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「人として好き」と言われた…男性の本音は?脈アリになるための方法

Edit by mayan

気になる人に「人として好き」と言われた…

いい感じに進んでいると思っていた。楽しく話はできたし、定期的に会ってもいた。気が合うし今までとは違うかもなんて期待もあった。一世一代の告白、勇気を出した瞬間、彼からのイエスばかりを期待していたのに「人として好き」と言われた。

「人として好き」は、褒め言葉のように聞こえますが、シーンや状況で意味が異なりますよね。好きな人から「人として好き」と言われることは、嬉しい一方恋愛面ではとても体のいい(ていのいい)断りの言葉としても使われます。

「人として好き」と言われたら、脈はないの?

異性が言う「人として好き」とはどういう意味?

異性、特に恋愛感情を絡めてみていた相手に「人として好き」と言われると、判断に困ってしまうことはよくありますよね。「何それどういう意味?」「それって結局どういうことなの?付き合えないってこと?」と聞いてしまいたい気持ちと、聞くのも違うのではという気持ちが交差する場面もあるでしょう。

異性が言う「人として好き」とはどのような意味で、どう捉えればよいのでしょうか?

「異性として好き」との違い

「人として好き」と言われることで、「異性として好き」ではないんだ、と感じてしまう人が多いでしょう。中には「人として好き」と伝えた男性の中には異性としての好きとの違いがわからない人も多いかもしれません。

  • 触れたいと思うか
  • 恋人や夫婦となったときの時間がイメージできるか
  • キスをはじめとして恋人としてのスキンシップをしたい・されたいと思うか

などが異性として好きなのか人として好きなのかの違いです。人として好きな場合は尊敬や、すごい!という感情なので、スキンシップは求めていないでしょう。

「人として好き」と言う男性の心理

人として好き、と言われてしまうと、とてもがっかりしてしまいますよね。自分は相手のことを恋愛感情として異性として見ているのに、相手からはそう思われていないのはとてもショックな出来事です。

曖昧な言葉として使われることも多い「人として好き」。告白に対し、「人として好き」と言ってくる男性の心理はどのようなものでしょうか。

言葉通り、人として尊敬している

男性からの「人として好き」「人として尊敬している」という言葉は、恋愛感情などの特別な感情ではなく、純粋に言葉通り人として尊敬している可能性があります。

人として尊敬している感情の方が勝っているので、恋愛感情など特別な感情で見ることができず「特別な存在」で止まってしまいます。自分の中で恋愛ではなく人として、言動や志などを真似したいロールモデルのような立場となってしまうでしょう。

好意に気づきつつ、断ろうとしている

男性も女性もよっぽど鈍感でなければ、ある程度の好意に気づくでしょう。好意が見えている、わかっているけれど断ろうとする場合に「人として好き」と伝えるのかもしれません。

好意に気づいていても、その好意に応えてはあげられない、でも嫌いなわけでも仲違いや疎遠になりたいわけではないため「人として好き」と曖昧な言葉で濁してしまう男性もいるでしょう。好意への答えになってはいませんが、大事に思っていると伝えられます。

友達としてはOKだが、恋人としては難しい…

友達としては、最高に気が合う相手でも「恋人にするとなれば話は別」という人も少なくありません。男性に限らず女性にも多いでしょう。

仲の良い友人・戦友・なんでも言い合えて気が置けない仲だからといって、恋人になるのに適しているとは限りませんよね。友人であるからこそうまくいくことや、気にならないことも恋人になったら目に付くことも増えるでしょう。「人として好き」という言葉は、男性から見ると「友人枠」を保ちたいと感じている可能性があります。

自分の“好き”に気づかれないための照れ隠し

同じ気持ちであったとしても、好きであることを悟られる・伝えるのが恥ずかしく、ごまかすために「人として好き」と答える男性も少なくありません。好きであることを伝える・伝わってしまうことを恥ずかしく感じ、照れ隠しのように使います。

しかし照れ隠しであったとしても「人として好き」が、好意ありきの言葉だと女性にとってはわかりづらく、すれ違いの原因になってしまう可能性も。照れ隠しだと気づかずに落ち込んでしまうこともあるでしょう。

傷つきたくないため、相手の反応を見ている

好意を伝えることで傷つく可能性はゼロではありません。男女関係なく経験があることでしょう。告白や好意を伝えてくれたことは嬉しいけれど、恥ずかしさや傷つきたくない気持ちが勝ってしまい「人として好き」と伝える男性もいます。

恋愛で傷つくのが怖いのは男女共通です。自分に対して好意を持ってくれていても、いつどうなるか、何がきっかけで好意がなくなるかわからないので傷つく前に賭けをしているのかもしれません。

あわよくばキープしたい…なんてことも…

「人として好き」といった応え方はとても曖昧ですよね。「私のことは好きじゃないってこと?」「恋愛対象ではないの?こんなに会って一緒に過ごしているのに?」と、モヤモヤを抱えることもあるでしょう。

そのモヤモヤとした気持ちのまま、自分に好意を持った状態をキープさせようと考える男性もいます。好意を向けられていることを自覚しながら「人として好き」と伝えることで「人として好きってことは可能性はゼロじゃないかも」と思わせ、あわよくば…と考えているのかもしれません。

「人として好き」は脈なし?脈ありか見極める方法

「人として好き」と言われてしまうと「恋愛対象外なんだ」と解釈し、一定の距離をとってしまう人も少なくないでしょう。しかし、「人として好き」は「完全に脈なし」というわけではありません。

照れ隠しや恥ずかしさからくる言葉かもしれませんし、まだ好きな人かどうかわかっていない場合もあります。ここでは「人として好き」と言われた後、脈ありか見極める方法をご紹介します。

ほかの異性の存在をちらつかせる

「嫉妬や、思わせぶりをするなんて」と思われるかもしれませんが、「人として好き」と言われたからには、自分のことを異性として思っているのか知りたいのが本当のところです。

「あなた以外にも仲が良い異性がいます。」とチラつかせることで、自分にとって「人として好き、大事」ではなく「異性として好き、大事」と気づくこともあります。特にまだ好きかどうかわかっていない、そういった目で見たことがない、という男性に対して有効でしょう。

「恋人が欲しい」と伝えてみる

好意があることを伝えていてもいなくても「恋人が欲しい」ことを伝えてみましょう。ふとした会話の中で「人として好き」と言われてしまうと、「恋人候補には入っていないかも」と考えがちですが「恋人が欲しい」ことを伝え、自分も異性であることを少しアピールしてみるといいでしょう。

今まで意識してこなかった人たちも、自分のそばにいる女性から恋人が欲しいと言われると、意識する可能性が高くなります。

勇気を振り絞って告白する

直接的な言葉で伝えていない場合は、勇気を振り絞って「恋愛として好き」と言葉にして伝えてみましょう。今までは人として好きだったけど、告白されたタイミングで恋人として、異性として好きかどうか考え始め、意識し始めるという可能性もあります。

なんとなく、好意を少しずつ見せている・思わせぶりしているだけでは何も伝わっていないかもしれません。直接的な言葉で「人としてだけではなくて恋人として好きになって欲しい」と告白しましょう。

「人として好き」と言われた相手へのアプローチ方法

「人として好き」と言われたことで「恋愛対象ではないのかも」と、落ち込んでしまう必要はありません。相手へのアプローチ次第で、「人として好き」な状態から「異性として好き」へと変わる可能性があります。

ここでは、「人として好き」と言われた相手へのアプローチ方法をご紹介します。

外見の自分磨きで魅力をアップさせる

わかりやすく単純な方法ですが、外見から自分磨きをして魅力をアップさせていきましょう。男性にとって外見の変化はわかりづらいと言われていますが、どんどん外見に磨きをかけることで「人として好き」と言われたあと、アプローチだけではなく自分に自信がつく要素にもなります。

  • 服の系統を変えてみる
  • 髪色を変える・ケアする
  • メイクを変える
  • ダイエットや引き締めなど体を根本的に改善する

など、できそうなものから始めてみましょう。気づきにくいと言われている男性でも、会うたびに違う雰囲気を纏っていると、ふとしたときに「人として好き」から「異性として好き」の感情になることが期待できます。

時間をかけて内面の良さをアピールする

「人として好き」と言われたことを、最大限活用するのもいいでしょう。人として好きということは、内面や言動に対する好印象は持っています。さらに良い面や、異性として感じられる面をアピールしてみましょう。

「人として好き」は、すでにある程度の好意はあるものの踏み切れないのかもしれません。内面の良さをアピールすることで「やっぱり人として好きなだけじゃないかも」と気づくきっかけになるでしょう。

食事やデートに誘う

「人として好き」な人から食事に誘われて、嫌な気になる人はそうそういません。食事やデート誘い「自分といたらいかに楽しいか」をアピールしましょう。

楽しませてあげられる・あなたといると楽しい、とデートや食事のたびに伝える、表現することで、男性側にも「人として好き」か「恋人やパートナーとして好き」かを意識させられます。また、恋人になったときのイメージも湧きやすくなるでしょう。

たまには“異性”を感じさせてみる

「人として好き」だから、親友のような関係、言いたいことも言い合える、気が合う…。友好関係にも恋人関係にも必要な要素ですが、たまには“異性”を感じさせてみるのも一つの方法です。

人として好きなのですから親友のような関係であっても、男友達のようなポジションであれば恋人でなくてもいい理由になってしまいます。服装、メイク、言動で少し異性を感じさせると「男友達のような感覚で人として好きだったけど、ちゃんと異性なんだな」と、改めて考えさせるきっかけになるでしょう。

 

「人として好き」と言われても可能性はあり!

自分の好きと、相手の好きはどうやら違うみたい。人として好きと言われてしまったあの日のことがずっと胸に残っているけれど、自分らしく一緒にいて、恋愛対象として見てもらえるように、異性として好きになってもらえるようにアピールするのも悪くないかも。

人として好きなだけでは「異性として見られてないの?」「もう脈はない?」と、落ち込んであきらめがちです。しかし、逆にスタートの場合も。あきらめずに人として好きと言われたことをプラスに変えて、理想の関係に近づけましょう。

mayan

Writer

フリーライター。女性向けトレンド分析などのマーケティングも行う。その豊富で多彩な人生観を活かし恋愛から生き方まで多岐にわたるジャンルを執筆。