内面の美しさが見た目にあらわれる…心が綺麗な人
心が綺麗な人は、いつでも前向きで、周りからも愛されている印象がありますよね。なんとなく会話の中でも「あの人は心が綺麗だよね」と言われる人もいるでしょう。「心が綺麗」という言葉はとても抽象的で、わかりにくいもの。目に見えるわけでも、取り出して磨くこともできません。だからこそ、会話や普段の言動で「心が綺麗な人だなあ」と周りの人たちは判断します。
「心が綺麗な人」と一口に言っても、解釈の仕方や感じ方は人それぞれ。共通しているのは人に不快感を与えたり、人との関係性を無碍にしたりしない人をあらわすのが多い傾向にあります。
心が綺麗な人とはどんな人で、心が綺麗な人になるためにはどのようなことに意識を向ければよいのでしょうか?
心が綺麗な人の特徴とは
一緒にいると楽しい、いつでもポジティブになれる、誰にでも優しく平等で愛されている人は「心が綺麗な人なんだなあ」と感じることが多いでしょう。心の綺麗さは目に見えません。しかし「この人は心が綺麗だな」と感じる人には共通点があります。ここでは心が綺麗な人の特徴をご紹介します。
言葉遣いが丁寧
言葉遣いは、その人の丁寧さや人柄があらわれます。心が綺麗な人の言葉遣いは誰のことも不快にさせないだけではなく、年上の方・目上の方や初対面の方にも好印象を持たれるものです。
言葉遣いに気を配れる人は「この言い方をしたら相手がどう思うか」「この言葉でどう感じるか」を考えている人です。相手のことをしっかりと考え、向き合っている心の綺麗な人と言えるでしょう。
笑顔が多い
いつも笑顔でいる人は、なんとなく周りにも人が集まりやすく、多くの人たちから好印象です。笑顔で日々を過ごすのは、簡単そうに見えて難しいことでもあります。
心の綺麗な人は、笑顔の人が多いのも特徴的です。周りから見れば「なんでそんなに笑顔でいられるの?」という出来事であっても、笑顔で過ごせる人が多いでしょう。
感謝の言葉を大切にしている
心が綺麗な人は、感謝の言葉を大切にしています。何かしてくれたら、すぐに「ありがとう」「助かった」などの感謝の言葉で労うことを忘れません。
心の綺麗な人は小さなことであっても、感謝の言葉や「してくれて嬉しかった」ということを声を大にして伝える人です。そのため多くの人から、愛されている傾向にあります。
感受性が強い
感受性が強い、という言葉はマイナスな言葉で使われることも多いですが、心が綺麗な人は感受性が強く、人の感情にも敏感に反応します。ピュアで素直な人が多く、感動したり嬉しかったりするときに泣いてしまうという人も少なくありません。
表情や言葉からも裏表のない性格が伝わり、一緒にいても疲弊することがないため多くの人から愛されています。共感力が高いことで、人からの相談を聞き役に回ることが多いのも特徴の一つです。
気持ちの切り替えが上手
心が綺麗な人は、気持ちの切り替えが上手な人が多いのも特徴です。心が綺麗な人は感受性が豊かですが、感情に流されたり感情的に進めたりすることはほとんどなく、ご機嫌でいられることが多い傾向にあります。
自分で自分の感情や気持ちをコントロールできるので、ありのままを受け入れられます。感情的に喧嘩をするのではなく、建設的に対話ができるのも心が綺麗な人の特徴です。
困っている人に手を差し出す
心が綺麗な人は気持ちに余裕がある人が多く、周りに気を配れます。そのため困っている人には、自ら手を差し出したり悩みを聞いたりと「困っているなら助ける」が当然と考えているのです。
また、困っている人を助ける、悩みを聞く、というのは当然と考えているので、それらを自慢しようと思わないことも心が綺麗な人の特徴です。
周囲の人に平等に接する
社会に出ればさまざまな人がいます。見下されることもあれば、逆に讃えられることも。媚を売られたり、駆け引きのようなものに出会ったりすることもあるでしょう。しかし、心の綺麗な人は下心なども持たず「自分に関わるすべての人」に平等に接しています。
意地悪なことやちょっとした嫌味を言われても、これまでと同じ接し方を続けられるので、なかには「嫌味を言っていたことが恥ずかしい」と、友好な関係になることも少なくありません。
ネガティブな言葉や悪口を言っていると、見た目にあらわれるって本当?
「生き方が見た目に出る」とよく聞きますが、どういうことなのでしょうか?
ここでいう見た目は顔の造形などではなく、表情やオーラなど全体的な雰囲気のことを指します。いつもニコニコしている人は、年齢を重ねても「なんだかハッピーだな」「いつもハツラツとしたオーラだな」と感じることも多いでしょう。
無理矢理にでも笑顔や口角を上げて過ごしてきた人は、ポジティブなパワーなどを集めてくる素質があり、表情も生き生きとしています。
自分の考えてきたことや過ごしてきた環境は、見た目にあらわれます。同じように、ネガティブな捉え方や考え方をすることが多ければ口角が下がり、表情が暗くなったり目つきが悪くなったりするでしょう。
このように、これまでの生き方や過ごし方が表情にあらわれることも少なくないのです。
心が豊かな人になろう!愛される女性になる方法
「心が綺麗な人」と言われると、天真爛漫さや太陽のような人、いつでもニコニコしている年配の上品なおばあさんと、さまざまな人を思い浮かべますよね。しかしどんなイメージであっても、周りに愛された好印象の人であることは変わりないでしょう。ここでは、心の綺麗な愛される人になるために意識したい方法についてご紹介していきます。
言葉遣いを意識する
「言葉遣いは無料でできるおしゃれ」という言葉がSNSなどでも飛び交うほど、言葉遣いは偉大なもの。言葉遣いを少し丁寧にしたり、年上や目上の方、初対面の方への言葉遣いを少し気遣ったりすることでも印象は大きく変わります。
また、親しい人や旧知の仲だとついつい言葉遣いはカジュアルになりがちですよね。しかし「親しき仲にも礼儀あり」の言葉の通り、親しい人たちにこそ言葉遣いを見直していくことで心が綺麗な人に近づくでしょう。
相手のことを考えた行動をする
今からする行動は自分本位のものではないか、誰かのためになっているのかを考えてから行動してみましょう。心が綺麗な人は相手のことを考えながら、もしくは無意識に思いやりを持って行動しています。
誰かのためのことを考えた行動は、相手にも周りにも伝わります。ハサミの渡し方や話し方などの小さな振る舞いも印象に残りやすいので、ぜひ意識していきましょう。
誰に対しても平等に接する
相手が子どもや異性、年配の方であっても平等に接し、態度を大きく変えないことも心が綺麗な人になるための意識の一つ。自分に見返りがあるかどうか、この人に優しくしたほうが得かどうかなどの忖度感情なく接することこそ、心が綺麗な人に身についているものです。
しかし、平等に接するのは簡単そうに見えて難しいもの。その日の気分やシチュエーションによっては行動できないときもあるので、無理のない範囲で行動に移していくことが大切です。
聞き上手になる
相手の話をしっかり聞く、相手の話しやすいように聞き出したり、話の相槌を打ったり…。誰でもできることと思いがちですが意外と難しく、ついつい自分の話にすり替えてしまう人も少なくありません。
話し上手であることは、社会のコミュニケーションの中ではとても重要になります。同じくらいに聞き上手になることも、円滑な人間関係や周りへの配慮のために大切なスキルです。今まで自分が話を聞いてもらったときのように話を聞き、相手の悩みや愚痴、素敵な話に寄り添えるほどの聞き上手を目指しましょう。
悪口や陰口を言わない
陰口や悪口は心の綺麗さにかかわらず、言わないようにすると自分の生活も整います。陰口や悪口、ネガティブな発言は周りの人も不快にしてしまい、人間関係にも大きく影響する要因です。
愚痴っぽくなってしまったときは「でもいいところはもっといっぱいあるよね」など、ポジティブな言葉で変換して終わるようにしましょう。ついつい愚痴りたくなってしまうことはよくあることです。その上で上手な付き合い方を見出し、円満な関係を築けるように意識してみましょう。
表情筋を鍛える
表情が変わらない様子はクールでかっこいい印象を与えますが、朗らかに笑う人は多くの人から注目を集めます。
表現を豊かにすることで相手にも自分の気持ちが伝わりやすくなり、心が綺麗な人だと印象を持ってもらえるでしょう。
表情筋を鍛える方法にはさまざまありますが、鏡を見ながら顔の体操をするのが効果的です。
また、マスクをしているときも口角を上げるように意識すると癖がつきやすくなりますよ。
感情的になりすぎない
感情豊かなのはとても素敵なことですが、感情的になることとは違います。感情的になってしまうと冷静な話し合いもできず、平行線のまま相手との関係性が崩れてしまう場合があるからです。
感情表現は豊かにしつつも感情的になるのではなく、自分でコントロールできるようにしましょう。感情的になるのは最後の武器くらいの認識でいると「ここまで〇〇さんが感情的になるなんてよっぽどのことなんだな」と相手も理解しやすく、より周りからの信頼も得られるでしょう。
自分のことを大切にする
人のことを大事にするのと同じくらい自分のことも大事にする習慣をつけましょう。心が綺麗な人は自分のことも大事にしています。誰もが適当に扱われていい存在ではありません。
たまには贅沢をしてもよい日をつくったり、できないことを認めて受け入れてそんな自分のことも「いいかも」と思ったり…。甘やかすのではなく、自分のことをありのまま受け入れて大切にすることも心が綺麗な人への一歩です。
心を綺麗で豊かに…男女共にモテる女性になろう
心が綺麗な人と自分では見えてる景色が違うかも…なんて考えたことがある人もいるでしょう。心が綺麗な人の周りには多くの人が集まり、前向きでなんだかいつもハッピーなオーラに包まれている感じがします。
しかし、心の綺麗さは目に見えるものでも見た目でも手にとって磨けるものではないからこそ、日々の小さな意識の積み重ねが不可欠です。
綺麗で豊かな心に整え、男女共にモテる女性になれるようにしましょう。