

人に好かれる人が羨ましい…どうすれば好かれる人になれる?

いつ見ても人に囲まれているあの人が羨ましい。もっといろんな人に好かれれば人間関係も円滑に進むはず。人に好かれる能力に個体差があるなんて不公平、日々笑顔で過ごしているはずなのに、私とあの人で何が違うの?人に好かれるにはどうしたらいい?
日々過ごしている中で、ちょっとした孤独感や疎外感に悩んだとき、目に入る人はさまざまな人から好かれていて「こんな孤独を感じたことはないんだろうな」「人に好かれていていいな」と、思ってしまった経験は誰にでもあるでしょう。人に好かれている人は、どんな場面でもその人の話が出て、さらにさまざまな人に好印象を与える…といった良い循環を目にします。
「好かれる人の特徴」とはどんなもので、自分も「人に好かれたい」と思っているときはどうすれば良いのでしょうか?
人に好かれる人の特徴とは

「あの人は本当にいろいろな人から好まれているな」と感じる対象は、身の回りに1人はいることでしょう。そんな人たちには共通していくつかの特徴があります。人に好かれる人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?
悪口を言わない
ネガティブなワードのパワーは、ポジティブな言葉よりも影響力が大きいものです。悪口は聞いている方も良い気分にはなりません。お互いのことを尊重しつつ過ごしている人と一緒にいる方が、自分の気持ちも落ち着いて過ごせるでしょう。
人に好かれている人は、悪口を言わず、誰かに悪口の同意を求められても簡単に同意しない人でもあります。
自然体で話しやすい
誰とでもにこやかに話す人は、人に好かれやすいでしょう。人は自分で思っているよりも、自分を大きく見せたり、優秀に見せたりする傾向にあります。仕事の能力や趣味のスキル、過去の栄光なども混え、少し優位に立とうとする人も多いでしょう。
しかし人に好かれている人は、ダメな自分はそのまま受け入れた上で人と話をします。年上や年下など関係なく、多くの人と自然体で話すため、相手も肩肘を張らず話ができて「話していて楽な人だな」と感じてもらえるのです。
聞き上手
話し上手なだけでなく、聞き上手であることも人に好かれる人の特徴です。よく話す人や、さまざまな話を聞いてほしい人、まとまった話をするのが苦手な人など、社会の中には多くの人がいます。
時には黙って聞き、相槌を打ち、時には助け舟を出して「こういうことを言いたいと思うんだけど違うかな?」と相手の気持ちを引き出す…。誰にでもできそうで実はできる人は少なく、聞き上手な人と話すと楽しいと感じる人が多いため、人にも好かれやすいでしょう。
相手への気遣いができる
自分本位な言動は、多くの人を疲弊させてしまいます。相手への心配りや配慮、気遣いができるかどうかは、その後の人間関係にも大きく影響するといっても過言ではないでしょう。
人に好かれる人は無意識に気遣いをしている人も多い傾向にあります。たとえば、ちょっとしたときにかける一言にも気遣いは見え隠れします。多くの人と関わる現代社会で、相手に「多くの人がいるけれど、ちゃんとあなたのことわかってますよ、見えてますよ」とさりげなく伝える手段ともいえるでしょう。
人から好かれるために大切な7つのポイント

「人によく思ってもらいたい」「人に好かれるような人間になりたい」と願ったことのある人も少なくないでしょう。ここでは、人から好かれるために大切な7つのポイントをご紹介します。人に好かれたいと思ったときから実践できるものばかりです。
笑顔を心がける
日々を楽しそうに生きている人を見るとつられて笑顔になってしまう、アイドルの笑い声やニコニコした映像を見るとこちらも笑顔になる、という体験をしたことがある人も多いでしょう。日々笑顔でいることを心がけると、周りからの印象も変わってきます。声もかけやすく、話しかけてみようかな、と思ってもらえることでしょう。
相手の話をよく聞く
相手の話を遮ったり、相手の話題を奪って自分の体験を話したりといった行動は、相手から好まれません。まずは相手の話をしっかりと聞いて、その話について共感したり考えたりして、話を広げていくことが大切です。
聞き上手な人は周囲に好かれるだけでなく信頼度も高いため、相手の話をよく聞くことで、多くの人に信頼されることにもつながるでしょう。
自然体でいる
自分を偽って大きく見せていると、ギャップや視座の高さに苦しむことになります。大きく見せたが故に相手から「頑張っていない私のことを見下しているのでは」などと疑心暗鬼に思われてしまうことも。自然体で自分のダメなところも受け入れつつ、人と関係性を築いていきましょう。
ネガティブなワードを口に出さない
「疲れた」「もう無理」「いやだ」などのネガティブなワードは、つい口にしてしまいがちです。しかし、ネガティブな言葉は、気持ちや思考もネガティブにしてしまいます。
もしネガティブな言葉を言いそうになっても、「さすがに疲れたからよく寝られそうだね!」「無理だと思ったけど仕上げた私たち最強だね」など、ポジティブな言葉で締めくくるのがおすすめです。
人から好かれている人を観察する
人から好かれている人は、共通する特徴以外にも、その人ならではの雰囲気をもっています。誰かが「あの人のここがいいよね」と話しているのを聞いたり、真似して心がけてみるのもおすすめです。
気づいたときに掃除をしている、タスク整理をして余裕を持つようにしているなど、あらためて観察するとわかることもあります。
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感謝や褒めることを忘れない
相手との関係性に慣れてしまうと、感謝や褒め言葉を伝えることを忘れてしまいがちです。なかには「伝わっているだろう」と考えて、わざわざ言葉にしない人も少なくありません。
しかし、言われたらうれしい言葉は積極的に口にしないと、相手には伝わりません。特に大人になると、気恥ずかしさから伝えることをためらってしまうかもしれませんが、人に好かれたいときに向き合いたいポイントでもあります。
相手のことを知ろうと努力する
相手のすべてを知ることはできません。交友関係、感情、過去にあったトラウマ、経済状況や家庭の事情など、多くの要素が積み重なって相手は出来上がっています。
すべてを知ることはできなくとも「こういうことに関心があるのかも」「さっきこういうのが苦手って言ってたな」など、わかる範囲で相手のことを知ろうと努力してみましょう。「もっと仲良くなりたいから、好きなこととか聞いてもいいかな?」と、あくまでもあちらに拒否権もある状態で聞いてみるのも良いかもしれません。
全員から好かれる必要はない

人間関係を築くのは小さなクラスや学校、職場だけではありません。好かれるたいと思うのは当然のことですが、国民食と言われているカレーでさえも嫌いな人がいるように、全員に120%で好かれるのは難しいこと。また、その必要もありません。
特に女性は好かれたいがために「仲が良いのだからすべて知っていて当たりまえ」などと思ってしまいがちです。しかし、お互いのことをよく知って大事にするというのは「お互いのことを知りすぎない」ことでもあります。加減は難しいですが、自分たちなりの距離感を保つことが大切です。
自分の好きな人たちから好かれる、素敵な女性を目指して──

自分たちの適切な距離感は、自分たちの中にあります。毎日連絡を取るからといって好かれているわけでも、必要事項しか話さないからといって嫌われているという短絡的なものではないでしょう。
大切なのは、自分が大事に思っている人や好きな人たちに自分を好きになってもらうこと、自分の好きな人たちから好かれることです。そのために必要なのは、ある程度の距離感や、感謝、ちょっとした配慮だといえます。
人から好かれるために大切な7つのポイントを参考に、明日からの自分の行動や言動を気をつけてみると、少しずつ何かが変わってくるかもしれません。