同棲の初期費用はいくら必要?平均費&内訳|毎月の生活費も

Edit by mayan

お金で揉めないために!先に決めておくべき2人のルール

同棲前にお金のことで揉めたくないのは、どのカップルも同じです。しかし、お金に関する話題を避けて通れないのも事実であるため、初期費用や同棲生活でかかる生活費について、2人で話し合いの時間を持つのがおすすめです。

話し合わずに勢いで同棲を始めてしまうと、後でお金のことで揉めたりトラブルになったりと。2人の関係に亀裂が入りかねません。余裕を持って生活を送るためにも事前にルールを決めて同棲生活を始めるといいでしょう。

初期費用だけでなく、生活費の振り分けも先に全て決めておく

同棲前の初期費用のお互いの負担割合を決める際、同時に生活費の負担についても決めておくことが、お金で揉めないためには必要です。初期費用に限らず様々な部分にかかる費用を洗い出し「月にどのくらいかかるのか」「絶対に削れないものはどれか」「管理方法や負担の割合はどうするのか」などを話し合っておきましょう。

食費・光熱費・消耗品などだけではなく、生活していると予想外の出費もあります。結婚式のように予測できる出費も、病気のように予測できない出費もあるため、事前にわかる生活費だけでも費用負担の分担を決めておくと後々負担が軽減するでしょう。

対等に割り振るルールを決めておく

お金に関わらず、対等に割り振るルールを決めておきましょう。例えば相手が多く払ってくれた場合、家事を多めにする、家事当番を変わるなど、対等な関係を維持できるルールであることが重要です。

もちろん「半額ずつ出す」が成立すればよいですが、そんなときばかりではありません。自分たちが守れる範囲で、対等な関係を続けるためのルールを作りましょう。お金のことは特にトラブルに発展しやすく、後々までトラブルを引きずってしまう可能性があります。

食費・日用品などの月額費用を決めておく

食費や生活費などは大体の目安として、月に使える金額の上限を決めておきましょう。そこからオーバーした分をさらに2人で分割するなど、そのときに応じて変化しても大丈夫なようにしておくと、急に食費や生活費が上がっても安心です。

食費や生活費は一人暮らしの際の金額を参考にし、計算するといいでしょう。定めた上限金額をオーバーしそうな場合、逆に余りそうな場合の対処法も決めておくと、後々慌てずに済みます。

物価は日々変化していることから、使える月額費用をあらかじめ決めておくことで、どのくらい今後増やしていくべきなのか、あるいは減らしていくべきなのかを考えられます。

大きな買い物は必ず相手に相談する

車や家具・家電など。大きな出費を伴う買い物をする前に、必ず相手に相談しましょう。同棲するのであれば、2人に関係する全ての買い物を1人で独断でしていいわけではありません。

2人のお金を勝手に使ってしまえば「今後、勝手に2人の生活費を使われるんじゃないか…」というような不安を煽ってしまいます。何か目標があって貯金をしたり生活費を節約したりしていれば、喧嘩やトラブル、破局につながる原因になりかねません。

少しでも大きな買い物をするとき、考えているときは、2人で相談するルールを設けましょう。

愛する恋人とお金で喧嘩しないように…幸せな同棲生活を! 

同棲生活は将来のことを考える上でも大切な時間です。またそれと同時に、同棲は、お金のことや将来設計などを話し合うきっかけにもなるでしょう。

初期費用や引越し費用、新規の家具・家電代など、新たな生活を始めるためには必ずお金がかかります。安い金額ではないからこそ、恋人としっかり話し合い、理解し、家賃や初期費用の負担割合・管理方法なども話し合っておくと良いでしょう。お金について事前に話しておくことでトラブルを回避できるだけでなく、今後も2人にとって大きな出費をする際に、話し合うハードルを下げることができます。

愛する恋人とお金で喧嘩してしまうことは、とても悲しくできれば避けたいこと。トラブルや喧嘩にならないよう、事前に準備や余裕を持った貯金をして、2人で楽しい同棲生活を始めましょう。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。