もう関わりたくない…疲れた…
職場に学校、バイトや習い事、なにかしらで人と関わらないといけない日々。でも、人と関わるのって疲れるし、実はあまり得意じゃない。最低限、人と関わらないと生きていけないのもわかっているけれど、人付き合いってどこまでするべきなの?人と関わりたくないときはどうすればいい?
人付き合いは、生きていく上で欠かせませんが、合う人合わない人もいるためとても疲れますよね。人と関わりたくないと思ってしまう日もあるでしょう。
身近な人との最低限の関わりは必要ですが、人と関わりたくないときはどのように過ごしたら良いのでしょうか。ここでは「人と関わりたくない」と感じる原因や、余計に人と関わりたくなくなってしまうNG行動などを細かくご紹介します。
人付き合いに疲れる主な原因
欠かすことのできない人付き合い。最初は大丈夫だったのに、どんどん苦痛になり始めてしまうのはどうして?誰かが何かしてきたわけじゃないのに、なぜか人と関わりたくないの。
何か直接的な原因や、あの人がなどと特定の原因があれば良いのですが、ないからこそ悩んでしまうことも多いですよね。仕事や学校など日常生活の中で人付き合いに疲れ、人と関わりたくないと感じる人は以下のような原因が当てはまるかもしれません。
会社の人間関係に疲れた
社会人で会社勤めをしている人であれば、会社の人間関係に疲れて人と関わりたくないと感じているかもしれません。
会社ではさまざまな立場があり、さまざまなタイプの人がいますよね。うまく調和が取れていればいいのですが、取れないことがほとんどです。しかし、ほぼ毎日顔を合わせるため、ないがしろにはできず日々少しずつ溜まったストレスから人と関わりたくないと感じているかもしれません。
学校の人間関係に疲れた
人と関わりたくないと幼少期から感じることが多い人は、学校での人間関係に疲れたことが影響しているかもしれません。
学校は、多くの人との人間関係を学ぶ場です。同時に、多くの関係性を築いていくことがより大事とも言われています。学校の中における人間関係は狭いコミュニティーなので、女子は特に集団での意見が大事にされがちですよね。
友人をたくさん作ることは大切ですが、合う合わないがある中で「人と関わると疲れる、人と関わりたくないな」と感じる瞬間があってもおかしくないでしょう。
友人と喧嘩をした・喧嘩に巻き込まれた
自分が友人と喧嘩したときはもちろん、喧嘩に巻き込まれてしまったことが原因で「人と関わりたくない」と感じるでしょう。
友人との喧嘩は、今後もしかしたら縁が切れてしまうかもしれない不安や、今後もこんなふうになるなら、もう人と関わりたくない、友人を作るのも嫌だなどにもつながります。巻き込まれたものであっても、人と関わることでこんな嫌な思いをするなら関わるのをやめよう…という気持ちが強くなってしまうでしょう。
恋人・パートナーと揉め事が続いている
恋人やパートナーと揉め事が続くと、人間関係に疲弊しますよね。相談や愚痴を聞いてほしいと友人たちに連絡する気力もなく「もう人と関わりたくないや」と投げやりにもなりがちです。
恋人やパートナーは、よき理解者であるはずなのに揉め事が続けば疲弊するのは当然ともいえます。恋人とはいえ、パートナーとはいえ、スタートは赤の他人です。人と関わりたくないと感じるまで揉めてしまうこともおかしなことではありません。
家族と喧嘩をした・両親または子どもとの喧嘩が絶えない
一番身近な存在だからこそ、疲れやすいのは家族です。人と関わりたくないなとどんなに感じていても、同じ屋根の下に暮らしていれば避けるのは難しいでしょう。
両親や兄弟、または子どもとの喧嘩が絶えない・過干渉・口うるさいなど、さまざまな原因がある中で「人と関わりたくないな」と感じてしまうのは当然のこと。身近な存在だからこそ、面倒くさくなったり気の回し過ぎが負担になったりして、人と関わりたくないと感じるものです。
人間嫌いになる前に、ひとりになる時間を作ろう
避けて通れない人付き合いは、日々続きます。友人や会社・学校・恋人・家族などであっても人付き合いの一環です。日々顔を合わせる人は同じでも、気分やその日の仕事の進捗などで相手の態度が変わり振り回されることも少なくないでしょう。
人付き合いに疲れ、人と関わりたくないとぼんやり思っている程度であれば良いのですが、そのまま放っておくと人と関わりたくないから、人間嫌いに繋がる可能性も。
そうなってしまう前に、相手から少し距離をとりましょう。人と関わりたくないときは休日に人との予定を入れずに自分の好きなことだけする日を作ったり、平日のランチを一人で過ごしてみたりするなど、自分の時間を堪能することが重要です。
人と関わりたくないとき・人付き合いに疲れたときの対処法
「人と関わりたくない」と思った瞬間から、なにもかもどうでも良くなってしまう。なんだか疲労感に気づいてしまって、なんのやる気も起きない。人と関わりたくない・人付き合いに疲れすぎた。
人は感情のある生き物です。他人の感情で自分自身の気持ちが左右されてしまうこともあるでしょう。左右されたことが人と関わりたくないことにつながることもあります。
ここでは、人付き合いに疲れたときや人と関わりたくないときにするべき対処法、自分の感情や気持ちとの向き合い方についてご紹介します。
自分の心理状態・感情を整理する
「人と関わりたくない!」と思ってしまうとその気持ちだけで支配されがちですよね。しかし、落ち着いて自分が今どんな状態なのか、なぜ人と関わりたくないのか、今どう思っているのかなどを一つひとつ整理してみましょう。
整理する方法は以下のとおりです。
- 紙に書き出す
- スマホなどのメモ帳に書く
- 声に出してみる
「人と関わりたくない」と思ったのには必ず原因があるはず。どんなことで自分がストレスを感じているのか知る必要があります。
ゆっくり湯船に浸かる
人と関わりたくないだけではなく、もはや何も考えられないなんてこともあるかもしれません。自分の気持ちを書き出すのが苦手な人や、とにかくリラックスしたい人はまず、ゆっくり湯船に浸かって身体の芯からほぐしましょう。
「人と関わりたくない」気持ちと「人と関わらなければいけない」状態の中で日々を過ごしていると、緊張感などから身体全体が凝り固まってしまいます。人と関わりたくないときのバスタイムは、誰にも邪魔されない空間です。湯船に浸かって芯からほぐし、まずは疲れを取るところから始めましょう。
自分の時間を確保する
人と関わりたくないなと感じているときは、予定などを入れず自分の時間を優先しましょう。ついつい休日や空いた時間に人との予定を入れてしまいがちですが、人と関わりたくないと感じているのは自分の時間が足りず、やりたいことができていないときかもしれません。
また、人と関わりたくないときに無理やり関わろうとすると、通常よりも体力・気力ともに消耗してしまい、回復に時間がかかります。自分を優先しても良いのだと決断し、自分時間を確保しましょう。