけ魅力的って思う相手だから、他の人にも魅力的に見えているってことじゃないかな?って。
彼を信じていないわけじゃない。彼を取り囲む環境に不安を感じてるんだと思うの。
依存したくないのに、気づけばSNSを開いて、彼のフォロー欄を漁っていたり。
依存したくないのに、仕事中もLINEに既読がついているか、何度も開いてしまったり。
無駄に通知オフにしてみるけど、結局何度も開いてしまうの。
「それなりに好き」くらいの恋愛って存在するの?

好きすぎることで、不安に駆られたり、深く傷ついたり、涙が止まらなくなったりするけれど、少し温度が冷めた「それなりに好き」くらいの恋愛なら、うまくいくの?
でも、それって本当に幸せなの?
日常生活に支障をきたすのは嫌だけど、でも心の底から愛していたい。
それは、欲張りなことなのだろうか。
求めてはいけないものなんだろうか。
好きすぎておかしくなっちゃうような恋ではない恋なら、長続きするの?
そんなの理不尽じゃない…?
「別れても傷つかないし泣かないかも」くらいの恋愛なんて、本当に幸せなんだろうか。
大人になっても、好きすぎて狂っちゃってたい。

バイバイした瞬間に会いたくなって、毎日声が聞きたくなって。
私にはこの人しかいないと思いたいし、彼にも私しかいないと思ってもらいたい。
大人になって、仕事や家族、いろいろな責任が増えていくけれど、気の狂うような恋をしていたい。
いつだって、女として見られていたい。求められていたい。
無条件に愛したいし、愛されていたい。
自分の制御が効かなくなって、長続きできないような恋でも、心の底から愛したい。
それがいつか大人になって、「ある程度制御できるけど、死ぬほど好き!」みたいな恋愛ができるなら、大人になるのも悪くないかなって思う。
せっかくなら、死ぬほど好きな人と結婚して家庭を築きたい。