パートナーに浮気されたら…どうすればいいの?
パートナーの浮気が発覚…。パートナーに浮気されたことがわかったら、傷ついて、思わず感情的になってしまいそうになりますよね。しかし、パニックになりそうなときほど落ち着いて対応することが、自分を守ることにつながります。後悔しない行動をとるためにも、その場の感情に流されずに冷静になりましょう。
今回の記事では、パートナーの浮気が発覚したときにするべきことや対処法についてご紹介します。浮気する人の心理、浮気を繰り返す人の特徴について解説しますので、相手を理解するための参考にしてください。また、浮気されない女性になるための方法やカップルが気をつけるべきポイントについても、ぜひあわせてチェックしてみてください。
浮気されたことが発覚したときにするべき4つのこと
パートナーに浮気されたときのショックは大きいもの。取り乱しそうになるのは当然です。誰でもパニックになりやすい状況だからこそ、ここだけは押さえておきたいというポイントを4つにまとめました。パートナーの浮気が発覚したときには、ぜひ次の4つのポイントを意識して行動するようにしてください。
冷静になる
パートナーの浮気が発覚したときには、まずは冷静になることがもっとも大切です。パートナーに浮気されたことがわかったときには、頭を殴られたような衝撃を受けるでしょう。浮気が発覚した瞬間から冷静に受け止められる人なんていません。浮気がわかった瞬間に頭に血がのぼるのは当然です。
時間がかかっても大丈夫なので、少しずつ気持ちを落ち着けていきましょう。感情的になった状態では、自分にとって良い決断をするのが難しくなります。深呼吸をしたり、温かい飲み物を飲んだりするのがおすすめです。
浮気が発覚した証拠を保管しておく
パートナーの浮気が発覚した証拠は、なくならないように保管しておきましょう。すぐに捨てたくなる気持ちはわかりますが、証拠がないと相手はしらばっくれたり開き直ったりするかもしれません。浮気の証拠は事実の証明となり、あなたにとって話し合いを有利に進めるためのものでもあります。
気持ちを落ち着けたり頭の中を整理したりするためにはそれなりに時間が必要です。その間に何度も浮気の証拠を見れば嫌な気持ちになってしまうので、目につかないところで保管するようにしましょう。
パートナーに浮気の事実を確認する
気持ちを落ち着けたら、パートナーに浮気の事実を確認しましょう。もしかしら、誤解であるかもしれません。あなたの知らない事情が隠されている可能性もあります。自分の気持ちの整理も大切ですが、相手の言葉に耳を傾けることも同じくらい大切です。
相手にどんなことを言われたとしても浮気を納得するものにはならないという気持ちもわかります。状況やパートナーの気持ちを把握することは、次の行動を決めるための重要な判断材料となります。
自分なりに浮気された原因を考えてみる
パートナーがどうして浮気するに至ったのか、これまでの状況を思い返して理由を考えてみましょう。相手が浮気したという事実だけでなく、背景についても目を向けることで、相手を責める気持ちがやわらいだり気持ちの整理がつけやすくなったりすることもあります。
ただ、どんな理由があれ浮気をする方が悪いことに変わりはありません。浮気されて傷ついているときに、自分の落ち度を探して追い詰めないようにしてください。状況を冷静に見る必要はありますが、そのためにあなたが自分を責める必要はありません。
浮気する人の心理とは?どうして浮気するの?
パートナーがいるのに浮気をするのはなぜなのでしょうか?原因がわかれば、今後の対策の仕方が見えてくるかもしれません。ここからは、浮気する原因として考えられる主なものをご紹介します。心当たりのあるものがないかどうか、チェックしてみてください。
相手に不満があるから
パートナーに不満があると、他の異性に魅力を感じやすくなります。特にまだ付き合っていない相手は、良い部分ばかりが目立つもの。パートナーの嫌な部分と比べて、他の人が輝いてみえることがあります。
あるいは、相手が自分を大切にしてくれていないと感じていれば、復讐心から浮気に走るケースも考えられます。自分が傷つけられた分を、他の人と浮気することでイーブンにして精神状態を保とうとするのです。
ストレスが溜まっているから
ストレスが溜まっていることから浮気につながる場合もあります。ストレスへの耐性は人それぞれ。真面目な人ほどストレスに弱い面もあります。通常は浮気するような人でなくても、ストレスが溜まっていることで浮気してしまうことがあるのです。
社会で生きていれば、誰でもストレスを感じる場面がありますよね。ストレスが溜まりそうになったときには、パートナーに癒しを求めることも多いと思います。しかしパートナーに不満があったり、弱いところを見せたくないという気持ちがあったりすると、違う人と浮気することでストレスを発散しようとするかもしれません。
浮気自体に興味があったから
パートナーに不満があったり浮気相手に惹かれたりしたわけではなく、浮気自体に興味があることも考えられます。好奇心から浮気するケースです。身近に浮気している友だちや先輩がいて楽しそうにしていたら、「自分も浮気してみたい」と興味が湧くおそれがあります。
親しい友だちは、似た性格や価値観の人で固まる場合が多いもの。浮気しないのが当たり前の人たちに囲まれていれば「浮気しよう」という発想は浮かびにくいはずです。しかし周囲が当たり前に浮気している人ばかりであれば、特別悪いことと感じられず、自分も浮気してみたいと興味を引かれるでしょう。
特に何も考えていないから
特に何も考えず、自分の欲求に従って浮気をするケースもあります。通常、パートナーがいるのに浮気しようとした場合には、相手への思いやりや罪悪感がストッパーとなるものです。
浮気したいと思っても、その行為が相手を傷つけると考えたら簡単にはできないでしょう。浮気することで相手を失うリスクを考えれば、なおさらです。平気で浮気しているのであれば、浮気について深く考えていない可能性が高くなります。
浮気を繰り返すかも…浮気を常習的に繰り返す人の特徴
浮気は一時の気の迷いであることも多いですが、常習的に浮気を繰り返す人というのも存在します。どんなにパートナーのことが好きでも、むしろ好きだからこそ、浮気を繰り返す相手と一緒にいては苦しむことになるでしょう。相手が浮気の常習犯ではないかどうか、冷静に確認するようにしましょう。
浮気しても謝れば許してもらえると思っている
浮気性の人であっても、一番大切なのは浮気相手より本命のパートナーであるはずです。性懲りもなく浮気を繰り返すのは、浮気してもパートナーとの関係が終わりになることはないと高をくくっているからでしょう。浮気を繰り返すのは「バレても謝れば許してもらえる」という甘えからくるものです。
パートナーが自分のことを大好きで手放すはずがないという自信が、相手を下に見て浮気を繰り返すことにつながります。
心からの反省はしていない
浮気したことを心から反省していなければ、再び浮気を繰り返す可能性が高くなります。浮気は相手を深く傷つけるものです。一度浮気しても、パートナーを怒らせたり悲しませたりしたことに心を痛めていれば、同じ過ちは繰り返さないでしょう。
しかし、浮気しても何だかんだで最終的に解決したことで、深く反省しない人もいます。パートナーの気持ちを考えず自分の欲求を優先する人であれば、何度でも浮気を繰り返すでしょう。
隠れてこそこそと行動する
普段から隠れてこそこそ行動するのは、パートナーに見せたくない部分があるということ。日常的に浮気を繰り返していることも考えられます。
誰にでも人に踏み込まれたくないテリトリーというのはあるものですが、あまりに隠し事が多いのはパートナーとして不自然です。相手の交友関係や行動範囲をまったく知らない場合には、普段から自分以外の人と関係を持っているかもしれません。
パートナーの浮気を強く疑う
やたらと浮気を疑ってくる人は、自分も浮気を繰り返している可能性があります。信頼し合っているカップルであれば、よほど何かきっかけがないと「パートナーが浮気しているのでは?」と考えもしないものですよね。
何もやましい要素がないのにあなたのことを疑ってくるのは、自分が浮気しているから相手のことも信じられないからでしょう。パートナーの中に「相手が浮気する可能性」が日常的に頭の中に存在しているためです。
浮気されたときの対処法とは?
浮気されたときはショックですが、これ以上あなたが傷つかないためには気持ちを落ち着けて冷静に対処する必要があります。相手の浮気に対応するためときには、次の3つを意識して行うようにしてください。
浮気の証拠を集める
まずは浮気の証拠を集めましょう。「浮気しているのでは?」と疑わしい状態で気持ちはざわついてしまいますが、焦って問いただそうとしても不利になる可能性があります。
もし浮気が勘違いだったら相手からの信頼を失うことにもなりかねません。本当に相手が浮気していても、証拠がなければはぐらかされることも考えられます。浮気しているのは相手なのに、疑ったあなたが悪いような雰囲気になるのは不本意ですよね。相手に真剣に向き合ってもらうためには、証拠が必要です。
今後どうするか自分の気持ちに整理をつける
浮気されたときに一番悩むのは、今後のパートナーとの関係をどうするかということだと思います。浮気された後どうするかの選択に、正解や不正解はありません。どの道を選ぶかは、人それぞれ。しかし浮気の話し合いを切り出す前に、ある程度自分の気持ちを固めておくことをおすすめします。
話し合いでは感情的になったり、相手に流されたりしやすくなります。「相手がこう出たら、自分はこう出る」と冷静なときに決めておくほうが安心です。
パートナーとしっかり話し合う
相手の浮気が発覚したら、何もかも嫌になってシャットダウンしたくなってしまいますよね。「浮気した時点で終わり」と割り切ってしまうのも一つの方法です。しかし、きちんと話し合いをしてパートナーの言い分を聞いた方が、将来的に後悔する可能性が低くなります。
別れると決めていた場合でも、相手がなぜ浮気したのかモヤモヤしている状態は、心地の良いものではないはずです。パートナーが浮気した場合、付き合い続けるか別れるかの選択権を持っているのはあなたです。いつでも別れられると冷静な気持ちでわかっていれば、最後の話し合いをしても良いと思えるかもしれません。
本当に反省しているかどうかを確認する
浮気したパートナーが本当に反省しているかどうかを見極めるのも大切です。あなたを傷つけたにもかかわらず心から反省できない相手であれば、きっとまた浮気を繰り返すでしょう。何度も浮気を繰り返す相手と付き合い続ければ、気持ちがすり減って疲弊していく未来が想像できますよね。
浮気するのも許せない行為ですが、浮気したことを反省しないのはもっとひどい裏切りではないでしょうか。あなたが後悔しない選択をするためにも、相手の謝罪が口先だけのものでないか冷静に判断しましょう。
やってはいけない対処法とは?
浮気されたときには、正しい対処法を意識することも大切ですが、同じくらいにやってはいけない対処法をやらないことも大切です。ここからは、やってはいけないけれども多くの人がやりがちな浮気の対処法についてご紹介します。
感情的になって相手を責める
浮気されたときに、やってはいけない対処法は感情的になって相手を責めることです。浮気した相手が悪く、自分は傷ついたのだから、つい相手を責めたくなりますよね。
しかし、相手が加害者で自分は被害者という態度が状況を好転させることはありません。浮気に対して反省しているのであれば、相手に責められなくても十分自分を責めているでしょう。そうでない相手には、いくら同情を引こうとしても響かず、かえって鬱陶しがられて逆効果となります。「悪い相手」「かわいそうな私」という意識は、一度頭から離しましょう。
周囲の人間関係を巻き込む
パートナーに浮気されたときに、周囲の人を巻き込むのはあまりおすすめできません。浮気はあくまでも2人の問題。周囲を巻き込んで相手を追い詰めるのは、フェアではなく、自分たちで解決するべきでしょう。
もちろん浮気した相手が悪いのですが、自分にも原因がゼロであったとは言い切れません。周囲の人を巻き込んで相手を責めたり、悪口を言いまくって相手を孤立させようとしたりしてもきっと気は晴れないし、さらに自分の首も絞めることになりかねません。
浮気をやり返す
浮気されたときに、自分も浮気して清算しようとする対処法もよく見られます。しかし、当然建設的ではなく、バレれば余計にややこしい事態になるでしょう。
お互いに浮気することで気持ちを清算した関係は、その後も信頼できる関係として続けていけるでしょうか?悔しくて気が済まないという気持ちはよくわかりますが、やり返して相手を傷つけても、あなたの幸せにはつながりません。やり直せるはずだった関係を、自分の手で壊してしまうことになるおそれがあります。
浮気を見て見ぬフリする
今の関係を壊したくないからといって、浮気を見て見ぬふりをするのもよくありません。どちらかが浮気した時点で、これまでの関係は壊れています。見ないふりをしても、元に戻れるわけではありません。
「相手と別れたくない」「喧嘩になりたくない」と考える場合にありがちです。しかし、別れずに付き合い続けることを決めていたとしても、良い関係を立て直していくためには話し合いが必要です。相手から見て浮気しやすい都合の良いパートナーにならないようにしましょう。
浮気されない女性になるには?
誠実なパートナーであれば、多くの場合自分が気をつけることで相手の浮気を防げます。相手に浮気しようという気持ちを起こさせないために、自分が浮気されない女性になることも心がけましょう。
パートナーとの時間を大切にする
パートナーに浮気させないためには、相手を大切にしなければなりません。「パートナーだから」とつい雑な扱いをしてしまうと、浮気される原因を自分で作ってしまう可能性があります。
社会で生きていれば誰でもストレスが溜まります。そんなときに多くの人が癒しを求める相手は自分のパートナーです。相手があなたを必要としているときに、時間を共有できる女性でありたいです。
自分のプライベートな時間を確保する
パートナーとの時間も大切にしなければなりませんが、相手に依存してしまうとよくありません。相手にあわせてばかりの女性は、魅力的ではありませんよね。自分の時間もしっかり確保して、自立した女性を目指しましょう。
自分のためだけに使える時間は、不満やストレスの解消にもつながります。また特に女性はホルモンの周期によって、一人でいたいときもありますよね。パートナーの前で機嫌よく笑顔で過ごすためにも、自分の時間は大切です。
適度な自尊心を持ち、まずは自分を大切にする
パートナーに大切にしてもらうには、まずは自分が自分を大切にしなければなりません。自分のことを大切にしている人を、周りは雑に扱えないものです。
逆に「私なんか…」という態度でいると、他人から下に見られてしまうおそれがあります。パートナーも、みんなが大切にしていない女性に魅力は感じられませんよね。傲慢になってはいけませんが、自尊心を持つことはとても大切です。まずは「自分は価値のある存在なのだ」と自覚しましょう。
パートナーの変化に気づけるようにする
日頃からパートナーの様子に気を配って、小さな変化にも気づけるようにしましょう。プライドからパートナーに弱みを見せられない人も多いもの。相手の様子がおかしいと思ったときには、こちらから気づけるようにしたいです。
気持ちが落ち込んだり不安を感じたりしているときに、パートナーがすばやく察してくれれば、わざわざ他の人と浮気して癒されようとする必要はなくなるはずです。
長く続いているカップルこそ気をつけるべきこと
長く続いているカップルであっても、どちらかが浮気をしてしまうことがあります。長く続いているからこそ、マンネリ化してしまうところもありますよね。最後に、長く続いているカップルこそ気をつけるべきポイントについてお伝えさせてください。
パートナーを雑に扱わない
長く続いているカップルほど、相手の存在が当たり前なものになってきます。「きっとわかってくれる」という気持ちから、相手への扱いが雑になりがちです。
しかし実際には、パートナーはいてくれて当たり前の存在ではありません。長く続いているカップルこそ、お互いにとってかけがえのない存在となっているはずです。相手の存在のありがたさを忘れないようにして、大切にするようにしてください。
感謝の気持ちを伝えあう
長く付き合っているカップルであっても、感謝の気持ちはこまめに伝えあうようにしましょう。カップル間であったとしても「やってくれて当たり前」なことはありません。「言わなくてもわかってくれる」も思い込みです。
感謝を口に出すことで、相手にも自分が大切にされている存在なのだと伝わります。何かをしてもらって、お礼を言わなくてもいいシーンは存在しません。助けてもらったときや嬉しいことをしてもらったときには、感謝を伝えることを忘れないでください。
2人で一緒に楽しめるものを見つける
2人で一緒に楽しめるものがあれば、長く付き合ってもマンネリ化せずに済むでしょう。それぞれが自分の世界を持つことも大切ですが、そればかりでは時間が経つにつれて距離が離れてしまうおそれがあります。共有できる時間があることが大切です。
元々同じ趣味を持っていれば良いですが、そのようなカップルばかりではありませんよね。ぜひ相手の趣味に自分も興味を持つようにしてみてください。あなたの好きなことに相手を巻き込むのも良いでしょう。
不満があったときは相手に伝える
相手への不満は、つい飲み込んでしまいがちです。伝えて喧嘩になるのは面倒だし、相手のことが大好きな場合は不満を言って嫌われるのは嫌ですよね。しかし一時的に我慢できても、不満は少しずつ溜まっていきます。長く付き合っているカップルであれば、そのぶん溜まる量も多くなるはずです。
いつか不満が爆発して、浮気につながる前に小出しにしていくのがおすすめです。相手を傷つけないように、伝え方に気をつければ大丈夫です。あなたが不満を言えば、相手も言いやすくなります。お互いの不満による浮気の防止にもつながるでしょう。
浮気されたときは冷静に考えて行動しよう
浮気されたら、誰だってものすごくショックです。不誠実な相手の態度に悲しさや寂しさ、怒りなどさまざまな感情が渦巻きます。それは「浮気されちゃった」というような軽いものではなく、頭をガツンと殴られたような衝撃でしょう。「自分は大切にされていない」「自分には魅力がない」と自尊心まで失いそうになるかもしれません。
感情的になりそうになるのは当然ですが、浮気されたときこそ冷静に対応する必要があります。パニックになってその場の感情に任せて行動すれば、さらに問題が発生してあなたが二重で傷つくことにもなりかねません。一つひとつのことを慎重に考えて判断することは、自分を守ることにつながります。
浮気された後に、どのような選択肢を選ぶかはあなた次第。どんな選択を選ぶにしても、まずは一番に自分を大切にすることを忘れないでください。