一緒に暮らしていても、自分だけの時間って大切

Edit by ツバキとミモザ編集部

結婚していても、別々の人間

どれだけパートナーを大切に思っていても、大好きで結婚していても、別々の人生を歩んできた人。

仕事で余裕がなくなっていたり、人間関係で余裕がなくなっていたり、子育てで余裕がなくなっていると、ちょっとしたすれ違いで当たってしまう。

一番近くにいる人に八つ当たりしてしまう。

「ありがとう」や「ごめんね」が素直に言えない。

自分が悪いことはわかっている。でも普段なら苛立たないことも、苛立ってしまう。

そんな余裕のない自分が嫌で、自己嫌悪に陥ってしまう。

何かがうまくいかないときは、他のこともうまくいかなくなってしまう。

素直に甘えて、素直に本音で相談できていたら、解決していたはずなのに。

自分の心のゆとりを取り戻す時間

自分の心の状態が、言葉、行動に全て現れる。

心に余裕を持つこと。一人の時間を作り、自分と向き合うこと。自分の心に少しの余白を作ること。

それは、自分のためだけでなく、パートナーのためでもある。

一番近くにいる人を、一番大切にできるように。

仕事、人間関係、子育て、お金、いろいろな要因によって、悩みが尽きないことが人生ではあるけれど、全てがすぐに解決するわけではないから、今の自分を少し楽にすることも大切。

誰かと生きる人生

誰かと結婚するということは、自分だけの人生ではなくなるということ。

自分の発言や行動によって、一喜一憂する人がいるということ。

病める時も健やかなる時も一緒にいることを誓ったけれど、病める時にパートナーに頼るだけでなく、自分自身で解決しようと思う気持ちも忘れてはいけないと思った。

好きだから、許してもらえるだろう。なんて甘い考えではなく、精神的に自立していることも重要だと思った。

「つらい時もそばにいてくれるという安心感」と共に得たものは、「相手の気持ちを考え、負担を押し付けない努力」が必要ということだった。

何よりも愛おしい人が、自分の怠慢によって離れていかないように。

パートナーにとっては、他の誰でもない自分の発言や行動が、一番傷つける要因になることを忘れないように。

今日も自分の心に少しだけ余裕を持って、パートナーを大切にしたいと思った。

ツバキとミモザ編集部

TSUBAKI & MIMOZA

「この生きづらい世の中で、本物の幸せを見つける、私のための処方箋」をコンセプトに現代を生きる全ての人に寄り添うWebメディア『ツバキとミモザ』編集部。