3.自分を否定する人から離れる・距離を置く
自分に対して否定的に接する人が身近にいる場合は、できる限り距離をとってみるのがおすすめ。
他者から何度も否定されてしまうと、自尊心が低下するだけでなく、「他者からの否定的評価が正しい」と考えるようになる可能性も。
会社の上司のように簡単には離れられない相手の場合は、会社の人事や別の上司など相談できる人に打ち明けてみましょう。
4.自分をケアする時間を作る
意識的に自分をケアする時間を設けることで、自分自身に対する考え方が変わるきっかけにもなります。
自尊心を高めるためには、まずは自分自身を満たしてあげることが重要。お気に入りのお香を炊いてみる、気分転換に運動をしてみるなど、リフレッシュになることや自分の好きなことをしてみましょう。
5.意識的にポジティブな発言をする
自尊心が低い状態だと、さまざまなことに対してネガティブな考え方や発言をしてしまいがち。だからこそ、意識的にポジティブな考え方を取り入れるのが大切です。
しかし、ネガティブに考えてしまう自分を否定する必要は決してありません。ネガティブな思考や発言をしてしまったと気づいたら、「今度はポジティブな面を探してみよう」と考えてみましょう。
たとえば、「いつも人前で上手く話せない…」と考えた場合、「それだけ緊張するということは、よい成果を残そうと考えている証拠だ」と言い換えることもできます。
ネガティブな発言を無くそうとしなくても大丈夫。より多くの視点から考えてみるのが重要です。
いつだって、自分を一番大切にしてくれるのは自分だけ
ここまで、自尊心が低い原因や、高めるためのさまざまな方法についてご紹介してきました。
自尊心を意識や考え方だけで保つのは難しいものです。その上、自尊心に影響を与える周りの人々や環境は、そう簡単に変えられるものではありません。自分でコントロールできるのは、結局は自分自身のみ。
とはいえ、自尊心が低くなってしまう自分自身を責める必要はまったくありません。それも人としての個性のひとつです。
まずは、無理なくできそうな範囲から。自分自身の意識や習慣を少しずつ変えて、充実した生き方を模索してみましょう。