好きなのに別れる理由|好きだけど別れるべきタイミングや後悔しない方法

Edit by 羽莉花南

 

彼氏のことは好きだけど…好きだけじゃやっていけない…

彼氏のことは好きだけど、最近別れを考える…。彼氏のことが好きなのに別れるのは、どうなのだろう…。

好きだから付き合った相手であったとしても、「好き」という気持ちだけではやっていけないと感じることもありますよね。恋人とのお付き合いも、他人同士の関わり合い。相手への気持ちだけで、不都合な状況をカバーできないときも存在します。

しかし彼氏のことが好きであれば、「離れたくない」という気持ちだってあるでしょう。彼氏のことが好きなのに別れるかどうかは、決断が難しい問題です。今回の記事では、彼氏のことが好きなのに別れる理由や後悔しない決断の仕方について、紹介します。ぜひ悩んでいるときの参考にしてください。

好きなのに別れる理由とは?

好きなのに別れるのはつらいし、勇気がいるものです。しかしカップルがお互い好きなのに別れる状況は、実は珍しいものではありません。そこには、さまざまな理由や状況が存在します。

彼氏のことが好きなのに別れることになるのは、なぜでしょうか。まずは、多くの人にとって彼氏が好きなのに別れる原因となりやすい理由について、紹介します。

ぜひあなたの置かれている状況と照らし合わせて、チェックしてみてください。

性格や価値観の違い

まずは性格や価値観の違いに限界を感じて、彼氏が好きなのに別れる決断をする場合が考えられます。恋愛において、自分にはない、相手だけが持つものに惹かれるケースは多いもの。それは素敵なことであり、もちろん悪いことではありません。

ただ、お互いの性格や価値観のズレ方によっては、一緒にいても居心地よく過ごせないことがあります。たとえば、幸せを感じる瞬間が違ったり、喧嘩した後の対処法の考え方に違いがあったりすると、だんだんと相手への不満が溜まっていくでしょう。

自分と相手の違う部分は、魅力にも別れる原因にもなり得ます。

喧嘩が絶えずストレスが増えた

一緒にいて喧嘩が絶えないことも、彼氏のことが好きなのに別れる選択に繋がります。いくら彼氏のことが好きだとしても、いつも喧嘩している状態は幸せではありませんよね。エネルギーを消耗して、疲弊してしまうでしょう。

喧嘩が多いのも、お互いの性格や価値観の違いによるものであると考えられます。彼氏の言い分を理解できずに、また自分のことを理解してもらえずに喧嘩が続く状況は、誰にとっても大きなストレスとなるはずです。

相手の態度が大きく変わった

自分は彼氏のことが好きなのに、相手の自分に対する態度が変わるケースも考えられます。冷たくなったり、以前のように尽くしてくれなくなったりすれば、彼氏から自分への恋愛的な感情が見えなくなるかもしれません。

恋愛において自分の気持ちばかりが大きくなって、対等な関係が崩れるのはつらいものですよね。相手の気持ちを感じられなくなった寂しい状況を終わらせるために、彼氏のことが好きなのに別れることを選ぶ人もいるでしょう。

恋人関係は、自分の一方的な気持ちだけでは、コントロールできません。

結婚に対する価値観・考え方の違い

結婚についての価値観が違うことは、好きなのに別れる原因となりやすいものです。結婚したいかどうか、結婚したい年齢はいつか、子どもは欲しいかどうか…など、人にはそれぞれ結婚に対する希望がありますよね。

彼氏と自分とで、結婚に対する価値観が考え方が違うこともあるでしょう。むしろまったく同じというカップルのほうが稀ではないでしょうか。

彼氏と自分の結婚への希望を、うまくすり合わせられない場合には、好きであっても将来の展望が見えなくなってしまいます。お互いの将来のことを考えて、別れを選択するカップルは少なくありません。

仕事の問題・すれ違い

仕事による問題やすれ違いが原因となって、好きなのに別れることもあるでしょう。大人の生活には、仕事が切り離せません。そして仕事の影響は、恋愛にも及びます。

仕事の形態によって、時間や休みをあわせられないかもしれません。または、どちらかが転勤になって遠距離となるケースも考えられます。

仕事を優先するか、恋愛を優先するかは人それぞれです。しかし現実的に考えたときに、多くの人にとって仕事は簡単に何度も変えられるものではありませんよね。仕事のために、好きなのに別れることになる可能性は低くありません。

家庭環境・家族付き合いの問題

家庭環境や家族との付き合い方も、好きなのに別れる原因となり得ます。彼氏のことが好きであっても、彼氏の家族のことまで同じように受け入れられるとは限りません。または、どちらかの家族から、2人の付き合いに反対を受けることも考えられます。

結婚後ほどシビアではないにしても、真剣に付き合うほど相手だけでなく、家族のことが絡んでくる可能性があります。相手の家族のことまでコントロールすることは、不可能ですよね。気持ちだけではどうしようもない部分となります。

好きだけど別れるべきタイミング

彼氏のことは好きだけど別れるべきかもしれない…。そんな考えが浮かんでも、好きだからこそ別れるべきタイミングを見極めるのは、難しいものですよね。

ここからは「彼氏のことが好きだけど別れるべきだ」と考えられるタイミングについて、紹介します。実際に別れるべきかどうかに正解はありませんが、一般的な考え方を知っておくことも、冷静に判断するための材料のひとつとなるはずです。

結婚を考える年齢が近づいたとき

結婚を考える年齢が近づいたとき、彼氏との結婚観のすり合わせができない場合には、好きであっても別れるタイミングかもしれません。

どんなに後悔しても、時間と年齢は巻き戻せません。特に、結婚して子どもがほしいと考えている場合には、どうしても女性の身体の作り的に妊娠・出産には年齢のリミットがあります。

結婚は、人生の中でも大きなイベントのひとつです。彼氏への気持ちももちろん大切にするべきですが、後悔しないためには、本当に自分が求めているものを見極めることも重要です。

デートを楽しみに思えなくなったとき

デートを楽しみに思えなくなるのも、別れるべきタイミングを判断する理由のひとつとなります。本来、大好きな彼氏とのデートは楽しみなものですよね。何日も前からワクワクしていた時期もあったのではないでしょうか。

彼氏が好きなのにデートが楽しくなくなったのは、相手と性格や価値観があっていないからだと考えられます。

デートが楽しみに思えなくなったのであれば、無理をして付き合いを続けている可能性が高いでしょう。「自分が我慢すれば大丈夫」と思っていても、無理は長く続けられないもの。心に溜まっていくストレスは、いつか爆発してしまうかもしれません。

彼氏の嫌な部分が目立つようになったとき

彼氏の嫌な部分が目立つようになったときも、別れるタイミングといえます。嫌な部分が目につくときは、気持ちが冷めていっている可能性が高くなります。自分ではまだ好きだと思っていても、それは恋愛感情ではなく、これまで一緒にいた相手への情なのかもしれません。

嫌な部分が目につけば、不満やストレスが蓄積されていきます。居心地よく過ごすことは難しいでしょう。

幸せな時間より苦しい時間が増えたと感じたとき

彼氏のことが好きなのに別れるべきかを考えるときに、幸せな時間と苦しい時間について考えてみるのもひとつの方法です。苦しい時間のほうが多いようであれば、彼氏と別れるタイミングかもしれません。

一緒にいて苦しいのは、相手から大切にされていないと感じているからか、価値観があわないからかのどちらかである可能性が高いでしょう。これからも付き合いを続けようとすると、自分に負荷をかけて無理をさせることになるおそれがあります。

幸せを共有できなくなったとき

彼氏のことが好きであっても、幸せを共有できなくなったときは、別れる決断をしても良いタイミングだと考えられます。恋愛にはさまざまな感情が伴いますが、最終的にはお互いが幸せになるためにするものですよね。一緒にいて幸せを感じられなければ、苦しい部分だけが残ってしまいます。

一時的に幸せを共有できないだけだと感じられるのであれば問題ありませんが、状況が好転する見込みがないのであれば関係を続けていくのは難しいと考えられます。

10代の頃みたいに、「好き」だけで一緒にいたいのに

大人になるほど、自分の感情に任せて動けなくなっていくものですよね。さまざまな経験を積んだ私たちは、年齢を重ねるほど物事を慎重に考えるようになります。社会に出れば、社会的なプレッシャーも加わります。それは、恋愛に関しても同様でしょう。

10代の頃の恋愛は、好きな気持ちだけで思い切りぶつかれていたのではないでしょうか。「彼氏に結婚願望はある?」「彼の価値観は自分とあう?」と考えを巡らせるようなことはなかったでしょう。

身に着けてきた知恵や社会からの目は、自分自身を守ってくれるものでもあります。しかし、時に私たちが持つ本当の気持ちを見えにくくしてしまうこともありますよね。

好きなのに別れるのは正解?後悔しない決断をする方法

彼氏のことが好きなのに別れることに、正解かどうかはありません。それが正解になるか不正解になるかは、今後のあなた次第といえるでしょう。

しかし、時間をかけて冷静に自分で判断したことであれば、どのような将来に向かったとしても、自分で納得できるはずです。ここからは、後悔しない選択をして自分にとって正解となる決断をするために、心がけるべきポイントについて紹介します。

自分にとっての幸せは何か?を追求する

好きなのに別れるべきかどうかを決めるときには、自分にとっての幸せを把握しておくことが大切です。一般的な幸せを知っておくことは判断材料のひとつにはなりますが、それがあなたにとっても正解とは限りません。

どのような状況に幸せを感じるかは人それぞれ。あなたの本当の気持ちと一般論を混同しないように注意しなければなりません。自分にとっての幸せがわかっていれば、自分が幸せになるために判断できるはずです。

喧嘩した時、突発的な判断で別れないこと

突発的な喧嘩で、一時的な感情に任せて別れると、後悔する可能性が高くなります。特に、喧嘩しているときに抱きやすい怒りの感情は、相手をコントロールしたいと思ったときに湧いてくるもの。怒りの感情の裏側には、寂しさや悲しさが隠れているはずです。

好きなのに別れるかどうか決めるのは、気持ちが落ち着いた状態のときにしましょう。喧嘩して感情的になっているときには、自分の本当の気持ちが見えていないおそれがあります。

昼間、冷静に話し合える時に彼氏と話し合う

好きなのに別れるかどうか話し合うときには、夜中やお酒が入っているときは避けましょう。夜は何事もネガティブに考えやすくなりますし、お酒を飲んだ後は気持ちが高ぶって冷静に判断できない状態です。

昼間、お互いに頭や心がクリアな状態のときに、彼氏としっかり話し合うようにしてください。

距離を置き、自分の中で考える時間を作る

自分が本当はどうしたいのか知りたいと思ったときには、彼氏と距離を置くのも効果的な方法です。一緒にいると、どうしても相手の考えや情に流されてしまいがちです。

一人の時間を取ることで、見えてくる真実は多いもの。頭の中が混乱しているときには、思っていることをすべて紙やノートに書き出してみるのも、おすすめです。

理由より、気持ちを大事にして生きていたい

彼氏が好きなのに別れるかどうか…。しっかりと向き合うのが、なかなかつらい問題ですよね。つい、わかりやすい理由を探して、早々に結論を出してしまいたくなるかもしれません。

付き合い続けるのにも別れるのにも、理由を探せばさまざまなものが見つかるでしょう。しかし本当に大切にするべきなのは、あなたの気持ちです。あなたの本当の気持ちはどんな後付けの理由よりも、あなたが幸せになれる判断するための信頼できるバロメーターとなります。

あなたが後悔しない選択をするために、何よりも自分の気持ちに耳を傾けるようにしてください。本当の気持ちと向き合えれば、きっとあなたが幸せになれる選択ができるでしょう。

 

羽莉花南

Writer

はとりかな|キャバ嬢、アジア女性研究機関勤務、さまざまな国の男性との交際経験を活かして恋愛を中心に女性のお悩みに寄り添う記事を執筆中。アメリカ→フランス→ベトナムと海外生活11年目。外国人夫、愛犬1匹、愛猫2匹と暮らしています。