

ふとした瞬間に寂しいと感じる…

仕事も順調だし、女友達とも定期的に会っていて毎日充実している──。
それでもふとした瞬間、寂しさに襲われることってありますよね。とくに一人の夜は得体の知れない孤独を感じて、少し怖くなったりすることも。とりあえず早く寝て気を紛らわせようとしても、寂しさのほうが勝ってなかなか寝れない……なんて人もいるかもしれません。
これといって大きな不満はないのに、どうして寂しさを覚えてしまうのでしょうか。
実は、人が寂しくなるタイミングや、女性だからこそ寂しさを感じる理由などさまざまな原因があります。今回は、寂しくなる理由や寂しさを埋める方法を一つずつチェックして、少しでもポジティブな気持ちになる習慣作りについて理解を深めましょう。
寂しくなるタイミングの特徴とは?女性ならではの寂しさの原因

寂しくなるタイミングは人それぞれですが、大まかな傾向があります。また、女性だからこそ寂しくなる瞬間も存在します。ここでは寂しくなるタイミングについて知り、自分にも当てはまるか確認していきましょう。
恋人や好きな人に会えないとき
恋人や好きな人に会えなくて寂しさを感じたことがある女性は多いでしょう。恋愛がもたらす空気は、何にもかえがたい幸せな時間。そこから離れてしまうと、ふと寂しさを感じるものです。
「今日はこんなことがあったよ」などの話を直接したくなったり、何となく顔を見たり声を聞きたくなったりしても、会えないという現実で気持ちが落ち込むこともあるでしょう。最近、恋人や好きな人に会えていないという人は、そこから来る寂しさに襲われているのかもしれません。
一人でいる時間が長いとき
仕事もプライベートも忙しくて、なかなか人に会うことができない期間は誰しも経験したことがあるでしょう。
職場と自宅を往復するだけの生活だと、どうしても一人になる時間が増えてきますよね。一日の終わりに落ち着いたタイミングが訪れると、ふと寂しさを覚える人は多いでしょう。
とくに寝る前、SNSを開いて他の人の楽しそうな投稿や写真を見てしまうとより寂しさが募ることも。自分は本当にこのままの生活で良いのかと考えてしまうと、負のループに陥ってしまいます。
お酒を飲んだとき
ワイワイ楽しく飲んで解散したあと、ふと寂しさを感じた経験がある人もいるのでは。楽しい時間に戻りたいという気持ちから、寂しいと感じることは多いでしょう。
また、一人でお酒を飲んでいた場合、自分の生き方や将来に対する不安を考えることもあります。不安な気持ちが大きくなってくると、誰かに自分のことを認めてもらいたくて寂しさを感じます。
寂しさを埋める方法|寂しい時に試してほしいこと
ここからは、寂しいと感じた時にどうすれば良いのか、“寂しさを埋める方法”を一緒に勉強していきましょう。
彼氏に甘えてみる
彼氏に甘えることで、寂しさが一気に軽減される経験をお持ちの人は多いのではないでしょうか。まずは、彼氏に甘えてみること。
寂しくなったら積極的に連絡を取ってみましょう。思い切って会いに行ってみるのも良いですね。「甘えられる存在がいる」ということを、再確認できます。
また、自分のことを受け止めてくれる大好きな人がいることを改めて実感する機会にもなりますよ。彼に、寂しい思いをしていることを伝えられたらベスト。あなたの寂しさを受け止め、癒してくれるはずです。
没頭できる趣味を見つける
没頭できる趣味を見つけることも、寂しさを埋める方法の一つです。
読書をしてみたり、サブスクで映画を鑑賞したり。旅行をしたり、ライブへ行ったりするのもよいかもしれません。好きなことに集中すれば、寂しさもだんだんと薄れてくるでしょう。
寂しさを感じることが多いのは、一人の時間が多いから。そういう人は、新しい趣味を開拓してみてください。自分の知らなかった、新しい体験をすることにもつながりますよ。
昔やっていた趣味をまた再開するのも良いでしょう。あの頃の楽しさをまた思い出すことで、寂しさを忘れていくかも。
毎日を豊かにする方法は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

家族との時間をつくる
家族との時間を作ることで、友達や彼氏と過ごすのとはまた違った時間を得ることができます。家族と仲がよい人は、実家に帰ってみたり、兄弟や両親を家に呼んでみたりしてみて。
家族と色んな話をすることで、心の不安も薄まっていくかもしれません。仕事のこと、プライベートのこと、誰にもいえない悩みを共有できる相手が家族だという人も多いはず。思い切って、寂しさを打ち明けてみてくださいね。
また家族と話すことで、改めて家族の大切さを知れたり、自分には帰れる場所があることを再確認できたりします。そういったかけがえのない空間があるという認識を持つことも、寂しさを埋める方法といえるでしょう。
SNSで他の人の投稿を見ない
SNSには、さまざまな人たちの、たくさんの投稿があふれています。楽しそうな投稿を見てしまうと、余計に寂しさを感じてしまうもの。
「友達は楽しそうなのに、自分はこんな気持ちになっている…」とどんどん落ち込んでいきます。他人と比較する行為は、心も考えもネガティブにしてしまうものです。
寂しいときは極力、SNSを見ないように心がけましょう。デジタルデトックスもかねてスマートフォンと距離を置けば、自然と心も上向きになるはず。たまにはSNSを見ない日を作ってみてもいいかもしれません。
運動をして体を動かす
運動をして体を動かすと、心もスッキリします。モヤモヤした気持ちを晴らすことができるうえに、「体の管理をちゃんとしている!」というところで自己肯定感が向上する場合も。
本格的に体を動かすのが億劫な人は、ストレッチを取り入れるだけでも十分です。とくに寝る前に体をリラックスさせるストレッチやヨガを取り入れれば、睡眠の質も改善されていきます。
ウォーキングなどで適度に体を疲れさせれば、自然と眠りにつくようになるので、寂しさを感じる時間も短くできますよ。
断捨離や掃除をする
コスメや洋服、ついつい買ってしまうアイテムたちで部屋が大変なことになっていませんか。掃除は心を心機一転させてくれます。
寂しさが紛れない場合は、思い切って部屋や家を掃除してみましょう。いらないものをどんどん捨てていく断捨離でも問題なし。
部屋が散らかっていると、心もぐちゃぐちゃになっていきます。整理整頓することで気持ちも自然と落ち着いてくるので、定期的な掃除や断捨離を取り入れていきましょう。
寂しいと感じる自分を受け入れる
寂しいと感じる自分を受け入れるのも、寂しさを埋める方法として挙げられます。「まさか自分が寂しいと思うなんて…」と考えてしまうことも意外とありがち。
自分の気持ちから目を背けてしまうと、余計に気持ちがモヤモヤしてしまいます。きっぱりと「自分は今、寂しいんだ」と思えば、少しずつ寂しさを受け入れる準備が整います。
受け入れた後でどんな行動をしたら良いか、冷静に考えることも可能に。何をしても紛れないという場合は、正面から寂しさと向き合いましょう。
新しいコミュニティに参加する
同年代の集まりや社会人サークルなど、社会にはコミュニティがたくさん存在します。新しいコミュニティに参加して、新しい人間関係を築けば寂しさは薄れていくはず。
人間関係が広がることで、寂しいと思ったときに気軽に遊びに誘える人も増えていきます。自分に合ったコミュニティを探してみてくださいね。
寂しさを紛らわして、ポジティブな生き方をしよう

女性だからこそ感じてしまう寂しさの原因や、寂しさを埋める方法をチェックしました。
人として生きている以上、寂しさを感じるのは必然的なもの。悪いことではないので、まずはゆっくりと受け入れるところから始めていきましょう。
そのうえで、自分に合った寂しさを埋める方法を探していけば、気持ちも前を向いていきます。根本から寂しさをなくすのは難しかったとしても、紛らわすことは可能です。
ポジティブに生きる一つの手段として、今回紹介したことを心に留めておけば寂しさや不安感も薄れていくはず。もし、寂しさに負けそうになった時は、自分が前向きになれる何かに取り組んでみても良いかもしれません。