

彼氏からの嫉妬が苦しく感じたら…

「どこにいるの」「誰といる?」「何時ごろ帰ってくる?」「その連絡必要だった?」嫉妬や、やきもちからくる言動。最近だんだん増えている気がするけれどどうしてだろう?前はここまで嫉妬や不安を表にすることはなかったはずなのに…。
嫉妬は可愛らしいものであれば、2人の関係性を維持する良い刺激ですが、度を超えてしまうと、お互いのことを疲れさせる原因にもなりかねません。
彼女からの嫉妬ややきもちが目立ちがちな恋愛ですが、彼氏からの嫉妬ややきもちももちろんあります。ときにはその嫉妬ややきもちによる言動が重く苦しいものに感じてしまうこともあるでしょう。
ここでは、彼氏の嫉妬への対応、そもそもの原因や特徴をご紹介します。「もしかして、私の彼氏の嫉妬、結構きついかも」と感じたときに、参考にしてください。
嫉妬する彼氏の心理・特徴とは

彼氏からの嫉妬や束縛などを感じたとき「なんでこんなことするんだろう」「もしかして伝わっていないのかな?」と不安を抱くこともありますね。中には、プライドなどから態度には出すけれど口には出さない彼氏も多く、彼女からしても理由がわからずに困惑してしまいます。ここでは一般的に言われている、嫉妬する彼氏の心理・特徴をご紹介します。
不安・不信感
女性が嫉妬するのと同じく、男性も不信感や不安感が態度や言動に現れることはよくあります。
- 男性と距離が近い
- 異性や年齢関係なく友人関係が広い
- 過去に遊んでいた
- 過去の自分の恋愛トラブルや経験
など、理由はさまざまですが、自分が感じている不安を彼女へ嫉妬として表現している可能性があります。また、一度浮気や疑わしい言動を彼女がしていた過去があれば不信感を持つ原因にもつながるでしょう。
愛情不足を感じている
彼氏彼女の間であっても、言葉や態度でしっかりと愛情を伝えることが大切です。構ってほしい、優先してほしいのは男性でも女性でも同じといえます。
構ってほしい、優先してほしいと素直に言えず愛情不足を感じているため、彼女に対して嫉妬という形で現れているのかもしれません。また、愛情の伝え方はさまざまですが、どちらかは伝えているつもりでも、伝わっていない可能性も考えられるでしょう。
愛情不足は恋人関係に留まらず、別物であるはずの家族からもらえなかった愛情を、やっと手にした「自分の彼女」で満たそうとする男性も少なくありません。
自分に自信がない
嫉妬深い彼氏の特徴の中でもわかりやすいのが、自己評価が低く自分に自信がないことで嫉妬につながっているケースです。
自分に自信がなく「こんな俺と付き合ってくれる彼女を取られてしまったら」「いつか彼女も他のかっこいい男に取られるのでは」など自信のなさから不安を感じ嫉妬へとつながります。
彼氏であることは対等であり、既に自信を持っても良いはずなのに、対等ではなく「こんな俺と」という意識が抜けないままの場合も少なくありません。
不健全な関係を築かないために─

嫉妬ややきもちは、少しであれば恋愛面においてスパイスのように働き、マンネリを防いでくれるものです。しかし行きすぎてしまうと、お互いの関係性を不健全なものへと導きます。
自分以外との関係の監視、束縛、友人たちとの関係を切るよう強要するなど、本来他人であり各々あるはずの恋人の人生までも支配しようするのです。どちらかが我慢したり窮屈な思いをしたりして、自分の人生で必要なことから離れてしまうことは、健全な関係とはいえません。
- 何が原因でそう思ったのか
- なぜ一緒にいても不安を感じるのか
- 何をしたらその不安は無くなるのか
- 嫉妬したあとの彼の気持ちや自分の気持ち
など、言葉にして伝え、話し合わなければお互いのことはわかりません。「嫉妬深い彼氏に疲れる」「わかってくれない彼女はひどい」など、複雑になります。不健全でお互い疲弊してしまう関係にならないように、どうしたらいいかを考え話し合いましょう。
嫉妬深い彼氏を安心させる3つの言葉

嫉妬深い彼氏がいる場合、どのような言葉で伝えれば彼の不安定な気持ちや心配な気持ちを安心させてあげられるのでしょう。行動はもちろんですが、言葉でしか伝わらないものや、言葉で伝えないとわからないこともあります。
ここでは、嫉妬深い彼氏を安心させる言葉を3つ代表してご紹介します。
「好き」「愛してる」と愛情表現を
最近、彼氏に「好きだよ」「愛してるよ」と伝えたのはいつでしょうか?好きや愛しているなどの言葉は、態度で伝わるものでもありますが、男性も女性と同じく言葉で欲しい人は多いでしょう。
特に嫉妬しているときは愛情を求めていることが多く、言葉での安心感を求めています。好きや愛しているの言葉を、「あまり多いと価値が下がるんじゃ…。」と考える人もいるでしょう。しかし、嫉妬してしまう彼氏にとってそれらの言葉は言われれば言われるだけ、しっかりと自分の中の愛情が満たされる要因になります。
「傷つけることは絶対にしない」と信頼関係の強調を
友人関係が広い場合や、彼氏に比べてアクティブに外に出ていく彼女の場合、彼氏からすると不安要素や「何をしているんだろう」と不信感を募らせる原因に。とはいえ、関係性を断ち切る、二度と一緒に出かけないなどの判断や行動は難しいでしょう。
「友人が多いけれど、あなたを傷つけたりしない」「好きな人たちと一緒にいる時間はかけがえのないものだけれど、あなたを蔑ろにしているわけではない」など、言葉で伝えておくことが大切です。
「私にはあなたしかいない」と特別感を
恋人関係、彼氏や彼女の関係は特別です。もともと他人である2人が関係を継続するためには、お互いがお互いにとって特別であることを認識し、維持する努力が重要です。
「あなたにとって私が特別であるように、私にとっても特別だよ」「友人は多いけれど、あなたのことが大切だからこうして一緒にいるよ」と伝えていくようにしましょう。恋人に限らず、特別扱いは嬉しいものです。嫉妬深く、不安感を持っている彼氏を安心させるための言葉として有効でしょう。
嫉妬深い彼氏を安心させる4つの行動

嫉妬深い彼を安心させるには、言葉で伝えるだけでなく言葉に伴った行動も必要になってくるでしょう。とはいえ「今までに比べて何をどうがんばればいいの?」「私が意識すべきはどんなこと?」とわからないことも。以下のような行動を取り入れることで、彼も安心する確率が上がるでしょう。
こまめに連絡をする・電話の回数を増やす
外出したり飲み会に行ったりすると、ついつい連絡を怠ってしまうことはありますよね。しかし、例えば「何時ごろになりそう?」「終電までには間に合いそう?」などの連絡は必要です。
- 少し抜け出して、電話をかける
- 移動の際には必ず連絡する
- 既にわかっている移動や場所などを連絡する
など「できる範囲でこういう連絡するね」など必ず話し合うことで彼氏を安心させられる要素となるでしょう。
出かける際は「誰と・どこに」を詳しく話す
連絡や電話の回数を増やすのと並行して「誰と・どこに」をできるだけ詳しく連絡するようにしましょう。友人と、同僚と、どの辺でどの店でなど、連絡すると彼氏も安心して送り出してくれます。また、やり過ぎに感じる人もいますが、彼氏を安心させることができる行動の一つとして、可能であれば写真を送ってあげるのも良いでしょう。
「こんなに話してくれるんだ」という安心感だけでなく「ちゃんとあなたに誤解させないようにしたいと思っているよ」という意思表示として話しておくと喧嘩にもつながらずに、自分の予定を大事にできます。
普段からスキンシップを増やす
愛情表現は、カップルや夫婦によってさまざまです。言葉が多い、スキンシップが多い、趣味や興味が一緒などその2人にしかわからない愛情表現もあるでしょう。
嫉妬深く、愛情表現が欲しい彼氏であれば普段からスキンシップを欠かさず、一緒にいる時間を増やしていくことが大切。不安要素を感じ、嫉妬心につなげてしまうことも少なくなるでしょう。体の一部が触れていることや2人で過ごすゆったりとした時間は、なによりも彼氏にとっての安心感となります。
嫉妬や不安の原因を話し合う
嫉妬や不安を構築している理由はさまざまです。そしてそれらは、今の彼女であるあなたと関係ない部分も起因しているかもしれません。
- 過去の彼女の浮気やトラブル
- 家庭環境
- 友人たちの経験や体験
- 自信のなさや人からの影響
- 今までの恋愛経験
自分とは関係ない部分が原因であっても、今の彼女は自分です。どこに不安を感じているのか、どうしてそう考えているのか、どうしたら安心するかなど対応は人それぞれです。自分達にあった対処法や、そもそもの原因を探していきましょう。
信頼し合える関係を維持しよう

「いつも私ばっかり嫉妬している」人にとっては、彼氏からの嫉妬は嬉しいものでしょう。愛されているように感じられる要素の一つかもしれません。しかし、嫉妬はコントロールが難しい感情の一つでもあり、扱いを間違えるとお互いの関係性を拗らせ、終わらせてしまう原因になるかもしれません。
たとえ友人関係が派手であっても、関わる人間が多くても、愛情表現が苦手でも、自分にとって彼氏がいかに大切な存在であるかを伝えるようにしましょう。言わずとも伝わるような関係は理想的ではありますが、すべてのカップルがそうできるとは限りません。信頼し合える関係を維持するためにお互いに言葉にして話すことを大切にしていきましょう。
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