

男友達が多い女性はやばいって聞くけど、本当?

なんとなく、女友達ではなく男友達が多い女性を敬遠する人も多いですよね。とはいえ、男友達が多い女性が皆、一概に「やばい」とは言えません。確かに男友達が多い人のなかには、自分がチヤホヤされたいだけの人もいます。しかし、皆が皆そうとは限らず、下心なくただただ楽しかったり、気が合ったりするから友達付き合いをしている人もいます。
本人がどういうつもりで男友達と付き合っているかは、もちろん本人にしかわかりません。だからこそ、男友達が多いという理由だけで「やばい人」と判断して敬遠するのは早計です。ぜひ、その人自身をしっかりと見てから判断してみてください。
「男友達が多い女性はやばい」と言われる理由

ただ、男友達が多いだけなのに「やばい」と言われてしまう…。「ただの友達」なのに、どうしてやばいと言われてしまうのでしょうか。
まずは、その理由を探っていきましょう。
軽い女と思われがち
軽い女だと思われやすいのも、やばいと言われてしまう理由の一つです。
男友達が多い女性は、誰に対してもフランクに接してノリのいい人が多い傾向にあります。明るくフットワークが軽い言動は、人によっては「軽い女」だと思われるかもしれません。
また周りに男友達が多いと、男にチヤホヤされているように見られることもあります。とくに、周囲の異性を1人の人間としてでなく、異性として見る人からは「男好き」と勘違いされ、軽い女に思われてしまうでしょう。
男女の友情を信じない人から疑われる
男女の友情を信じない人から疑われて、「やばい」と言われてしまうケースも少なくありません。男女の友情を信じない人は異性をあくまでも異性として見ており、場合によっては恋愛に発展する可能性を秘めています。
これは本人の問題というよりも、人の考え方や価値観によるもののため、仕方ありません。ただ、親交のある人や付き合いを続ける必要がある人からそう思われてしまうと、本人はつらい思いをするかもしれません。
友人のパートナーや自分のパートナーから警戒される

「やばい」と言われる理由の一つに、男友達のパートナーや自分のパートナーから警戒されてしまうというのもあります。男女の友情を信じていない人や、嫉妬心が強い人がパートナーの場合、異性同士で仲がよいと関係を疑われてしまいます。
それにより、喧嘩や面倒ごとに巻き込まれてしまい、嫌な思いをするかもしれません。本人が下心なく友人関係を築いていても、周囲に異性がいると不安を煽り、関係にヒビが入ってしまう恐れがあります。
男友達が多い女性の特徴9つ

人によっては、女友達よりも男友達のほうが多い女性もいるでしょう。また、女友達も男友達もどちらも同じくらい多い女性もいます。そのような女性には、似たような特徴が見られます。
1. サバサバした性格
サバサバした性格の女性は、比較的男友達が多いでしょう。しかも、下心から計算されたものではなく、天性のサバサバ感であるため、男性側も気兼ねなく話したり遊びに誘ったりできます。
細かいことを気にせず男性と同じような感覚で付き合えますが、女性らしさがないわけではありません。そのため、男女関係なく友達が多い傾向にあることも特徴で、皆でワイワイと楽しい時間を過ごせます。周囲の人がサバサバした性格を理解している場合、トラブルになる可能性は低いでしょう。
2. 人見知りしない
人見知りをしない人も、男友達が多い傾向にあります。人見知りをしない人は、初対面であっても積極的にコミュニケーションをとれます。そのため、人見知りの人よりも知り合い以上の存在が増えやすいでしょう。
また、人見知りをしない人は友達の友達がいる集まりにも抵抗がありません。周りも声をかけやすいために誘われる機会が多く、友達がどんどん増えていきます。このタイプは男友達ばかりが多いというよりは、男女関係なく友達が多くなりやすいでしょう。
3. 自立している

自立している女性も、実は男友達が多い傾向にあります。自立している女性は誰かに依存せず、自らの力で生きていけるため、頼りになる印象を与えるでしょう。
その依存しない姿勢が、気楽に付き合えるポイントかもしれません。男性側は恋愛を意識せずに友達関係を続けられます。また、自立している女性は仕事にも打ち込んでいる姿勢が見えるため、男性によい刺激を与えてくれるでしょう。
4. ムードメーカー
ムードメーカーな女性も男友達が多い傾向にあります。友達の間でムードメーカーになりやすい人は、明るく盛り上げ上手な人が多いでしょう。その人がいるだけで場の雰囲気がよくなるため、遊びにも誘われやすくなります。
また、愛想がよくて聞き上手な面もあることから、人が集まるため、男女問わず友達が多くなりやすいでしょう。お高くとまっている人とは真逆で、接しやすく素朴な印象があるため、男友達からも可愛がられます。
5. 感情的になりにくく冷静
感情的になりにくく冷静な女性も男友達が多いでしょう。喜びや楽しい感情は隠す必要はありませんが、怒りや悲しみばかりをアピールする人は、周囲から避けられやすくなります。
男女問わず感情的になってしまう人はいますが、感情的な人は自分の感情をコントロールできず、論理的に話を進めるのが難しくなります。感情的になりにくく冷静な人は周囲の人が安心して付き合えるため、友達が多くなりやすいでしょう。
6. 男性と趣味が合う

男性と趣味が合う人は、必然的に男友達が多くなりやすいです。趣味は女性に人気なものや男性に人気なものがありますね。たとえば、男性に人気な趣味はアウトドアであれば釣りやキャンプ、インドアであればゲームやプラモデルなどがあります。
男性と趣味が合うと、男性との会話が盛り上がりやすく、趣味の集まりの際には声をかけてもらえる機会も増えるでしょう。その結果、女友達よりも男友達が多くなります。
7. 恋愛よりも友情を重要視している
恋愛よりも友情を重要視している女性も、男友達が多いでしょう。「恋愛に興味がない」や「今は彼氏より友達と遊ぶのが楽しい」と思っている女性は、異性を恋愛対象だけで見ずに、友達として対等に付き合おうとしています。
そのため、下心がなくサバサバとしており、男友達が多い傾向にあります。もちろん、友情を重要視する女性全員が、恋愛をまったく興味がないわけではありません。ただ、1人の人間として相手を見るため、友達のほうが多くなりやすいでしょう。
8. 男ウケを狙った言動が少ない
男ウケを狙った言動が少ない女性も、男友達が多いでしょう。男性を異性として意識している場合、男ウケを狙った言動をわざとする女性もいます。そういった女性は、男性側も異性として気遣うように扱うため、男友達は少なめです。
しかし、男ウケを狙った言動が少ない女性は下心がないため、男性側もよい意味で気を遣いません。そのため、同性の友達のように気楽に話したり遊びに誘ったりでき、安心して友達関係を続けられます。
9. ボーイッシュな雰囲気がある

ボーイッシュな雰囲気がある女性も、男友達は多い傾向にあります。「ボーイッシュな雰囲気」といっても外見の話ではありません。内面からにじみ出る雰囲気のことを指しています。
たとえば、内面がサバサバしている女性は男性的な雰囲気が強くなります。また、アクティブで男性が好むような趣味がある場合も同様です。そのような女性は、異性であっても下心なく付き合いをするため、男性側も身構えずに友達として付き合いやすいのかもしれません。
男友達が多いことはダメなの?デメリットはある?

男友達が多いのは決してダメなわけではありません。しかし、異性の友達が多いことを理解できない人はいます。そのため、男友達が多いのはメリットばかりではなく、デメリットもあるのが現実です。
恋人に誤解されやすい
男友達が多いと、自分の恋人に誤解されやすいデメリットがあります。とくに、恋人が男女の友情を信じない場合は喧嘩になる可能性が高いでしょう。
また、恋人がある程度理解あるタイプであっても、あまりに男友達と会う回数が多い場合や、距離感が近い場合も誤解を招く恐れがあります。男友達と縁を切るまでしなくてもよいですが、自分に恋人ができたときは一線を引いて友達付き合いを続けたほうがよいでしょう。
男友達のパートナーとトラブルが起こる
男友達に恋人がいる場合、そのパートナーとの間にトラブルが起きるデメリットも考えられます。とくに嫉妬心が強いタイプの人は、自分以外の異性と仲良くしていることによい顔をしません。あまり仲良くしていると相手が不安になり、喧嘩に巻き込まれる可能性があります。
もしくは、男友達とパートナーの間で喧嘩になり、こちらの関係までギクシャクしてしまうかもしれません。男友達に恋人ができたときは、一線を引いて友達付き合いをしたほうがよいかもしれません。
男性側が恋愛感情を持ってしまう可能性も

男友達があなたに恋愛感情を持ってしまう可能性もゼロではありません。相手を恋愛対象と見ていない人や、そもそも恋愛を求めていない人からすれば、デメリットになるでしょう。
相手が自分に対してどのような感情を抱くかは相手の自由です。ただ、相手が恋愛感情を抱いた結果、これまでの友達関係を続けるのは難しくなります。とくに仲が良かった男友達だと喪失感があり、つらい思いをするかもしれません。
交友関係は個人の自由。自分が心地よい生き方を選んで──。

「男友達が多い女性はやばい」などと言われることもありますが、交友関係は個人の自由です。
あなた自身が「男友達と一緒にいるのも楽しい」や「大切な友人だ」と思うのであれば、それを貫いてよいと思います。あれこれと言ってくる人はいるかもしれませんが、あなたが心地よい生き方を選んで問題ありません。
だからといって自分勝手に振る舞うとトラブルになる可能性があるため、周囲への配慮や思いやりは忘れずに、友達付き合いを続けていくようにしたいですね。
男友達が多くても恋人に信頼されるための対策

男友達が多いと恋人に誤解されるなどのデメリットがあります。しかし、恋人のために友情を蔑ろにするのは違いますよね。
恋人に信頼されるためには、対策を講じておくとよいでしょう。
1. 恋人を優先する姿勢を見せる
男友達よりも、恋人を優先する姿勢を見せるのは大切です。男友達を優先させてしまうと、恋人は「自分よりも男友達のほうが好きなのではないか」と疑ってしまい、信頼関係にヒビが入ってしまいます。
たとえ普段は寛容な姿勢を見せていても、男友達を優先する回数が多ければ恋人もおもしろくありません。常に優先できなくても、なるべく優先する姿勢を見せるようにしてみましょう。
2. 友達との関係性を正直に伝える
恋人に友達との関係性を正直伝えておくと、恋人の心配が少し軽減されます。異性が周りにいるとなれば恋人としては気がかりですよね。そのため、ただの友達であれば正直に伝えておきましょう。
たとえば男友達と趣味が一緒であったり、ほかの友達も交えたグループで仲がよかったりと、男友達と会う理由を正直に伝えておきます。関係性が曖昧な状態だと恋人も疑ってしまうため、安心感を増やしてあげるのが大切です。
3. スキンシップやボディタッチは控える

男友達へのスキンシップやボディタッチは控えるようにしましょう。仲がいいと、つい気軽にスキンシップやボディタッチをしてしまうかもしれません。
しかし、自分の彼女がほかの男性にベタベタしているのはあまりよい気分にはなりません。恋人に男友達との仲を疑われてしまうため、控えるのが無難です。男友達に恋人ができた場合も、安心感を与えられるように、スキンシップを控えて配慮ある付き合いができるようにしましょう。
4. 一対一で会う場合は事前に報告する
一対一で会う場合は、事前に恋人に報告しておきましょう。たとえ、うっかりであっても一対一で会っているのを伝え忘れると「やましい気持ちがあったのではないか」と疑われてしまいます。
その結果、恋人のなかで不信感がつのり、恋人との関係も男友達との関係も悪くなってしまいます。本人にやましい気持ちがなくても、どのような印象を持たれるかはわかりません。一対一で会うときはとくに事前報告を忘れないようにしましょう。
5. 男友達に恋人の存在をしっかり伝える
男友達に恋人の存在を伝えておくのも大切です。恋人の存在を隠していると、男友達から好意をもたれトラブルになる可能性があります。恋人がいるとわかれば一線をひいて友達付き合いをしてくれるでしょう。
なにより恋人の存在を隠しておくと、恋人のなかで不信感につながります。「別に言うことじゃないし…」と思う人もいるかもしれませんが、恋人に対して誠実な姿勢を見せるためにも、伝えておくのが大切です。
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大切なのは自分自身の気持ちとパートナーへの誠実さ

男友達が多い女性が「やばい」かどうかは一概には言えません。同性の友達の延長のような男友達が多い女性もいます。
ただ、恋人にとっては男友達が多いと心配になる可能性があり、場合によっては関係がギクシャクしてしまうかもしれません。あなたが「男友達といるのも楽しい」と感じて今後も付き合いを続けたいのであれば、恋人に対しても誠実に向き合うのが大切です。
あなたの気持ちを大切にするのと同時に、恋人の気持ちも大切にしていきましょう。