彼氏にイライラすることが増えた気がする…
大好きな彼氏、いい理解者であり一緒に過ごす時間は何よりも楽しくて幸せな時間なのに、なんだか最近イライラすることが増えている。ついつい彼氏に対する口調もきつくなってる気がするし、そんな自分にも嫌気が差してしまってなんだか言い合いも増えたかも…。別れる?話し合う?どうすればいいの?
彼氏と彼女はもちろん、夫婦であってもお互いにイライラすることは少なくありません。もともと他人の二人ですからすれ違いがあっても当然です。ここでは、別れる前に話し合うべきことをご紹介します。
彼氏にイライラすることが増えた原因
前は仲が良く、さまざまなことを話し合いながら二人で解決してきたはずなのに、なんだか急にうまくいかなくなっている気がする。いったい何が原因だろう…。
イライラするのに何だか話し合えないのにはさまざまな原因があるものです。ここでは彼氏にイライラすることが増えた原因をご紹介します。
話を聞いてくれない
特に女性は、話を聞いてほしい、共感してほしい、さまざまな出来事を共有したいという人が少なくありません。しかしその一方で男性は、結論や論理的な話にしか興味がなく、簡潔に物事を進めることが最善と考える人が多いでしょう。
話を聞いてくれない、聞いてはいても反応しない、ながら返事ばかりするなど、女性と男性の考え方や気持ちのすれ違いでイライラが募る原因となってしまいます。
上から目線の言動をとられる
男女に限らず、知識の量や興味のあるものは違います。なかには、育った環境ゆえ博識や細かな知識を持っている人も少なくないでしょう。
何かの出来事に対し上から目線の態度や言い方、そんなことも知らないのといった上からの圧は女性のイライラする原因につながります。カップルは対等なはずなのに、主従関係のように、上下関係が見えてしまうのがイライラする原因の一つです。
話し方や口調がきつい
話し方や口調がきついのは、同性であってもイライラする・なんだかうまく付き合えないと感じる原因につながりますよね。それが異性であり彼氏という自分にとっても相手にとっても特別な間柄であれば尚更です。
話し方や口調がきつい人は無自覚なことが多く「なんでそんなこと言うの?」とこちらが思っても「そんな言い方してない」などと反論され、結果的にイライラや喧嘩につながります。
スキンシップが少ない
スキンシップが多くても少なくてもイライラの原因になってしまいがちですが、極端に少ないと女性は不安に感じることも。不安は疑念や疑問に変わりイライラする原因にもつながっていきます。
スキンシップが少ないのはカップルであれば特に大きな問題です。女性と男性で求めるスキンシップの量などは異なりますが、二人で話し合えない・わかってもらえないことは大きなストレスとなるでしょう。
価値観があわない
カップルとはいえお互い他人であるため、価値観が合わないのは仕方のないことです。しかし話し合えない・妥協できないのはイライラや不安へと変わっていきます。
カップルは夫婦とは違い、簡単に別れることができます。夫婦になるための第一歩ではありますが「価値観が合わないから」とすり合わせや話し合いができなければこれからの未来を想像することは難しいでしょう。
だらしない
だらしなさは、さまざまなところで現れます。衛生面・金銭面・家事や対人関係など、カップルとなったことで彼氏の今まで見えてこなかったズボラさやだらしなさが見えることも多いでしょう。
女性も男性も妥協できるところと妥協できないところが各々あり、特に女性は衛生面や金銭関係にだらしない人にイライラする傾向があります。
遅刻が多い
だらしなさの中の一つでもある遅刻も彼氏にイライラする原因の一つです。遅刻は何においてもいい印象を残しませんが、デートや約束していた時間に連絡なしに遅れてくることが何度も続いてしまうと信頼自体が無くなります。
「会社や仕事では時間が守れるのに」と彼女側からすると不満につながり、彼氏との温度差を感じる機会が増えてくるでしょう。
約束を守らない
「あれはやめてね」「これだけは守ってね」など、カップルであれば少なからずいくつかの約束事が存在しているでしょう。
彼女は特別であるからこそ約束は大事にすべきですが、甘えや「大丈夫だろう」という気の緩みが何度も繰り返されることで彼氏に対してイライラする原因へとつながります。また女性の中には「一度でも約束を破るのは自分のことを大事にしてくれていないから」と判断し、彼氏への気持ちが冷めてしまう人も少なくありません。
家事に協力的じゃない
得意不得意はあれど、家事や炊事は折半することがカップルであっても夫婦であっても前提でしょう。しかし同棲しているのに家事をしない、家政婦やお母さんのような扱いをされてしまうと「私との関係はなに?」と不信感・不満へとつながります。
家事が得意でなくても協力できるところはする、できないことや苦手なことは一緒にやって覚えるようにするなどの姿勢がないことが、別れを考える原因です。
仲のいい異性がいる
仲の良い友人が多いのはとてもいいことである一方で、彼女や恋人がいる状態で異性の友人が多く、一緒に過ごす時間の優先度が変わってしまうことは不安要素の一つですよね。
恋人・彼氏彼女という立場はお互いにとって特別な存在のはずなのに、異性の友人が優先されたり異性の友人が多すぎて恋人としての境目が曖昧になったりすることはイライラする原因につながります。
自分自身がストレスを抱えている
彼氏彼女の関係性に関わらず自分自身でイライラしてしまう原因を抱えていて、それが彼氏に対してのものだと勘違いしたりすり替えたりしている可能性も少なくありません。
仕事・人間関係・ホルモンバランスなども含めイライラする原因が自分自身にあるはずなのに「彼氏がイライラさせてくる」「いちいち全部が目に止まる」と、すり替えが起こってしまいます。
この場合、まずは本当にイライラしている原因が彼氏の起こしたことや彼氏の言動なのかを考えてみる必要があるでしょう。
イライラが溜まってしまうと…
イライラする出来事は小さなことでも重なると大きな不満へと変わります。イライラが募り募ってしまうと、冷静に考える前に感情で答えを出したり、思ってもいないことを言ってしまったりして後々後悔してしまいがちです。
イライラが溜まってしまうことで起こる言動をいくつかご紹介します。
ムカつくから別れたいと思ってしまう
イライラ、ムカつく、と言った感情は冷静さを欠く要因の一つです。「こんなに腹立つなら別れたい!」と、そのときの勢いで答えを出してしまいがちです。
小さなイライラが溜まってしまうと「前も言ったのに!」「また同じことで」など、以前のことも思い出してカウントしてしまうことも多いでしょう。積もり積もって勢いでの別れを選んでしまい後悔する人も少なくありません。
彼氏の存在をうざいと感じてしまう
彼氏の存在をうざいと感じてしまうことはさまざまなタイミングであるでしょう。それはイライラする出来事が募り募ったときでも同じです。
小さなイライラが溜まると、彼氏の行動一つ、彼氏の言い方や言葉遣い一つと、些細なことが気になってうざいと感じてしまいます。以前はそこまで気にならなかったのに最近気になり始めた人は注意が必要です。
自分の気持ちが不安定になる
イライラする要因、イライラを引き起こす言動はたくさんありますが、イライラが募ることで自分の気持ちが不安定になってしまう人も少なくありません。
イライラしていることにすらイラついたり、彼氏の一挙手一投足が気に入らないけれどそれでも好きな人だから、と悩んだり…。小さなイライラが募ることで気持ちが不安定で自分が今どう思っているのか、どうしたいのかわからなくなってしまいます。
彼氏に対するイライラの対処法
些細な言動一つにもイライラすることは日々さまざまなタイミングであるでしょう。そんなときの対処はどのようにしたら良いのでしょうか。イライラに任せて感情的になるのではなく、冷静に対処するための方法をご紹介します。
過度な期待をしない
恋人や友人関係、人間関係すべてに言えることですが過度な期待をするのをやめましょう。恋人であるが故に期待してしまうことはよくあります。
言わずともしてくれるだろう、気づいてこうしてくれているだろう…。それらの期待通りの言動がないと裏切られたと感じイライラする原因にもつながります。彼氏への過度な期待や、こうしてくれるはず、などの思い込みをやめて、もし自分が思っていた通りに行動してくれたのならラッキーくらいの感覚でいると良いでしょう。
距離を置く
恋人は特別な存在ですよね。しかし、彼氏だからといって近づきすぎてしまっては、知る必要のないことや知らなくてもよかった一面までも知ることにつながります。
恋人であっても友人であっても、適切な距離感が必要です。イライラするのは距離が近すぎてしまうからかもしれません。彼氏との距離感を見直し、少し距離をとってお互いの時間を保つのも良いでしょう。
お互いの意見を尊重する
彼氏であっても元は他人です。お互いの育ってきた環境、考え方や価値観の違いが生まれて当然です。同棲していてもしていなくても、長い時間を一緒に過ごしていれば自分とは違う価値観にたくさん出会うでしょう。
お互いの意見を尊重し「そういう意見もあるんだ」「そんな考え方したことなかったかも」と、一度相手の考え方や見方を尊重してみましょう。また、譲れないところやどうしても気になるところをお互いに自分でやる、などの打開策を見つけていくことも重要です。
一人の時間を楽しむ
恋人との時間は貴重で楽しいものですが、一人の時間も大事にすることが大切です。彼氏との時間を大事にしすぎるが故に、お互いと過ごす時間だけが増えてしまうと、お互いに不満やイライラが募りやすくなります。
お互いの友人との時間、一人でショッピングや映画に行く時間など「恋人といない時間」を大事にしてみましょう。彼との時間の重要性や、彼と自分たちの距離感がわかるようになります。
ストレスを発散する
ストレス発散方法は人によって違いますが、自分なりのものを見つけてみましょう。
- 一人カラオケ
- ゲーム
- いつもよりすこし高いスイーツ
- 友人と話す
など、溜まった小さなイライラやストレスをその都度発散できると、彼氏へのイライラや不満にも対処できます。自分がさまざまなことを忘れられる趣味やストレス発散方法を見つけて、彼氏とのことに関わらず日々の中でもストレスを溜め込まないようにしておきましょう。
信頼できる人に相談する
信頼できる人に話をして、第三者的な意見をもらうのも一つの対処法です。お互いのことをよく知る人でも、彼氏のことをあまり知らない人でも、他の人から見た意見は自分が思っているよりもイライラする内容ではないかもしれません。
自分の常識や自分の考えがすべてではないかもしれない、と相手がなぜそうしたのかを考えるきっかけにもなるでしょう。信頼できる友人や、二人の関係をよく知る人からの言葉は自分で思っているよりもさまざまなことに気づかせてくれます。
心に余裕をもつ
心の余裕を持っておくと、イライラすることがあっても一度冷静に考えることができます。心の余裕が生まれるように日々の暮らしや言動を整えておくと良いでしょう。
切羽詰まった状況では相手が自分の思った通りに動かないとイライラしてしまったり、過度な期待をかけてしまったりと悪循環に陥ります。少しだけ余裕を持って接することを心がけてみましょう。
彼氏へのイライラに対してやっちゃいけないこと
彼氏に対してイライラすることが増えると、ついつい感情的になってしまったり強気な言葉が先行してしまったりと、後々後悔するような対応をしてしまいがちです。しかし、それらが原因でさらにこじれてしまうことも。ここでは、彼氏へのイライラに対してやっちゃいけないことをご紹介します。
感情的になって怒る
イライラすると気持ちの余裕がなくなってしまい、ついつい感情が先行して言葉が出てきてしまいがちです。冷静な話し合いや、そこが嫌だったのかを伝える前に感情的な怒りを示してしまうと、相手も感情的な答えを返してくるなどヒートアップし「こんなつもりじゃなかったのに」ということが増えていきます。
感情的になってしまう気持ちはわかりますが、一旦深呼吸をして、なんでこんなにイライラしているのかを整理してから話すようにしましょう。
すぐに「別れよう」という
イライラし、感情的な言葉とともに「もう別れる!」と口にしてしまうことも多いでしょう。イライラが募って別れた方がいいと思うことはあるかもしれませんが、感情のまますぐに「別れる」と口にしてしまうのは相手への負担も大きなものです。
「別れるといえば何でも言うことを聞くと思われている」と相手にも思わせてしまい、関係性が余計にこじれてしまうこともあります。思わず言いそうになったときは一度深呼吸をして口を塞ぐなど対策しましょう。
物や人に当たる
サンドバックなどではなく、さまざまな物や関係ない人に当たって後悔してしまった経験がある人も少なくないでしょう。
物や人に当たるのは、ストレス発散になりそうですが後々後悔してしまうきっかけになります。特に、友人や仲の良い人に対して当たってしまうと、今後の友人関係などにも響きますし、仕事の関係者などに出てしまったときは尚更です。
罪悪感や後悔で余計に自分の気持ちが不安定になったり、彼氏との関係性がこじれたりと良い方向に向かうことはないでしょう。
自分もやりかえす
「目には目を、歯には歯を」という言葉がありますが、自分もやり返すことはおすすめできません。
自分がイライラしたことを、相手にも同じように味合わせてしまうのは悪循環にしかならず、彼氏との関係を考えることもできなくなってしまいます。冷静に対処するために「やり返す」ことはやめておきましょう。
彼氏の悪口を言いふらす
イライラしたことは、愚痴を言いたくなりますし、信頼している人についつい話してしまうこともあるでしょう。しかし、たまの愚痴ならばお互い様と容認できるかもしれませんが、悪口を言ってしまうと、それらは巡り巡って彼氏の耳にも届いてしまう可能性があります。
誰かの悪口は、どんなに少しのことであってもいつか本人に届いてしまうかもしれないと考えて、心のうちに秘めておきましょう。
別れる前に話し合うべき…話し合うときのポイント5つ
「別れましょう」というのは簡単です。しかし、別れる前にしっかりと話し合いやどこがどうキッカケになったのかを話し合ってからでも遅くはないでしょう。ここでは、別れる前に話し合いをするときのポイントをご紹介します。
話し合う前にお互いの気持ちを整理する
話し合いをする前に、まずは自分たちの気持ちの整理、イライラした原因を整理しましょう。いきなり話し合いを始めてしまうと終着点が見えず「結局またイライラして終わった」程度のものになってしまう可能性があります。
お互いの気持ちを整理しておくことが苦手な場合や冷静になれなさそうなときは、紙に書いたものを用意しておくのも良いでしょう。
感情的にならない
感情的になりそうだなと思った場合は、コーヒーを飲みながらカフェで話すなど、感情的にならない方法も用意しておきましょう。
感情的になればなるほど話し合いは難しくなり、二人の関係を拗らせてしまい問題解決から遠のいてしまいます。感情的ではなく、何が悪かったのかなぜこうなっているのかを話し合いましょう。
頭ごなしに否定しない
「いやそうじゃなくてさ」「なんでそうやって」と頭ごなしに否定や責めるような言い方をしてしまわないよう注意しましょう。
特にイライラする原因の話になるとついつい「それは違う」「そんなことで」などと相手に話す隙を与えず否定してしまうことも少なくありません。否定するつもりはなくても、相手が否定されたと感じてしまうこともあるでしょう。
イライラを持ち込まない
今からするのは話し合いであり、喧嘩ではありません。イライラを持ち込んでしまうと、話し合いが冷静にできず、問題解決にも話をすることにもつながりません。
イライラは持ち込まず「あのとき、こういうことがあって私はイライラしたんだけど」と話し始められるようにしましょう。イライラを持ち込むことでさらにイライラを増殖させる原因となります。
具体的に何が嫌だったのか伝える
イライラしたときは、イライラの感情が先にきてしまいますが、話し合いでは「何がどう嫌でイライラしたのか、どうして欲しかったからイライラしたのか」を具体的に話しましょう。
彼氏側からはなんだかイライラしているけど、原因がわからないと思われているかもしれません。まずは言葉にすることが必要です。
話し合いをしたうえでの今後の対策
イライラする原因を見つけ、言語化し、話し合いができる姿勢になったら、今後のことも話していきましょう。自分がイライラしているだけではなく、実は彼氏からも不満やイライラする言動があるかもしれません。
話し合いをするだけでなく、その後のことについても二人の意見や気持ちをしっかりと確かめておきましょう。ここでは、話し合いをしたうえでの今後の対策についてご紹介します。
自分にも悪いところはなかったか見つめ直す
彼へのイライラが溜まっていることにばかり目が行きがちですが、もしかすると逆もあるかもしれません。彼氏からすると、彼女へのイライラが溜まっているけど言っていないだけという人も少なくありません。
また、彼氏にイライラするのは自分に原因があるのでは、自分にも悪いところはなかったのかなども見つめ直す機会にしましょう。
もう一度彼氏を好きになる努力をする
イライラの原因がわかったら、果たしてそれは「嫌い」や「別れる」選択肢を取るだけのものなのかを考えてみましょう。
ここはイラッとさせるけど、こういうところが好きなんだよな。ここが好きで付き合ったんだよな、など、彼氏のさまざまな面を見ることが重要です。もう一度彼氏のことを好きになれるかどうか考え、好きになる努力をしましょう。
別れたいと思ったらきっぱり彼氏に別れを告げる
話し合いをしたり、イライラを解消したりしても、変わらない気持ちもあるでしょう。別れたい、別れを決めた、というときは、キッパリと彼氏に別れを告げましょう。
別れたいと思ってるけどどう思う?私と別れたくないでしょ?など、迷うような問いかけではなく、別れたい・別れましょう、とはっきり伝えることが重要です。
別れることを決めたのなら、ダラダラと関係が続いてまた小さなイライラが募る前に、キッパリと決別し彼氏とお互い納得したうえで別れることも思いやりといえます。
理由ないイライラはない…原因を見つけて、先のことを考えよう
彼氏にイライラする日々は、自分にとってもストレスですよね。元々他人だからこそ、お互いの価値観や習慣はすり合わせ、妥協し、話し合っていかなければいけないもの。多くのカップルや夫婦が小さなイライラをお互いに持っているでしょう。
しかし、理由のないイライラや不満は存在しません。「ここを直してほしい」「これはやめてほしい」と言葉にして伝えなければ、彼氏はわかっていない可能性も高いはず。
まずは原因をみつけ、それをどう解決するか、これからどうするの最良なのかを話し合う時間も必要です。